2015年9月27日 ~9月30日
松川温泉・藤七温泉・鳴子温泉、3泊4日(1/3)
岩手・八幡平周辺の秘湯をめぐる旅。
麻雀仲間の友達夫婦とご一緒に、紅葉の東北を周る温泉&ドライブ4人旅です。
一日目は、東京から東北自動車道を一気に突っ走り、夕方までに岩手・松川温泉にたどり着き秘湯・松楓荘で一泊。
二日目は、色づきはじめた八幡平一帯を散策しハイキングを楽しんだあとは、八幡平山頂に近い藤七温泉・彩雲荘で一泊。ワイルドな山の露天風呂に浸ります。
三日目は、岩手側から秋田側に抜け、途中いくつかの秘湯に立ち寄ります。そして小京都と言われる角館で街散歩を楽しみ、お昼ご飯にします。友達夫婦とはここでお別れし、そのあとはそれぞれ別行動に。
G太とA豆は、さらに鳴子温泉を目指しドライブを続けます。鳴子ホテルで一泊し、温泉&バイキング楽しんじゃいます。
ざっとこんなおおまかな予定。
クルマ一台に同乗し、ワイワイ賑やかに旅はスタートです。
● 9月27日(日)☀
【1日目のスケジュール】
今日は長距離ドライブとなるので、G太は事前にこんな細かな時間割を作成していました。(典型的なA型人間です)
池袋駅西口07:10 集合!友達夫婦と合流。
⇒(首都高・東北道経由、約80分)⇒ 08:30佐野SA休憩08:50
⇒(東北道、約100分)⇒10:30安積PA昼食休憩(ソースカツ丼)11:10
⇒(東北道、約90分)⇒12:40泉PA休憩13:00
⇒(東北道、約110分)⇒14:50紫波SA休憩15:10
⇒(東北道、約40分)⇒15:50西根IC出口
⇒(一般道、約30分)⇒16:20松川温泉・松楓荘着
当日朝、時間ピッタリに合流、池袋駅からクルマ1台に同乗し出発します。幸先良いスタートです。
今日中に岩手まで移動する長距離ドライブ、運転に自信があるというG太が通しで運転します!
はたして無事明るいうちに宿に着けるでしょうか、ちょっと心配!!
時間もったいないのでファミマのコーヒーとサンドイッチで車中モーニングにしますね。
松川温泉までなんと約7時間です。では行ってきます~
最初の休憩予定は、佐野SAでしたが、通過したのがあまりに早かったので・・・
安積PAまでノンストップ。何故か着いた時間が、9:50です!お昼の予定がお腹空かないので、トイレ休憩に変更。
少し飛ばし過ぎ???
おもしろPhoto?に見えません?遠くから見たらバスの尻尾みたいに見えた!
みんなの背景は、こんなに美しい黄金カラー、稔の秋で~す!
次のSAで、お昼にすることに。では出発。
11:30、当初のスケジュールとは違って鶴巣PAで休憩することに。
ここのPAは、大型トラックなどがメイン?なんでしょうか。
普通は、乗用車エリアがあって、その後部分に大型車の駐車スペースですが、
ここの配置は、右側が乗用車、左側に大型車、大型車が多いのかな。
さて、何か美味しいものあるかな?お昼はここで食べることに。
トラックの運ちゃんいる所、おいしい匂いするって・・・
で、見つけました!!
スナックコーナー」海鮮ぶっかけ丼(ヒラメ) \910
なんと三陸産のヒラメがいっぱい敷き詰められて、その上にぬるぬるメカブとキラキライクラが盛りだくさんで秘伝の醬油タレもうまく融け合って!
その上、カウンターにあった「チューブわさび」が美味しくって・・・
丼に「チューブわさび」いっぱい混ぜて、つ~んつんしながら、夢中で頬張りました!!
鶴巣PAで幸せなランチいただけるとは、おいしい発見でした!
「こびる」は、小昼=おやつのこと。この辺の方言のようです。
じゃぁ、こびるにしよう!
美味しそうなソフトクリームとコーヒー購入!
このまま行くと、予定より「はやっ!」、ゆっくり休憩します、ハイ!
14:30 予定より1時間以上も早く西根ICで高速道路を降ります。だから、飛ばし過ぎちゅーの!!
時間もあるし、ICすぐ近くの道の駅「にしね」に立寄ることにします。
新鮮な野菜類や松茸売っていますが、旅の途中なので断念、他におつまみになる物ないかな?と物色。
宿で飲むお酒のつまみにお新香2種購入!!おいしいお酒飲みましょう!
外に出るとちょっと急に怪しげな雲行き?
急ぎましょう!!
そしてこんなとこ通って、もうすぐそこまで来てますね、今夜の宿へ。
ありました、着いた~。
周りはずっと何もないところのようです。
ココから入ると直ぐのようです!
運転お疲れ様でした!
