2017/4/18(火)旅は8日目後半☀ Marrakech 3rd
マラケシュ3日目後半は、ギリーズエリア中心地を散策、それからイブ・サンローランゆかりのマジョレル庭園に行ってみましょう。フナ広場に戻って、もう一度ショッピング。途中、広場前の名物カフェでお茶もしちゃいましょう。夕食は、リアド・ブッサのレストランでMrs.ブリジットのディナーをいただきましょう。
13:30
新市街地にあるギリーズエリアを散策していますが、マラケシュに来てから、メディナエリアしか見ていなかったので、お隣の国に来たような感じすら覚えるここは近代的な大都会です。
高いビルはあまり見かけないのですが、ブランドショップもあちこちで見かけました。
あれっ、大きなスーパーも見えてきました。
● カルフール・マラケシュ(スーパー)
都心の大きさの割には大きな規模のカルフールですね。なんでも揃っているのかしら?
品揃えも陳列も一杯で、店舗自体新しそうですね。
そうだっ、缶ビール探そうっと!!
あちこち隅々まで見たような気がしますが、やっぱりアルコールは置いてないんじゃないでしょうか??きっと。モロッコでは、外国人のみが出入りするほんの一部のレストランやホテルでのみアルコールが提供され、地元の誰もが出入りできるこのようなスーパーではアルコールは販売されていないようです。外国人といえども、あまり大っぴらにアルコールのことを言ったり飲んだりするのは控えたほうがベターですね。あくまでひっそり、こっそりと。
でも、このスーパーにはアルコールはないものの、鮮魚の種類も結構あるし、オリーブの量り売りコーナーには種類がたくさんありました。なかなか楽しいスーパーでした。
じゃぁ、次のミッションに移行しますか。
ここでATMの機械を見つけたので、ローカルキャッシングカードで1000DHを下ろしました。ここはさすがに現金が切れてませんでしたね。よかった!!
外に出たら、すぐにtaxiが拾えて、マジョレル庭園へ向かいます
カルフール~マジョレル庭園taxi < 30 DH >
庭園前じゃなくて、100m離れた大通りの入口で下車、真っすぐ歩いて庭園のチケット売り場へ行きました。人気の庭園だけあって既に観光客がたくさん並んでいて、入場するまで15分ぐらい待たされました。
● マジョレル庭園
マジョレル庭園は、イヴ・サンローランが愛した庭として有名です。もともと20世紀の初め頃、旅行好きの画家マジョレルがオリエンタリズムに影響を受けて、竹やジャスミン、蓮などの植物を植えた庭園を作ったのがスタート。
マジョレル没後、マラケシュとこの庭園を愛していたイヴ・サンローランとピエール・ベルジュがここを購入、改修して作り上げた庭園です。イヴ・サンローランは庭園の建物や縁取りなどに真っ青にペイント、鉢などは黄色を用いてテーマカラーとしています。
そしてイヴ・サンローランの没後、彼が愛した庭園内にさり気なくお墓も設置されています。
また建築物もモロッコの伝統デザインを上手に取り入れた設計となっていて、アイアンとの組み合わせなどもすごくインパクトがあり、感性の豊かさを感じます。
ここは竹林の中の100mもの細長い池のようです。
ヨーロッパからみたら、植物的には竹はオリエンタルそのものですね。
モロッコ的オリエンタトな考えか?池には蓮が浮かんでいてその周りは真っ青なペイントだったり、サボテンと竹林がミックスしていたりと、この自由な発想が楽しく感じます。
庭園内には、赤茶壁とペパーミントグリーンで彩られたモロッコ建築を見ながら、テラスでティータイムが出来るカフェも併設。
Bookshopもあります。その天井はとってもチャーミングでキュート!!
「LOVE」入りの年代入りポスターを展示する小さなコーナーも楽しく鑑賞。
ショップの中の真っ青な天井の梁もいいですね。奥にあるコーナーは、正面の唐草のようなオリエンタル風タイルから水が出ていますね。レトロな部分を取り込んだインテリアでクッションのグラデーションも可愛い演出です。
モロッコ建築の精密な模様入りの白枠に黄色のアイアンそして真っ青な壁!!
