尻焼温泉「星ヶ岡山荘」と野反湖

前々から一度訪れたかった尻焼温泉の「星ヶ岡山荘」を中心に、ランチや観光も絡めて、久しぶりに群馬と長野方面へドライブ旅行をしました。果たして、素敵な初秋の風景に出会えたでしょうか?

今回の行程

2019/9/17~9/18(1泊2日)

<9/17>東京から関越自動車で渋川伊香保ICで下車し道の駅立寄り中之条町六合でランチ野反峠休憩舎・花の駅尻焼温泉・星ヶ岡山荘に一泊
<9/18>星ヶ岡山荘道の駅 六合 (くに)別所温泉・北向観音、安楽寺上田 とんかつ 力亭関越経由で帰宅

9月17日(木)

おはようございます!
今日は朝からスカッとした晴れ、最高のドライブ日和です。
東京を9時に出発し、 関越自動車道を走り渋川伊香保ICで一般道へ。

最初は、「道の駅・八ッ場ふるさと館」に立ち寄ります。
この時期、群馬の高原地帯では、柔らかくって美味しい高原キャベツが出回ります。以前、この道の駅で「419」というナンバーがついた嬬恋村産の高原キャベツを買ったことがあって、それがとても美味しく、その時以来、すっかり「419キャベツ」のファンになってしまいました。だって、食べてみれば分かりますが、甘みが大変強く、食感、食味、香り、全てにおいて従来のキャベツとは明らかに異なっています。キャベツであってキャベツでない、まるで別の野菜のよう。

なので、この時期、このエリアに遊びに来ることがあれば、必ず「419キャベツ」を買い求めるようにしているのですが、最近は名が知れ渡ってしまったためか、年々手に入れるのが難しくなっています。
そして今日も、道の駅に着くやいなや、真っ先にこのブランドのキャベツを探したのですが、
・・・・・・・ うーん、残念ながら専用の商品籠の中は空っぽ。
お店の人に尋ねると、「今日は入荷していないねー。最近はたまにしか入ってこないし、入ってもすぐ売り切れちゃうのよ。」との返事。
もう「幻のキャベツ」となりつつある「419。買えないとなると余計に欲しくなってしまいます。次、手に入ることができるのはいつになるのでしょうか? グスン!

仕方がない、気持ちを入れ替えて、ランチにしましょう。行き先は、山の中の蕎麦屋さん。野反湖への道の途中、今夜の宿にも近いところです。

そば処・六合 野のや

「そば処 野のや」は、野反湖に向かう国道405号線沿いの小さな集落・六合(「くに」と読みます)にあります。
寒暖の差が激しく霧も出る高原で育った「六合産のそば粉」を使った手打ち蕎麦屋さんです。また、「野のや」では、自家栽培の「朝採りまいたけ」の天ぷらも名物になっていて、不便な立地条件にも関わらず、県内外から多くの蕎麦通を惹きつけているとか。

私たちがお店に着いた時はちょうどお昼のピークの時間帯でほぼ満席でしたが、うまい具合に帰るお客さんと入れ替わりになり、待たずに入店できました。

注文したのは、「もりそばと野菜天ぷら」と「三昧そば」の2種類。

まず、「もりそば」と「野菜天ぷら」



蕎麦は細めでコシもあってシャッキリしています。二八蕎麦の具合もよく、好みの味です。
野菜の天ぷらは、六合の夏野菜なのか、甘みがあってとても美味しかったです。

こちらは「三昧そば」

冷たい蕎麦を、数種類のきのこが入った濃いめの熱々の汁につけて食べます。ビッグサイズのまいたけ天ぷらが付いていて、得した気分になります。これまた美味しかったです。

店内は、ログハウスのような作りで、一枚板のテーブル、丸太の椅子など、ワイルドな山小屋風なイメージです。


ナチュラルな店内


外にテラス席あり


外観(googleより)

草津にも近く、このエリアに来たら再訪します。
ごちそうさまでした。

野反峠休憩舎 花の駅 / 野反湖 

「野反湖」は、群馬県と長野県の県境付近にあり、上信越高原国立公園内の標高1,500mを越える分水嶺にあった自然湖を嵩上げさせた人造湖。高原の風光明媚な湖として名前だけは知ってはいましたがこれまで一度も訪れたことはなく、今回尻焼温泉へ行くことになって、そのすぐ近くにある野反湖に足を伸ばすことにしました。

お昼ごはんをいただいたお蕎麦屋さんから車を走らせること20分、野反湖が眺め渡せる野反峠にやってきました。
国立公園内ということもあって、周辺には人工的な建物は何も無く、唯一、野原のなかポツンと一軒佇んでいる「休憩舎」という施設にクルマを停め、休憩することにしました。