● 松川温泉 松楓荘
八幡平の松川渓谷沿いに位置する松楓荘は、「日本の秘湯を守る会」の会員宿。山の中の一軒宿です。
歴史が古く1743年(寛保3年)に開湯と伝えられています。建物は周りの自然と融け合うように木造の山小屋風。
源泉を持つ湯量豊富な湯は、男女別の内風呂、混浴露天風呂があり、乳白色の源泉かけ流しが楽しめます。今回残念ながら、一押しのつり橋を渡った先にある岩風呂は、雪崩で土砂が崩れた為に、只今お休みでした。残念!
建物側の渓谷で川の音が心地良く感じます。
お部屋はちょうど玄関上の2階のお部屋です。
16:00 日帰りのお客さんが4,5組いらっしゃるようで、駐車している車あります。
混んでいないといいんですが、
早速、お風呂タイムに致しましょう~
最初は、混浴の露天風呂?
混浴露天風呂は、男性は上のPhoto の暖簾をくぐって着替えて上の露天風呂に行きます。
女性は、内風呂の脱衣所で着替え内風呂の中から露天風呂に繋がっているドアがあり、そこから混浴露天風呂に入れるのです。
ここは混浴ながらうまく考えられていて、女性の露天風呂入口からお風呂にはいるところまで衝立があるので、体をお湯にすっぽり浸かってから合流できるので、夕暮れからは全然混浴OK!
下のPhotoの右側が女性の入口で、真中が衝立になっていますね!よくできてるよね!
この内風呂は、大きな岩で男女風呂を仕切っていて、昔ながらの天井が高く複雑に梁を組んだ作りですが、その時は暗くてよく見えませんでしたが、Photoでよく解りました。
男性は内風呂だけですが、女性の方は外に小ぶりの露天風呂がありました。
山側に面しているので、露天風呂のすぐ上から小さな滝?川の水が流れていました。
露天風呂に入った時、その川の水が手の届く所に流れていて、触ると気持よかったで~す。
さぁーお部屋戻ってビール!ビールっ!
その前にお部屋紹介します。
お部屋の場所は玄関前の階段を上がって右に行った「竹」と「梅」の2部屋でした。
綺麗なうちに撮っておけばいいのですが、すっかり忘れてしまった。
お茶ウケはゆでたまごです。
では、そろそろ始めますかっ。
はるばる岩手八幡平に無事たどり着いて、汗流したので、喉乾いた~ぁ!
ビールでカンパ~イ!おつまみの写真だけです、笑!
18:00 さぁ、そろそろ夕飯の時間ですよ。1Fの食堂に移動します。
本日宿泊者は、4組のようです。
まずは、ビールでカンパ~~イ!
今夜はすこい贅沢バージョンの追加メニューの
「イワナのお造り」&「骨酒」なんて頼んじゃいました。
骨酒のかわいい徳利?っていうのかなあ、じっくり盃交わしましょう!
続いてイワナのお造りもおいしい!
さぁ、ドンドン食べて飲みましょう。
この季節に来てよかった!今日来て良かった!!どんぴしゃのタイミング!
ウワァァァン、な・ん・と!
まっ、まつっ、松茸ご飯で~す!うれし~~!悲鳴。
地産の大きな松茸切り身入り、凄い!!けど写真には一個も写ってないじゃないですか??
美味しくってお代わりしちゃいました。
その上余ったご飯おにぎりにしてもらっちゃいました。嬉!
そして本日は、もう一ついいニュース!あり。
今夜は、十五夜で~すよ、お月様見れるかな?
早速、皆で露天風呂に乱入しょう!!
一応、自撮りで十五夜と写っていますネ!
うまく撮れて良かったわ!
露天風呂は4人で貸切でした。
温めのお湯にゆっくり浸かって・・・
ここまで来てよかったわ!!
月を愛でながら至福の露天風呂!
お風呂あがりは、やっぱり軽く部屋のみ宴会と行きましょうか?
・・・今宵はこのへんでお開きとしましょう。
おやすみなさ~い、ペコ!
● 9月28日(月)☀
もう一つの気持ちの良い内風呂「だけかんばの湯」は新しくって清潔です。
床と湯船の石張りと木の香りと青みがかった乳白色のお湯、窓の配置もいい感じで、さわやかな風も感じる最高の空間です!いざぁ。
内風呂の洗い場も好きです。
壁下の長い四角い桶に流れている温めのお湯は、地熱発電のお湯のようです。
そのため少しゴミが混じっているようですが、体洗うには差し障りがないのでしょう。
シャワーがないけど、こんな素朴な感じってとっても素敵なやり方のように思えます。
露天も好きですが、この内風呂の作りもいい感じ!
さぁ、ゆっくり浸かりましょう。
ここの内湯に温泉を運ぶ経路が外から見られます。
こんな感じでお湯運んでいるんですね!
この辺がこの旅館のいいところですね!良い風景です。
ところで館内はこんな感じですよ!
入口入ると玄関、左手がフロント・売店があり、スリッパの右手にカフェコーナー、お食事処があります。手前の所には、丸太造りの椅子&テーブルが置いてあり寛げます。
売店には浴衣や帯も売られていました!
sizeあえば欲しいところですが・・・
07:30 待っていました!朝食の時間!
