2020年は、コロナ禍のせいでそれまでの生活が一変し、すべての面でこの先の具体的な計画を立てることができず、また、それまで決めていたスケジュールも大幅な変更を余儀なくされるといった大変な一年となりました。
セミリタイアの身分にある私達夫婦は、現役で活躍されている皆さんと比較すればコロナの影響の程度は軽微だったとは言え、それでも、どこにも外出できずに家に閉じこもって陰鬱な毎日を過ごさざるを得ない状況が続き、気分的にも参っていました。
そうした中、政府によるGoToトラベル事業が発表され、旅行関連事業者の救済を主目的にコロナのもとでの経済刺激策が講じられることになりました。皆が日々大変な思いをされている中、熟年の私達がトラベル事業を活用して旅行に出かける(能天気に遊びに行く?)ことにはある面後ろめたさを感じないわけではありませんでしたが、こういった状況でなければなし得ない旅行の機会でもあり、この際、割り切って制度の恩恵を受けることとしました。それに、僅かばかりの額であっても私達の消費するお金が、旅行関連業の皆さんの生活に寄与できると思えば、さほど萎縮・遠慮する必要はないのかもしれませんしね。
私達が住む東京では2020年10月からGoToトラベル事業の適用が開始となったため、早速、10月中旬の関西方面への旅行を企画しました。
関西は、G太が幼稚園から中学校までの幼年・少年期にわたり暮らし育ったところであり、その後東京に戻って数十年の生活を続けている今でも、関西はいつも第二の故郷、心のふるさととして大きな影響を与え続けています。
仕事に追われ忙しい日々を送っていた青年期・壮年期では、幼い頃育った関西への思いはさほどではなかったものの、歳をとるにつけ、「関西はやはりいいなあ」と改めて感じることが多々あります。食いしん坊の今を築いたのも、もとを遡れば子供の頃の生活が影響しているように思いますし、美味しく感じるのはやはり関西の味付けです。人との付き合いも、関西の飾らない本音のぶつかり合いのほうが気が楽ですし、体面・体裁を重視する東京風はいくつになってもどうも馴染めません。
本来ならば、生まれは東京なので江戸っ子気質であるはずなのですが、生まれより育ちなんでしょうか、関西人気質の方にどうも肩入れしてしまいます。
・・・まあ、どうでもよい呟きや独り言は脇に置くとして、これから少しずつ、もう一度関西を見直す旅を増やしていこうと思います。GoToトラベル事業がそのキッカケとなれば、私的にもこの事業の意義や価値を見いだせるし、なんて都合の良い解釈(こじつけ?)をして自分を納得させているところです。
今回の旅行では神戸と大阪に計5泊することにし、宿泊するホテルは、すべて名が通った一流のところばかりをチョイスしました。GoToを利用して割安で泊まることのほか、マリオットBONVOYのメンバーシップ・無料宿泊の権利も活用して、普段なら宿代が高くて敬遠していた高級ホテルをこの機会に体験することにしました。
また、関西への「足」については、これまたANAの特典マイレージがいっぱい余っているので、羽田⇔伊丹の無料・特典航空券を利用しました。この結果、宿泊費だけでなく交通費も大幅に節約できたので、低価格ながらも内容的には「ちょっと豪華で贅沢な旅」となりました。
朝・昼・夕の食事やお酒については、私達夫婦の好みを最優先し、値段に関係なく、本当に食べたいもの、行ってみたいお店を厳選しました。といっても、結果としては高級店は殆どリストに上がることはなく、大半は大衆店、庶民のお店が占めることとなりました。関西の味は、上品ぶったところより庶民が集うようなところのほうがよく似合うし、実際、その本領を発揮しているように思います。
今回の旅は、特に観光地巡りをするわけでなく、昔のことを思い出しつつ、少しの間地元生活の風を肌で感じ、美味しいものを味わいお酒を楽しむ、といったことがメインの目的です。
ただ一つ、特別イベントとして高野山へのお参りをスケジュールに組み込むことにしました。我が家の宗派は真言宗ですが、弘法大師が祀られている金剛峯寺・奥の院には随分とご無沙汰しています。身体が動け元気なうちにお参りを済ませておけば心安らげますし、あの時行っておけばよかったなどと後々に後悔するようなこともありません。ピクニック気分で一日を割り当て、楽しむことにしました。