訪れたこの日は、気持ちよく晴れ渡った天気で、湖はキラキラと輝き、野原は若草の緑が拡がる美しい光景が私たちを迎えてくれました。砂利の車止めのすぐ側では、よく見ると、ところどころに名前も知らない紫色の野の花が可憐に咲いています。
気温は、9月初旬でありながらも平野部に比べれば気温はぐっと低めで、20度くらいでしょうか。それに、爽やかな風が肌に触れ、涼しげに通り抜けていきます。

ここ野反湖は、キャンプ場(バンガロー、ロッジ、テント敷など)が整備され、春から秋にかけてはフィッシング・ハイキング・バードウオッチング・キャンピングなど自然を生かした屋外活動が盛んとのこと。また、湖の周辺では季節ごとにレンゲツツジ・野反キスゲなどの高山植物が咲き誇り、そのような花のシーズンになれば多くの人がここを訪れるといいます。

晩夏のこの日でさえこんなに綺麗ですので、花が咲き誇るベストな時期ってどんなに素晴らしいのでしょうか? いつか、見てみたいものです。


花の駅


緑が鮮やか


野反湖を背景に

「野反峠休憩舎」では、手作りのケーキや美味しいコーヒーや簡単なお食事もできます。
建物外のテラス席は野反湖の全体が一望できるビューポイント、そこで食後のコーヒーをいただきました。

我が家の愛車も一緒に記念撮影!

尻焼温泉 「川の湯/河原の湯」

「尻焼温泉」は、川底から湧く温泉で温められた石に腰を下ろして痔を治したことが名前の由来だそうで、今も源泉が自噴していて、川自体が「川の湯/河原の湯」と呼ばれる露天風呂になっています。


googleより/川風呂入口


googleより/県道55号沿い


googleより/広い川の湯

周りは山間の森林に囲まれ、川を堰き止めた巨大な天然露天風呂は、さながら天然のプール
周辺の道路からは丸見えということもあり、ほとんどの人が水着を着用していますが、中には裸で入浴、そのままあちこち闊歩する方もいるようです。ちゃんとした更衣室などはなく、簡素な脱衣小屋があるだけ。女子は予め水着を着用してからここに来るのが良さそうです。

私たちの宿泊する旅館は、この「川の湯」から橋を渡って徒歩3分のところにありました。

宿にチェクインしてすぐに、名物となっているこの川の温泉を体験しに行きましたが、宿の女将さんから、川底が藻でツルツルと滑るからとサンダルを貸してくれました。たしかに、足元は要注意です。
また、河原のお湯はそれほど熱いわけではないので、宿に戻ってもう一度温泉に入ほうがベターです。それに、この日は夕方からポツポツ雨が降り出したし・・・

星ヶ岡山荘

さて,今夜の宿「星ヶ岡山荘」です。

この宿を選んだ理由は幾つかあります。

一つは、2018年の秋「草津ホテル」に宿泊した時に、ここ「星ヶ岡山荘」が2017年4月にリニューアル・オープンし、草津ホテルと同じホテルグループに属することになったと聞きました。その時「草津ホテル」の佇まいや気の利いたホテルサービスが気に入っていたので、同じグループに入ることになった新たな旅館ってどんなところかと、まずは興味を持ったこと。

[2018年の秋「草津ホテル」に宿泊した際のブログ]

草津よいとこⅡ ②
2018/11/19(月)旅は2日目後半 ☀ 草津温泉 草津ホテルチェックイン14:3018:00ライトアップの湯畑...

2つ目は、リニューアルした旅館というからには以前の旅館はどんなところだったのだろうと調べたところ、前の旅館名はどうも『関晴館別館』であったような。尻焼温泉の関晴館別館といえば、その昔、温泉通の間ではちょっと名の通った宿で、一度は行ってみたいなと思っていたところではありませんか。

3つ目は、「星ヶ岡山荘」というしゃれたネーミング。どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、そうか、もしかしたら北大路魯山人が開いたあの有名な「星岡茶寮」をもじった?ものなのかな、と勝手に推量!もしそうなら、食事についてはそれなりの拘りを持っているかも知れない。

・・・・・

そんなこんなで想像を膨らましたうえで、改めてネットで「星ヶ岡山荘」の詳しい情報や評判を見てみると、
10室程度のこじんまりした宿で私たち好み、宿泊代はさほど高くなく財布に優しそう、露天風呂もあってすべて源泉かけ流し、料理は豪華ではないもののセンス良く吟味されている、また、女将をはじめ宿のサービスにも高い評価が・・・、などなど。

