GoTo de 湯ヶ島温泉・谷川の湯あせび野

GoToトラベルを利用しての温泉行きの第3弾です。

前前回は母を連れて南房総へ親孝行の温泉旅前回は友達夫婦を誘っての上諏訪温泉&ドライブ旅でした。

[第1弾・GoToトラベル利用旅 2020年10月下旬]

GoTo de 南房総 鴨川・旬菜の宿 緑水亭
2020年は、コロナのせいで旅行関連業界は大きな打撃を受けるとともに、私達のような旅行好きのユーザーも、あちこち自由に行くことが許さ...

[第2弾・GoToトラベル利用旅 2020年11月上旬

GoTo de 上諏訪温泉・ぬのはん – その壱
GoToトラベルを利用しての温泉行きの第二弾です。 前回は母を連れて南房総・親孝行の旅でしたが、今回は友達夫婦を誘っての1泊2...

そして第3弾となる今回は、11月中旬のG太の誕生日祝を兼ねての旅で、母と私達夫婦の家族3人旅です。行く先は、高齢の母に身体の負担が少ない近場ということで伊豆・修善寺としました。
母は、過去、もう何十回となく伊豆方面の温泉旅をしていますが、少しも飽きていない様子。伊豆は高級旅館が多く、伊勢海老やアワビなど、母が大好きな海鮮の料理を思いっ切りいただけるところが気に入っているようです。
誕生日祝いで主役となるG太は、「皆が喜んでくれるならどこでもイイよ」とのこと。この際Go Toで割引になることだし、折角の機会だから少し奮発して、私達にしてはちょっと背伸びをした高級宿をチョイスしてみました。

宿の予約は、いつものように「一休」を通じて

さあ、出発です!

【 今回の行程 】

2020/11/18~11/19・1泊2日

2020/11/18(水)1日目 東京~ 湯ヶ島温泉

09:00 自宅スタート 東名高速道路 11:40 沼津海いち 13:00 伊豆の国パノラマパーク 14:00 修善寺観光 15:30 谷川の湯あせび野チェックイン

09:00
現在、東名高速道路が大規模なリニューアル工事中。このため、慢性的な渋滞が予想されているので、いつもより早めに自宅を出発します。
アシは今年2月に買い替えたクルマ。でも、コロナのため旅行で利用する機会が少なく、距離メーターは全然伸びていません。運転好きのG太は、「今日は久々の伊豆ドライブ、FR車の良いところを思う存分引き出せるし、楽しんで行こう!」と張り切っています。

おはようございます❗️
天気は晴れていますが、時々くもりです。
安全運転でドライブスタート。

⇒ ⇒ ⇒

東名高速道路は工事渋滞箇所がいくつかあったものの、まあまあ順調な流れ。ランチ予定のビルにある「BiVi沼津施設駐車場」まで、約2時間半(127km)で到着しました。

沼津海いち

ランチに決めたこのお店は、沼津駅に隣接したビルの中にあります。
ここは駐車場もあるし、もともと夜の居酒屋がメインのお店だから、ランチでは鮮度の良い魚を頂けそう。
沼津の街は、西伊豆方面にドライブする際ランチのためによく訪れるところで、これまでもいろいろなお店(やはり、海鮮丼などお魚系が多いですが・・)を試しながらマイ・ベストのランチ・スポットを追求しています。
このお店は今回初めて訪れますが、評判も悪く無さそうですし、果たしてどうでしょうか?

店内に入ると、えっ

店内のこの雰囲気は、思っていたよりも高級な感じで、居酒屋というよりも割烹料理屋ですネ。白木のテーブル、椅子、棚、衝立といい上品さが伺えます。

刺身五種盛り定食
駿河湾で上がった旬の魚などをお刺身に。沼津名産の生しらすも美味しい!