さあさあ、前置きが長くなりました。
いよいよ「2020神戸・大阪 GoTo利用でちょっと豪華なグルメ旅」
のスタートです。
【 今回の行程 】
2020/10/16~10/21・5泊6日
10月16日(金)羽田⇒伊丹空港、神戸北野エリア散策、福原居酒屋へ
10月17日(土)メリケンパーク散策と神戸元町中華、難波で居酒屋巡り
10月18日(日)高野山日帰りと難波で高級居酒屋
10月19日(月)道頓堀散歩→法善寺横丁→天王寺、夜はお楽しみ『スタンド アサヒ』
10月20日(火)あべのハルカス→梅田、天神散策で昼飲み、夜の梅田グルメはしご
10月21日(水)大阪くらしの今昔館、『酒場 やまと』で昼飲み⇒空港へ
2020/10/16(金)関西1日目 ☀ 羽田 神戸
07:30羽田に到着 08:00 ANAラウンジへ 09:00 羽田⇒伊丹10:10 10:25 リムジンで神戸へ 11:10 三宮 11:30 ホテルオークラに荷物預け 11:50 ランチへ 12:45 北野エリア散策 14:45 カフェ 16:00 ホテルにチェクイン 18:15 貝つぼ焼や居酒屋はしご
07:30
久しぶりの羽田からANAで大阪伊丹空港のフライトです。
今年に入ってから、一年も前からマイレージで予約してあった海外特典フライトが次々とキャンセルとなり、特典マイレージを使える機会が減少するとともに、マイレージの有効期限が迫ってきて心配しています。
これからは、国内旅行にもどんどん積極的に特典マイレージを使っていかないと、有効期限切れという憂き目になりそうです。
そんな事情もあり、関西へは新幹線ではなく飛行機利用です。
今日は早起きして、あさ6時代の電車に乗ります。少し早めに羽田に行ってチェックインやセキュリティーを済ませ、ANAラウンジでゆっくりと過ごすことにしましょう。
この光景も久しぶり、いつ見ても「旅の始まり」って感じてワクワク してきます。
出発ロビーへ。
この通路はいつもよりは、混雑が和らいでいるような雰囲気です。
いつものように空弁購入します。
空弁/カツサンド < 700円 >
ANAプレミアム・メンバー専用のチェックインカウンターに入ると、えっ、一般カウンターが空いているにも関わらず、逆にこっちのほうが混雑しています
いつもはスイスイとチェックインできるのに、今日は前に10数人ほど並んでいました。
まもなく手荷物の手続きを済ませると、今度は、すぐ先にある優先セキュリティーCHECKが大混雑。
不要不急の一般旅行客が大きく減少したのに対し、ビジネスマンはリモートでの業務では対応できない Face to Face の需要が一定程度あるのでしょうね。コロナ禍のもとでのフライト利用の客層の変化がこんなところにも表れていますね。
● 羽田ANAラウンジ
ANAラウンジに来ると、条件反射のようにすぐに自動ビールサーバーに走っていってしまいます。朝からすいませ~ん。
そしていつものように出発ロビーの空弁から浅草ヨシカミ「ロースカツサンド」を購入して、朝ごはん代わりに
旅の無事を祈ってカンパ~イ!
08:45
今日のフライトは
[ANA017] 9:00羽田発 ⇒ 伊丹10:10着
最近は、機内に乗り込む順番が一番奥の人から乗り込むように変えているようです。
思ったよりも機内は混んでいて、ほぼ満席の状態です。
都合のいい出発時間なのでしょう。
では定刻通りTakeoff ❗️
10:00
まもなく伊丹空港へ。
ただいま大阪上空~
うわぁ~、大阪城がきれいに見えています❗️❗️
地図のごとく城の周りにはお堀が見え、これが「水の都」と呼ばれていた網の目のように広がった堀川の最初となるんですネ。俯瞰するとよく見えます。
伊丹空港に定刻通り 10:10到着しました。
今日はこのあと神戸三宮へリムジンで移動します。
そのバスの時間が迫ってきているので、ここからダッシュでバスのりばを目指します。
10:25
伊丹空港リムジン乗り場に移動したら、ジャストタイムで間に合った❗️❗️
「PASMO」も使えるのでチケット購入する時間が助かり、無事に乗車しました。
● 神戸三宮駅 / リムジン
伊丹空港から約40分で、神戸三宮に到着しました。
バスを下車して ここどこだろう?