悪くなさそうですし、じゃー、一度お邪魔してみるか、となった次第です。

14:30

クルマが県道55号から脇の道を下って旅館の敷地に入ったところで、早速、宿の人が笑顔で出迎えに出てこられ、駐車場へと案内されました。
車を下り旅館を改めて見ると、昔見た関晴館の面影を残す2階建ての木造の建物。大きく変えずに小綺麗に化粧直しをしたような感じです。


中之条草津線/県道55号


googleより 中之条草津線/宿の前 


館内のミズヒキソウが素敵な生花


ビールとムース

玄関を上がると、すぐのロビーにソファーとテーブルがあり、ここでチェックインをします。
続いてウェルカムドリンク。これがなんと嬉しいうれしいことに、ビール!!です。
喉も乾いていたしグッドタイミング!
別に、ムース(抹茶)も。
ゆっくり頂いて、
その後お部屋に。


HPより


HPより

私たちの部屋は、川のせせらぎが聞こえる10帖の渓流側に面したお部屋、ウォシュレット・トイレ付きでした。
(今回は部屋に通されてすぐに外の「川の湯」に行くことになり、お部屋の画像を撮るのをすっかり忘れていました。上の写真は宿のHPから借用したもの)

<館 内>

風呂の後の休み処

アンティクなチェスト(昔のクスリ箱)

館内は、パブリックスペースにはモダーンで上質な椅子やアンティーク家具や置かれ、廊下の壁には絵が飾られるなど、インテリアのセンスもなかなかにグッド。
さらに、随所、随所に可憐な草花がさり気なく生けられていて、フッと心が癒やされました。

<お風呂>

渓流沿いにある開放的な露天風呂、内風呂と繋がっています。東屋からは、庭の植栽と露天風呂、その先に渓流が見渡せます。


渓流沿いの露天風呂


石敷きの内湯の浴槽

お風呂は男女それぞれ、内湯と露天風呂があり、22時に男女内湯の入れ替えがあります。
泉質は弱アルカリ性で、やわらかいお湯は草津温泉のあがり湯としても知られています。


桧の貸切り家族風呂


露天風呂


客室付き露天風呂

桧の貸切り風呂は、こじんまりした桧づくしのお風呂です。
無料で空いていれば何回でも入れるので、楽しく利用しました。

<夕 食>

夕食は6時半から「お食事処」でいただきます。
スタートのお料理がテーブルに色鮮やかに並んでいます。

長月(9月)の夕食の献立

六合の野菜他
一口づつの野菜たちですが、しっかりとした鮮度の良さが伝わりました。
特に小さな器のコーンスープは抜群の甘さでびっくり!美味しかった。

鮪、ギンヒカリのお造り
器と笹竹の葉、鮪の赤、ギンヒカリのサーモンピンク。
美しい器に上品なお刺身が光っていました。

お凌ぎのとうもろこしご飯
炊き込みご飯を朱塗りの器にほんの一口盛られていました。
食べてみると、一粒口に入れるだけでかなり甘いとうもろこし、美味しくって驚きました!
スタッフに伺うと、女将が育てたとうもろこし、確か「味来」だったような?

茶碗蒸し
アツアツの卵の中から、さらにとろりと溶けたチーズがなんとも新感覚で絶品、やけどに注意していただきます。美味!!!

鰻ざく/豚角煮
キューリと鰻の相性の酢の物は、さっぱりとした後味です。
少なめ角煮は、一口で頂ける量が好感を持てました。食べきりサイズ!!

鮎の焼き魚
焼き魚は熱々が食べることができました。とっても美味しいです。

上州牛鍋
食事が進むと頃合いを見て、スタッフがお鍋に火をつけてくれます。
程よい量のお肉と野菜が丁度よくて、全部食べられました。

ズッキーニのフライ
献立には載せていないサプライズの一品。このタイミングで食べられるかなぁと思いましたが、なにしろ熱々揚げたてなので、とっても美味しくって感動です。

季節の香の物/かきたま汁/ご飯
かなりお腹がいっぱいでしたが、なぜかご飯もお新香で頂きました。
完食です!!

デザート
シンプルなバニラアイスは、別腹的には一番間違いないデザートですね。

それぞれ工夫があって、特に野菜の甘みが際立ったお料理だったと思います。
上品で目にも楽しく頂きました!

