香港マカオ④ マカオの歴史地区をあちこち散策、昔の遊郭の一角ではローカル麺のランチ

■ スケジュール( 香港1泊 ⇨ マカオ3泊 ⇨ 香港2泊 / 6泊7日の旅 )
<2018年>
1月08日(月) ANAで羽田から香港へ、上環中環エリア散策 <香港泊>
1月09日(火) 香港で飲茶食べてフェリーでマカオin <マカオ泊>
1月10日(水)マカオの歴史地区観光、旧市内で夕食<マカオ泊> このブログ/前半
1月11日(木) コタイ地区散策、夜はエンターテイメント  <マカオ泊>
1月12日(金) フェリーでマカオから香港へ、中環&蘭桂坊エリア散策  <香港泊>
1月13日(土) 香港湾仔エリア散策ショッピング  <香港泊>
1月14日(日) ANAで香港から帰国

2018/1/10(水) マカオ 旅は3日目 ☁☀マカオ

今日はマカオ島にあるマカオ歴史地区観光を散歩しながら堪能します。途中にある遊郭の一角でランチして、おやつ食べて楽しみます。一旦ホテルに戻って休憩してから、旧市街に夕飯に出かけます。

08:30
マカオでおはようございます!!
マリオットリワード・ゴールド会員は、2Fにある「JWマリオットエグゼクティブクラブ」を利用できるので朝食はそこで頂きます。

入口すぐのエリアはカフェラウンジ、奥にダイニングコーナーがあります。

一番奥にある厨房前のコーナーでは、太さの違う麺の種類やトッピング野菜を選んで、自分好みの中華麺をオーダーできます。その側には、飲茶の蒸し器があって日替わりで3品の点心が提供されています。さらにそのお隣では、オムレツや目玉焼きなどの卵料理をリスクエストしたらその場でお料理してくれます。
スタッフはとってもフレンドリーで、どのような要望にも快く応じてくれました。

ここはパンや種類が多いドーナツなどのコーナー。

テーブル席の奥には、ドリンクコーナーで、お茶の種類が豊富なのがうれしい。
今日は、お客さんがあまりいなかったので、ゆっくりと眺めることが出来ました。

洋食をはじめ、中華のシュウマイやおかゆ、目の前で作ってもらえる卵料理と麺料理が人気です。じゃ今日は何にしましょうか?

今朝は、中華スタイルのお粥と銀糸巻とシュウマイ、野菜サラダでパワーもらいましょう。

ここのミルクがおいしかった。
食事後ゆっくりとコーヒーを飲んで今日のスケジュールを確認します。

クラブラウンジから見る大っきな吹き抜け空間、この高さがあるシャンデリアのオブジェ+照明が大きいんです。今朝は朝の光が差し込んでまた違う表情が・・

エレベーターの中の照明もロビーと同じデザインで、こちらはエレベーターが上下する時に、互いに触れ合って心地よいガラス音がするんです?

朝食から戻って、お部屋からの今朝のギャラクシーマカオ!です。
見事に晴れ渡って、ビューティーフル!!
マリオット自慢のプールもよく見えてます。残念ながら、もっと暖かい季節に来ないとプールは入れませんが。

では、お出かけの準備して・・・

ここはエレベーターホール。
では、行ってきます!

10:00
マカオではホテルの無料シャトルバスが多く走っていて、ギャラクシー・マカオとマカオ歴史地区にある同系列のスターワールドホテル(StarWorld Macau)との間で往復バスが5分~15分間隔で運行されています。
ダイヤモンド・ロビーから発車するとのこと。
では、10時15分頃のシャトルバスに乗ることにしましょう。

JWマリオットから地下プロムナードに出て、昨日の夕食時の時通った通路を同じようにギャラクシーホテル方向へ向かいます。

プロムナードには高級なレストランのほかにも、スターバックスやジューススタンド、さぼてんなども気軽に入れるお店もいろいろ・・

まっすぐギャラクシーホテルのフロント目指して行くと、エントランスにバス停がありました。ここから各方面行のバスが走っています。
ギャラクシー・マカオホテルのアテンド係が待機していました。

無料シャトルバスに乗り乗り込んで、ギャラクシーエリアのエントランスを抜けてマカオ半島方面に向かいます。

マカオ島に繋がる橋が見えてきました。
そしてあのゴールドの変わった形のビルは、かの有名なリスボアホテルでしょうか?

ハイッ、マカオ島にあるスターワールドホテルに着きました。
ここからマカオ歴史地区観光のセナド広場を目指して歩きます。
まずはランドマークのリスボアホテルの方向へ・・

うわぁ~、上を見上げれば!
ド迫力の構図で見えるリスボアホテル!見事にゴールドカラーですね。
そして今日は雲はありますが、とってもいい天気!!