天ぷら定食
旬の魚や海老、地物野菜を天ぷらにしています。

鯵フライ定食
あまりメニューにない鯵フライ定食ですが、大好きなので選んで大正解。揚げたて熱々はほんとに美味しい!!お刺身も付いてバランス良い定食です。

こちらは、駅前ながら沼津港の鮮度の良い海鮮が食べられる上品な雰囲気のお店で、店内もゆったりした客席で落ち着きました。(沼津港あたりでランチで有名なお店は、どこもいつも混んでいて食事にありつけるまで大変ですが、ここならその点、大丈夫そう)
ちなみに、事前にネット検索した段階では、ランチの人気メニューは 「ネタが選べる海鮮丼」だったのでそれを注文しようとしたら、今はメニューには載っていないとのこと、残念。
でも、その代わりとして選んだ鯵フライ定食は大ヒット!これはイケます、オススメ!

『沼津海いち』 < 3,240円 >
刺身五種盛り定食、アジフライ定食、天ぷら定食

⇒ ⇒ ⇒

沼津の街からいよいよ伊豆エリアに向かいます。

天気もいいので、ロープウェイに乗ってみましょう。富士山も見えるかなぁ??

伊豆の国パノラマパーク

伊豆の国市にある「伊豆の国パノラマパーク」は、ロープウェイで標高452mの「葛城(かつらぎ)山」の山頂へ飛んで、富士山と駿河湾を望む360度の大パノラマが広がる空中公園を楽しみます。Mapは、空中公園と富士山の位置関係をわかりやすく描いたHPの画像です。

まずは麓のロープウェイのある「伊豆の国パノラマパーク」に到着し、館内のチケット売り場でロープウェイチケットを購入します。乗り場のある2階に移動し、ロープウェイ乗り場のゴンドラ(6人乗り)に乗り込みます。

ゴンドラに乗り込んで、周りをキョロキョロ見回していると、あっという間にこんなに登ってきています!

ロープウェイは、全長約 1,800m、標高 452mへ約7分間の空の旅!高低差 411m。
山々の紅葉やすれ違うゴンドラなどを撮しているうちに、もう「空中公園」に到着。

ロープウェイ山頂駅で降り、展望デッキからのパノラマです!!
パノラマのネーミング通り、まず富士山が出迎えてくれるはずが・・
残念!!こんなに晴れ渡っていますが、肝心な富士山の手前に雲が立ちはだかっていますヨ。

晴れた澄んだ空の時見られる展望デッキからの富士山の位置がこのMapでわかります。

空中公園の詳しいガイドMap <HPより>

右手の建物は葛城カフェで、デッキの傾斜を登ると「富士見テラス」です。

HPの画像です!(せっかくだから富士山の画像を!)
富士見テラスから見える富士山の絶景!こんなにド迫力な富士山が間近に見られるの?
またそんな日に拝みたいですネ。


かつらぎ茶寮


富士見足湯


かつらぎ山山頂 標高452m

富士見テラスから細い傾斜する散策路を登っていくと、最初に富士見足湯がありここからもぬくぬく温泉に足つけながら富士山が見渡せます。
さらに上に進むと、山頂展望広場にたどり着きます。


山頂展望台


山頂のインスタ映ビューポイント

山頂展望台から見下ろし富士見テラス、山頂駅方向です。
山頂広場からさらに、ボードウォーク、「さえずりの丘展望台」にある「幸せの鐘」もこの先にありますが、今日はここで戻ります。

山頂広場から右ルートを降りると、「葛城神社」があります。
「平安時代からその存在が知られる神社で、山の名の由来となります<HPより>」とあり、歴史のある神社に、旅の無事を祈ってお参りしました。

これは、フラワークラフト「花富士」です。
四季折々の草花で形作られた小型の富士山のようです。
もしかして一番上の白い花は雪のイメージでしょうか?
ここもインスタ映えのビューポイントですネ。