面倒なのでタクシーを捕まえて・・
伊丹~三宮リムジン@¥1070 < 2,140円 >
とりあえず今日の宿泊するホテルオークラ神戸に到着しました。
さすがに時間的に早すぎるので、荷物だけ預かってもらいます。
三宮リムジン~タクシー < 1,000円 >
ホテルから歩いて約10分ほどにある人気のレストランで、神戸初ランチにしたいと思います。混んでいないといいんだけど・・
『グリル一平 元町店』
噂の極薄巻きオムライス
神戸元町にある有名洋食店「グリル一平 元町店」でランチにします。オムライスは一番人気で、卵半個だけを使用した極薄玉子で巻くオムライス。58年変わらずの味❗️
デミグラスソースだけの潔いシンプルな一皿です。
他のテーブルも必ず一皿はオムライスを食べていましたよ。
ヘレ・ビーフカツ・130g
うぉっ、分厚いカツは、とっても柔らかく火の入りがミディアムレアの絶妙な塩梅です。
こちらも人気の一皿で、お肉のgも選べます。
ビーフカツにも濃厚なドミグラスソースがからまって絶品です。
キンキンに冷えた生ビール
神戸で最初のランチで、素敵な旅になりますように!カンパイ❗️
お店に着いたのがちょうど12時でした。8割の席が埋まっていてその後は10分で満席になりました。本当に皆さんまずはここのオムライスがお目当てのようです。
お店は中華街の西安門のゲートの近くで、割と間口の狭い入口です。
青緑の看板が目印で、帰るときには2~3組並んでいました。
神戸元町に来たんだなぁ❗️ と実感できる洋食店のランチでした。
グリル一平 元町店 < 3,710円 >
オムライス、ヘレ・ビーフカツ、生ビールx2
● 南京町・西安門
神戸港が開港した時に誕生した南京町の中華街です。
歴史ある街は昭和初期には一番の隆盛時でしたが、戦後は衰退した時代もありました。
ゲートを潜り、歩いていきます。
通りの両側には中華料理店や中華食材などが軒を連ねています。
突然中華っぽい雰囲気や匂いが漂ってきました。
行列の「元祖豚饅頭 老祥記」は、以前神戸に何度か来た時は、いつも購入して食べている大好きな「豚まん」です。皮がなんとも言えなく美味しいです。
十数年前まではみなさん100個、50個、80個と購入するので、蒸すのを待っている感じでした。でもこんなに並んでいるのは初めてです。今回は購入断念です。
先程入ったゲートの反対側の「長安門」まで来ました。
大通りのメリケンロードに出まして、ここでタクシーを捕まえて乗車します。
● 北野異人館
乗車したタクシーの運ちゃんがおしゃべりで、いろんな北野異人館の話などを到着するまで話してくれました。最初に訪れる「うろこの家」は一番高台エリアにあったので、最初にその近くまで行ってもらうことにしました。
ちなみに坂道だらけの異人館エリアは、細道や急傾斜が多いから親切に一番近くという住宅地の前で下ろしますよっと言ってくれました。
ところが、あんなに力説して地域に詳しいことなどを説明していただいた割には、「うろこの家」や「山の手八番館」「坂の上の異人館」などこの周辺の一連の異人館は、なんと全部休館日でした???どうして知らないの?教えてくれないの??
長安門~異人館 タクシー < 1,110円 >
● ウィーン・オーストリアの家/デンマーク館
うろこの家から坂道を下りたところに、違う系列のオーストリア・デンマークの家がありました。急遽方針を変えて「オーストリアの家」を見学します。
オーストラリアの名門ハプスブルク家のシシー像やモーツアルト関係の展示物やピアノなどがさらりと展示されていました。
その他、オーストリア産のワインやお土産も買うことができます。
こちらはデンマーク館。
入るとすぐのところ、円筒の吹き抜け空間にバイキングを思わせる帆の付いた船が展示されていました。
デンマーク館の前に置かれた可愛い伝統衣装の「顔ハメ」、パネルの前で思わず記念にパチリッと。どうして顔ハメにしないの?