この辺はもう歴史地区でしょうか?
この建物や歩道はポルトガル定番のアズレージョですね。

歩いていると足元のモザイクタイルもモチーフが楽しくってついついパチリッ!

こちらは鮮やかな発色の壁のアズレージョ!
かれこれ20分ほど歩いてきたので、そろそろ着く頃だけど・・

セナド広場に着きました。
最初は、通りの向こうに見える白い建物から見ていきましょう。

民政総署

建物は、ポルトガル統治時代(1784年)にマカオ市政庁として建設され、当時はマカオの中枢とした位置づけでした。現在は、文化活動や行政事務など地方自治局になっています。

民政総署の建物は新古典様式で、壁のアズレージョのタイルが美しく、中庭に通じる回廊や階段などのレイアウトや中庭の景観などもほとんど当時のまま残されているようです。

二階には、小さなチャペルとポルトガルのマフラ宮殿の図書館を模した図書館で、16世紀から収集された約3万冊もの蔵書などが保存されているとのこと。
中庭からの外観も、曲線美のアーチや白壁にベージュの縁取りの手摺付きの窓も美しくデザインされています。

中庭の腰壁部分には、大事に保存されているアズレージョの紺色と白のコントラスト模様が美しく輝いています。

ロビーに入ってすぐ右側には、文化・芸術の展示会を開催するための無料ギャラリー&ショップがあります。この民政総署のポルトガル語の名称は「レアル・セナド」です。
ではこの後は、民政総署のポルトガル名が由来である「セナド広場」に。

セナド広場

マカオは、22の歴史的建造物と8カ所の広場が世界遺産に登録され、世界で3番目に世界遺産が多く、セナド広場はその中心的な拠点です。ここセドナ広場からマカオの旧歴史地区観光のスタート点としてたくさんの観光客で賑わっています。
殆どが中国本土から来ている感じです。

広場の中央にはランドマークとしても親しまれている、ポルトガル大航海時代を象徴した地球儀を模した噴水がありますが、1月の訪問のためクリスマスツリーの飾りでになっていました。

セナド広場の周りや通りには、ポルトガル統治時代の面影を色濃く残すモザイク模様の美しい石畳やビタミンカラーの西洋的で歴史を感じさせる建物に囲まれていて、通りを見ながら旧歴史地区を散策スタートします。

広場の目の前の白い建物は、当時仁慈堂で慈善福祉団体として建てられました。
現在は博物館としてカトリックゆかりの品々などを展示しています。
この建物の路地を入ると、

緩やかな坂道の路地は、リスボンの街中にタイムスリップしたようなチャーミングで美しいく飾られた通り!素敵なスポットですね。

次は・・

聖ドミニコ教会

聖ドミニコ教会のファサード(建物正面の外観)は、マカオで最も美しく別名「バラ教会」と呼ばれています。1587年にメキシコのドミニコ会の修道士によって創建されました。

教会の中のバロック式の祭壇には、聖母子像が祀られています。
堂内はファサードと同じイメージでやや薄めのクリームイエローの壁に、レースを重ねたような白い化粧漆喰の装飾が素晴らしい!

右手奥の鐘楼は約300点の宗教画、彫像などの宗教品が展示される美術館になっていて、興味のある方は必見。

そろそろランチタイム。
昔の歓楽街で情緒あふれる通り福隆新街を歩きます。

細い道を通ったら活気ある市場があったので、もちろん中へ。
うわぁ~思ったより人がいるぅ。

あまり広くないのにいろんな種類のお店が軒を並べて、生鯉をさばいている人や生鯉切り身を扱っているお店が多いです。

やっぱり地元の市場は、その土地の雰囲気を伝わるので楽し~い!市場好きの我々は、市場を見つければ、いつも中に引き込まれてしまいます。
魚を扱うお店は、種類は多くないけど、エビや鯉など香港と似ている模様。

ウロウロしていたら、廟を発見!
ちょっと覗いてみます。

三街会館(関帝廟)

セナド広場に近い場所で、先程の市場の隣にある小さな廟です。
なかなか探しにくい場所でした。
ここには三国志の武将・武神として名高い関羽が祀られています。
関羽は理財にも長けていたので、市場の商人たちは金儲けや商売繁昌の神として関羽を神格化し、信仰するようになりました。
関羽はマカオの人々から大人気の「商売の神様」として、崇められています!

