【大人の休日モニター】 ③ 盛岡古い街並み散策と会津若松の居酒屋巡り

11月30日(水)☁☀

<11/30・水>
盛岡駅やまびこ44号11:0713:04郡山駅13:3515:00会津若松駅 会津若松泊

07:15
今日のスタートは、盛岡の古い街並みをお散歩しようと思います。
キリッと晴れ渡った朝の盛岡はどんな顔に出会えるでしょうか?

まずは、昨夜はしごした櫻山横丁付近、櫻山神社から中津川周辺を歩いてみます。朝になって気が付きました、横丁神社の山門だったんですね。

中津川は自然の形状を保ったままがいいですね。
橋を渡ってレンガ造りのビルを見に行きましょう。

岩手銀行赤レンガ館は、1911(明治44)年に盛岡銀行の本店として建設され、東京駅と同じ設計者辰野金吾さんだそうです。盛岡市のシンボルとして愛され、平成6年に国の重要文化財に指定されています。

2012(平成24)年8月3日に銀行営業を終了し、約3年半に及ぶ保存修理工事を経て、2016(平成28)年7月17日から一般公開されます。

岩手銀行この周辺には、江戸・明治時代の建物が残っているようで、ビルの谷間に、豪商の家屋が昔のままにタイムスリップしたかのような一角がいまだに健在のようです。もう少し先かなぁ?

この歩道のタイルの貼り方、美しい波紋には力入っていますね。凄い!!

こちらは「東屋」は、わんこそばの発祥のお店?ですよね。

こちらの外観も目を引きますね、大正3年創業の老舗のお醤油屋さんみたいです。木をうまく活かした外観がな感じがします。

盛岡信用金庫の石造りの建物も明治時代でしょうか?
どっしりと銀行にふさわしい存在感を感じます。

あっ!そこですね、盛岡の有名な「江戸時代」がいまだに感じられる「ござ九」さん。江戸後期から明治時代に建てられた家屋がそのまま残っているようです。

この「たわし」もインテリアにもなりますね。それにしてもこの長い年月を変わらぬ姿で維持管理は、大変なご苦労かと思います。

次は

煙突のように見えたモノは、火の見櫓?のようです。

大正2年(1913年)に消防番屋として建てられ、現在でも建物は現役の消防団第五分団で使用されている貴重な建物です。

このすりガラスの椿?の模様がとっても素敵!
もうこうした模様のガラスってないですよね。貴重!

こんな冬の風物詩も街なかでも見られるんですね。

あっ!これは雪のための保護するヤツですよね「雪吊り」、盛岡は縄を直接貼っていくんですね。地域に寄っていろんなやり方結び方がありますね。

明治時代に呉服問屋として建てられた豪商で黒漆喰の年代を感じさせる建物は、現在も「盛岡正食普及会」の店舗のようです。

そして中津川の土手沿いを戻りましょうか?

土手沿いの道を歩いていると、一段下に自然な川岸にも歩道があるのでしょうか?通勤するサラリーマンやOL,学生などが列をなして歩いているんです?

近道なんでしょうか?ちょっと不思議に映った光景でした。

こちらは確か先程は表通りのお店を見たのですが、裏手に流れる中津川からの「ござ九」も趣があります。

くるっと一周したようです。櫻山神社のお隣まで戻りました。

盛岡城跡公園です。冬の景色は寒々しいばかり。通勤や通学、散歩などいろんな方とスレ違いますね、市民の憩いの場所なんですね。

ここでもとの櫻山神社にたどり着きました。もう一度しっかりお参りしたら、お腹も空いたしホテルに戻ります。

公園堀のところでは、植木の冬支度の真っ最中、やはり縄を沿わせる養生ですね。そして堀に逆さ映りの樹木も楽しい風景です。
さて、商店街はまだ開店していませんね。もうすぐホテルです。

ダイワロイネット盛岡の外観です。1Fには、朝は朝食会場になり夜は居酒屋があります。さっそく朝食をいただきましょう。

居酒屋としては案外おしゃれな店内ですね。外から見えるガラスには、楽しいアートが書かれています。

ビビットなカラーは、魚の切り身?刺し身?でしょうか??
まァどうでもいいけどバイキング取りに行きますね。

流石にビジネスホテルです。和風がメインですが、サラダやヨーグルト、デザートの果物やケーキまで用意されていました。ごちそうさまでした!!
このあと、お部屋に戻って荷物の整理します。

10:00
ダイワロイネットをチェックアウトします。ダイワロイネットは、色んな意味で丁寧で親切で対応が早いと思います。コンパクトでリーズナブルな一押しホテルです!!

