鹿教湯温泉・河鹿荘別館 プチ湯治 – その1

毎年冬になると温泉が恋しくなります。それも慌ただしい温泉旅行でなく、のんびりと、そして何も考えず、ただただ温泉を楽しむ、そんな時間に憧れます。
そういった時は、やはり『湯治』がいいですね。昔の人は、農閑期にあたる冬の時期、温泉に浸かることで一年の疲れを癒やし、そして、心身ともにリフレッシュする、生活の知恵として『湯治』が生活に根付いていたんですね。
現代では、昔のように何週間、あるいは1ヶ月にも及ぶ長期間の湯治は難しくなったものの、数日の『プチ湯治』であれば、機会があれば行ってみたいというという欲求を多くの人が持っているのではないでしょうか?

私達夫婦も温泉は大好きで、そのなかでも特に湯治生活には興味があり、いつも、どこか私達だけの秘密の湯治場はないだろうかと、情報収集に努めています。これまでにも、花巻『大沢温泉・湯治屋』、万座温泉『日進館』、秋田・泥湯温泉『奥山旅館』、東鳴子温泉『旅館大沼』など、いろんな温泉で数日の「プチ湯治」を楽しんできました。

今回は、新規開拓として、信州・鹿教湯温泉『河鹿荘別館』で4泊5日のプチ湯治にトライすることにしました。鹿教湯温泉は、昔祖父がよく通っていた温泉地で、子供の頃祖父に連れられて行った記憶が微かにあるものの、大人になってからは、全国の温泉巡りをしている中であまり興味の対象とはなっていませんでした。鹿教湯温泉は、雑誌などメディアでもあまり取り上げられることがなく、どちらかといえば地味な存在。と言うか、忘れられた過去の温泉といったイメージが強く、行ってみたいという強い動機に欠けていました。
この冬、また『湯治』に行ってみたいな、どこがいいだろう、といろいろ情報を集める中、あるブログで、穴場としての鹿教湯温泉の紹介記事を読んで、気を惹かれました。なんと言っても、まず費用が安い(4泊のプチ湯治コースで、素泊まりが4,000円/泊・人くらい)、人気がないのでいつも空いていてお風呂はほとんど貸切状態、昔ながらの温泉街の風情が残っていて素朴さも当時のまま、しかも東京から近い、それに、昔祖父が気に入って足繁く通った鹿教湯温泉はどういうところに魅力を感じたんだろう、ということにも興味が湧きました。

温泉行きを決めたちょうどその頃、我が家に買い替えの新車(スバルXV)が納車され、クルマのテストドライブも兼ねた旅行も悪くないよね、と次の地図にあるような温泉旅行の行程を組みました。
といったことで、今回の旅のテーマは、
「鹿教湯温泉・プチ湯治と、信州の冬の景色&グルメを楽しむドライブ旅」
となりました。

今回の行程

2018/2/12~2/16・4泊5日

<2/12>09:00スタート関越自動車道~上田市内12:00味楽亭その後スーパーで食料買物 14:30鹿教湯温泉カフェおきな&『サカエヤ』で酒購入15:10河鹿荘別館チェックイン河鹿荘本館 湯めぐり
<2/13>午前中は部屋で15:15 鹿教湯温泉『さいとう菓子工房』でお茶鹿教湯温泉の街散策・五台橋・文殊堂・薬師堂後「文殊の湯」入浴 そばや辰巳屋で夕飯
<2/14>午前中は部屋温泉三昧呑み食い処 わんだーれで夕飯
<2/15>10:00クアハウスかけゆ 上田市鹿教湯健康センター13:00 蕎麦みつわや河鹿荘別館にもどる そばや辰巳屋で夕飯
<2/16>10:00河鹿荘別館チェックアウト11:15国営アルプスあづみの公園12:15松本・源智のそば 中央高速で帰宅、途中諏訪湖SAでお茶

2018/2/12(月)プチ湯治1日目 東京~鹿教湯温泉

09:00スタート関越自動車道~上田市内12:00味楽亭その後スーパーで食料買物 14:30鹿教湯温泉カフェおきな&『サカエヤ』で酒購入15:10河鹿荘別館チェックイン河鹿荘本館 湯めぐり

09:00
今回はプチ湯治するので荷物多めに持って出かけます。
澄んだ空気に青空に、今日も旅にするには理想的な朝です。
出発ぅ~。

空が青く赤城山の緩やかな山裾がきれいに見えています。
いつもこの景色を見るとなんだかホッとし気持ちが和らぎますネ。

上田市内に入り、ランチのお店に向かいます。
今だったらまだ12時前なので急げぇー。

上田 とんかつ『味楽亭』

お店の前に到着して店内に入ったところ、もうすでに7割の席が埋まっていました。
席が空いていて良かった!
ではメニューを確認しオーダーします。

ロースカツ&カキフライのセット定食
アツアツがサーブされました。衣がこんがりサクサクっと軽い感じで肉の甘味も感じておいしい。

かきフライとヒレカツ&エビフライのセット定食
カキフライもエビフライもヒレカツも・・いろいろ食べてみたいときにはもってこいのメニューです。冬だけのカキフライは大好きでタルタルも付いているのがうれしい。