この他にも子供が喜ぶ「丸太スレチック広場」や下駄供養塚などもあり、カフェや茶寮では軽食やお茶で一休みもできます。

ではロープウェイで戻ります。
帰りはゆっくりと周りの景観を楽しみたい❗️


山頂駅乗り場


ゴンドラに乗り込んで・・

下のロープウェイ駅に戻ってきました。
苦もなくロープウェイに乗ると、晴れて澄み渡った日には、雄大な富士山のパノラマ絶景を思いっきり眺めることができるんです
伊豆に来たらたまにはロープウェイもいいですネ。

「伊豆の国パノラマパーク」 < 5,400円 >
@往復1,800円×3

修善寺観光

今回宿泊の宿は、修禅寺に近いこともあり、修善寺エリアを歩いてみます。
修善寺は、昔ながらの温泉街で道路が狭いので車を駐車するのが一苦労です。


虎渓橋を渡り


民芸品湯川屋の駐車場

このエリアで中心地に一番近い駐車場を事前に探しておきました。温泉街道路から虎渓橋を渡り「民芸品湯川屋」、空いていたので車を停めました。
このお店は、後でいくらか購入すると駐車場代が無料になるようです。
では、歩いてもう一度虎渓橋を渡り、赤い柵に沿って左に歩きます。

「独鈷の湯(とっこのゆ)」
赤い柵沿いに温泉街の中心を流れる桂川、そこに石が積み上がった東屋が「独鈷の湯」です。
ここは、”修善寺温泉発祥”とされ、弘法大師が川の岩を打ち霊泉を湧出させたと言い伝えられている地元のシンボル的な温泉です。

「独鈷の湯」の先を川に沿って歩くと、朱塗りの桂橋が見えてきます。
少しづつ紅葉が始まった樹木と清らかに流れる桂川との美しい風景が和みます。
紅葉の名所でもあり、例年11月下旬から12月上旬の頃が見頃のようです。
これからますます美しい紅葉の時期ですネ。


桂川沿いの老舗新井旅館


桂橋の欄干の菊飾り

「竹林の小径」
桂橋の先には、左右に竹林が並んだ道が続いています。

竹林の小径を歩くと途中に竹の丸いベンチがあり、寝転んで見上げたりと、思い思いに休憩しています。空を覆うほどスッと伸びた竹林もベンチの上だけは丸い空間から青空が覗いています。ここは、「竹林浴」ですネ。

「伊豆の小京都」と修善寺が呼ばれるいわれは、ここ竹林の小径があるからとも・・確かに桂川や朱塗りの橋と竹林が続くこの一角は、情緒あふれる雰囲気が京都に迷い込んだようでした。

さらに進むと、もう一つの朱塗りの「楓橋」
そう言えば・・
この竹林の小径へ来るには、桂川に架かる朱色の橋を渡る必要がありますが、この周辺の5つの橋を「願いをかけながら渡る」そして最後に修禅寺へお参りする、と恋が実るという古くから言い伝えがあるそうですヨ。5つの橋は、渡月橋、虎渓橋、桂橋、楓橋、滝下橋です。
本当かどうかお試しあれ


素敵な着物の若者たち


紅葉のグラデーション

次は道路向こうにある「修禅寺」を訪れます。

福地山 修禅寺

修禅寺の正式名称は、『福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)』 略して『福地山修禅寺』と呼んでいます。弘法大師に依って開創され、その後何回か違う宗派に改宗され、現在は曹洞宗として518年、開創からは約1200年の歴史があるお寺です。
<HP参照>

修禅寺の手水舎
ここは嬉しいことに温かい温泉が流れています。弘法大師ゆかりの温泉でお清め下さい、とのこと。寒い冬場でも温かい湯が嬉しいです。
そして境内の樹木の 紅葉が始まり、きれいに色づいています。

