村杉温泉・角屋旅館&越後路ドライブ – その壱

コロナ禍でしばらく中断していた旅ブログのアップを再開します。とりあえず2021年にあちこち行った国内旅行の様子を、時系列を追って順次、記事にしていくことにします。

旅行ブログ再開第3弾は、2021年4月に新潟方面に1泊2日で遊びに行った『村杉温泉・角屋旅館&越後路ドライブ旅』です。

この旅の2週間前に、甲府・富士山方面へ久しぶりに日帰りドライブして久しぶりにクルマを運転する楽しさを再認識したこともあり、今回は泊りがけの少し足を伸ばしたドライブ旅を企画してみました。

<1day trip>甲府古民家「NODO」でランチ、朝霧高原から富士山スカイラインをドライブ
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目的地として選んだのは中・下越エリア。宿泊先としては、口コミで評判が高く前々から一度訪れてみたいと思っていた五頭温泉郷・村杉温泉の角屋旅館さんにしてみました。
村杉温泉には、数年前一度泊まったことがあり(あのときは「長生館」さんに投宿しました)、ちょうど同じような時期で桜が美しく、こじんまりした落ち着いたなかなか良い温泉郷で、機会あれば再訪したいと考えていたところでした。

温泉への行き帰りには、マイカー・ドライブ旅行ということもあり、これまで新潟方面への旅行でアクセスの関係で行きそびれてしまった、ハサギ並木、豪農「伊藤家旧邸宅」など、クルマでないと行きにくい観光スポットにもいくつか訪れることにしました。もちろん美味しいもの好きの私たちのことですから、日中ドライブ中のランチも良さそうなとこを事前チェックし、プランに組み込むことにしました。

<今回のドライブルートMap>

07:40 スタート 関越自動車道 10:40長岡で「越のむらさき」を購入 11:30 長岡・イタリアン『BUKUBUKU』 13:45 満願寺ハサギ並木 14:15 伊藤家旧邸宅・北方文化博物館 15:30 村杉温泉・角屋旅館泊 チェックイン

2021/4/15(木) 東京~村杉温泉

おはようございます!爽やかすぎる朝の始まりです。
気温も暑くも寒くもなく、ラッキーなドライブ日和です。
さあ一泊温泉旅行のドライブのスタート、まずは関越高速で長岡を目指します。

雲ひとつない真っ青な澄んだ空、キレイィ~!
関越も順調で「上里」を通過するところです。

前方に見える山々にはまだ白い雪が積もっています。
関越も至って順調で「赤城高原SA」でトイレ休憩とコーヒーを飲んで眠気を覚まします。

「赤城高原SA」で自販機のコーヒーでちょっと一息入れましょう。
SAの桜もやはりすでに満開過ぎています。越後路はどうでしょうか?
休憩約15分、再び高速へ。

「谷川岳PA」を通過して、青信号もクリアでイザっ!トンネルへ入ります。

さてトンネルを抜けると・・・

おおー、険しい岩肌に雪が積もっています。山にはもう少し春は遠そうです。
空はどこまでも青くって雲ひとつないんです。
この辺まで来ると車が断然少なくなって、高速はガラガラ。BMWの心地よいエンジン音を伴いながら、思いのままに(でも、オービスと覆面パトカーに注意しながら・・・)ドライブを楽しみます。

»»»»»
そろそろランチタイムですね。お昼を予約してあったお店に行くため、関越道を長岡で一旦降ります。そしてそのレストランに行くその前に、ちょっとだけ立ち寄るところがあり、まずはそちらへ向かいます。

越のむらさき

ここは長岡市の郊外にある醸造の街・摂田地区、2度目の訪問です。
以前、長岡市を訪れた時(下記ブログ)に、「越のむらさき」という銘柄の醤油がとても美味しかったので、もう一度その醸造元である本店で醤油を購入します。

長岡のローカルグルメ探訪 ドライブ旅
「天高く 馬肥える秋」 秋空のもと、何処か田舎に遊びに行って、美味しいものを食べたいなあ! 10月のある日、急に...

ここの赤い鳥居の小さいですが味わい深い神社でその隣にあります。

煮物や料理用に使う醤油を半ダースとお刺身やおひたしに丁度いい卓上の小サイズも数本、野菜を簡単に漬け込めるモノも試しに1本購入しました。お気に入りです!

