Palermo⑩ 豪華・快適・楽ちんの夜行大型フェリー『Tirrenia号』でパレルモからナポリに戻ります

■ スケジュール『パレルモ編』
＜2018年＞
５月12日～５月15日　ナポリ滞在
５月16日～５月20日　シラクーサ滞在
５月21日（月）シラクーサからパレルモへ、高速バスで移動
５月22日（火）市内を巡り、夜はマッシモで『フィガロの結婚』
５月23日（水）近郊のチェファルーへ1 day トリップ
５月24日（木）待望のアグリジェントへ1 day トリップ
５月25日（金）市場はしごで昼食、ノルマン宮殿
５月26日（土）州立考古学博物館、ヴィッチオ市場
５月27日（日）パレルモ⇒ナポリの戻りは夜行フェリーで このブログ後半
５月28日～５月30日　ナポリ滞在

2018/５/27（日）旅は16日目 ☀ パレルモ⇨フェリー乗船

今日でパレルモ最終日、後半です。夕方早めにタクシーでフェリーターミナルに向かいます。
いよいよ夜行フェリーでシチリア島を後にし、ナポリに戻ります。

Tirrenia / フェリー

18：00
パレルモ、マッシモ劇場よりタクシーでフェリーターミナルへ到着。
タクシーの運ちゃんがこのへんでいいの？
と言ってフェリーの後ろに降ろされましたが・・

今夜パレルモからティレニア号（Tirrenia Ferries）で明日の朝にナポリに到着します。
フェリーに乗って寝ている間に移動するのでホテル代が助かります。
念の為、しっかり酔い止めは日本から持参してもうちゃんと飲んでいます。揺れないように！

ただいま午後６時です。少し早めに到着しましたが、回りに何もな～～い、びっくり！
そして待つところもないに等しい？？

左：遠くに見えるベージュ色の建物が少し前までフェリーターミナルだったようですが、現在取り壊し中になっていました。右：後ろにあるテントのようなところにベンチが4，5コ並んでいるだけ、どうやらここで待つしかないようです。

あっ、左側に並んでいたトラックや自家用車などが動き始めました。
少し前から右側にも「Foot Passengers」の列がざっくりと並びはじています。

Tirrenia/ティレニア号の私たちの予約は、
4 寝台付きの個室（海側、スタンダードクラス） (KC4E x1) 　３人利用　€246.10
パレルモ20：15発 ⇒ ナポリ着　翌6：45着、乗船時間は約10時間30分。

どんな客船でしょうか、お楽しみ！

18：30
ようやく乗船できる時間が来たようです。
フェリーの後方右横の通路を入ると、スタッフがチケットを確認します。

荷物を持ってエスカレーターをどんどん上がっていくと、７Fにレセプション・カウンターがあり、ここでカードキーを受け取ります。カウンターのまわりいるスタッフが客室のフロアーへ誘導してくれました。

＜ 4 寝台付きの客室（海側、スタンダードクラス）＞

レセプションから２階上がった９Fで降りて、狭い通路に絨毯が敷かれた廊下を歩いて探します。やっぱり通路には手すりも設置されていますヨ。揺れ時に必要なんですね。

あっ、ありました。ここが今夜一晩過ごす私たちのキャビン31で～す。
ジャァ～ン、ドアを開けると・・

４人部屋で左右に２段ベッド、真ん中に共通のチェスト、上はテーブルとして使用。
ベッドは90cm×200cmより狭いかなぁ？何しろ寝返りはできないし、高さも70cm位だと思います。とにかくベッドには寝転がるしかないんです。

ベッドの反対側、入口はこんなスペースです。
スーツケースを広げるスペースがないに等しいので、使うモノだけ取り出します。
左がクロゼット、右の斜めについているドアがトイレとシャワーです。

４人部屋なのでベッド４ヶ所、貸し切りです。余っている右下のベッド部分は、みんなのリビングと荷物置き場に決定！
ベッドの足元にある梯子、究極でコンパクト収納にちょっと感動。これを上のベッドのヘリにかけて上がります。
天井には照明、スプリンクラーや船内アナウンスのスピーカーなど揃っています。

シャワー＆トイレの中はこんなに狭いユニットタイプ。
無駄なスペースがありません。
シャワールームも究極の狭さで、G太は縦横大きいからかなり窮屈！

カウンターにはキャンディーがなぜか１コ。
こんな風にはしごを掛けて上の段へ。
このキャビンには窓があって、こんな景色が見えてま～す。

では、そろそろ船内をチェックしにいきましょう！

私たちのキャビン（No.31）周辺は、ルームナンバーが複雑に並んでいまして、不規則過ぎて理解できない、とにかくこのフェリーの中ではそれなりに広めのキャビンですね。

画像の左・中・右はこの客船の立体配置図です。（一部写っていない部分あり）
１F～６F半分までがカーフェリーエリア、６F・７F・９Fがキャビンのようです。

８Fには、ショップ、ゲームコーナ、図書館・カードルーム、シネマ、チャイルドルームなどが並んでいました。

では今から出発するまで８F/BARへ行ってみます。

Bar LE PALME /Tirrenia ８F　

バーラウンジにはアルコール類・ソフトドリンクやサンドイッチなどがありました。
私たちはとりあえずのどが渇いたので、ミネラルウォーターでカンパイ！

Tirrenia / ８F　Bar LE PALME　＜ 6 € ＞
ミネラルウォーター３本

20：00
そろそろフェリーの出港時間です。
お腹空いたのでカフェテリアで夕食にしましょう！
多分フェリーが動き出したら、混雑すると情報があるので、今のうちに。

IL GABBIANO カフェテリア /Tirrenia ８F

IL GABBIANO はセルフサービス方式のカフェテリアです。
入口を入るとブルーのトレイを持って、カウンターに並んでいる好きなお料理を選んでトレーに乗せて進んでいき、最後にレジでお金を払います。

カフェテリアは最初は２、３組でしたが、30分も経つと満席で、入口には並んで待つ人達も。
やっぱりね。
さぁっ、フェリーでナポリへ！
ビールでカンパイ！

ここのお料理は見た目はとっても美味しそうですが、全然おいしくないっ！！そして高い！！
イタリアでも定番料理なのに、この低レベルってあるんですか？？
とってもがっかり！！
もし次があるなら、絶対に、夕食のデリカテッセンとビールやワインなどを持ち込みます！！

Tirrenia / ８F　IL GABBIANO（カフェテリア）　＜ 48 € ＞
ビール３本、豚肉のグリル、パスタ、サラダ

この後キャビンに戻って、フェリー泊を楽しもう！！
それぞれシャワーを済ませて、
上の段のベッドはどんなもんとか、寝れるのかしら？
とか、いってるうちにみんな横になった途端、もう爆睡～～～。

・・
今夜はフェリーに乗り込んでチェックイン、船内のアチラコチラを見て回って、デッキからパレルモの遠のく姿を見たり、お茶しながら出発をまったり、窓の外を見ながら夕食を食べたり、キャビンでは激狭シャワーに入り、ベッドに入って・・
気がついたらもう下船の１時間前でした。
朝は余裕がないくらいあっという間の一晩でした、ふぅ～。