● 香りの家オランダ館
こちらは以前オランダ総領事の邸宅でした。
そこを利用してオランダ風なアンティークな家具やインテリアを揃えた美術館です。
館内には香水のワークショップがあり、自分の好きな香りをカスタマイズできる工房もあり、香りに包まれた小さな美術館です。
コンパクトながら各お部屋毎に、オランダの邸宅に使われていたいろんなアンティーク小物で装飾・コーディネートされています。
食器やお鍋など台所用品も面白く鑑賞しました。
オランダ館の外観を見ようと建物の裏手に入ったら、海外にいるかのような雰囲気の素敵な小さな家がありました。
かなり年月のたった赤い屋根やドーマーや青い窓など絵になりますネ。
オランダ館の前庭で写真を撮っていたら、スタッフが親切に写真を撮ってくださいました。オランダといえば木組みの靴で有名ですが、古い自転車やジョウロ・庭においた大きな黄色い木組みオブジェは印象的でした。
オランダ・オーストリア・デンマークの共通チケット < 2,600円 >
更に坂道を下りて行くと「風見鶏の館」が見えてきました。
と、その手前にある天満神社(北野天満神社)の長い階段を登って、上から「風見鶏の館」がとても良く見ることができると聞いて・・
● 天満神社(北野天満神社)
50段位の階段を一気に駆け上って上に登ると、敷地の奥の方に社殿がありました。
階段の下にはたくさんの観光客がいましたが、神社の境内には数えるほどしか人がいませんでした。お賽銭とお参りを済ませて・・
神社から見る「風見鶏の館」です。
うわぁ~、こんもり樹木が生い茂った先に赤い屋根ぶせとレンガの煙突と風見鶏がきれいに見えました。
そして眼下には・・
こちらはたぶん北野坂方向と、「風見鶏の館」前の北野町広場のサークル型のベンチが見えています。
● 風見鶏の館
この館はかつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏が建てた邸宅です。尖塔の上に立つ風見鶏はよく知られ、異人館の象徴として欠かせない存在になっています。この異人館エリアの中でも、外壁がレンガの建物はこの館だけです。
赤い鮮やかな発色のレンガと焦げ茶色の木枠と白壁のコントラストが一際目立ちます。
周辺の異人館とは違い一種独特な雰囲気が漂っています。
国指定重要文化財に登録されています。
館内も焦げ茶色の木の梁と白壁のコントラスト、焦げ茶色の家具類、窓には正方形の桟も和洋折衷な感じです。天井は高くどっしりと重厚なインテリアです。
明治5年の神戸北野周辺のMAP
1階にある食堂は中世城館風のインテリアも取り入れ、重厚な大きな家具が壁にどっしりと備え付けられていたり、大きな暖炉も印象的です。
全体的にはドイツの伝統様式にまとめながら、部分的アール・ヌーヴォー様式取り入れた建物になっているようです。とても立派な建物で見応えありました。ベランダには当時住んでいたドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスのファミリーの古い写真などが展示されていて、楽しく鑑賞できました。
● 萌黄の館
「萌黄の館」は、1903年にアメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建てられた外観が美しい萌黄色の西洋館です。ちょうど風見鶏の館の斜め下にあり南側にバルコニーを大きく取ったコロニアル様式の住宅です。
館内はダブルハングの窓や暖炉周りのタイル、コロニアルスタイルの家具が揃い、2階のサンテラスは明るい日差しがたっぷり入り、全体的にとても上品な雰囲気で住心地が良さそうです。庭園も見学する事が出き、西洋風庭園に灯籠が置かれ和洋混在となってます。
萌黄の館前の広場には、ベンチに座る「トランペット吹奏者」への記念碑がありパチリッ。
由来はよくわかりませんでした。
2館券(萌黄の館・風見鶏の館) 650円 < 1,300円 >
これで異人館エリアを後に、神戸の街へ北野坂を下りていきます。
その途中のカフェで休憩・・
にしむら珈琲店 北野坂店
ここのカフェは、日本初の珍しい会員制喫茶店として昭和49年に開店しました。
オーナーが上海時代を過ごした邸宅をイメージして建築したそうです。当時は、英国風の落ち着いた独特な雰囲気を感じる特別なカフェだったようです。(現在は会員制ではありません)