朝から温泉入ったのでお腹すいたよっ!
オーソドックスな献立ですね!いただきます!!
コーヒーは、松楓荘の玄関脇のCafeコーナーで頂きました。
朝なのでちょっと苦すぎ!でしたが・・・
にゃんこがのんびり横たわっています。
カメラ向けると、むくっと頭起こして、えっ!もしかしてポーズ?!
食事処の壁には、将棋関係者の色紙などが沢山貼ってありました!
大山、中原、米長など将棋界の名だたる面々が訪れているのですね。宿の人に聞くと、将棋プロの合宿が時々行われているとか、道理で!
壁に貼ってある詰将棋をじっと見つめていたG太が、突然、「解けました!」。なんでも、将棋は連盟初段クラスなので、こんなのは易しいとのこと。
08:40 では、そろそろチェックアウトにしましょう。
【2日目スケジュール】
やはり今日についても、下のようにG 太が事前に細かな時間割を組んでいました。(何もここまで決めなくたって・・・・)
松楓荘09:30⇒09:35峡雲荘・立ち寄り湯(まっとうな温泉本利用・無料)10:20
⇒(アスピーテライン、約20分)⇒10:40緑が丘・河東地区特産物直売所(きのこ汁、イカ焼き)11:10
⇒(アスピーテライン、約20分)⇒11:30八幡平山頂駐車場着
⇒(<八幡平ピクニック>「遊歩道入口~鏡沼~八幡平頂上~ガマ沼~八幡沼周遊~見返峠~遊歩道入口」
約2.5時間、途中ピクニックランチ休憩1時間含む)⇒14:00八幡平山頂レストハウス・八幡平山頂駐車場に戻る
⇒(樹海ライン、クルマ約20分)⇒14:20藤七温泉・彩雲荘着
となっていますが、さて予定通りいきますでしょうか??
まずは宿玄関前の広場と駐車場。それにしても綺麗な空の色。
気温がな・ん・と・・・11℃。
やっぱり朝は寒くなるんですね!!
今日は、昼に向かって20℃ぐらいにはなる予定。
この玄関脇の源泉でゆで卵が出来るんですね。
例のお茶うけです。
さぁ、玄関前で集合写真で「タラバが~にっー」。
みんな、もうすっかりハイキングバージョンしてますね。
八幡平ハイキングの前に、松川温泉・峡雲荘に立ち寄り湯します。ここから5,6分の所、すぐ近くです。
全員「まっとうな温泉」本を持参してきたので、宿フロントで印貰って入浴料タダで入らせていただきます。
内風呂と続く露天風呂です。お湯は松楓荘と同じような青み帯びた乳白色。
露天風呂は、周りのわずかに色づいてきた木々が、まばゆく輝いていました。
この朝の時間帯は、宿泊客も日帰り客もまだいません。
しっかり短時間でエンジョイしますよ、貸切だから。
峡雲荘のエントランス、民芸風の置き囲炉裏のロビーとロビーから続くテラスと芝生のお庭です。こちらは建物も新しくて気持ちよい宿ですね。
ちょうどお庭では、撮影クルーが下に広がる紅葉かな?景色を撮っていました。
トイレの中にギャラリーがあって、よく見るとこの近くにあった、「雲上の楽園、松尾鉱山」が紹介されていました。
へー、こんな山中に多くの人が住む鉱山の街があったんだー、今は廃墟となって放置されているとありますが、なんだか面白そう。
予定を変更して、ちょっと覗いてみることにしました。
来た道を少し戻って右に曲がると小高い丘の中腹に緑ヶ丘アパート群跡が点在していました。近くに車止めて近づいてみることに。
松尾鉱山は、明治15年頃から昭和44年まで岩手県八幡平にあった東洋一の規模を誇った硫黄の鉱山です。最盛期には従業員数4000人、鉱山の人口は1万5000人を数え時期もあり、標高1000mの山の上に鉄筋コンクリート造りのアパートや病院、学校などが次々と建設されました。この近代都市は“雲上の楽園”といわれたそうです。
ところが時代の流れの中で、昭和44年に半世紀の栄華を誇った硫黄鉱山もその幕を閉じることになりました。その時から時が止まったように、朽ち果てながら廃墟となっていく姿は言葉を失うほどの驚きの光景です。
現在では、日本三大廃墟といわれるほど著名な廃墟のようです。
知らなかったー!!訪れてみてなかなか良かったヨ。オススメのスポットです。
さあ、寄り道したんで、急いでつぎに行ってみましょう!
八幡平の頂上駐車場を目指しますが、途中の紅葉と眼下に広がる街がきれいに見えます!
「熊」も出没するの、この辺は?びっくり!
あと少し、いよいよ八幡平のハイキングですね!
この辺から紅葉もきれいになってきてます、よかったわぁ!
② 嵐の八幡平散策と藤七温泉彩雲荘!