境内の本堂の前の松や樹木などは適度に手入れがされて、枝振りも美しいです。
ちょうど庭師のスタッフが丁寧に手入れされていました。

修禅寺の本堂
平成19年に老朽化した本堂と大屋根の修復が行われて、屋根の両サイドにある獅子など美しい屋根伏せや外観が見られます。


本堂を背景にパチリッ


山門から見える虎渓橋

修禅寺の山門
階段の両サイドの花々は、季節の旬の花をポットにして飾られるようです。
ちょうど訪れた時は、11月の中旬なので、色とりどりの小菊の花が可愛いですネ。

⇒ ⇒ ⇒

この後、修禅寺の山手にある「自然公園もみじ林」へ向かい、時間があれば甘味処でお茶しようかと思います。

・・もみじ林へ訪れましたが、さほどきれいな紅葉エリアが見つからないし、風も出てきて寒くなったので、予定を変更し、直接本日の宿へ。

谷川の湯 あせび野

天城湯ヶ島にある谷川の湯 あせび野」は、山間の2つの渓流が流れる豊かな自然に囲まれた山里に、ひっそりと静かに佇んでいます。

前庭からエントランス

旅館に車で到着し荷物を少し手前で下ろしていると、さっとスタッフがあらわれ籐製の大きな乳母車?で駆けつけて、荷物を運んでくれました。

大きな扉がお待ちかね・・


フロント

大きな木の扉を入りさらに次の自動ドアを進むとフロント、左手はコンパクトな売店です。早速予約名を告げると・・

広々とした吹き抜け空間、そこから見える絶景の紅葉が見事なロビーラウンジに移動して、チェックイン。手続きを済ませ、ウェルカムのお茶&菓子はお部屋でいただくことにしました。


館内MAP

予約したのは、谷の蔵タイプで1階です。
スタッフに連れられて2階のロビーから1階の谷の蔵へ。

蔵戸のような扉の向こうが谷の蔵の客室棟になります。
素朴な木製の椅子と丸い刈り込みされた鉢植えは、独特なインテリアですネ。


外廊下


谷の蔵 103

<谷の蔵 103 和室10帖+テラス+専用露天風呂>

部屋は、ドアを開けると、右手にはミニバーコーナー、左手にはトイレです。
和室10畳に続きとテラス、左手奥には洗面台と洗い場、そして専用露天風呂です。


入口ドアと左に水屋


水屋


湯沸かしポットや冷蔵庫


トイレ


和室に続く広縁は1段下げて椅子とテーブルがおいてあります。
奥の洗面所に繋がるタタキが竹敷❗️凄いアイディア、いい感じです。
そして引き戸になっています。


洗面台


洗い場

部屋に備え付けられた二人で入るとちょうどいいサイズの専用露天風呂です。
床はテラスと一体化したタイル使用で広がりを感じます。

谷の蔵のテラスから見える景観です。里山の樹木が紅葉し始め、緑から黄緑そして葉先にはほんのり赤く染まりつつある美しい景観です。ところどころにピンクの花も見えてます。
下に見える屋根は、世古の湯で落ち葉に覆われています。

谷川の湯あせび野では、すべての部屋に専用露天風呂があります。さらに大浴場「世古の湯」があり、それ以外に貸切風呂が4ヶ所を使用することができ、いづれも利用時間30分・無料・予約制になっています。

各お部屋に備え付けのタブレット端末があり、空き状況がわかりので、そこから予約を入れます。私たちもさっそくタブレットから空いている貸切露天風呂に予約を入れました。

すぐに入れる貸切風呂があったので、
まずは「貸切露天 寝湯」行ってきます!
わぉ~!忙しくなりそうな予感。

<お風呂の位置図>

<貸切露天 寝湯> 1

貸切露天風呂を予約し利用する時は、最初にフロントへ行き、バスケットに入った鍵を貰います。寝湯の場所は、2階フロントから花の蔵へ進み、廊下の途中から外に出る入口で、スリッパを履き替えて建物沿いに進みます。川方向へ降りていく階段を進みます。


