GoToトラベルを利用しての温泉行きの第二弾です。
前回は母を連れて南房総・親孝行の旅でしたが、今回は友達夫婦を誘っての1泊2日の温泉&ドライブ旅としました。
宿泊費が実質半額相当となるのはやはり旅行者にとってはありがたい事。こういった機会でないと、そうそう気軽な旅はできません。
[第一弾・GoToトラベルで温泉旅行]
今回一緒した友人夫婦とは、これまで2回(下のブログ参照してください)、温泉ドライブを楽しみました。前2回とも、今回のGoToと同様、政府による旅行費の補助制度を活用した旅でした。
その時の楽しくお得だった体験があるだけに、
「GoTo利用して、また温泉ドライブ、どう?」
って聞いたら、即、
「行く!行く!、全てお任せするから、どこか良さそうなところに連れてって!」
ということになりました。
マイカーに同乗してのドライブ旅は、車中では誰にも気兼ねすることなく思いっきりおしゃべりができるし、旅行期間中は、美味しいものを食べ(彼らも私達同様、「食いしん坊!」)、美しい景色を観て、ともに、旅の感動も共有できる。
[1回目:鳴子温泉&肘折温泉]
[2回目:八幡平紅葉ドライブと秘湯温泉]
旅の具体プランをお任せされたので責任重大!
あれこれ検討し、概略、次のように企画しました。
目的となる温泉地としては、
彼らがまだ泊ったことがない温泉地で行ってみたいところの中から「下諏訪温泉」の老舗宿をチョイス
ドライブコースとしては、
往路:関越・上信越道からビーナスライン経由で諏訪湖に下るルート
復路:中央高速利用で彼らが住む湘南エリアに立ち寄るルート
観光・立ち寄り先としては、
ちょうど紅葉の季節なので、紅葉スポットとして名高い「高島城」と「もみじ湖」に、
そのほか、この機会に諏訪大社にお参りして、私達の健康・長寿祈願をしよう
おいしい食べ物については、
温泉宿の定評ある懐石プランのほか、諏訪湖名物の「うなぎ」を食しよう
詳しくは・・以下で、さあ出発です!
今回の行程
2020/11/08~11/09・1泊2日
2020/11/08(日)1日目 ☀ 東京~上諏訪温泉
09:00 友人と合流 関越道・佐久南IC 12:00 牛乳専科もうもう 12:30プチホテル ベル 13:40 ビーナスライン 15:00 諏訪高島城 16:00 ぬのはん
09:00
おはようございます❗️
気持ちの良い秋空の朝でドライブ日よりです。
池袋駅で友人夫婦と合流し、クルマに同乗し、
では関越道をひた走りビーナスラインへGO!
『牛乳専科もうもう』
最初に訪れたのは、上信越道経由・中部横断自動車道の佐久南ICから白樺湖へ向かう途中にある牧場。ここで広大な牧場の景観を楽しみます。
ここは牧場らしい景色が180度広がっているので、ものすごく気持ちのいい景観、大きく息を吸いたくなるところです。
近くには蓼科山が見えて、遠くには浅間山?でしょうか!広大な牧場には、馬や牛が居て近寄ってくるはずですが・・
今日はお休みなのかなぁ、全然いません。
この「牛乳専科もうもう」は、昭和44年(1969年)に創業したお店で、牛乳、ソフトクリームなどの乳製品や焼き立てのパンなどを販売して半世紀頑張っています。
早速、乳製品を使ったお目当ての「ソフトクリーム」購入!!
お決まりの「もうもう」の柵の前で、童心にかえったかのように、美味しそうにソフトクリームを頬張っていますヨ!
爽やかな青空の下で食べるソフトクリームは、とっても濃厚なミルク味!
「牛乳専科もうもう」の前を通ったら是非食べてください!
「ソフトクリーム休憩」を!
『プチホテル ベル』
ランチタイムです、次は目指すは、蓼科エリア女神湖を過ぎて、白樺高原の中心地の小さなペンションが集まっている通り。ここにあるホテルの併設レストランが美味しいとの事前情報をキャッチ。
洋食スタイルで、素材にこだわりを持ち手作りの料理を提供しているお店ですが、生姜焼きやとんかつ御膳なども人気メニューとか。
洋食の定番のハンバーグステーキ(二人が注文)
レタスとトマト、キューリも一緒盛りで、たっぷりのデミグラスソースがよく合います。
ハンバーグは、思ったよりもやや小振りでした。
とんかつ御膳(二人が注文)
人気メニューの一つで、とんかつの衣がいい具合にこんがり芳ばしく、お肉も柔らかくて、とんかつ専門店にも負けない味です。
大自然の中のレストランなのに、こだわりの美味しいランチが食べられて嬉しいですネ。
蓼科の地は、夏は避暑地、秋は紅葉、冬はスキーができ一年を通して楽しむことができるので、食事やお茶・宿泊も気軽に来れるお店としてチェックしておきましょう。
『プチホテル ベル』 < 6,600円 >
とんかつ御膳2、ハンバーグステーキ2
⇒ ⇒ ⇒
晴れ渡った青空に山々が広がり、澄んだ空気も爽やかな~!