食事処でいただく夕食は、ゆったりした椅子席に座り、初めの冷たい前菜はテーブルにセッティングされていますが、焼きたて、揚げたての出来たてが厨房から運ばれてくるし、お酒のおかわりも即座に伝わります。私たちは部屋出しよりもこのスタイルが好み。
女将さんやスタッフの行き届いたさりげない心配りも伝わり、程よい感じのよい接客でした。

ごちそうさまでした。

食事の後も、内湯、露天風呂、桧の貸切風呂とはしごしながら温泉三昧。
風呂上がりには、渓谷の音を聞きながらビールを飲んで、まったり過ごしました。

残念だったのは、夜の露天風呂からの満天の星空を楽しみにしていましたが、あいにくの曇り空で真っ暗、涙!お昼はあんなに天気が良かったのに・・

おやすみなさい。

9月18日(金)

おはようございます!
今日は朝から☁くもり、やや暗めの「星ヶ岡山荘」周辺です。

雨が降り出しそうな空ですが、今のうちに露天風呂に入ります。
やさしいお湯に包まれて、ぬくっと温まります。

<朝 食>

朝食のテーブル
朝食は、朝8時から「お食事処」、昨日の夜と同じ席に座ります。
テーブルには、朝なのにこんなにたくさんの種類のお料理が並んでいます。

和風サラダ
レタスやパブリカ、玉ねぎととろろ芋や塩昆布、ごまなど美味しそうな朝サラダです。


柔らかいモロッコいんげん


カマボコと冬瓜


温泉卵

温かいご飯とお味噌汁も運ばれて、ごはんのともが多すぎて迷ってしまいます。
最初は牛乳を、濃い味の美味しい飲み口です。
鮭やたらこ、小鉢のロールキャベツ、温泉卵に六合野菜も盛り沢山です。
朝からご飯をおかわりせずにはいられませんネ。

デザートとコーヒーもゆっくりと頂きました。
あまりのおかずの多さで動けないほど、食べてしまいました。
山間の空気も爽やかで、美味しい朝ごはんをごちそうさまでした!
「星ヶ岡山荘」は、チェックインが14時でチェックアウトが11時と太っ腹のです。
かなり宿に居られる時間が長くって嬉しいサービスですね。
本来ならもっとゆっくり目に帰りたいのですが、どうやら雨模様になってきたので早めのチェックアウトにします。

道の駅 六合 (くに)

宿をあとにして、15分ほど走ると「道の駅六合」にある観光物産センターに立ち寄ります。
六合の特産の花いんげんや地元の新鮮野菜が直売コーナーに並んでいて、昨日の夕食に出た「とうもろこし」が売っていました。ラッキー!!

これから上田市方面に向けて国道を走ります。
段々と空模様が怪しい~。
降らないといいけど・・

北向観音

上田市の別所温泉にある「北向観音」は、災難、延命、病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があります。
以前一度来ていますが、その時も「下の世話にならないように」とお参りしました。
念を押してもう一度お願いします!!

駐車場から来ると裏側からぐるっと建物を一周しながら、正面へ向かいます。
境内には上田市指定天然記念物の愛染カツラや鐘楼などが点在します。

北向観音にはむかし別所温泉に宿泊した時に一度訪れていますが、温泉街からこの急な階段を登ってくるのがキツかったことを強烈に覚えています。
下にある道の両脇は北向観音に来る参道として、お店や土産物屋さんがあります。
今日はこんな閑散としていますが、年末年始になると驚くほど混雑するそうです。

安楽寺・常楽寺境内

北向観音の本坊であり、ご本尊は『妙観察智弥陀如来(みょうかんざっちみだにょらい)』で全国的にも珍しい阿弥陀様です。

急な階段を上がって行くと、目の前にぱっと見えてくるのが、ずっしりと立派な茅葺の本堂、迫力アンド見ごたえある屋根です。
平成15年に修復工事を行った際、建立当時の建築様式に改めたそうです。

本堂前の庭にある「御舟(みふね)の松」は樹齢350年と言われています。少し離れて眺めますと、宝船の形にみえてきます。
この宝船で阿弥陀様が極楽浄土へとお連れします。<HPより>

上田 とんかつ 力亭

上田市に来て別所温泉周辺をくるくる観光していたら、決めていたお昼のお店に着くのが思ったよりも遅くなりました。その上、お店近くの駐車場が空きがなく、仕方なく上田駅まで行って駐車してきました。
13時半に到着しましたが閉店時間ギリギリでセーフ、良かったです。

ロースカツとヒレカツ定食をオーダーしました。
見た感じから、さっぱり油切れが良くって、でもしっとり柔らかとんかつでした。
キャベツも甘みがあって、ソースと辛子で旨味が増す美味しさです。
ごちそうさまでした!

お店は14:20頃に後にしました。
この時ポツポツと雨が降り出してきて・・

天気が悪くなってきたので、上田菅平IC から上信越自動車道に入り、関越自動車道へ進んでまっすぐ東京に戻りました。


1泊2日の 温泉の旅は、尻焼温泉を訪れることが主なミッション、ついでに訪れた温泉近くの野反湖が思いのほか絶景で気持ちよかったです。
違う季節の美しい景色も見てみたいな・・、
また次の旅を考えてみましょう。

お疲れさまでした!


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