まだまだ暑い日が続く9月下旬、友人夫婦と4人でプチ湯治に出かけました。この友人夫婦とはかれこれ30年来の付き合いで、2ヶ月に一度くらいのペースで私たちの自宅で一緒に麻雀をしたり、ここ数年は年に一回は温泉宿に共に行ったりして、何でも本音て話せる気が置けない遊び仲間です。
[2020年の友人夫婦とプチ湯治旅/上諏訪温泉・ぬの半]
[2021年の友人夫婦とプチ湯治旅/湯岐温泉・和泉屋
さて、今年はどこにしようか?
毎回行き先を決める際はいつもこちらに一任。ですので、彼らの好みや興味などを総合して旅行企画を立てるようにしています。いろいろ考えて今回選んだのが「下部温泉」。
暑い季節にはぬる湯が良さそうだし、行く途中に私たちが贔屓にしている甲府郊外の隠れ家イタリアンに是非彼ら夫婦にも紹介がてら連れてってあげたい、食にうるさい彼らもきっと喜ぶはず・・・。宿からの帰路には、富士山を海越しに望める絶景ポイントや東海道五十三次の広重美術館に立ち寄るのも面白そう!
そんなこんなの1泊2日のドライブ旅、果たしてどうだったでしょうか。
どうぞ御覧ください。
9月27日(火)東京☀ ~ 下部温泉
8:30 友人と合流 09:45東名から山中湖方面 12:05甲府イタリアン『のうど』 13:30 道の駅 富士川 14:45下部温泉泊
08:30
神奈川に住む友人宅の最寄り駅で合流・ピックアップして、久しぶりににぎやか旅のスタートです。
今日も朝から気温が上がり暑い日で、空も晴れわたってドライブ日和ですね。
車の中では積もる話で盛り上がります。
そうこうするうちに、ラジオの渋滞情報からこの先が20km位の事故渋滞と・・・???
うーん、どうしよう!
ランチのお店には12時に予約しているからなぁ、でもどうにか間に合うか??
とりあえずみんなで相談し、次の「足柄SA」でトイレ休憩した後、いま来た東名道を上り方向に一旦戻って、中央道経由のルートに変更しようということになりました。
足柄SAスマートICから出て、上り東名に入り直してすぐでした。
えっ、すり寄ってくる一台の車が・・・
警察の車??なに、なにぃ
私たちに向かって、パトカー車内から身振り手振りで
「$&#’”%&!」となにか言っているようだけど・・・全然わかんない。
「????」スピードも出していないし???
そしたら、助手席の警官が肩から斜め下に手を動かす仕草を・・
あっっ、そうか!よくよく車内を見ると、
クルマ後部の一人がシートベルトしてなかったぁ~、ガァ~~ん。
そして次の「鮎沢PA」に入るようにと、パトカーに誘導されてしまいました。
そっか、高速では後部座席もシートベルト必須なんですネ。
それにしても、外を走るクルマからよく私たちのクルマの中まで見えたよネ。振り返って思うに、どうもスマートICを出たときから、パトカーは我々のクルマに狙いをつけていたようです。確かに、スマートIC付近で停車していたパトカーを見かけた気がします。そうか、あそこで獲物を狙っていたのか!
こんな事があるんだと反省です。
ちなみに、運転手から違反点数1点取られますが、もしこのあと一年間無事故無違反なら点数は引かれないそうです。へえっー。
そんなことがあって、余計な時間ロスになり、ランチの予約時間が一層気になります。余裕を見て予約の一時間前にランチのお店に着くようスケジューリングしておいて良かった、ギリギリ予約時間に間に合うかな??
途中、東名上りを降り一般道で中央高速にアクセスしようとショートカットを試みましたが、悪いことは重なるもので、今度はこの先の一般道も大渋滞とラジオから聞こえてきます??
ええっー、今日はいったいどうなってんの??
仕方なくもう一度最初のルート東名下り~中央高速で甲府に向かうことにしました。
振り出しに戻る、大迂回です。
こんなときはバタバタしても詮無いこと、気を取り直して安全運転に徹することが大事です。
とりあえず、ランチ予約のお店には30分程遅れると電話で連絡して、・・・ふぅ!!
こういう時もあるさ。
さあ、のんびり楽しく行こうよと!!みんな、一致団結です。
甲府古民家 イタリアン『NODO』
渋滞が発生して高速を右往左往しましたが、ほぼ30分遅れてお店に到着。
電話で30分遅れると伝えていてよかった、ピッタリでした。
ここの料理は一皿ずつ懐石のように出していただくので遅れて申し訳ないです。
嫌な顔せず笑顔で対応、大きな座敷のテーブルに案内されました。
いつもより時間が詰まっているので了承してほしいとのこと。は~い❗️
ではそれぞれメニューから飲み物を選びます。
「NODOランチコース」スタートです。
では仕切り直して、この後何事もなく無事に旅ができますように、カンパイ!!