そして実は、1792年に建設された当時は「三街会館」で、近隣の商工組合の役割を果たしていました。建設当時の建物を横から見ると、小さい平屋の2棟を繋いだ造りが、びっくり世界遺産に登録されているようです。

ドンドン歩いていきます。

この辺が「福隆新街」、その昔マカオの上流階級が快樂を求めて夜な夜な集った街、すなわち「花街、遊郭」ですね。なので、マカオの他の場所とは、どこか異なる雰囲気です。

いまでは、赤い格子窓を持つ長屋風の建物、その粋な風情を活かした街並みを素敵にリノベーションし、所々にレストランやカフェ、ショップが開店するようになりました。地元でも人気スポットとして生まれ変わりつつあるようです。

なんとこの通りの名前は「フェリシダーデ」で、ポルトガル語で「幸せ」を意味するとのこと。ウフゥ、なるほど

祥記麵店

12:30
回り道しながら、フェリシダーデにあるお店に到着しました。さほど混んでいなくてよかったわ。すぐに4人席に座って、オーダー。ちょっとお腹空いてますよぉ~。

南乳猪手」、これが豚足ですね、ビールと合うぅ!

こちらが「蝦子撈麵」!エビの卵をまぶした麺!一番人気です。
一押しの蝦子撈麵ですが、麺は案外シットリ感がないので、水分がないとたべにくく感じました。味はあまり食べたことのないような味で特製の粉末が効いているのか、なんとなく後を引くような感じでした。

店内は、かなりローカル度が高く、いい感じの雰囲気です。
入口を入るとすぐに麺などを作るカウンター厨房があって、香港マカオっぽいですね。

この入口の雰囲気がB級グルメの店!雰囲気が伝わってきますねっ、ね。
ごちそうさまでした!

祥記麵店 250 HKD>

南乳猪手、蝦子撈麵、雲呑湯麺、ビール

肥仔記

偶然前を通ったらちょうどピーナッツ菓子をつくっている屋台がありました。
手作りで美味しそうだったので、一袋くださ~い。

肥仔記 35 HKD>

康眞君庙

ここの廟を訪ねた時に偶然に目にした、この後姿の青い服の少女が、とってもチャーミングで見とれてしまいました。一心不乱に高い洗面台で何かを洗っているようです。


ひたすらマカオのダウンタウンを歩きます!

St Anthony’s Church Macau/聖アントニオ教会

マカオの世界遺産に登録されたマカオ三大古堂のひとつ。
聖アントニオは結婚を司る聖人ということもあり結婚式がとても多くて、いつも花で飾られていることで「花王堂」とも呼ばれている教会です。

次は、この近くの公園を探します。

白鴿巢公園/カモンエス広場(Camoes Square)

聖アントニオ教会から左脇を少し行ったところにある、木がこんもりしたところが世界遺産のカモンエス広場、そしてすぐのゲートを入ると綺麗に整備された公園が広がっています。
広場の名前は、ポルトガルの詩人で大航海時代を描いた大叙事詩『ウズ・ルジアダス』を書いたルイス・カモンエスにちなんで名づけられました。

この隣接するカモンエス公園には、ルイス・カモンエスの胸像が建てられています。
そしてインパチェンスなどの花々と緑で彩られた植栽も必見です

Morrison Chapel/馬禮遜教堂

カモンエス公園の右隣の白いゲートを通ったら、真っ白で小さなプロテスタント教会がありました。その向こうはプロテスタント墓地です。

この教会は、プロテスタント教会らしく、潔いほど全体がとってもシンプルなんです。
そして正面のクロスの入ったステンドグラスがかなり印象的です

次は、「マカオのNO.1観光スポット」に行きましょうー。

やはりマカオって、ポルトガル・リスボンに地形も似ているんですね。

うわぁ~~、見えてきたぁ~、ここぞマカオ!!ですぅ。
さすが、TVのカメラも来てますねぇ。もうすぐこの上に・・・・

振り向いて見た景観です。

ナーチャ廟/哪吒廟

聖ポール天主堂跡に向かって坂を登ると、ひっそりとたたずむ2つの世界遺産がありました。殆どの人は聖ポール天主堂跡にすぐ向かっていてしまいますが・・

ちょうどナーチャ廟の左手のアーチの門がポルトガル人が作った要塞の一部です。この要塞壁の材料は、シュナンボーと呼ばれる、土砂、わら、牡蠣の貝殻を混ぜたもので出来ているようです。

見過ごしてしまいそうなところです。

ナーチャ廟は、1888年創建の小さなお寺で、ナーチャとは暴れん坊の男の子の意味。
孫悟空にも登場する武芸の達人で、疫病退治の神様として有名です。

廟から振り向けば、ハイ、この景色が・・
マカオ一!有名どころが登場!

続きは次のブログで


香港マカオ⑤ 世界遺産・聖ポール天主堂は必見、夕食はタイパ・ビレッジの地元ポルトガル料理屋へ
■ スケジュール( 香港1泊 ⇨ マカオ3泊 ⇨ 香港2泊 / 6泊7日の旅 ) <2018年> 1月08日(月) AN...