青と緑のモザイクタイルは、マジョレル庭園のトレードマーク。
そして、この真っ青なペイントは、いつもどこかしら塗り直しのメンテナンス続けているからこそ、いつも美しい庭園が色褪せないで鑑賞できているんですね。感謝!!
マジョレル庭園 < 140 DH >
マジョレル庭園のゲートを出ると目の前にtaxiが止まったぁ!!
中から庭園に来た人が下りたので、素早く乗りこんだところ。ここは人気の観光スポットなのでtaxiを捕まえるにも一苦労なんです、ラッキー!!
あらっ、よく見ると来たときよりも長蛇の列になっていますね。
30分以上も待たされるんじゃないかしら?
taxiで約10分でフナ広場に戻ってきました。ちょっと喉乾いたので、美味しい生絞りオレンジジュース飲みましょうか?ジューススタンドどっちだっけ??
何故か怪しげ感発しているグループ?
昼バージョンは占い??の屋台。
この辺は、夜は食事ができる屋台なのでしょうか?
No.59の前を通ると、何故かちゃんと昨日のんだからまた飲んで!みたいに声かけてくるんです?わかっているのかなぁ??
フナ広場ジューススタンド No.59
そしてまた生搾りオレンジジュースを頼んだら、彼はちゃんと覚えているらしく、「いつもありがとっ、明日もね!」と言ってました。スタンド前の椅子に座ってジュースを飲んでいたら、前を通る一度来てくれた人々に、それぞれ声かけていました。
記憶力いいんだね。商売商売!!
フナ広場ジューススタンド No.59 < 10 DH >
この建物は、フナ広場のATMがある薬局が入っているビルです。
私たちのマラケシュの滞在は、明日朝までとなりました。
というわけで今日中にDH使ってしまいので、朝からマラケシュのATMで例のローカルキャッシングカードからお金全部引出したいと思っていました。
朝はメディナのATMで、ATMに現金がないらしく何度かトライして駄目でした。それから違うATMでトライしたら上手く最後まで操作が行われたのに、何故か現金が出てきませんでした?その後、ギリーズ地区ではちゃんとスムーズに残った金額を全部引き出せたんですが、結局、現金が出てこなかった分の日本円で5000円位が何処かに言っちゃいました??摩訶不思議!!
教訓>空港で両替する時には、この「ローカルキャッシングカード」は絶対作らないで!!
旅って「フシギ」が時々ありますよね??
ここですっかり忘れていた、モロッコと言えば「ミントティー」飲んでいないことに気が付きました。今しかないので、このフナ広場のどこか?でトライしましょう!!
Cafe de France
ひときわ目立つカフェで軽くお茶しますね。ここは1Fの軒部分にテラス席があって、広場の面して階段を2,3段高いので眺めが良さそうだから、このCafeに決めました。
テラス席は午後には西日が浅て眩しいのかなぁ?今日は大丈夫そう。
テラス席奥には1Fの屋内に続いていまして、エアコンが効いているようです。
私たちは、テラス席で広場をウォッチングしながら楽しみます。
ウェーターに「ミントティー2つ」と頼んだら、
あっという間にテーブルに届きました、はやっ!!パリのCafe風な丸テーブル?の上に。
これぞ、ミントティー!!やっぱり一度は本場のCafeで飲んでおかなくっちゃ。
ガラス・グラスに思いっきりいっぱいの生ミントを入れて、上から熱湯かけるんでしょうか?
ソーサーにはティースプーンと角砂糖が。お砂糖入れないでいただきます。
うぅーん、思ったよりも数段美味しいよっ、グビグビイケちゃいますが、量が少ないです。葉っぱだらけ。でもとっても気に入りました、これが本場のミントティーなんだっ!!
