2017/4/13(木)旅は3日目前半 ☀ Barcelona
今日は、主にゴシック地区。午前はネット予約済のピカソ美術館からサン・ジュセップ市場(ボケリア市場)見学、昼食はバルセロナ最古のレストランで、午後はリセウ劇場~グエル邸を観光します。そのあとは一旦ホテルの戻って休憩、夕食は8時過ぎに出かける予定。
今日も素敵なバルセロナに会いに行きましょう。
07:30
おはようございます!
今日も一番にはじめに見るのはテラスバルコニーからの朝のサグラダファミリア!!朝日が映えていい感じ。
つい見てしまいすね。工事は順調に進捗かな?お天気良さそうぅ。
さぁ、グルメットで購入したバケットとコーヒーで朝食としましょう。
クロワッサンに瓶入りのパテを挟んで頂きまぁ~す。
08:30
では、ネットから予約しておいたピカソ美術館にtaxiで向かいます。
美術館近くで下車。
思ったよりも早めに着いたかなぁ??
taxiは、ピカソ美術館前の路地に直接乗り入れられない。
ここからは数分ですが、オープンの9時まであと12分ぐらいあります。
この街角の歩道にさり気なく置かれた椅子で小休止します。
なんでもない普通の街角だけど、なぜか絵になるんですぅ❢
そろそろオープン時間かしら?
● ピカソ美術館
ピカソ美術館は車の通らない古い石作りのモンガタ通りにあります。
ここは、中世の貴族の館を改装して美術館にしたとのこと。
主な展示はピカソの少年時代などの初期の作品が多く、作品の変遷がよくわかるようです。
残念ながら展示されている作品は写真撮影が×。脳裏に焼き付けてきますね。
ではちょっとだけ、写真撮影可能な貴族の館だった館内をご案内~。
エントランスから入ると、中庭のような吹抜けの広場があって、2階に上がる階段と椰子の木のような植栽がお出迎えです。見上げると2,3階は回廊造りのようです。
ではそろそろ、ピカソの少年時代からに会いに行きましょう~。
・・・
朝一番の美術館鑑賞は、とっても快適にゆっくり観ること出来るので良いですね。パリのピカソ美術館も素晴らしかったですが、こちらも興味を持ってみることができました。
ピカソは本当に才能あふれる人ですね。大好き!!
作品鑑賞を終え1Fの奥に進むと、天井は石肌のままの状態のミュージアムショップがありました。このショップで、ピカソが愛した青と白のシマシマトレードマークのTシャツがあったので、は思わず1枚GET❢❢ そしてポスターと絵葉書も購入。
ホテルからtaxi < 7 € >
ピカソ美術館チケット < 9 € >
ピカソ美術館でピカソTシャツ・絵葉書・ポスター購入 < 43 € >
次は、ピカソ美術館からぶらぶら歩いてサン・ジュセップ市場に向かいます。
古い街並みのゴシップエリアの景観を楽しみながら歩きます。
それにしてもこの界隈は観光客でいっぱいですね。
みなさんランブラス通りに向かっているよね?
大勢のチャリンコ隊は、自転車でゴシップ地区を周るツアーのようです。
チャリで巡るのもいいですね。
この周辺は、両サイドの古い建物を見ているだけで楽しい!!
とっても魅力的な街並みで、思わず立ち止まることもしばしば!!
うわぁ~、どの時代の外壁なんでしょうか?素敵過ぎる外観!!
あっ!ここで小休止します。のどカラッカラだから、ちょうどよい所に美味しそうなジューススタンドがありました。
ssumo juicebar
11:00
ビタミンカラーのカワイイ細長いお店ですね。インテリアも凝っています。
ここで、「マンゴマジック」ジュースをオーダー!
マンゴー中心にあまり甘くない味付けで、ごくごくイケちゃいました。
一気飲み!う~ぅ、体にしみる感じ!美味しいー!
さぁ!元気が出ましたね。どんどん歩いていきますね。
ssumo マンゴマジックジュース < 6 € >
あっ!ランブラス通りにたどり着いたようですね。ここから左に歩いてきます。
この通りは観光スポットが集まる目抜き通りだけあって、さすがに凄い人混みです。
ここがリセウ劇場ですね。後でゆっくり見学しますよ。
今はここを素通り。
このランブラス通りは、カタルーニャ広場からコロンブス塔まで続いていて、プラタナス並木の遊歩道があって歩きやすい通り。所々にカフェやショップもあったりして。
目指すお次のポイントが、
あっ!ココここ、見えてきましたよ。
● サン・ジュセップ市場
ウワァァァ~ン!!とんでもない人数がごった返!!凄まじい!!