英国風洋館のような建物の外観と、道路から入口までの前庭も高級な洋風庭園を思わせるエクステリアです。ランチとオススメのメニューが置かれていますが、よく見ると、ホテル並みのコーヒーの値段!!今でもかなり格式の高い高級カフェです。
店内も落ち着いたクラブやサロン風な椅子やテーブル・照明、ダークブラウンの板張りの壁などが使われています。
一人づつ独特のプレートの上にコーヒーと水が運ばれてきました。
コーヒー砂糖やミルクも昔ながらのクラッシックな入れ物です。
こちらは、世界各国の豆を焙煎・抽出した上質なコーヒーが飲めると評判で、ケーキやサンドイッチなども人気があるようです。
ゆっくりコーヒーを味わいながら優雅な時間を過ごして・・
この後はカフェの前でタクシーを捕まえてホテルに戻ります。
にしむら珈琲店北野坂店@900コーヒー < 1,800円 >
にしむら珈琲店~ホテルオークラ/タクシー < 1,000円 >
● ホテル・オークラ神戸
この旅の最初の宿泊は、メリケンパークエリアにある「ホテル・オークラ神戸」です。
お部屋の窓からは、神戸ポートタワーや神戸ハーバーランドが見渡せて美しいオーシャンビュー夜景が楽しみです。
更に南京町~三宮にも歩いていける絶好の位置にある便利なホテルです。
16:00
昼前に荷物を預けて出かけていましたが、ホテルに戻って改めてチェックインします。
「ホテルオークラ神戸」は、午前中に荷物を預けに来たときからスタッフの質が違うと感じました。そしてチェックイン後、スタッフが部屋に案内してくれましたが、さすが定評ある高級ホテルだけあって、接し方の感じにとても好感が持てました。
#2014
案内された20階の私達の部屋2014号室は、海側のオーセンティック・デラックス、 ダブル【禁煙】ルーム、朝食付きで広さは 37㎡、です。
室内のインテリアは、『ホテルオークラの客室に込められてきたテーマ「シンプリシティ&エレガンス」』らしく穏やかでリラックスできる空間を演出しています。
37㎡ある客室は、大きな窓が出窓のためとても広く感じるし、テーブル・イスの空間がゆったりと取られています。
バスルームは、トイレとバスタブが付いています。
老舗らしく、ブルーのロゴ刺繍入りの真っ白いタオルです。
2014室からの景観です。
段々夕方のトワイライトタイムに差し掛かってきています。
右にそびえる赤色のポートタワー、丸い観覧車のある神戸ハーバーランド、手前に見えるのは神戸海洋博物館の屋根です。
わぉ~!!美しい眺め~。
・・・
さあ、お楽しみ!夕食の時間となりました。
今回は、神戸のディープなエリアを探検しに、昔赤線地帯だった「福原」エリアに向かいます。
貝つぼ焼『大谷』
神戸のB級グルメのひとつ、名物・貝つぼ焼が絶品の居酒屋です。
神戸地下鉄の湊川公園駅付近にあり、周辺はすこし怪しげぇな雰囲気が漂っている一角にあります。あまりキョロキョロしないように気をつけようっと!
店内には、私たち以外に一人のお客さんがカウンターにいるだけ。
席についた途端、4人組が入ってきました。
早速、生ビールと貝つぼ焼きと卵焼きを頼みました。
すぐにキンキンの生ビールが届き、神戸にカンパイ❗️
これがハマる『貝つぼ焼き』
少しすると目の前にサーブされ、見た目にも美味しさが強烈に伝わるビジュアルの『貝つぼ焼き』が現れて、食べる前からツバがゴクンとなりました。
ウワァ~凄い❗️鮮やかな三つ葉の下を竹串で探ると、出汁が染み込んだ柔らかい貝がたくさん出てきますヨ。 貝と三つ葉の絶妙な組み合わせも最高!旨味がじゅわっと出た貝汁も至福の味です!幸せ感じる『貝つぼ焼き』❗️❗️
こんなに『貝つぼ焼き』がしっくり収まる木枠も年季が入ってます。
一つを食べて、あまりの美味しさに思わずもう一個づつ追加していただくことにしました。
ほんとうならあと数個食べたいほど・・
魅惑の『貝つぼ焼き』❗️
そしてこちらも人気の『だし巻き卵』
貝で出汁をとっているのでしょうか、シンプルながら、なぜかとても懐かしく、旨味が詰まった美味しい卵焼きです。熱々をペロリと頂いてしまいました。火の入り方が絶妙としか言いようがない❗️
このあと・・
お代わりを注文した『貝つぼ焼き』が届いて、ウファウファしながらあっという間にこれも平らげました。
初日から、神戸の絶品を食べました!!嬉し~~い❗️
実は私たちって、猛烈に『貝』類がほんとに大好きなんです!
美味しかった、また絶対に来ます!!