花の蔵へ


花の蔵の廊下


川方向へ降りていく階段


川の湯と寝湯の分れ道


寝湯の竹でできたゲート

寝湯へ行く小径の途中には、竹でできた簡単なゲートがあるのか、遊び心があってちょっと隠れ家感が楽しめます。

猫越川のそばに建つ素朴な佇まいの寝湯の入口です。
高い屋根は脱衣所で、低いほうに湯船があります。


猫越川の景観


寝湯の湯船


寝湯の壁

寝湯から猫越川の川面と自然な樹木を眺めながらお湯に浸かって寛げます。
石で組み上げた浴槽、寝湯の壁は土壁風な素朴な仕上げに瓦のアクセントが入っています。
では、石の枕に頭を任せながら体を伸ばして、のんびりとお湯を楽しみましょう。

<野天風呂 世古の湯> ♨ 2

寝湯からお湯のはしごで、大浴場「世古の湯」に来ています。
(なにしろ先ほどタブレットから、全部の貸切風呂を予約したことで、うまく時間を使わないと全部に入りきれなくなっています・・)だから、お食事前に入っておます。

世古の湯は、川底泉という川底の割れ目から湧き出す源泉が特徴だそうです。
温泉成分は、単純温泉とカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉の混合泉。
効能は、硫酸塩泉は「三大美人湯」と言われ、肌の余分な脂などを落とし、肌はすべすべになり潤いを与えてくれます。その他は動脈硬化症や慢性皮膚病、神経痛、関節痛、疲労回復など効き目があるそうです。

世古の湯は、どこからでも猫越川がよく見渡せてるように、川に沿って配置されています。長さがある湯船で開放感がたっぷり、時がすぎるのを忘れそうになりますネ。

世古の湯の洗い場です。
脱衣所から洗い場の続きますが、少し変わっているのは、大浴場にも内湯がないことです。


脱衣所


寝湯の入口


女湯

世古の湯は、午前1時になると男女が入れ替わります。

世古の湯を出ると、男女湯入口の真ん中に、湯上がりテラスがあり、ここで待ち合わせやお風呂上がりに、川面の風を感じるのも気持ちいい!


テラスの紅葉


寝湯の廊下


お休み処「山藤」


お風呂上がりの飲み物やタオル

寝湯のお休み処「山藤」には、大小タオルとアメニティグッズ、ミネラルウォーターやお茶なども用意されていました。湯上がりには、冷たいお茶を飲むと、体に染み渡りました。

<ダイニング旬香団人倶・夕食>

お食事は、1階にある「旬香団人倶」で各部屋ごとの個室で、部屋の数だけズラリと並んでいます。チェックイン時に決めた時間になったらダイニングへ移動します。


ダイニング前の椅子


私たちの個室<HPより>


「旬香団人倶」の廊下

夕食時間の6時になり、ダイニング「旬香団人倶」の入口を入ると、スタッフがすぐ手前の一番目の個室へと促されました。

今日の夕食は、予約する時に「伊勢海老とお飲物で祝うプラン(生ビール、赤飯の特典付) 」に決めてお願いしました。
席につくと早速サービスの生ビールと最初の「箸付」が用意されました。

夕食の献立は・・


「旬香団人倶」のお献立

箸付 胡麻豆腐
ウニやキャビア、わさびなどで彩られた最初のお皿です。
では、楽しい食事に、カンパイ!