一皿目:小さな前菜
冷たい小さなガラスの器に数種類の海鮮や野菜が色鮮やかに盛付られています。
二皿目:季節の野菜スープ
渋めの和風の器にビビットなかぼちゃのスープ、濃厚な味です。
三皿目:近郊野菜と前菜の盛り合わせ
これが一番私たち的にはメインのお皿、アペタイザー好きには堪らない盛り合わせ。
鮮度のいい魚やハムなどと彩り豊富な数の地場野菜が一皿になって、楽しませていただけます。
一つ一つ味わい深く、食べ進めるのがワクワクします。
ホールのまま使用の粒プチプチマスタードが楽しい。
(ここで知って通販で買い置きするほどドはまり)
自家製フカッチャは、とてもお料理に合う軽いパンです。
それぞれ瓶ビールを頼みました。
運転手さん申し訳ない「ノンアル」でごめんなさい。
パスタ:トマトベースのアマトリチャーナ
それぞれ本日のパスタから選べるのですが、今日は同じものでお願いしました。
トマト味が絶妙で美味しい。
メイン:銘柄豚と野菜添え、グリーンソース
柔らかくて絶妙な塩梅の豚肉、ピーマン種つきっていうのもいいわネ。
マスタードもいい感じで合いますね。
夏らしい涼し気な葉型のガラス器にチョコスポンジ+バニラアイスって黄金の組み合わせ美味、生クリームとぶどうと下は何だっけ?
今回もまた「NODO」ランチコースは、季節が違えば一皿ごとに素材が変わりいつも新しい組み合わせが楽しめます。
友人たちとも久しぶりの食事もあって、至福のひとときでした。
甲府 イタリアン『NODO』 < 17,500円 >
ランチ@3630、瓶ビール、ノンアル
● 下部温泉『梅ぞ乃』
下部温泉は、千二百年の歴史を持つとされ、古くから湯治場として栄えきました。
”信玄の隠し湯”といわれる歴史深い温泉で、山梨県南巨摩郡身延町の山あいの素朴な温泉郷に位置し、なめらかな肌ざわりで芯まで温まるとお湯が人気です。
そして、今夜宿泊する「湯宿 梅ぞ乃」は、昭和三十年創業の老舗旅館なんです。私たちがぬる湯の温泉に行く際、いつも参考としている『からだがよろこぶ ぬる湯温泉ナビ』(植竹深雪著、辰巳出版)には、「全国各地のオススメぬる湯温泉」の一つとして挙げられ、「35℃ 素晴らしい日本庭園を眺め湯浴みする」と紹介されています。
満足なイタリアンを後に、甲府から中部横断自動車道から見延へガンガン走ってきました。川沿いの細い道路を少し走ると旅館へ到着です。
チェックインしてお部屋へ案内されました。
<本館2階 夕霧草/山吹草>
私たちは至ってシンプルな本館の2階、真向かいの2部屋夕霧草/山吹草です。
和室に広縁がある部屋です。それぞれ荷物を片付けて『夕霧草』に集合!
とりあえいず缶ビールで『久々の再会にカンパイ!!』
いつものように美味しいおつまみをMr.Oが持ってきてくれました!!
いつも何かしら私たちの好みをゲットしてきてくれます。ありがとう!!
< 大浴場 >
大浴場では、新旧のぬる湯あつ湯の両方が一緒に味わえます。
古くから湯治場として栄えてきた下部温泉は、1200年の歴史を持ち、源泉の優れた効能は名湯百選に選ばれていることもあり、人気の温泉を楽しめます。
下部温泉『梅ぞ乃』夕食
夕食は6時からスタートです。
1階にある個室で4人でいただきます。
瓶ビールをお願いすると、係のスタッフが持ってきてくれました。
ちょっといろいろお話して記念の写真を撮ってくれました。
今日は積もる話に夢中になり、ほとんど画像を残していませんでした。
夕食が終わるとまたまた部屋で2次会??
でもお腹がいっぱいなのでそれぞれお風呂に入って・・・
今日はいろんなトラブルが合ったけど無事に温泉に来られて良かったわ!!
みなさまお疲れ様でした!
おやすみなさい。
9月28日(水)下部温泉☀ ~ 東京
10:00 旅館を後に 09:45薩埵峠 展望台(さったとうげ) 12:05『ごはん屋さくら』 13:30 東海道広重美術館 14:45下部温泉泊
08:00
おはようございます!!
今日も晴れ渡っていてやはり気温高め!
朝食も昨日と同じ4人で個室でゆっくりといただきます。
定番の卵焼きや煮物、焼き魚、おひたし、サラダなど意外とボリュームあってお腹がいっぱいになりました。ごちそうさまでした。
09:15
今日の移動も距離あるのでそろそろ出発します。
先ほど精算したら山梨のGOTOの『やまなしグリーン券』をゲットしました。
ありがたい❗️
私たちはこの後ここ山梨からすぐ静岡県に向かうので、どこでお土産帰るのかを旅館スタッフに確認したら、「道の駅みのぶ」か最寄りのセブンイレブンを教えていただきました。そして記念にパチリッ!!
