2017/4/17(月)旅は7日目後半☀ Marrakech 2nd
本日後半は、メディナエリアを散策しながらスークでショッピング、途中お茶して小休止したあと、一旦ホテルにもどり、夕食はゆっくりフナ広場の屋台でモロッコ料理を満喫。
④Souk des Babouche/ショッピング
⑤Atelier+Michi/ショッピング
⑥Restaurant le Marrakchi/ビール
⑦Le grand balcon du cafe glacier/フナ広場の夜景を見るため
⑧ジャマ・エル・フナ広場/夕食は屋台で
13:40
おいしいランチでお腹もいっぱい。このあとは、ゆっくりメディナを歩いて行きましょう。
ここから少し北方向へ向かいます。スークの中にちょっとおしゃれなお店もポツポツあるという情報なので、見逃さないように。
オォォーーー、見事なパブーシュの陳列。この辺りには専門のお店が並んでいます。
やっぱりこれはお土産に購入しなくっちゃ、モロッコ名物ですからね。
いろいろありますね??
パブーシュは、どうも室内用と室外用があるようです。どっちがいいかなぁ?
それにしても色鮮やかで、カラーの種類とデザインもいろいろ!!
何軒か覗きましたが、品質重視でいきましょう!それとサイズが・・
29cmと22.5cm、ひとつづつお気に入りを選びましょう。なにせ大足のサイズが豊富にあるところじゃないと選べませんよ。ということでマラケシュの旅のメモリとして購入!!
パブーシュ・スークにて < 360 DH >
パブーシュ2足
次は、ちょっとおしゃれなアイテム扱うお店を目指していきましょう。路地道があちこち広がり、Mapを見てもイマイチわかりにくいネ。キョロキョロしていると、どこからともなくお店のおじさんたちが、「どこぉ~、いきたいぃ~?」と聞いてくれるんです??
そして「うぅ~??」と言葉になってないと、
「ミチっ、ミチっ~!?」と口々に言うんで、「そうそうっ」と頷くと、一斉に指差しながら誘導してくれました!!
有名なお店なので、地元の人たちもよくご存じの様子。スークのみなさんは親切なんだぁ~とびっくりしました。
ちょっとこのシチュエーションだと土産物屋のおじさんは怪しげで、嘘言って自分の所に誘導したりと・・色んな所で経験しているので、つい疑心暗鬼になりますね、ごめんなさい!!
で、無事たどり着きました。
Atelier+Michi
ここのようですが、多分前を通っても気が付かないかも?看板小さすぎ!!
オーナーの奥様が日本人デザイナーのようです。では入ってみま~す!
なかなかシンプルなコーディネートのお店です。
カラーもやっぱり日本人好みのトーンじゃないですか?
この底が革と籐のコンビのバケツ型バック、カワイイかなぁ?
実はマラケシュに着いて空港で両替した時に、なんだか地元でしか使えないカードにお金をチャージしたので、それをどんどん使わなくっちゃいけないジレンマに!!
ということで、せっかくだから写真の黒の革バッグを購入!!
このお店の人はオーナーではないようですが、やたらとフレンドリーな対応でしたよっ。
Atelier+Michi < 420 DH >
ではメディナをまた歩いてきます。露地も急に狭くなったり広がったり・・
ダールパシャ通りを途中まで行ったら戻ってモアッシン通りをフナ広場に向かって歩きます。
皮製品もお土産として売られていますが、露地で手作り行程が見られたりして・・
この辺はカフェやセンスの良いお店があったり、ラグやネックレスのお土産などもいろいろとありますねぇ~。
この香辛料の陳列は、目を引くディスプレイじゃないですか?
壁の赤茶土と真っ青な缶に自然な色合いの香辛料!!
あっ、またまたこのヘタウマブリキのサインがありましたが、あまりにあちこちあるのでちょっと??でも、この辺はそれほど観光客が歩いていませんよ。
だんだんとお土産屋が密集してきました。ちゃんとアーケードのような屋根が付いています。多分すぐそこがフナ広場なのかなぁ?