セット定食の量が思ったよりも多く、食べきれませんでした。
もったいないので今晩の湯治のつまみにピッタリなので持ち帰ります。

お店の外観はステーキハウスのような雰囲気でテラス席もありました。窓も大きく木をふんだんに使用した内装も感じが良かったです。駐車場の回りは田んぼに囲まれたところなんですね。
ガッツリといただきました。

 上田 味楽亭< ¥ 3,300 >
かきフライとヒレカツとエビフライのセット定食、ロースカツ、カキフライ定食

スーパー『ツルヤ 神畑店』

今日から4日間は鹿教湯温泉町に滞在するので軽く食料を調達します。
基本は、湯治のため食事は付いていないので、おつまみ中心にすぐ食べれるモノを購入。
もちろんビールもいっぱい仕入れます。

カフェおきな/菓子舗

鹿教湯温泉街のお店が並ぶ通りに来ています。
旅館に入るまで少し時間があるのでお茶します。


和風な外観


テラス席

おきな』は、温泉饅頭など和菓子やお土産を売るほか、店内の一角がこだわりのあるカフェコーナーになっていました。
小さな通りの鹿教湯温泉街ですが、おいしいコーヒーが飲めますヨ。

鹿教湯温泉 サカエヤ

カフェの向かいにある地元の酒屋『サカエヤ』は、建築家が設計?したかのようなナチュラルで素敵な外観のお店です。こんないい感じなら期待大ですね。
それにしても、鹿教湯温泉はもっとうらびれた温泉街を想像していたのですが、ところどころ魅力的な店舗がありますね。これは意外に期待できそうです。

店内外はカフェかと間違えそうな雰囲気で、いろんなお酒が美味しそうに陳列されています。奥には、えっ、日本酒の仕込タンクですか?365日無濾過生原酒をその場で瓶詰めしてくれるそうです。
いろいろと試飲出来るそうですが、今は運転中。宿にチェックインしてから歩いてココに改めて来て、後でお願いすることに。
とりあえず、今晩の晩酌用に1本購入。

鹿教湯温泉 河鹿荘

鹿教湯温泉は、国民保養温泉地(環境庁指定)のひとつであり、江戸時代から湯治場として栄えてきた温泉で『名湯百選』の一つです。温泉療法医がすすめる温泉として選定した日本の温泉100選に、鹿教湯温泉は平成元年9月1日に名湯として第一号の認定を受けました。

鹿教湯温泉の中心地からクルマで1~2分、今日から湯治する宿『河鹿荘』に到着しました。
渓谷に沿って3階建ての本館があり、私達が宿泊する『別館湯治棟』の建物は、道路を挟んだ向かいにあります。
ここで4泊5日、のんびり何もしないで、温泉三昧を楽しむ予定です。

河鹿荘本館の玄関を入り、フロントで湯治4泊のチェックインします。
スタッフが別館に案内してくれます。
別館の駐車場に車を移動させます。

河鹿荘別館は、湯治棟というよりは山荘のような雰囲気の建物で、ちょっと洒落た感じ。玄関も2方ガラス張りで、自然光いっぱいの明るい雰囲気です。
建物1階は、以前は地元の森林組合の事務所が入っていたようで掲示版がありましたが、今は使われていません。宿泊スペースはこの別館の建物2階部分になります。温泉施設は建物地下に貸し切り湯が2つあり、空いていれば予約などなしに何時でも入浴できます。温泉は、本館のお湯も自由に使え、露天風呂や展望風呂など、利用できるお風呂はかなりバリエーションがあります。

お部屋は2階で、広い階段を上がります。
踊り場には寛ぎのコーナーがあり、椅子とテーブルや本が並んでいます。
今日は(というか、私達滞在中は)、お客は他に一人だけ。そのお客さんも、仕事で長期滞在していて、朝早くここを出発して夜遅く宿に戻ってくるようで一度も顔を合わせることがありませんでした。なので、この別館は私達だけで専有利用しているようなもので、お風呂も好きなとき好きなだけ利用できるといった贅沢でした。

<河鹿荘別館 8畳和室>
湯治棟宿泊では、お布団敷き・お茶のご用意・アメニティー(浴衣・タオル等)のサービスを省いた宿泊形態・料金になっています。

廊下から入口ドアを開け襖を開ける、とこじんまりとした8畳和室がありました。2人で泊まるには広さも十分だし、湯治部屋としては、そんなにボロくなく、マアマアです。窓側には広縁に椅子とテーブルもあります。