ビーナスラインのドライブは続きます!
● 白樺湖展望台
今日の白樺湖展望台駐車場からの景観です!
展望台から見える<南アルプス>と<中央アルプス>の山の配置図、そこにある日本の有名な山々が一緒に見える時って、さぞかし素晴らしい絶景!!になりますネ。残念ながら本日はきれいな青空ですが、遠くは霞んでよく見えません。
どんな季節に全部見ることができるのでしょうか??そんな時に来てみたい!!
・・なんて贅沢をいいながら、さらにビーナスラインのドライブが続き、車窓からもきれいな景色が目に飛び込んできます。
この画像は、ゆうゆうと青空を飛ぶグライダーを捉えた一枚です!
車の中からグッドタイミングでシャッターをパチリッ!
● 諏訪高島城
高島城は、長野県諏訪市にある城。諏訪の浮城や島崎城、諏訪高島城とも呼ばれる。
城郭の形式は連郭式平城である。かつては諏訪湖に突き出した水城で「諏訪の浮城(すわのうきしろ)」と呼ばれていたが、江戸時代初めに諏訪湖の干拓が行われ、水城の面影は失われた。しかし、浮城の異名を持っていたことから日本三大湖城の一つに数えられている。
日根野氏によって総石垣造で8棟の櫓、6棟の門、3重の天守などが建て並べられ近世城郭の体裁が整えられたが、軟弱な地盤であったため、木材を筏状に組み、その上に石を積むなどの当時の最先端技術が用いられた。それでも石垣が傷みやすく、度々補修工事を加える必要があったという。7年間の短期間で築城したため、かなり無理をしたらしく、地元では「過酷な労役に苦しんだ」「石材を確保するため、金子城の石材は全て持ち出したほか、墓石、石仏も用いられた(転用石)」などの伝承が残る。<Wikipediaより>
石垣に設けられた武者溜りが特徴的な冠木門です。
1875年(明治8年)に天守閣以下大部分の建造物は破却もしくは移築され、一時は石垣と堀のみとなり、翌1876年(明治9年)高島公園として一般に開放され、1900年(明治33年)に諏訪護國神社が建てられました。
現在は二の丸、三の丸が宅地となり、1970年(昭和45年)には本丸に天守・櫓・門・塀が復元され、高島公園として整備されました。
2017年には、続日本100名城(130番)に選定されました。<Wikipediaより>
高島城のある高島公園に訪れた時にまず驚いたのは、紅葉真っ盛りで燃えるような真っ赤。スゴイ、紅葉が鮮やか過ぎますよ!
池に写った逆さ紅葉にカモがスイッと波紋が波立って・・
上の画像は<Wikipedia>より参照しています。
お堀からきれいに映る高島城と、葛飾北斎のいる江戸時代の信州諏訪湖・景勝奇覧に描かれた高島城、当時の様子がわかる構図です。
イザっ、高島城内へ
天守は昭和45年に復元され、内部は高島城に関わるいろんな物が展示されている資料館と展望台になっています。時代に沿った高島城内の写真や旗や書物などさほど点数は多くはありませんが、楽しく見て回れます。
最上階の展望台にいます。
このギャラリーには2m×2mくらいの大きさの「高島城のジオラマ」が展示されていました。これは小学6年生の卒業作品で、とても詳しく上手に製作されていて、関心しました。
では、城からの眺めを御覧ください
高島城からの景観、ちょうど諏訪湖や先ほど降りてきた霧ヶ峰方面の山々も見えています。
こちらはちょうど山々に囲まれた諏訪湖が見え、湖の向こう側に見えるのは岡谷の街でしょうか?
復興天守から降りる階段にも、色鮮やかなオレンジ色の見事すぎる紅葉に目を奪われ、立ち止まって思わず揃って、パチリッ!