もしかしてここを抜けたら
15:30
あっ、出ました。フナ広場の北西あたりかな?何だかんだで2時間近く歩いていますね。
ここでちょっと一息入れた~~いっ!リアドブッサ出る時にMrsブリジットに念のためにメディナでアルコールが飲めるお店をチェックしておきました。一番近くは、北東エリアにあるお店ですね。行ってみましょう!!
Restaurant le Marrakchi
フナ広場から露地に一歩入った所に入口がありました。
この回りの入口とひと味違った豪華な雰囲気ですね。
うわぁ~、こちらは入口から2Fへ上る階段。大丈夫でしょうか??
このモザイクタイルの斜めのデザインと透かし模様の壁紙がイルミネーションに照らされて、さり気なく浮き出ていて、真っ白なモザイクタイルの階段の真ん中は真っ赤な緋毛氈!!
いいんでしょうか??なんだか場違いな感じもしないでもないけど・・
この壁いっぱいのモザイクタイルと僅かな明かりが灯った夜なムードの階段を上がると
2Fのお部屋が見えました。こってりしたマラケシュデザインのインテリアみたいですね。
誰もいませんが・・さらに階段があるので上がっていきます。
階段脇にこの豪華なコーナーがあって、待合室風な感じかなぁ?
そして、
じゃ~~ん!!見てください!このお店??なに?なに・・・
入口から何やら昼じゃない雰囲気が漂っていましたが、ビール飲みたい一心で2Fに。
だぁれもいないのでさらに階段を上がっていくと、このフロアに。
やっぱり人っ子一人いませんよっ。営業はしているようなんだけど!!
とにかく明るい窓が違和感いっぱいな雰囲気です。
ちょっと経たったらちゃんとメニュー持ったウェーターが来ました。
「瓶ビール2本」をオーダー。
オォォっ、キタキタっ、喉乾いたよぉ~。取りあえずカンパ~イ!!
グビグビ飲んで一息ついて、店内を見渡すと、貸し切り状態!!どうして誰も来ないのか??
あっ!このお店って、確か夜になるとベリーダンスを見ながらお食事するような観光客用のレストランだったように思い出しました。
どうりで豪華で妖艶なベリーダンスがピったりなインテリアです。納得ぅ。
フナ広場もこんなにバッチリ見渡せますよ!!
夜になったらいい感じじゃないですか、きっと。
ただし、昼にビール飲みに来る観光客いなんですね!!
ウェイターに聞くと、どうやら夜の時間帯はメチャクチャ混雑する人気店なんですって!!
とにかく私たちはビール飲めて、ふうぅ~と落ち着きました。
フナ広場から見る外観です。手前に見えているのはCafe de France です。
そして、
これは夕食の時にフナ広場から撮った一枚。やっぱりこのレストランって夜にピッタリのお店なんですね。フナ広場でも一際目立つ外観とライトアップ。
店内もきっと幻想的で妖艶な雰囲気醸し出しているのでしょうか?
Restaurant le Marrakchi < 120 DH >
瓶ビール2本
では、フナ広場くるっと一回りしてみます。
何しろ昨夜遅くに見ただけですから。
夜とは違って、食事のできる屋台は夕方からのオープンなんですね。
昼はジューススタンドだけがあちこちにオープンしています。スタンド前を歩くと、陽気なおにーさん達が客引きの声をかけてきます。あまりにも美味しそうに観光客がジュースを飲んでいたので、ここで一杯飲んじゃぉ。
屋台のNO.59です。生搾りのオレンジジュースをオーダーすると、そこからちゃんと丁寧にオレンジを搾ってジュースを作ってくれます。
生搾りのオレンジジュースは、このマラケシュの気候にピッタリで、ひとくち飲んだら一気飲みになってしまいます。美味しかったぁ。
生搾りのオレンジジュース2杯 < 10 DH >
この辺で、夕飯まで休憩するのでリアドブッサに戻ります。
16:45
「リアド・ブッサ」に戻ると、そうでした。
お部屋がチェンジされていました。荷物も全部移動していただいてますよ。今度のお部屋のインテリアもまたまたとってもキュートなんです。
では、新しいお部屋をご案内、
鍵を受け取り、ドアを開けると・・ワォ~!チャーミングぅ!