ホテルオークラ~大谷/TAXI < 1,300円 >
貝つぼ焼『大谷』 < 5,300円 >
貝つぼ焼き4,卵焼き、生ビール
さて、次、行ってみよう❗️
大衆居酒屋『丸萬』
ここは、『貝つぼ焼き・大谷』から歩いて数分のところにある居酒屋で、本日2軒目、はしごします。
店内は昭和感がたっぷりの檜のカウンターが、なんとも安心感があって落ちつきます。
酒飲みが好む店内の雰囲気で、うまい酒とつまみと居心地の良さが揃っています。どちらかというと「昼飲みの聖地」として評判の大衆居酒屋のようです。
いい感じの「生すし」
東京で言うところの〆鯖のこと、これもまた大好きです。関西の居酒屋は「生すし」が欠かせないおつまみなんですね。〆具合が絶妙です。
生ビール、ポテトサラダ
では生ビールではしご酒にカンパイ❗️
ポテトサラダもうまい、あっさり目。
穴子焼き
ふっくらとした穴子もわさびがぴったり、ハズレがない美味しさです。
今年初めての「松茸・土瓶蒸し」
この時期は関西に来る価値がありますね。松茸はやはり関西に限る❗️
まずは出汁をいただきま~す。あぁ~、いいお味!体に染み渡ります。
イワシフライ
イワシのフライとかは、居酒屋で揚げたてをアツアツな状態で食べるのが最高の食べ方❗️
特に主婦はそう痛感します。ぺろりっと熱いうちになくなりました。
鶏手羽
手羽先は、外がパリパリっと香ばしくって中はジューシー。
ビールが進むし、食べごたえあります。
銀杏焼き
銀杏焼きもこの時期しか頂けない旬な食材です。
塩がいい塩梅で降り掛かっていて、殻を割ると翡翠のような銀杏が出てきます、美味しい❗️
もう何を頼んでもこれぞ居酒屋って感じのおつまみが満載ですね。外にも色々と頼みたかったのですが、さすがにこれ以上は無理です。
それにしても、このお店は何を食べても美味しいし、安い!人気店になるのは当然ですね。
ここは本当に二重丸。次また神戸に来たら、先程の貝焼きとセットで静かにリピートしたいと思います。
ごちそうさまでした❗️
大衆居酒屋『丸萬』 < 6,500円 >
生すし、穴子焼き、土瓶蒸し、ポテサラ、イワシフライ、鶏手羽、銀杏焼、生ビール
お店を出て歩いていたら・・
コンビニを発見、ここでホテルに戻ってから飲む缶ビールとミックスナッツ、お茶などを購入します。
コンビニ < 1,250円 >
缶ビール、ミックスナッツ、お茶ほか
コンビニ~ホテルオークラ/TAXI < 1,280円 >
ホテルまでタクシーで戻り、ホテル周りを少し散歩してみましょう。
● BE KOBE散策
ホテルオークラ神戸の眼下にあるメリケンパークをはじめ、ホテル周辺には、神戸海洋博物館、神戸ポートタワー、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、モザイク大観覧車、メリケン波止場神戸ハーバーランドと、見どころ満載の夜景が映し出されます。
神戸海洋博物館と、後ろにそびえるのは赤く際立つ神戸ポートタワーです。
夜のライトアップで鮮やかな黄緑の曲線と赤いポートタワーのシルエットが美しい。
噴水広場も赤くライトアップ
神戸ポートタワーの突端にある「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」
ホテルの形が巨大な大型船のような建物で、ブルーのライトアップで海に浮かんでいるように見えてます。
スターバックスコーヒー 神戸メリケンパーク店がさすが!絶好の位置にありました。
コーヒー一杯で、とびきりの夜景が堪能できる、最高過ぎるロケーション!
BE KOBEのオブジェを見ていたら、近くにいた女子たちが親切に声をかけてくれて、私達を写してくれました。
Thank you!!
お返しに彼女たちもパチリッ!(暗くてシルエットだけになちゃった!)
ちょうどホテルに戻ろうとしたら雨がポツリポツリ。
素敵なイルミネーションの輝く夜景を堪能しました。
あっ、もう一つのお楽しみも・・
#2014からの夜景
部屋の窓越しに見えるとびっきり美しいイルミネーションの世界が独り占め!!
右から赤くそびえる神戸ポートタワー、その運河の向こうには、神戸ハーバーランドの照明が川面に映り、赤や青に輝くモザイク大観覧車、青いドットに映し出された神戸メリケンパークオリエンタルホテル、かすかにBE KOBEのモニュメントも光って見えます。
そして一番手前には黃緑の曲線の神戸海洋博物館が煌めいて、見事な一枚の絵のような夜景。
この後はゆっくりとお湯に入って、長かったような短かったような旅の初日神戸の一日を振り返って缶ビールでカンパイ!
そして、おやすみなさい
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