この季節に欠かせないコタツを追加でお願いし貸し出してもらいました。
小さなコタツのテーブル、よく見るとかなり時代物!ではないでしょうか?
コタツの縁が変わった造り。

お部屋には、エアコン、ファンヒーター、TVと鏡台などが備え付けてあります。
電気スタンドは、車で出かける旅行のときには必ず持参、なにかと役立つアイテム。
さらにPCや延長コードも。

広縁の窓からは、本館の建物と渓谷や背景の小高い山が見えました。
ところどころに降り積もった雪が見られます。

別館の湯治棟は、お部屋が決まれば後は自由に過ごせます。早速、湯治モード全開に浸って何時でもゴロゴロできるように、こたつを囲んでお布団を敷きました。そして気軽に過ごせるようスエットに着替えます。

ではさっそく本館の混浴露天風呂へ向かいます。

<本館・渓流混浴露天風呂>

河鹿荘本館の100%源泉かけ流し混浴露天風呂
渓流沿いの川のせせらぎが心地よい露天風呂です、奥行きが結構ありました。
雪見露天風呂も楽しめますが、寒い季節はどうしてもお湯が冷えてしまうために、浴槽に保温シートをひいたこんな景観なんです。
かなり風情には欠けますが・・

温泉に入ってみると、浴槽の深さがないためか、お湯がぬるいところもあちこちに。長いこと入ってないと温まりません。
混浴なので湯浴みやバスタオルなど確かOK!だったと思います。

本館入口で真っ赤なりんごが1コ¥90で売っていました。
さぁ、別館湯治棟に戻ってお部屋でビール、ビールっ!!

と喉から手が出るほど飲みたかったのですが、ぐっと堪えて、
別館の地下にある温泉を覗きに行きました。
すると空いているので、この際パッと入って温まっておくことに。
ここは空いていれば「貸切り」で使用できます。

<別館 貸切風呂>

貸切風呂はタイル張りのいちょう型の浴槽で、ここも100%掛流し。
4~5人入ればいっぱいの大きさで、あつくもぬるくもなくちょうどいい湯加減です。
露天風呂はちょっと温めだったので、ここでじっくり温まっておきましょう。

湯治一日目・夜の宴会

18:45
では、鹿教湯温泉プチ湯治に!プレミアムモルツでカンパイ!!
スーパーで購入した食料は、
貝とタコの刺身ネギトロまぐろお新香キムチめかぶ
朝の残りのおにぎりとお昼テイクアウトしたとんかつが揃って、なかなか豪華なメニューに。
気楽なプチ湯治でのんびり心ゆくまで飲んで食べました。

飲んだ後は、ちょっとだけ甘い物でお茶しました。お昼にコーヒー飲んだ時にかけゆ・まんじゅうも忘れずに購入しておきました。

こんな感じで早くも一日目が暮れていきます。
そしてすでにお布団敷いて、いつまでもパタンと寝れるように。
ファ~ん、眠くなってきた・・

お休みなさい。

2018/2/13(火)プチ湯治2日目 鹿教湯温泉

午前中は部屋で15:15 鹿教湯温泉『さいとう菓子工房』でお茶鹿教湯温泉の街散策・五台橋・文殊堂・薬師堂後「文殊の湯」入浴 そばや辰巳屋で夕飯

08:00
おはようございます、プチ湯治2日目の朝です。
朝ごはんはバナナとコーヒーで済ませます。
午前中は、ゆっくりと読書しながら過ごします。


お昼はあまりお腹空いていないので、ビールとチーズやピーナツで済ませます。
午後は出かけてカフェでおやつを食べる予定なので。

外に出てみたらちょっと曇ってきて寒くなってきました。
通りも歩く人もいなくてなんだか寂しそうですネ。

鹿教湯温泉『さいとう菓子工房』

15:30
鹿教湯温泉街の『さいとう菓子工房』でお茶にします。
外観や窓枠などが昨日訪れた酒屋さんとよく似ていて、ちょっとおしゃれでナチュラルな雰囲気が感じいいです。
店内には、

美味しそうなケーキがショーケースに並んでいるし、焼き菓子やジャム、コーヒー、紅茶なども数多く並んでいます。
ガラス張りの調理室が見えてスタッフの女性が2~3人が忙しそうに働いています。
ちょっと考えるとこんな田舎の温泉街に??と思いますが、鹿教湯温泉の最大手・斉藤ホテルの直営店のようで、納得。そしてなかなかの人気店のようです。
特にアップルパイがおいしいと噂。

シュークリームこだわりのアップルパイ
奥にある店内のイートイン・コーナーでいただきます。

コーヒーは嬉しいことに1杯100円。コーヒーマシンにお金を入れるセルフサービスです。
こだわりのアップルパイは、生地が256層もが重なって、すんごいサクサクっと。
これだけでも十分に食べこたえあって満足感がありました。
ごちそうさまでした!