これはこの国の気候にまさしくピッタリするのがわかりました。百聞は一見に如かず というけど、トライして味わって、美味しかった。
Cafe de France < 20 DH >
まだ4時なので、朝通ったフナ広場の南側に少し歩いていって、おしゃれなお店あったら覗いてみますね。なのしろDHがまだ残っているから・・
あらっ、ここもリアドかな?奥に見えるところも美しいく整っていますね。リアドブッサよりも規模が大きそうです。
Warda La Mouche
ここ!朝通った時に、どこか雰囲気が他とは違うなぁと感じていました。覗いてみます。
入口で大胆に大の字でネコ転んでいるヤツが・・
コットンをメインにしたちょっとレトロ可愛い生地のお洋服です。デザインはちょっと甘すぎ目、でも生地のデザインが洒落ているので、幅広の紺白ストライプに所々刺繍が施されているスカーフをここでGet!!しました。さすがね、オーナーはフランス人でした。
Warda La Mouche < 350 DH >
さて、ほかに一味違ったお店ないかなぁ?
これって、民族衣装の「ジェラバ」ですか?
が盛んに欲しがっていたので、ここでは見なかったんですが、市場の中でみたら、どれもコットンじゃなくて化学繊維で出来た、何故かちょっと重たいんです。ということでいろいろ見ましたが、却下しました。
タジン鍋のお店?陶器屋さんですね。
ここのパブーシュ、かなりキュートなデザイン!!子供用ですね。
この辺からもうリアドに戻りますね。
16:45
リアド・ブッサに帰り、夕飯までゆっくりリアドライフ楽しますね。
ベッドメイキングのクッション使いや出窓のタッセルも、どれもチャーミングなシチュエーション。インテリア雑誌から抜け出てきたようで、崩すのもったいないよぉ~。
20:00
本日はマラケシュ最後の夜、ディナーは「リアド・ブッサ」Mrs.ブリジットに腕をふるって頂いて、美味しいモロッコ料理を中庭テラスでいただきます。
では、1Fのテーブルへ。
リアド・ブッサのディナー
わっ、心躍るテーブルセッティングです。
飲み物は、ビールから。
ではマラケシュの素敵なリアドブッサにカンパ~イ!!
スターターは、ズッキーニとトマトのディップ。
一枚の白いお皿に絵を書くように、可愛いズッキーニの花びらもこんな風に盛り付けたら一味も二味も美味しさ倍増します。
リアドブッサのニャンコも観客でステイしていますよ。
続いてメインの鶏肉とひよこ豆のタジン。とっても美味しいそうな色。
ふっくらした鶏肉と少し甘めのひよこ豆がアクセント。
途中から、お部屋にあった赤ワインも飲んじゃいましょう、このタジンにぴったりでした。
ニャンコも喉乾いたのね。ここって水飲み場?
ライトアップされて、幻想的な花びら。
お食事は、デザートに移行します。
うわぁ~、可愛すぎ、なあにこれっ!!インテリアもそうですが、Mrs.ブリジットの感性はお料理の盛り付けにも活かされて、目でも味でもパーフェクトです。
そして最後はフレッシュミントティーで。
ねぇねぇ、見てみてぇ~。このポットの取っ手が熱いから取手カバー?どうしてこんなキュートんでしょう。惚れ惚れしちゃいます。ポットのコースターとセットなんですね。
もしやMrs.ブリジットのハンドメイドかぁ?
ホントに色んな所で楽しませていただきました。
お食事もセッティングも・・
外はすっかり夕闇になっていますね。
今日のサーブは、Mr.アハメドが担当。おかげで楽しいディナータイムでした。
ごちそうさまでした。記念にパチリッ。
ニャンコもとってもフレンドリーで、こちらを見上げていたと思ったら、椅子の空いている隙間に上がってた、一緒に話に入りたいのね??ニャぉ~。
黒いドアの向こうが今晩のお料理が出来たキッチンです。
リアドの二人だけの贅沢なディナータイム、素敵な時間を堪能しました。
この後、明日の朝はMrs.ブリジットが留守になるようなので、今夜の内に精算してもらいました。明日はお別れできないけど、「とっても居心地の良いおしゃれなリアド・ブッサでした」とご挨拶を済ませました。
Thank you!!そしてお休みなさい!!