白と赤の壁にモロッコデザインのカワイイ棚がアクセントのインテリアが可愛いすぎ。
ベッドヘッドもモロッコディティール。通路側の出窓も素敵なアイアンのモチーフ。
小さな六角テーブルと真っ赤な椅子、真っ赤なラグが印象的。
バスルームとの境の壁は真っ白、アクセントはモロッコディティールにくり抜いた間接照明からのとってもロマンチックなオレンジの明かり。真ん中の木枠はエアコンの吹き出し口。
左の黒いドアにもは、モロッコ独特の文様でクロゼット。
右の白いアーチをくぐるとバスルームに続きます。
昨日までのお部屋より広めのバスルームでバスタブ付になりました。
雰囲気も全く違って、穏やかなトーンでまとめてます。
タオルをたたんだアートが可愛いですね。この感性はMrsブリジットらしいね。
アシスタントスタッフのアハメドの妹がこのお部屋の係とか。
バスルームの壁の色は灰土色と大きめのモザイクタイルの組合わせ、タオルは赤とオレンジと焦げ茶、洗面ボールなどは金色。バスルームとの仕切りには真っ赤なカーテンで、メリハリの聞いたコーディネートですね。
天井もよく見たら癒やしの木製で、ライトもモロッコデザインらしくタッセルも素敵!
この画像で壁の色使いがよくわかりますね。
ここは、リアドブッサの客室がある2Fの一角に、ゆったりくつろげるコーナーがあって、マラケシュの観光ガイドブックや街の情報が置いてあり、貸し出しても大丈夫。日本人にとっても人気リアドだから、日本語ガイドブックもモロッコに関する殆どの本が置いてありました。みなさん帰国する時に置いてってくれるんだそうです、助かりますよね。
じゃぁ、なにかガイドブック借りてお部屋でゆっくりと・・
20:00
あらっ、8時過ぎました。そろそろモロッコ・マラケシュのお楽しみ、フナ広場で食べる屋台料理にGO!! 混雑しているかしら?
早速、何度か歩いてもうバッチシ覚えたフナ広場までのアクセス、まかしといて!
リアドブッサから出て右に曲がって、次も右に曲がって、次は左に曲がって大きな路地に出たら左に曲がって、暫く真っ直ぐ行くとフナ広場に。
フナ広場はお昼ののんびりした雰囲気から全く違う、喧騒と活気あふれる広場となっていました。食べ物屋台からは濛々とした白い煙が立ち登り、地面には所狭しとお土産物を並べたり、観光客も縦横無尽にあちこち通り抜けたりと・・・
まずは、フナ広場を屋上から一望できる有名なカフェへ。
Le Grand Balcon Cafe
フナ広場を一望できるというので有名なカフェ。夕暮れ時からは屋上テラスが大混雑状態。
フナ広場の喧騒と何軒もの連ねる屋台群を見渡せる撮影スポットとあって、混雑にもかかわらず次々と観光客が訪れます。
3Fの屋上テラスまで上がっていくと、この時間はもうセルフタイムのようで、大きな冷蔵庫から自分で飲み物を出して進むと、狭い通路でお金を払ってからテラスに出ます。
屋根のない方向へ進んでいっても、もうすでに眺めの良い席は満席なので、どこか手摺の空いている所から、眼下に広がるフナ広場がきれいに見える所を探そう。
わあぁ~、絶景です。混雑していてもここからフナ広場を見るべきね。
ベスト撮影スポット!!
大勢の観光客と白い湯気とキラキラと光る照明とが広場中を埋め尽くしていて、活気あふれる喧騒の屋台群が全部見えますね。四角く囲っているところって工事中??
