2015年7月20日 ~7月22日(赤倉・鎌先温泉、2泊3日)
夏の山形県赤倉温泉と宮城県鎌先温泉、2ヶ所駆け巡る2泊3日の旅。
一泊目は赤倉温泉。6月に立ち寄り湯で入って、もっとゆっくり入りたいなぁ!と。
二泊目の宿は、小さな温泉地ながら、タイムスリップしたような木造4階建ての建物をひと目観てみたいと思ってチョイスしました。お楽しみの「じゅん菜」採りも可能かしら??
● 7月20日(月)☁☂
朝から怪しげな空模様からスタートです!
まずお昼は、山形の四季折々の郷土料理と「そばがき」を楽しめる田舎屋に決めました。
山形で唯一、そばがきメインのお店です。どんなんだろう?
郷土料理と「そばがき」くれない苑
店内は、明治時代の豪邸だったようで仏壇がありました。少し高台にあって、最上川が真ん中を流れる村山盆地を一望出来ますが、あいにく着いた時から雨模様に・・・
まずは、季節の田舎料理のお皿が数種類出されました。山形風の煮物、キャラブキの佃煮、酢の物、ナスのだし掛け、お新香など。どれもガツンとおふくろの味で懐かしい味です。
うわぁ~いよいよ、次はおたのしみの大好きな
「そばがき」登場!!
この中に「そばがき」が入ってるの?保温箱かな?
どれどれ・・・・
でたぁ~、オオォォォ
どうぅ?お味は??
お鍋からお皿に取り出して、お約束の甘めのくるみたれと辛口たれ、お好みのタレにつけていただきます。かなりいい感じのそばがきで、ふんわりと香りもして美味しかったです。
少しそばがき(かいもち)にはうるさい方ですが、食べた中で5本の指には入るかな?
ごちそうさまでした!
次はちょっと休憩して道の駅に寄って行こう!
● 道の駅「むらやま」
ちょうど夏7月中旬なので、地域の名産の尾花沢のスイカが店頭に沢山並んでいました。
2,3種類あって試食で食べ比べ、買いたいのはやまやまですが、旅の途中なのでガマン。
道の駅「むらやま」で長持ちするので購入した干したゼンマイがおいしかったし、お買い得。
今どき国産のモノが全然流通していない。長野に行った時、お土産屋で見たのは中国産でかなり高めの金額でした。そう思うと・・こういうものを道の駅で出会うと幸せになるんです。
次は、「じゅん菜」に沼にいって見学&購入しましょう。
● じゅん菜沼
じゅん菜摘みをこの沼で体験できると聞いて、来てました。が・・・
なんと本日お休みなんですって?!残念んです。
沼の前にあるお店で購入もできるのですが、そこもお休み。
同じ敷地に「蕎麦屋」がありました。
どこか購入できるとことあるかどうか話してみることに・・・・
「すいません、こちらでじゅん菜買うこと出来ませんか??」
「どこから来たの?」
「とうきょうです!」
「あれっ~、わざわざ遠くから来たの!可愛そうだから、お店の分けて上げるよ!」
「でも、試食してからにしたらいいよ!ここで」
じゅん菜のみで、300円の小鉢3コ注文したら、やっぱり突き出しお新香が付いてきました。
このじゅん菜は、ざるそばのつけ汁に入れると最高なんですって。
採れたてのじゅん菜購入できました。
B型のおばさんが親切に、いろいろとじゅん菜の食べ方教えてくださいました。
生のじゅん菜って、あまり流通してなくてほとんど瓶詰めでそのまま食べることできるので、生のまま食べちゃうひとが多いらしいです。
みなさん、茹でてアク抜いてから食べるらしいですよ!
● 赤倉温泉「三の亟」
1ヶ月前に日帰り温泉で来たのですが、昔ながらの湯治宿に1泊します。
岩風呂の湯船の底から湧出する源泉から直接掛け流すのでお湯の鮮度が高い湯ですだそうです。
そして、源泉が豊富に湧出しているかけ流し湯が最高に気持ち良いです。
エントランスも民芸風なインテリアで落ち着いた雰囲気。奥に図書コーナーも併設していて居心地のよい椅子がありました。館内の所々に、大正昭和ロマンに触れられる箪笥や椅子でコーディネートされています。
「三之亟」は、道路から1段下がった面に位置しています。
入口から入ると、フロントやロビーがあり廊下を奥に歩くと、ドンドン迷うそうなくらい奥へ奥へと廊下が繋がっています。
岩風呂は、一番奥にあるので、夜などはちょっと女性一人でいくと怖い感じもしますよ。
今回は、湯治のお部屋ではなく、トイレ付きのお部屋にしました。
お食事は、2階の204でいただきます。
野菜中心のアイディア料理なのでしょうか。
ひと味違った旅館料理、頂きました。すこし生野菜が多いかなあ?
ガンガンお風呂入りました。
岩風呂は混浴です!今日はあまりお客さんいなかったので、ゆっくり入れました。
下からコンコンとお湯が湧き出てくるなんて凄いですね。
一部かなり深い場所があって、1.5mくらいあるようです。
● 7月21日(火)☀
朝ごはんのPhoto撮るの忘れました。チャックアウトです!!
「日本秘湯を守るの会」の一ヵ所めのスタンプ頂きました!!
庭に蓮池があります。咲いた時はきれいでしょうね!
今日は、宮城県の鎌先温泉へ移動です。
その前に、芭蕉ゆかりの地などを回ってみましょー。
● 「封人の家」
芭蕉は止宿した有路家を「封人の家」と呼び、「おくのほそ道」に次のように記している。 「大山をのぼつて日既暮ければ、封人の家を見かけて舎を求む。三日風雨あれて、よしなき山中に逗留す。」と書いてありました。
● 太平洋と日本海へと分かれる「堺田分水嶺」
「陸羽東線の堺田駅前には、太平洋と日本海へと分かれる「分水嶺」。
東側(宮城県)は江合川、旧北上川を経て116Kmを下り、宮城県石巻市の太平洋へ、西は小国川、最上川を経て102Kmを下ると山形県酒田市の日本海へ注ぎます。
平坦な場所にある分水嶺は全国的に珍しく、東西の海へと分かれる分岐点を目の前に見ることができます。」引用です。
それにしても、川の分かれ目を見ることが出来て、不思議な感じです!
こんなに小さな川から始まるんですね!
● 鳴子温泉「ふじや食堂」
東北自動車道に乗るまでの街道で昼食にします。
鳴子温泉駅周辺のふじや食堂に決まりです。
車は、駅の駐車場に止めるように、とありますが・・・
分からなくてお店まで行くと、やっぱり駅に止めてくるように言われました?
メニューがやたらと多く、回り見るとみなさん、冷メニューのようです。
「冷おろしそば」、3つ!!
トッピングがいっぱいで、おろし・なめこ・温泉卵・あげ玉・刻み海苔などみんな混ぜても美味しい組み合わせです。おそばがイマイチでしたが・・・味は良かったです。
② タイムスリップの懐古宿へ続く