芝生の上の落ち紅葉もきれいなので、「はい!手を広げてぇ!」とカメラマンの言葉にパッと反応して、パチリッ!ノリが良いネ。
高島公園の隣には、1900年(明治33年)に建てられた諏訪護國神社があります。この周りには高い樹木が植えられ、いままさに紅葉のピークを迎えて、ここは真っ黄色の落ち葉で埋め尽くされています。またこの神社にも少し細い「御柱」がありました。
高島城には車で行きましたが、駐車場が探せなくお堀を一周して、ちょうど隣が諏訪市役所で、駐車場があったのでそこに駐車しました。市役所駐車場と高島城のある公園をつなぐの陸橋があったのでとても助かりました。
そろそろチェックインの時間、宿に向かいましょう。
● 上諏訪温泉『ぬのはん』
今宵の宿は、諏訪湖湖畔にある宿「ぬのはん」です。
「ぬのはん」の由来は江戸時代に初代が呉服屋を営み、布屋半助と呼ばれていたことから「布半ぬのはん」と呼ばれるようになったそうです。三代目半助が諏訪で初めて天然温泉を掘り当て、温泉旅館をはじめました。
1920年(大正九年)に湖畔に別館として「布半別荘」を開設し、現在のぬのはんとなりました。当時には、珍しくベッド付き洋室がとても話題になったそうです。
さっそく玄関から中に入ると、コロナ対策として、検温と消毒ができるように配置されていました。
そしてフロントで予約名を告げてチェックインします。
本日のお部屋は・・
<夢屋敷 和室10畳(諏訪湖側)、3階、隣同士2室>
今回 GoToトラベル利用で予約した内容は、
「夢屋敷(和室10畳)諏訪湖側、量より質の美味少量懐石プラン」
です。
私達4人は、皆、昔ほど量は食べられなくなったので、絶対的に「質」重視。でも、美味しいもの好きは変わっていなくて今でも「食い意地が張っている!」
だから、このプランはぴったりです。
「ぬのはん」は、予約時点で「夢屋敷の和室」か、「宿屋敷のベッド付き和室」から部屋のタイプを選べます。そして食事の内容も数種類の中から組み合わせます。
お部屋のタイプは、温泉宿らしい夢屋敷の畳の和室をお願いしました。諏訪湖の眺めも「夢屋敷の和室」のほうが良いし。何と言っても広大に広がる美しい諏訪湖の眺めは、何物にも代えがたい・・・
この部屋は、10畳にイス・テーブルがある広縁があり、諏訪湖を一望できる3階です。
ただし部屋は西向きに建っているので、夕方の日差しが部屋中に入り込んで眩しすぎです。
一応部屋には、ユニットの洗面台とバスタブがついています。
トイレは別に個室になっています。
では、夕食前に一度ひとっ風呂、移動の疲れを癒やしてきます!
<鯛の湯・内湯、岩露天>
鯛の湯・内湯、鉄平石の湯船と天井から壁まで総檜張りが圧巻です。(写真はHPより)
総檜張りがとても豪華な雰囲気で、ここまで純和風造りの浴室は優雅な温泉タイムを楽しむことができますネ。さらに続く露天風呂は・・
鯛の湯・岩露天、大きな岩を配置した広々露天風呂。(写真はHPより)
露天風呂は奥に長い造りとなり、内湯側には温めのコーナーも設けています。東屋のような屋根があり、途中は骨組みのみの露天部分と屋根付き部分が楽しめます。
のんびりまったりといつまでも浸かっていたい、開放感たっぷりです。
ただいまの時間は、こちらが女風呂です。
<鮃の湯・内湯、露天>
鮃の湯・内湯、立ち湯も楽しめる内湯です。(写真はHPより)
大きな丸い石が配置された浴槽で、奥の石壁のところから手前に移動すると、急に湯船が深くなり立ち湯で入ることも楽しめます。
鮃の湯・露天、庭園をながめつつゆっくりと浸る露天風呂。(写真はHPより)
こちらの露天風呂は浴槽の上には、屋根付き四方がオープンの造りです。
長方形の木製の浴槽は、縁の部分を広く取ってあります。
またひと味違うこじんまりとした露天風呂もボッ~っと時が流れていきます。
ただいまの時間は、こちらが男風呂です。
お風呂上がりは、気持ちいい汗をかいたので部屋に集合し、まずこの旅が実現したしたことを祝って、皆で
ビールでカンパ~イ!