前菜
左から、
梨のみぞれ和え、豚角煮、海老旨煮、子持鮎、焼鯖寿司、石川小芋、銀杏
ちょっとづついろんな味が楽しみです。

吸い物 丸仕立て
茶巾玉子豆腐、平茸、つる菜、おぼろ昆布など

造里 伊勢海老の姿造りと旬の刺身
あしらい一式は、大きなガラス器の氷の山に、生きの良い伊勢海老が鎮座しています。

焼物 甘鯛丹波焼
いが栗、栗天ぷら、零余子の塩蒸しなど季節を感じる一皿です。

中皿 和牛サーロインステーキ
くるみ甘露煮、和牛照り煮、さつまいも、長芋、アスパラ、ラデッシュ、赤ワインソースとおしゃれな器がパレットのように並んでいます。

強肴 鱧鳴門揚げ
鱧インゲン巻、イチジク玄米揚げなどは、紫蘇の塩が美味しい。

煮物 秋刀魚の昆布巻き
ナスの田舎煮、かぼちゃ、絹さやと木の芽で味が締まります。

食事 腹子ご飯
留椀は玉ねぎ三つ葉、香の物。腹子ご飯はショットだけ乗せたイクラが意外と効いていました。ここまでで食べたらもうお腹がいっぱいになってます。

水物 杏仁豆腐
柿、ショコラトワロ、リンゴシャーベット。
濃いめの杏仁豆腐はとても大好きな味でした。後は少しづついただいて・・

もう、お腹いっぱい!
料理はどれも美味しく、さすが高級宿の本格懐石。
ごちそうさまでした!

<貸切露天山の湯かざはや> ♨ 3

貸切風呂の中で、一番人気のお風呂です。食事後の20時40分の予約です。
ここは館内の3階のテラスにあるので気軽に行くことができます。

山の湯 かざはやは、屋根付きの半露天風呂になっています。貸切風呂の中で一番大きく、開放感が気持ちよく、椹の木の湯船がいいですネ。湯船から見える景観は、ライトアップされた紅葉、これがまたさり気なく素敵な状態でした。

<貸切露天川の湯 やませみ> ♨ 4

夕方に「寝湯」に行く時にと同じで、川に降りて分れ道の直ぐ側にある露天風呂へ、22時の予約です。暗闇の散策路は少し危ないと思いますが、気をつけて行ってきます。


屋根がある半露天のやませみ


やませみの脱衣所

川の湯 やませみは、下の川の自然な石を用いた湯船だそうです。
川と一体化したかのように感じ、とてもいいアイディアですネ。


やませみからの夜の景観


明るい時間のやませみ<HPより>

湯船に入って穏やかな温泉に浸りながら、夜の暗闇の中でのライトアップした紅葉は絶景!!静かで素敵な露天風呂タイムを楽しめました。

ここで今日予定したお風呂巡りは終了です。
精力的に、

最初に、午後4時半「貸切露天・寝湯」、
午後5時15分に「大浴場・世古の湯」、
夕食後、午後8時半「貸切露・天山の湯かざはや」、
午後10時「貸切露天・川の湯やませみ」

と制覇しました。ちょっと頑張りすぎたような気がします。
これで部屋に戻って、部屋付きの露天風呂もたのしまなくっちゃ!!

ふぅ~、少々風呂疲れ気味、贅沢なこと言ってますネ。
以上、おやすみなさい

2020/11/19(木)2日目 湯ヶ島温泉~東京

07:00 川の湯かわせみ 08:00 朝食 10:00 チェックアウト 11:00 下田海中水族館 13:20 道の駅 開国下田みなと 15:30 真鶴 高橋水産 自宅へ

06:50
おはようございます❗️

早速、昨日予約した貸切露天川の湯かわせみに向かいます。

<貸切露天川の湯かわせみ> ♨ 5

建物の外に出て石段を川に向かって降りていき、「かわせみ」と「やませみ」が隣り合って入口があります。最後に残った「かわせみ」、予約時間は午前7時急ぎましょう。


川の湯の入口


かわせみの内部


かわせみの脱衣所

貸切露天川の湯かわせみは、屋根付きの半露天風呂になっています。昨日入った貸切風呂やませみと隣り合った構造です。違いは伊豆石を使った八角形の湯船です。

川の湯かわせみから見える景観です。昨日は暗かったので分かりづらかった景観ですが、紅葉が始まりつつある野趣あふれる自然の樹木が広がっていました。
屋根から覗く美しいグラデーション!

一旦部屋に戻ります!