おっと!お財布に気をつけないと。
市場の入口のエンブレム??素敵!!
そしてこの天井のビビットなイラストもテンションが上がってしまいますよね!!
この辺はみんなチョコレートやナッツだらけのコーナーですね。
凄い種類の陳列、圧巻な品揃え!
お~ぉっ!!ビビットなジューススタンドが続きますよ。辺りはジュースばっかりのエリアに!
カラフルな彩りのディスプレイで、さっき飲んだばかりだけど、ここでも一杯飲んじゃおう!どれが美味しそうかしら?
迷って迷って、かなり普通の果物の組み合わせジュースに決まり!!
市場のジュースは凄い種類が多くて決めるのが大変、1.5€と安いけど量がかなり少ないですね。先程のマンゴマジック飲んだジューススタンドは6€、高かったなぁ~、失敗!?
でも味はやっぱり向こうが勝ち!!
サン・ジュセップ市場のミックスジュース < 1.5 € >
ナッツが美味しそうぅ。ナッツ専門店てあるんですね。
次は?
新鮮野菜ブースです。やっぱりヨーロッパらしくエンダイブやチコリもあるし、見慣れたネギやいんげんも。そしていつも感心するのは、ヨーロッパの市場の彩りを重視したディスプレイがすごく上手なこと。緑ばかりの野菜の中に赤の野菜を点々と置いって、お互いの野菜が鮮度良く映りますよね。
ここって、大好きな貝専門スタンドじゃないですか?!
凄~い!!こんな数の品揃えが、素敵ぃ~。食べてみたいよ~。美味しそう!!
お次のスタンドは、なんと!玉子だらけ!!
いいですね、このユーモラスなディスプレイ!!
ここからは鮮魚エリアで、この中央のサークルのスタンドが面白いですね!
バルセロナは海に面しているから、お魚の種類がとても充実しています!
日本で馴染みのお魚もたくさんありますよ。
豊かな海に面しているんでしょうね、なんでも揃っています!!
そして外せないのは・・
塩漬の鱈!バカラオ!イタリアではバカラ?だったかしら。
ヨーロッパって塩たら料理ってものすごく発達していますネ。
これはもちろん世界的なお決まりっ!高級食材の海老&カニもいっぱい!!種類も豊富!!
日本人もこのスペイン食文化は同じ食材が多いので、身近に感じますね。
次のエリアでは・・
デリカテッセンコーナーです。さすがにタパス&ピンチョスの国!!
美味しそうなお惣菜が一杯!!
お隣エリアは、肉類コーナー。
昔ながらの対面の量り売りが、ほんと羨ましい限り!!大胆に大きな塊肉から切り落とすんですよっ!!日本ではほとんど見られないシステムですね。
この周辺は、加工したもののエリア?瓶詰めのジャムや生ハム量り売りのスタンドです。
そう言えばイベリコ豚って本場スペインですね。
この豊富な品揃え!生ハムだけのスタンド!!
そしてここ周辺は、ジャジャ!ジャ~ン!!イートインのエリア!!
ちょうど12時過ぎ!混雑の極みな時間ですね。
どのお店もほぼ満席!!
ここだけ見るとやや本格的な厨房が見え隠れ?人気があるから美味しいんでしょうね??
市場内だから安くて鮮度がいいので、どのお店も後ろにも並ぶ列が・・
あっ、ここのスタンドはきのこ専門のお店。世界中のどこでもその地元のきのこって数多くあるんですね。そして中央に下がっているのが、電子量り売り機?便利そう。
ここはチーズ専門店ですね。ブルーチーズ系が美味しそうぅ~。
上はナッツドライフルーツのお店で、下はオリーブのピクルスのようなお惣菜?かな。
そしてこちらはオリーブオイルなどの専門店。種類豊富ですね。
この市場は、ゆっくりじっくり回るとまだまだいろいろと楽しめそうな市場で~す。
市場好きの我々にはタマラナイですね。またゆっくり来た~い!!
お腹も空いたし、そろそろランチのお店に行ってみましょうか。
ランブラス通りに戻って・・・
あれって?何でしょうか???普通の建物の2Fの窓に注目っ!
マリリンモンローのような衣装のモデルっぽい女性が、スカートをなびかせていますが???
よくよく見たら、1Fがポルノショップ!彼女はお客呼び込みだったのですね。ふぅー!