⇒ ⇒ ⇒
夕方6時半少し前に、指示されたお食事処の大広間「やわらぎ」へ。
<夕食 18:30~、3階「やわらぎ」にて>
本日の夕飯も、予約する時点で下のコースに決めています。
「量より質の美味少量懐石」
このコースは、こんな人向けに設定されたもの。
例えば、美味しいけど食べきれなくて・・懐石の最初の方から全部食べると後半が食べきれなくて残念・・女性やお年寄り食の細い人などの人のためのコースを設定されています。
まさに質重視の人には、ピッタリのコース。
近頃の旅館料理は、多様化するニーズに答えていろんなチョイスが考えられて、顧客にとってありがたいサービスです。
そこで、私たちももう「量より質の 美味少量会席」が調度よく理想のコース。
⬅ 今日の献立のお品書きです。
こちらが一人前のお料理です。
右は朱塗り器から、左の茶色の小鍋までが最初にセッティングされていました。
お料理の品目だけを見れば、通常の懐石よりもやはり少ないような気がしますが、でも量より質!期待が膨らみます。
では、梅酒でカンパイ!して
会席料理スタートします!
前八寸 / 海山の珍味盛り合わせ
前八寸の海山の珍味盛り合わせは、魅力的な朱塗りの高台付きの器に並んだ小鉢類。
青梅や落花生豆腐、「福」の中は公魚、和え物2種など少ないながらも、それぞれの厳選された珍味でどれも美味しくってびっくりです。
中でも一番お気に入りは、干し柿とバターのミルフィーユ。
みんな大絶賛!!
注文した日本酒は「諏訪の地酒セット」で利き酒します。
右から、麗人「辛口の極」、真澄「辛口生一本」、高天「純米吟醸」
この土地の日本酒のセットは、日本酒好きには気が利くメニューですネ。
前八寸が美味しすぎて、日本酒、ビールが進みますヨ。
鶉のつみれ小鍋仕立て
きのこやごぼうネギ豆腐入り、出汁もいいい味出ていて、体もホッこりします。
(最初だけ画像を撮っていましたが、途中からは食べるのに夢中ですっかり撮り忘れています。HP参照)
時の鮮魚盛り合わせ
細長い器に盛られている旬の刺身は、つまや薬味の使い方が上品、美味しいお刺身です。
黒毛和牛と松茸の朴葉焼き
和牛と松茸の朴葉焼きは、自分で焼いて食べるため、好きな頃合いで頂けます。
朴葉焼きに火を入れると、朴葉味噌が香ばしくなり、焼いた和牛に絡ませると、ベストマッチングで爆発的に美味しい!!ネギも松茸なども美味しいぃ~。
ここまでどんどん食べ進めてきましたが、どれも美味しくって、お酒を飲みつつ、みんなほとんど完食しています。
おこわの笹包み
蜆有馬煮、信州味噌汁、香の物と一緒に〆のごはんです。
おこわの笹包みは、おこわに笹のほのかな香りがして、上品な味です。
量より質とはいえ、ごはんものまで食べるともうお腹がいっぱいです。
自家製水菓子、果物の盛り合わせ
アイスクリームは柚子味でさっぱり、自家製水菓子も甘さ控えめで美味しいけど、全部食べたいけど、残念!少しだけ残しました。
デザートは別腹というけど、量も十分あると思います。
そう言えば、チェックイン時に見たフロントの掲示板には、「布半の料理長はいろんな賞を10年連続受賞、技が光る料理自慢の宿」のポスターを見つけました。それを見てみんなで夕食が楽しみと話していました。本当に旅館料理でここまで満足行くお料理を食べたのは、久しぶりでした。量も質もちょうどよく、大満足です。
あぁ、いい旅館に巡り会えました!
大広間「やわらぎ」の私たちのテーブルです。
コロナ対策で、
「密にならないように、向き合う時は正面をずらして互い違いに座る、十分に距離を離す」
がちゃんと守られていました。
一人分のスペースは約150cmほど、大テーブルにしてかなりの間隔を取っていました。
最初はヤケに広いテーブルで少し会話がしにくいなぁと感じましたが、ここまで徹底して気を使っていることは、この時期とても大切なことですネ。さすが老舗の旅館です。
⇒ ⇒ ⇒
夕食が美味しすぎてみんな動けないほどお腹がいっぱいの状態。「量より質」にして大正解でした。
この後それぞれ部屋に戻って、「大丈夫そうなら1時間後お風呂に行こう、そのあと2次会を!」と話しましたが、それぞれ部屋に戻ると夕食の間に布団が敷かれていて、思わずそのままみんな寝てしまったようです。
今日は素晴らしい青空のもと、久々のビーナスラインのドライブ、今まで行ったことのない高島城をゆっくりと見学し、燃えるような美しい紅葉に出会えました。
美味しい旅館にも出会えて・・
お疲れ様&おやすみなさい
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