ランチの予約時間には少し時間が余っていたので、調整のためにもう一度摂田地区エリアお店の裏路地をクルッと散步します。

長岡・イタリアン『BUKUBUKU』

ランチは、11時30分のオープンに合わせて予約していましたが、スイスイと軽快に走ってきたので15分早めに到着しました。
場所は、長岡市郊外。お店の周りには何もない、ごく普通の住宅地にあります。郊外のお店なので駐車場は10台くらいが停められる広いスペース。そして雪対策か、階段を数段あがるエントランスとなっています。

店内は白壁に木製のテーブル、こざっぱりしたシンプルな店内インテリアです。

さて、早速『BUNBUKU』のランチがスタートです。予約した時点で、3,000円のシェフおまかせランチコースを申し込んでいました。

【全6品/要予約】BUKUBUKU畑で採れた野菜やハーブ。四季彩る長岡野菜。山のごちそう。海の恵み。醸造の街で発酵や熟成をとりいれたコース仕立てでご案内いたします。

お楽しみ!

では、とりあえず「春の越後路」にカンパイ!
美味しそうに飲んでいますが、もちろんノンアルビールですよ!
近頃のノンアルも進化していますよネ。家では週イチ休肝日を設けていますが、その時にはノンアルビールではなく、G太は、焼酎なしの「ホッピー」にしています。その方がうまいらしい!

BUKUBUKUシェフにおまかせの一皿目のアミューズは、可愛い花びらを添えたさっぱりした一品です。最初のお皿は少し地味な印象です。

二皿目は、魚のソテーにリゾット
春らしさが口いっぱい広がります。

三皿目は、旬のホタルイカの自家製パスタ
大好きなホタルイカは、間違いのない旨味があって程よい味付けでした。

メインの合間に、ホカッチャです。

メインは、豚肉のグリルにイタリアンパセリとポテト添え
豚肉はグリルというよりも、もしかしたら発酵や熟成をとりいれた料理方法でしょうか?

最後はお楽しみのデザートハイカカオ70%生チョコレートのテリーヌ
いま流行のカカオは、ポリフェノールが豊富なのでタイムリーな食材です。
私たちも毎日食べています。

ここでコース終了です。
旬の素材を組み合わせたコースの流れでしたが、インパクトはいまいち。もう少しガツンとBUKUBUKU畑で採れた四季彩る長岡野菜などが豊富にあれば良かったかなぁ。また違う季節にリベンジ・・

イタリアン『BUKUBUKU』 < 7,750円 >
ランチコース、生ビール、ノンアルコールビール

ランチのあとは、田舎道をのんびりクルマを転がしながら目的地に向かいます。

満願寺ハサギ並木

稲架木(ハザキ)の並木は、たも木やハンノキを植えて、稲の乾燥に利用する新潟県特有のものです。満願寺の並木は、昭和18年頃に区画整理したとき、関係農家が協力して各地の稲架木をこの農道へ移植したものです。

並木の周辺は広大な田園風景です。
背景の飯豊山?にはまだまだ雪が積もって美しい景観が楽しめました。

稲刈り後の秋の風物詩、こんな風になるんですネ。
この地区は種籾採取の指定を受け、良質の種籾を取るために自然乾燥に必要な稲架場として残されているそうです。この原風景がいつまでも保存維持されていくように願うばかり。
(新潟市HP参照より)

磐越自動車道をくぐって東西にのびる農道は、約1kmに渡って長い並木が続きます。
「満願寺稲架木(はさぎ)並木」として新潟市の文化財に指定されています。

このあと、訪れた観光スポットが、・・・・

伊藤家旧邸宅・北方文化博物館

越後の蒲原平野をよぎる大河・阿賀野川の西岸に「沢海(そうみ)」という小さな集落があります。江戸中期にこの地に、農より身を興し、代を重ねて豪農の道を歩み、やがて巨万の富を築いた一族が伊藤家です。そう、ここは「越後随一の大地主」の伊藤家の館です。

明治に入り、次第に農地の集積を計り、全盛期には1市4群64ヶ町村に1,370余町歩(1,385万㎡)の田畑を所有し、昭和期には県下一となり作徳米は3万俵余といわれていました。
しかし、時代は変わり戦後の農地改革によりこれらの土地は伊藤家の所有から離れました。

明治15年から8年がかりで建てられた伊藤家の豪壮な本邸は、敷地8,800坪(29,100㎡)建坪1,200坪(3,967㎡)、部屋数65を超える壮大な純日本式住居でした。
終戦半年後の昭和21年には、遺構保存のため、「財団法人 北方文化博物館」が創設され、ここに全部が寄附されました。
長年の風雪に耐え、往時の面影をそのままに豪農伊藤家の暮らしを今に伝えてくれます。
平成12年には国の登録有形文化財に登録されました。(HP参照)