ここから駅まで15分街の通りを見ながら歩いていきましょう。
昨晩は周りが暗くてよくわからなかったので、よ~く頭にインプットしておきましょうね。

10:20
盛岡駅到着!!まだまだ電車まで時間があるので、新幹線の中でランチするできるように、ドトールからサンドイッチでも購入しておきますか?
コンビニで缶ビールも購入ですね。

盛岡発11:07やまびこ44号で郡山まで向かいます。
所要時間は1時間57分、少しゆっくり乗れますね。

やまびこ44号もちゃんと指定席確保しています。
車窓もすこぶる青空で晴れ渡ってきました。

15:00
ホテルニューパレス会津にチェックイン。事前に「デラックスダブル」を予約していました。ここはビジネスホテルよりも落ち着いた雰囲気で、どちらかと言うと地元の結婚式などが多いようです。

お部屋は大きな丸い柱が特徴で、ベッドの間接照明や、ソファーの上の間接照明もビジネスホテルらしからぬプチ贅沢な作りですね。

入口付近にはバス・洗面台とトイレがありますが、とっても機能的な配置で使いやすかったです。

夕方までずっと見ていなかったTVでも見ながら、少しゆっくり休憩します。
夕方は早めに出て居酒屋巡りを堪能しましょう。

←フロントで頂いたホテルオススメの周辺うまいものMAP。
地域の情報が満載で、これから伺うお店もあるので参考に!

17:15
ホテルから会津若松の街を歩いて一軒目の居酒屋目指します。
歩いていると古い建造物がライトアップされていました。

よく見たら会津若松市役所のようです。重厚な石造りの外観は、歴史を感じます。もう少し歩くと・・・

籠太

会津若松の「籠太」は、前々から一度訪れたいと思っていましたが、会津若松に一泊する機会がなかなか無くって・・・数年越しの願いが叶いました。
日もどっぷりと昏れてきたので、お店がどの辺かわかりにくくなって、ちょうど住所の場所に来た所、思っていたイメージと違う立派な門構えのあるお店にたどり着きました??
入りにくい感じですが、確かにここですよね?あまりにも上品なエントランスは居酒屋とは似つかわしくない戸建ての建物。料亭のような雰囲気ですよ。

そして少し江戸時代風な趣も、期待が膨らむお出迎えですね!!
では、お邪魔しま~す。

人気のお店と聞いていましたので、出かける前に事前に予約しておきました。玄関を上がると明るいフローリングの廊下が真っすぐ伸びていて、左手の障子を開けると、

あらっ、いい感じ!カウンター席になっていました。
とても居心地良さそうな落ち着きのある店内です。まだ6時前だから一番乗りかと思いきや、すでに先客がいらっしゃいました。

カウンターは、6~8人席ぐらいで、ある意味個室になっています。
廊下の奥にもテーブル席があるようでした。
さて、何からいただきましょうか?

会津居酒屋・郷土料理「籠太」のお料理は、独自のオリジナリティーがあるので迷ってしまいます。とりあえず生ビールですね。
そしてメニュー見ていたら、うぅん??
「ねば」ってなんですか?

会津の郷土料理かしら、と思って面白そうなネーミングについ誘われて・・・

実は、「なっとう」のフリーズドライのようです。秋田から取り寄せされているそうです。なかなかおもしろい触感だし、確かにビールのおつまみにも体にも良さげですもんね。食べるとまたこれが完全にハマるんです。サックと軽くって、でも確かに納豆で、食べやすくって元気が出そうな味なんです!!いいですね。

見た目も「納豆」ですよね!!
ビールとねばで乾杯して、落ち着いたところでいろいろオーダーしましょう。

はじめは、ここ会津の名物の馬刺し 「蹴飛ばし」会津独特のニンニク味噌のたれで。ちなみに会津では戊辰戦争以降に「馬肉」が食べられるようになったそうです。生食で食べるようになったのは最近で、「昭和30年頃にプロレス興行に来た力道山が、会津若松市内の肉屋に出向き、店先にて持参したタレを取り出し、生で食べたのが始まり」だそうです。
へぇ~、食の文化のこと知ればたのしいことですね。

お次は、「鶏わさ」鶏ささみのお刺身で、下手な白身の魚より美味い会津地鶏のささみ、わさびでいただきましょう。

これは「塩とうふ」作り手が見える会津西部高郷村でつくられる美味しい豆腐だそうです。

出ました!!「秋刀魚串」秋の籠太の定番、秋刀魚を三枚に下ろし梅肉と紫蘇を巻き込んで焼き上げ手間暇がかかる一品。ありがたく頂きま~す。
どんどんお酒が進むワンランク上の一品揃いで、嬉しくなってしまいます。