この画像はお部屋の前の外廊下、屋根はありますが、通路の半分は外とつながっています。「谷の蔵」だけが外廊下があるかと思います。
多分季節によってはとても心地よい廊下ですが、訪れたのが11月中旬でした。
はじめに部屋に案内され時、扉を開けて外廊下に出た途端に、さっと空気が体を抜けて一瞬ひんやりと感じました。
これがお風呂上がりに戻ってくると、気温差があって、熱い体がブルッときて寒いと感じ「風邪引きそぅ」と何度も感じました。案の定自宅に帰った次の日から風邪引いたのです。11月から3月までは気をつけないと!
「谷の蔵」の外廊下だけはこの宿唯一の欠点かと思いますが・・

<ダイニング旬香団人倶・朝食>

朝食も昨晩と同じで、1階にある「旬香団人倶」に午前8時少し前に移動します。
そして入り口側の個室へ


「旬香団人倶」入口


私たちの個室

朝食のテーブルセッティングの様子です。

朝食もいろんなご飯のおともが用意されていて、いくらでもご飯が食べられそうです。
いただきます!


卵焼き


ナッツサラダ


煮物、香の物


マグロとろろ


焼き魚


湯どうふ

やはり思ったよりもご飯が進みお腹がいっぱいです!
デザートは、ビタミンカラーの果物とコーヒー、ゆっくりといただきます!

<館内のパブリックスペースを見てみよう!>

こちらはギャラリーのようなコーナーです。趣味に関する雑誌や本、置物、オブジェなどが飾られていました。通路にある棚にはポットが設置され、いつでも無料で飲めるコーヒーやミネラルウォーターなどが用意されています。


いつでも飲める無料コーヒー


寒い時のストーブも

「谷川の湯あせび野」の館内は、どこを切り取ってもインスタ映えするアートな空間ばかり!ワンランク上の上品な大人の宿なんですネ。

部屋に戻ってテラス席で朝の爽やかな空気を吸い込んで、気持ち良いひと時を過ごしました。その後荷物を片付けて、チェックアウトします。

⇒ ⇒ ⇒

お暇する時間となり、フロントで精算を済ませました。
スタッフが荷物を竹カートに入れて、外の車を待つベンチまで運んでいただきました。
こちらの宿は、スタッフの温かい心使いがあって印象がとてもよく感じました。

帰りしな車に荷物を積んでいると、「看板の前で一枚撮りましょうか?」・・
やはりおもてなしがさり気なくって、気に入りました。
後ろに写るマイカーとともに、記念のショット!

夕食朝食は、繊細で季節感たっぷりの会席料理、露天風呂も十分すぎる数や質で、館内のすべてから粋なセンスが伝わって・・良いモノをたくさん知っている感性が伺えます。
では「谷川の湯あせび野」を後に。

⇒ ⇒ ⇒

宿を出て、
この後は下田方面を目指します。

下田海中水族館

湯ヶ島温泉から約1時間で「下田海中水族館」に到着しました。ここでは11:00から始まる海上ステージイルカショーに合わせて訪れましたが、もう時間がギリギリでした。
慌てて、入館するチケットを購入します。
ここは、電子クーポンが使えるのでスマホからチェックして、¥6,000分を使用し差額を現金で払いました。

<海上ステージイルカショー>

ギリギリで到着して始まったイルカショー。最初は数匹のイルカが一緒になってスイスイ水の中を泳ぐ姿・・・そのうち高いポールの先までジャンプして届くのか???

<ペンギンショー>

ほとんど続いて、ペンギンショーが始まります。
イルカショーを見た人たちが基本みんな移動して行きてます。愛嬌たっぷりのペンギンは思い思いの勝手な感じ、芸をしたければするみたいな雰囲気でした。おねーさんの云う通りにするペンギンもいるし、しないペンギンもいました。なんか愛くるしい!

<アザラシショー>

さらにアザラシショーにつながっていました。ここでは水槽の中にいるアザラシの芸です。
ショーがスタートすると、どこからともなくやって来たアザラシですが、ちゃんと自分の名前のところに並びました。そして、お客様に向かって立ってご挨拶!!
頭いいね、かなり理解力があるのかしらっ、と思ったアザラシでした。!