伊藤家の豪壮な本邸の大広間は、座敷の広さと長い廊下、そして取り囲むような美しく配置され、日本庭園が見事です。

ギャラリーには、収集した珍しい骨董品の壺や大皿など美術品や歴代の当時使用していた不動産売買台帳や印や看板、金庫などが陳列されていました。

歴代当主の在世年表です。

見事な長さの廊下のガラス戸、外からの外観が美しい!
台所の様子も当時にしては動線も使い勝手良さそうでした。

上の写真は、敷地内にある民家などを移築し小さな村の一角を展示するエリアです。
池の周りを囲むように、茅葺屋根の農家や民家など当時の生活がわかるように展示されています。その隣には、周辺の民芸品や特産物などお土産も販売する建物や食事処もありました。

本邸の隣には、三楽亭が建っています。

「三楽、とは孟子による「君子の三つの楽しみ」という考え方に由来します。六代当主が21歳で自ら設計し、1891(明治24)年に完成。正三角形11坪の数寄屋風書院で、水屋もあり、茶室としても使用されます。一つだけある円窓は、六代当主が瞑想を行ったとされています。菱形の部屋と二つの三角形の部屋から構成され、柱や畳、建具の引き出しに至るまで三角や菱形にこだわった造りです。」(HPより)

外観から観られますが、びっくりするほどすべてが三角形で成り立っていました。

昔は飯米蔵だった蔵を「集古館」として、歴代の収集した骨董品や古文書などを展示公開しています。以前は米3,000俵などの大量の米を備蓄するため、通気性の良い置き屋根構造がみどころです。

道路から蔵造りの門構えまで続く広い前庭です。
前庭空間は、100m位ある遊歩道のようなエントラスとなっていて、昔からある松など樹木が大きく育って威風堂々な景観です。

新潟の豪農って、話には聞いていてこれまでにもいくつか豪農の屋敷を訪れたことがありますが、ここはスケールの大きさでは別格です。それにしても、昔の地主への富の集中ってすごかったのですね。
我が一族も、代々、東京の片隅で、江戸の昔から小さな土地の地主としてどうにか細々と維持し続け今日に至っていますが、勿論、こちらと比べるまでもありません。うー、うらやましい限りです!!
でも、それなりの苦労も多かったことでしょう。その辺は、わかるような気がします。

»»»»»

さて、五泉市阿賀野川周辺を通過していよいよ今夜の宿へ向かいましょう。

村杉温泉・角屋旅館

村杉温泉・角屋旅館は、大正6年創業の昔ながらの小さな宿屋です。
玄関を入ると、創業時代から時を刻み続ける大きなアンティーク古時計に出会います。

館内には、野山の季節の花が飾られ、古民家な黒光りする大黒柱や古い廊下や「茶の間ラウンジ」などが田舎に帰ってきたように感じて、とても寛ぎます。


畳の「茶の間ラウンジ」


小さなお土産を売るショップ


フロント


手作り果実酒がいっぱい


客室へのステップ

フロントで手続きしたらすぐに今回宿泊するお部屋へ案内されました。
私たちは、傾斜地にある宿のため階段が多いのではと、お風呂に一番近い1階にある「紀伊」を予約しました。全部で10室ある客室のうち、1階のお部屋はここだけ。


< フロアマップ/HP参照 >

私たちが予約した「紀伊」のお部屋

予約した「紀伊」のお部屋は、入口たたきにトイレと洗面台があり、引き戸を開けると10畳和室と広縁に囲炉裏が切ってあります。(今のシーズンは使用禁止中でした)
1階からの窓からは小さな箱庭が見えるだけで景観はもうひとつですが、お風呂への近さに免じて良しとしましょう。
広縁には、事前にリクエストしていた「くつろぎ椅子」が並んでいました。
やはりお風呂上がりにはリラックス出来る椅子が不可欠!ですネ、助かります。

座卓には宿の情報やお茶セットなどが用意されていました。
床の間にはTVや照明スタンドも備えられています。


くつろぎ椅子


作務衣


洗面台とミニバー

荷物を置いてお部屋のチェックして、お茶もいただきます。
思ったよりも到着する時間が遅くなったので、早速お風呂に行ってきます。

「角屋旅館 貸切 露天風呂」

角屋旅館の貸切露天風呂は、とても顧客思いの感動のシステムになっています。
4つの温泉貸切風呂があり、うれしいことに料金は無料、予約の必要もありません。
それどころか館内の廊下に上記の画像のような「露天風呂照明」が設置されていて、それぞれのお風呂の前にも同じ照明があり、空いているお風呂に入り内側から鍵を掛けると同時に、この廊下の「露天風呂照明」が点灯する仕掛けのようです。