この時間は、屋台は猛烈に混雑しています。
この後は目指す番号屋台に直行したほうが良さそうですね。上手く探し当てれるかしら?
屋上テラスからも広場の細かい様子もチェックできますね、おもしろ~い。
このテラスもかなりの混雑状態なので撮影もこの辺で止めて夕飯にしましょう。
あれっ、広場に下りて歩きだすと目指す番号の屋台がわかりにくいですね。
もうみなさんあちこち屋台を探しながら移動していますよ。席が空いているかも心配ねっ。
フナ広場 No.14
屋台を見ながら探していると、No.14が見つかりました。
ここは評判が良いので座る席数が多いようですが、超混雑状態??
そしたらこのカウンター席以外にもお隣ブースに席が広がっていて、手招きされていくと2席確保してくれました。テントの下で長椅子に長テーブルが3列並んでいて、一番端っこに席。
席に着くとすかさずウェイターがオーダー聞いてくれて、ここでもPCからプリントアウトした食べたい料理の写真を見せて無事オーダー!!やれやれ。ホッ。
あっという間にこの料理が運ばれてきました。早っ!パンは一人1個着いてくるみたい。
そしてニコニコ現金払いなので、その場で精算、小銭の用意必須よっ。
ここでとっても残念なことは、ビールが飲めない!!置いてないことっ、この海鮮フライなんてビールのお供でしょ!!
そして恐るべき発見は、この茶色のモノ?なんとナスディップ!!
これがすこぶる美味しい、パンにぴったりなんです。これにも赤ワインが・・・
注)ちょっとよく見てくださいませ。この屋台では基本、お客さんが席に着くと、この敷紙(紙ナプキン)を敷いてくれます。料理が来ると手で食べますが、油ものなどは手がベチョベチョになりますが、この敷紙で手を拭くようです。
で、私たちは、いつも割り箸と濡れティッシュ持ち歩いているので、しっかり準備してセッティングして食べ始めました。するとたまたまお隣りに座った多分フランス人のおばちゃんは、私たちの濡れティッシュ見て、ウェーターにティッシュを頂戴と何度も頼んでいました。ウェーターは困って「これしかないよっ!」と言って敷紙を多めに渡していました。おばちゃんは「ちがうぅ~」と言ったりして。横で見ていたので、濡れティッシュを分けてあげれば良かったんですが、残念ながら持ち合わせがもうなかった。
ゆでエビとオリーブは、周りの人のモノを見て追加オーダー。
バタバタと落ち着かない屋台の席ですが、マラケシュに来たらやっぱり一度は、この屋台で食べなくちゃね。それでも結構お腹いっぱいに。
フナ広場 No.14 < 55 DH >
では他の屋台を見ながら、広場を散策します。
どの屋台も活気があって混雑していて、カウンターにはお客さんだらけ。
まだまだ夜は終わりそうも無いようで・・
何時まで続くのでしょうか、この喧騒は??
昨日の夜中12時もこんな感じでしたよね。
お昼にビールのんだレストランは、まだまだ営業中!!みたい。
なんど見ても夜似合う外観で一種独特なオーラ発してますよね。
さぁ、人混みの喧騒の広場から退場しましょう。さすがにちょっと疲れてきましたよ。
リアドに戻って、可能なら缶ビールのみた~~い!!ので帰りましょう。
もうすっかり慣れた帰り道って感じで、大きな路地からもちゃんと曲がれちゃいました。
あっ、見えてきました。アーチの先がリアドの入口で~す。
トントンっ!!ただいまぁ~。
マラケシュ・メディナの路地から夜に帰るとき、このリアドのドアを開けて貰って、扉の中に一歩足を入れると、ほんとに別世界を痛感します。このギャップって、面白い感覚ですね。
・・そして缶ビールあるかアハメドに聞いたら、ビンゴ!!冷蔵庫に何本かストックがあるとのこと、さっそく缶ビール2本 Get!!
うれし~いっ、たった缶ビール2本で幸せな気分になれますね。
小さな幸せ!気分でご機嫌よぉ~!