GOTOの『やまなしグリーン券』を使うために、ちょっと足伸ばして道の駅みのぶに来ています。
が・・・どうやら本日お休みでしょうか??せっかく来ているのに、だめかぁ。
気を取り直して、近くのセブンイレブンなら大丈夫と聞いていたのでGO!
じゃぁ、おつまみ缶詰@500円を買うことに。
買い物かごにそれぞれチケット分の缶詰を入れてレジへ。
そして「このチケットで」
「すいません 使えませんよっ!」
「うそぉ~、使えるって聞いてきましたが・・」
「セブンでも使えるところもあるけど、ここは使えないんですぅ」
この周辺はもうお店がありません。
私たちはこの近くの中部横断自動車道のICから静岡へ移動の予定。
どうするぅ??もったいないよね、うん。
旅館の売店しかないねっ。戻ろうー❗️
結局もう一度旅館に戻って、売店でお土産を買うことに。
でもお陰で「甲府印伝」ゲットと山梨のお土産買えました。
旅ってこーゆーことあるよね、仕方ないさっ!
今後はこの手のチケットは、事前に何に使うかどこで使えるかを考えておかないと、本当に慌てますネ。
● 薩埵峠 展望台(さったとうげ)
薩埵(さった)峠は、歌川広重の東海道五十三次「由井」にも描かれている名所です。
たどり着くのに分かりにくい道順です。事前にチェックを!
現在では東海道本線や国道1号・東名高速道路が峠の麓で重なっており、ちょっと違うような感覚ですネ。夜景も観光客で人気のスポットです。
本来ならこの先の展望台から「歌川広重で有名な浮世絵の絶景駿河湾と富士山」を鑑賞しようと思いましたが、あいにくこの周辺は現在工事中のようです。
で、駐車場からのビューとなりました。残念!
『ごはん屋さくら』
「ごはん屋さくら」は、東名高速や国道1号が前を通り、駿河湾に面し後ろにはJR由比駅が見えるロケーションにあります。
駿河湾の鮮度いい桜えびなどが名物の和食の定食や丼もの、そばやうどんなどが食べられます。ここに到着したのが12:45分でした。
満席で10分ぐらい待って席につくことができました。
桜えび丼、桜えびかき揚げそば、穴子フライ定食をそれぞれ頼みました。
さすが桜えびかき揚げはサクサクと軽くボリュームたっぷり。
驚きは、穴子フライ定食の穴子の長さにびっくりです。
みんなでシェアしても食べきれなくって持ち帰りにしました。
ごちそうさまでした。
『ごはん屋さくら』 < 5,600円 >
桜えび丼、桜えびかき揚げそば、穴子フライ定食など
● 東海道広重美術館&由比本陣公園
静岡市東海道広重美術館は、静岡県静岡市清水区にある美術館です。
東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地である由比本陣公園内に1994年開館しました。
これが歌川広重の東海道五十三次「由井」です。
先ほど立ち寄った薩埵峠からの景観で、タイムリーな観光コースでいい企画ですネ。
館内は写真撮影が禁止なので、浮世絵は脳に刻んで保存しました。
東海道広重美術館に入った時から気になっていた「刷り体験」、 Mrs.F がやってみよう!!となりまして、二人でトライすることになりました。
じゃぁ、Mrs.Fからどうぞぉ!
はは~ん、最初のやり方見てたので、2番めの方 学習していますよネっ。
どうやらかなりローラーでインクを丹念にのせて、しっかりとバレンでスリスリするのがいいかも。そう言えば以前TVで浮世絵の番組やっていて、「伝統的木版の摺師が『刷りはバレンが命』、日本にはとても高価なバレンがあり、それによって全然違った緻密な表情が出せるとか」。
ここでバレンを使うのが小学校の彫刻の時間以来でしたが、思いのほか楽しい体験、いい思い出になりました。
美術館がある公園は、由比本陣公園です。江戸時代は日本橋から数えて十六番目の宿場で、公園内や街道沿いにも今なおその面影を残す所もありました。
『東海道広重美術館』 < 2,540円 >
入場券@520円、刷り体験[1セット用紙2枚]@300
時間はもうすぐ午後3時になる所、ここから東京まで夕方の渋滞前に帰りたいので、さっ最寄りの東名へGO!!
● 東名自動車道 足柄SA
足柄SAでコーヒーとトイレ休憩にします。
私たちはあまり東名を利用しないので、ここにはドッグランなどもあるんだ、知りませんでした。テラス席で午後のコーヒータイム、話はいつまでもつきませんが、とりあえずここで今回の旅は解散です。
この後は友人を最寄り駅まで送って自宅へ。
やっぱり東京は夕方の渋滞にハマって4時間近く掛かりました。
積もる話で賑やかで楽しい旅でした。
お疲れ様でした・・
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