たまたま私たちのお部屋の目の前にこの照明案内が設置されているので、ドアを開けて今空いているお風呂を確認できる、とっても便利なアイディアですネ。
以前他の旅館でも似たようなシステムが有りましたが、こちらは完璧ですヨ。

いろいろと館内図でお風呂チェックしたり着替えたり、改めて部屋を出て通路にある「露天風呂照明」見たら、えっ!
残念なことに、ほんの10分位の間に3つが使用中になり、「里の湯」だけが空いていました。

<里の湯>

「里の湯」は、高窓がある貸切風呂です。
湧きたての源泉から放出される湯気を逃さないように、浴室の天井を低くし、 窓を開けず、霧湯の状態で入浴するように設計されているそうです。確かにちょっと蒸し暑く感じるのもそのため何でしょうか。
ラジウム温泉の効能を一番効果的に感じる「里の湯」、
温度38~39℃とゆっくり浸かれる温湯です。

<竹ばやしの湯>

「里の湯」の次は、ちょうど空きになっていた「竹ばやしの湯」に続けて入ります。
こちらは露天風呂なので、外のひんやりした爽やかな空気を感じられます。

「竹ばやしの湯」は、高野槙の四角い浴槽で大人なら2人程度の小さなものです。
快適なお湯に浸りながら、目の前に広がる竹ばやしや池の鯉を眺めることができる、心地よい空間・癒やし空間です。

1月~2月には、雪見露天風呂も楽しめるそうです。
脱衣所との間に一人分の洗い場もあります。
温度41~42です。

18:30
今晩の夕食時間になりました。
お部屋まで運んでいただける部屋食のシステムのようです。

時間になると、スタッフが来てテーブルにセッティングします。
小鉢三種とホタルイカの酢味噌とお造りが並べられました。
飲み物は、生ビールと日本酒も届いて、

・・・・いただきま~す。

しばらくすると、
一本丸ごと焼き筍」が届きました。これはこの時期だけの旬の食材です。
こちらの角屋さんでは自前の竹ばやしを持っていて、朝採り収穫とのことをHPを見て知ったので、ネットより事前に申し込んでおきました。
思ったよりも大きめの筍で、穂先の方は柔らかく美味しいかったです。
できればもっと小さめが良かったのかな?

先付の2品
小さな小鉢の3種、珍味が楽しめました。
そしてぷっくり太ったホタルイカ。

こちらは、季節の新潟メガニ
ちゃんとカニの足から身をほぐしてサーブされていますので、とても食べやすかった。

次は、焼き魚にエシャロットと昆布
どれも酒の肴で、お酒が進みますネ。

季節の野菜と地魚のあんかけ

季節の山菜の天ぷら
ちょうど蕗の薹や山菜が採れ始めた時期、タラの芽も美味しかった。

五頭山麓の減農薬有機肥料のこしひかりとお新香、自家製二年味噌の味噌汁
いろんな種類を食べたのでお腹一杯ですが、せっかくなので美味しそうなご飯を一口だけ頂きました。

デザートは、無農薬のブルーベリーアイスと麦茶

「おまかせコース」は7種、ご飯・味噌汁・お新香とデザートでした。それに加えて焼き筍もお願いしたので、もうお腹がいっぱいです。
コースの中の焼物には、できれば肉類が入っているといいなぁ、と思いました。
ごちそうさまでした。

食事が終了したら、フロントに知らせるとスタッフがお料理を片付けに来てくれます。
そしてお布団が敷かれますが、2人組のスタッフが来て、手早く速やかにそして静かに二人分をものの3~5分で敷いてくれる様子が美しかった!!です。

庵の湯(いおりのゆ)

内湯の貸切「庵の湯(いおりのゆ)」 が空いていたので就寝前の10時半に今日の〆の温泉に入ります。ここは、ゆったりした空間で6名様までのグループ向けです。
昔ながらの素朴な雰囲気を残したお風呂から窓に映し出す庭のライトアップが楽しまます。
お風呂の画像を撮してみましたが、湯気でボケているのでHPより参照です。
温度41~42度です。

今日も朝早くから新潟に移動してきて、ランチや豪農の館などまだまだ知らなかったところなどを見学して、宿に到着して夕飯を堪能し、貸切風呂3ヶ所回りました。
わぁ~疲れた!もう寝ましょう。

 


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