さて、ブケリア通りを少し歩いてさらにデンキンタナ通りで曲がると
ここ、ここランチのお店ミッケました。
が、玄関の貼り紙には、オープンはなぜか13時半から。
あ~ぁ、あと40分近く待たなければ・・・
この先までちょっと散歩して、レイアール広場(Plaça Reial)に行って時間つぶししてみよ~。
歩いてすぐに路地から開けた広場に到着。
ここにもたくさんの観光客がカメラを片手にしています。ここにはガウディが設計した街灯があることでも知られていますし、そのためかしら?
広場の周りには、回廊になっていて、カフェやレストランが囲んでいます。
歩き回って暑いのでのど乾いたし、素敵な広場だからここで一杯ビール飲んでまったりしましょうー。
Karma Cafe /Plaça Reial
日差しが強いけどカジュアルなカフェで一休み。
広場もバッチリウォッチング出来ます。
ビールもジョッキでグビグビっと!!
このカフェはなかなかの混雑具合ね。
さぁっ、いくらかなぁ?あらっ、ギャルソンもイケメン風?
Karma Cafe < 5.6 € >
さて、オープン時間も近づいたし、さっき下見したランチのお店に戻りましょう。
こちらの回廊でお食事しているレストランは、この周辺では評判のお店です。
やっぱりランチの時間帯、とても混んでいますね。
Can Culleretes
CAN CULLERETESは、創業がなんと1786年!バルセロナで現存するレストランで一番古いレストランのようです。伝統的なカタルーニァ料理を食べさせるお店として有名なレストランです。
店名はカタルーニャ語で「ティースプーンの家」という意味のようです。
ちょっとレトロで飾らない食堂風の店内は、我々の好みです。
さぁ、バルセロナ最古のレストランに敬意を表して、スペインの赤ワインでスタートです。
続いてスープです。
魚介のスープと野菜スープ
イカリングフライ
メインの牛すね肉の煮込み
デザートはプレーンなプリンとシャーベット
最後はエスプレッソとカプチーノ。
歴史を感じる雰囲気のある店内と伝統的なカタルーニャ料理を楽しめました。
煮込み料理が多少ヘビーかと思って、一品をイカのリングにしてバランスよく頂きました。
デザートは昔ながらの定番のプリンとシャーベットもあっさり味。
〆はカフェで。このお店はノスタルジックなバルセロナに会えることが魅力ですね。
トイレのカラーガラスやアイアンもレトロで美しいですね。
いい雰囲気の、それでいて庶民的な感じのお店でした。
お腹もいっぱいになって、本日の午後からのミッション、頑張ります。
CAN CULLERETES <47.5€ >
赤ワイン/スープ2/イカリングフライ/牛すね肉の煮込み/デザート2/コーヒー2
● リセウ劇場
リセウ大劇場は、ランブラス通り沿いにある劇場です。
この劇場の外観は、歴史あるゴシック調、はじめはプライベートなオペラハウスとして1847年にオープンとのこと、150年以上の伝統がある劇場です。後には公共的な劇場となりました。
15:00
リセウ劇場についたのが14:45分頃、15時からの見学ツアーにうまく間にあいました。それに参加することに。
モノトーン・白黒タイルのロビーでツアー開始を待ちます。
中央にいる女性が3時から劇場を案内してくださる方。
ツアーの人数は10人ぐらい、みなさんにヘッドフォンが配られます。
玄関ホールから中央に位置する正面階段を上がって、
うわ~っ、豪華絢爛!「鏡の間」ですね。
この劇場は2度の火災にあっていますが、奇跡的にもこの「鏡の間」は被害に遭わずに済んだおかげで、現在でも当初のままの贅沢で優雅な空間が残されています。
この天井の天使の美しい絵画が素晴らしい。
次に、このメインホールは火災の後に再建された部分です。
このリセウ劇場は柱の全く無い構造のホールです。
どの客席からでもステージを見やすく鑑賞出来るようにと設計されたということです。
ブラボぉ~!!
そしてなんとバルセロナのこの「リセウ大劇場」は、ミラノのスカラ座やウィーンのオペラ座とともに「ヨーロッパ3大オペラハウス」に数えられているような劇場でもあるのです。
我々夫婦はミラノとウィーンでは実際にオペラを鑑賞したことがあるので、これで一応3大オペラハウスを制覇したことになります。
リセウ大劇場では、残念ながらオペラ鑑賞ができませんでしたが、内部ツアーで昔のままの優美な「鏡の間」、スッキリとしたメインホール、客席の赤いファブリックと豪華な天井などがとっても印象的でした。次はオペラシーズンに!!
2017/4/13(木)後半に続く・・