餌ちょーだい!


愛嬌を振る舞っている


2匹でキスシーン!

水族館では、いろんなプログラムが用意されています。
ちょうどイルカ・ペンギン・アザラシのショーを続けて見られると効率的で助かりました。
その他、食卓を支える伊豆の海の種類やユラユラと浮遊するクラリウムなど楽しく鑑賞しました。ここは湾の一部に施設があり、風の強い日はかなり冷えますので気をつけて!

下田海中水族館 < 6,300円 -6,000円(電子クーポン利用)=300円>
入園チケット@¥2,100×3

道の駅 開国下田みなと『地魚回転寿司 魚どんや』

道の駅の2階にある魚屋直営の『地魚回転寿司 魚どんや』でお昼にします。
お店の前に行ってみると、えっ並んでいますよ!!
店内に入り名前を書くシートを見たら、前に4組待っている人がいました。
記名してしばし待っています。15分ほどでテーブル席が回ってきました。ラッキー!

目の前の下田港は、金目鯛の水揚げが日本一で、こんなに鮮度の良い道の駅は他にはなく、思い切り金目鯛が食べられますネ。

本日の地魚三昧、金目鯛、金目鯛づくし、黒ムツ炙りなどなどリピートしながらいろんな地魚の握りたくさん食べて、お腹いっぱいになりました。
はじめだけ握りの画像を撮っていましたが、食べるのに気を取られて・・

このお店は、GoToトラベルの「電子地域共通クーポン」を使うことができます。
あと8千円ほど残りがあるので、食べている途中でお土産に「金目鯛の炙り棒寿司、穴子棒寿司セット」なども持ち帰り用に注文しました。

これで電子クーポン使い切れると思います。

魚どんや < 8,800円 – 8,000円(電子クーポン)=800円 >
店内での握り、持ち帰り棒寿司など

この後は、道の駅の1階にある、伊豆下田らしい地域の海農産物を販売しているお店を覗いて、なにかすぐれものを探します。

何店舗か並んでいましたが、農産物中心の「JA直売センター」で売られていた、わさび漬けプレミアムが良さげだったので購入しました。さらにミカン柑橘系サイダーところてんもお土産に購入しました。気に入ったのは、「わさび漬けプレミアム」「ところてん」は◎、次回訪れたらリピートします。

⇒ ⇒ ⇒

この辺で、そろそろ東京に戻ります。
伊豆に来ると、必ずと言ってよいほど立ち寄る真鶴のお店まで、ノンストップで移動します。

16:30
真鶴に到着して、最初は「真鶴 高橋水産」に寄って、定番の鯵の干物を購入します。
高橋水産は、今では数少なくなった、昔ながらの製法で手作り天日干しの干物屋さんです。

さらに駅前にある「真鶴 二藤商店」へ。
こちらは鮮魚というよりもいつも総菜中心に購入しています。
お目当ては「金目鯛の煮付け」で煮汁もたっぷり付けてくださるのが嬉しい。
その他ちぎりあげやその日のお惣菜などを購入。

ここで全ても予定ミッション終了で自宅に戻るだけです。
帰りの道路は思ったよりも混雑していて、辺りが暗くなった頃に無事帰宅。
帰ってすぐに、無事に帰ってきたことに感謝して、棒鮨をつまみにビールでカンパイ!

久しぶりの伊豆の温泉は、上質の「 GoTo de 湯ヶ島温泉・谷川の湯あせび野」の旅となりました。伊豆の国パノラマパークや修善寺周辺の散策も思いのほか楽しく過ごせました。
ここでも伊豆の街の紅葉が始まった時期で、ほんのり色づいた木々の素敵な景観も見ることができました。

お疲れ様&旅はこれでおしまい

さて、次の旅はどこにしょう!


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