この辺でビールから日本酒、ワインに移りましょうか?
どちらもしっくりと料理に合いますよ。

「自家製紅葉漬」、これこそ日本酒にピったりの珍味ではないですか!
そしてこれって、ワインにも合うんです。

「鶏レバーのワイン煮」、会津地鶏レバーはマッタリスッキリの触感で赤ワインが進みますよ。

「おでんの大根」、こだわりのおいしい大根がしっかり味が染み込んで、一口食べると甘みと出汁が絶妙に絡み合いますね。

もうここでおいしいおつまみは終了・・・
籠太の親父さんが優しく笑いながら面白いですよ?なんでしょう?と白いお皿の白いスライスにオリーブオイルをかけてサーブ。
えぇっ~~!!甘い甘い瑞々しい大根スライス!!
これはデザートとして出してくださいました。

会津居酒屋・郷土料理「籠太」は、料亭のようなシチュエーションの割には、カウンターでの親父さん女将さんとの会話といい、全然気取りがなく、人一倍素材にこだわっている割には、うんちくを語るわけでもなく、さりげなく勧めてくださったりと、とっても居心地の良い、まさしくワンランク上の「料理居酒屋」のような存在です。
五感で楽しませてくださる素敵なお店「籠太」でした。

またいつかこの門をくぐりたいですね。
とってもいい会津若松に出会えました。
ちゃっかり、次は籠太の親爺さんおすすめのとっておきのお向かいのお店にハシゴ・・・

NORTHLAND

「NORTHLAND」は、入口を思うと絶対知らないと入らないお店、入れないお店です。先程の籠太の親父さんから是非にと勧められ、訪れてみました。
お店に入った途端、昭和を彷彿するような、タイムスリップしたような懐かしい空間と雰囲気が漂っています。こちらのお店は時間的にやっとスタートしたばかりのようです。

会津若松にもこんな大人のBARがあったんだぁ~、と思いました。
店内を見回すと「風と共に去りぬ」のポスターが印象的です。

膨大なアルコールの入った瓶の数に驚きながら、マルガリータとドライマティーニをオーダーしました。さっそくカウンターの中では、マスターの熟練の技が光る手さばきで、カクテルが作られていきます。

渋くって粋なBARも今では数少ないのでは?と思います。
このスローな流れがお店全体を包んでいて、どこかほっこりしてしまいます。

これがマルガリータ、酸味と甘みとソルトが絶妙なカクテル!トロケます。
おいしい!!

そしてカクテルの王様、ドライマティーニ!!
これはバーテンダーの腕がわかるカクテルのようですが、お味はいかがでしょうか?

うわぁ~、このお店に似つかわしくないキュートで贅沢な一皿、絵になりますね。
とてもいい雰囲気のこのBARのマスターは、お話を聞くと会津エリアの本格BARの先駆者にして大御所クラスの御仁のようです。

居心地の良く美味しいカクテルとお話を一杯(いっぱい)頂きました。
NORTHLAND」は、いつまでもいつまでも変わらずこのままでいて欲しい!!お店です。籠太の親父さんに素敵なお店教えていただきました。

さぁ、ホテルのエリアにチンタラ歩いて戻りましょう?
途中良さげなお店探しながら・・・

ぼろ蔵

築100年の古い蔵をリノベーションした「ぼろ蔵」は、宿泊ホテルのすぐ隣なので折角会津若松に宿泊するからには一番近くの有名な居酒屋に行かない訳にはいきませんよね。お腹いっぱいですが、ちょっとだけ行ってみましょう。

ちょうど入店したら、お帰りのお客さんが帰っていきました。
カウンターには今誰も居ないのでパチリっ!!

ますはビールとやさしい野菜の煮物のつき出しです。

店内の褐色の土壁が蔵の内部をうかがわせますね。カウンターと奥に個室もあるようです。女将が一人で切り盛りして、地元の野菜を中心にしたスローフードの家庭料理がメインの居酒屋です。

お料理とともに会津の地酒も多く取り揃えているので、日本酒好きにはお楽しみですね。今日は三軒目とあって、残念ながらいつもはパクパク食べて飲んでなのですが、雰囲気だけ楽しんでいきましょう。
さて、このビール飲み干したらホテルに戻ります。

本日会津では色んな顔のお店をはしごして、楽しく居酒屋三昧!!
この辺でお開くにしましょうー。

今日も長~い三日目、ここでお休みなさい!!


【大人の休日モニター】 ④ 新津で一風呂浴びて長岡駅前で〆の居酒屋
12月01日(水)☁☂ <12/01・木>会津若松駅11:0013:16新津駅16:3817:14長岡駅M...