では温泉街を散策します!


ここは明日の晩の居酒屋


この先が五台橋


美しい弧を描く石畳


界隈で一番背が高い斉藤ホテル

五台橋

趣のある屋根付きの橋が五台橋です。
この橋は、現世と神の世界を結ぶ橋として知られているとか!渡ると不思議体験できるの??

氷灯篭

<雪の氷灯篭ライトアップ画像はHPから参照>
毎年恒例となっている氷灯ろう夢祈願は、「氷灯篭」に蝋燭をともして飾る幻想的なイベントです。冬の期間、温泉街から湯端通りをぬけ、五台橋の屋根の下をくぐり、文殊堂への46段の階段から薬師堂周辺まで、氷灯籠がずっと続きます。12月末から翌年1月いっぱいまでの開催のようで、残念ながら私達が訪れた時はもうイベントが終わった後で、名残りの氷灯篭が寂しそうでした。

さらに小道を進んでいくと

文殊堂

文殊堂は、日本三文殊の一つ。鹿に身を変えて信心深い猟師に効能豊な出湯を教えた、という鹿教湯温泉開湯の由来となった文殊菩薩が祀られています。

4月下旬には『文殊堂春祭り』があり、知恵の仏様・文殊様に御祈祷する「大般若転読会」や「知恵の団子」を撒くといいます。まかれた団子を食べると頭が良くなると言われ、奪い合いになるほど大勢の人が参加するとか。

帰りは夫婦杉の間を通り抜け、46段の石段を降りていきます。
この両側にもまだ氷灯篭が溶けないで残っていますネ。

文殊の湯

鹿教湯温泉の代表的な外湯「文殊の湯」
湯端通りを文殊堂ヘ向かう五台橋のたもと、旧源泉地にあり、泉質は鹿教湯内の各お宿と同じく単純温泉です。5つの源泉の湯を混ぜて適温にして送られてくるそうです。
じゃー、入ってみましょう。

露天風呂に入っています。竹の垣根の隙間からは渓谷の景色がちらちらと見えています。

外気はキィーンと冷たい空気ですが、肌触りのやさしい湯が包んでくれます。
湯加減もちょうどいい塩梅で、ずっと入っていられそうー。
心も体もリフレッシュできます。

内湯も100%かけ流しで細長い湯船を満たしています。
洗い場も多くゆっくり洗えるし窓が多く明るく気持ちいい空間です。

文殊の湯の待合スペースには、トイレ、ロッカー、タオルの自販機、椅子とテーブルなども用意されています。時間があるなら、壁に掲示の温泉の正しい入り方などチェックしてください。

鹿教湯温泉街の旅館やお店などを見て回り、五台橋・文殊堂・、薬師堂を散策し、外湯の「文殊の湯」で温泉にも浸かって、もう夕方になりました。
少し早いけど、お蕎麦屋さんでいっぱい行きましょうか!

そばや辰巳屋

生ビールでカンパイ!!
お風呂上がりの生ビールはうまいっ!付き出しの野沢菜がおいしいね。

もつ煮込み
最初は早く出るっていうので、味噌煮込みを注文。美味しそうな色していますヨ。
ネギと絡めてよく馴染んだモツがやわらかい。

高麗人参の天ぷら
細長~い高麗人参の天ぷらなんて初めて食べます。
歯ごたえはごぼうに似た感触でホクホク感もあり、抹茶塩でいただくとほろ苦いけどそのままだと甘みも感じます。貴重なのでちょっとづつ噛み締めながらいただきました。

天ぷら盛り合わせ
海老、かぼちゃ、ナス、ピーマン、しいたけ
この辺で日本酒の熱燗に変えます。揚げたての天ぷら、美味しっくていいネ。

とろろそば
温かい汁にとろろと刻み海苔とネギが入った〆の一杯、アツアツをすすります。

ざるそば
キリリッと冷水でシメたそばを、ちょうどいい出汁の効いたつゆでいただきます。
喉ごしがよくあっという間にたべました。

今日はこの辺で宿に戻ります。
お店の女将さんと話しして、予約なら「カモ鍋」なども用意できるようなので、明後日木曜夜に予約お願いしました。
帰る頃には、お客さんが増えてきていました。


来店した5時半過ぎ


帰る時の7時頃

夜風に吹かれながら温泉街を歩いて帰ります。
ふぅー寒ぅ~い!
足早で旅館までは約6分の道のりです。
もうすっかり街は静まり返っていました。

プチ湯治2日目もここでミッション終了。
あとは別館の温泉に入って温まって・・
続きの本を読みながら
おやすみなさい!

鹿教湯温泉・河鹿荘別館 プチ湯治 - その2
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