Barcelona⑥ サンパウ病院を見学、カタルーニャ音楽堂では『第九』コンサートを鑑賞

2017/4/14（金）旅は４日目 ☀ Barcelona

バルセロナは早くも４日目になりました。
今日は、午前中は世界遺産・サンパウ病院を訪ね、ガウディと並ぶ雄・モンタネールの建築を、時間をかけてじっくり見て回ります。
ランチは、ホテル近くの地元で定評あるビストロを予定。
食事の後は、ホテルをチェンジして、しばし休憩します。
夕方は、これまたモンタネールが設計し世界遺産となっているカタルーニャ音楽堂に向かいます。この日、音楽堂ではベートーベンの『第九』交響曲が演奏されます。これを事前に知った我々は、日本から18：00開始のコンサートを既に予約済み。音楽堂内部の建築細部を生演奏とともに一緒に楽しんじゃおう、という欲張りで素敵なひとときを過ごします。
夕食は、その後ゆっくりどこか近くでタパスでも。
さあ、本日も良い日になりますように！！

07：00
おはようございます。
今日はコーヒー飲みながら、テラスバルコニーから最後の眺めとなる世界遺産「サグラダ・ファミリア」を鑑賞！！朝からくっきり見えますね。

am11:00には、ホテルチェンジするので、荷物のパッキングに忙しいです。
お部屋ももう一度パチリ！

テラスバルコニーから下を覗くと、ちょうどホテルのBarになっているんです。その向こう側に小さなプールがあるんです。そう言えばホテルのプールサイドよく見ていませんでしたね。少し時間あるからザァ～とホテルツアーします。

この通路がエレベータホールでプールとBarを結ぶ通路です。

Barから見上げると、私たちの部屋は、下の段がテラスバルコニー、その右がリビングルームとベッドルームになっています。
最上階１０Fの２部屋のうち、サグラダ・ファミリアが見渡せる広いテラス付きのペントハウスが我々の部屋です。贅沢ですねー！！

11：00
さぁ、そろそろチェックアウトします。
ランチ後の15：00頃まで荷物は預かって貰いましょう。

あっ！やっぱりフロントが混雑する時間ですね。
それでも２人目にスムーズに終了。
今からサンパウ病院へtaxiで向かいます。

● サン・パウ病院

世界遺産であるサン・パウ病院は、モンタネール最大のプロジェクト。バルセロナでも屈指の大病院、1401年から続いた6つの病院を一つに統合し1902年に着工し、1930年に完成しました。

2009年まで実際に病院として使われていましたが、その後改修され、2014年から一般に公開されました。

広い敷地に点在する病棟は、地下通路で繋がっています。現在はそのイメージを映像でも表現し、リアリティ感じます。

これは全体像の模型です。見学してもわかりにくいので、これで感じが掴めますね。
それにしても病院らしくない美しい外観です。

病棟はムハデル様式。モンタネールの「芸術には人を癒やす力がある」という信念から、モデルニスモの傑作といわれる建物の内部は、病院の色んな所にステンドグラスや彫刻、タイルなどで淡い優しい色彩で彩られています。

建物のディティールも病棟とは思えない遊びココロのある優美な曲線で造られています。

病棟間の空間にもゆっくりと休憩できるような椅子や緑、ハーブなどを配置して、穏やかに過ごせるような工夫があります。

ここは手術室のようです。その時代、こんな全面をガラス張りにした手術室って考えたこと自体、素晴らしいですよね。

手術室を外から見た景観です。

大きな病棟だったようです。下の写真は昔の病棟だった頃の写真です。

壁や天井には爽やかなアズレージョは清潔感がありますね。この宙に浮いている蛍光灯も斬新なデザインですが、これは現代のものかしら？

地下通路を通って、本館の正面の建物に戻ってきました。
地下通路にも自然光を取り入れた明かり採りです。

現代で言うとビタミンカラーの柔らかい色彩の装飾美に目を奪われます。
ピンクのタイル使いもホッとやすらぎ感じます。
絢爛豪華とは対極ながらモザイク画とタイルと木材などを組み合わせた柔らかい空間です。

本館の広間から正面玄関を見ると、まっすぐ先には、あのサグラダ・ファミリアが見えるんですね。フゥ～ん！！凄い計算された設計なんですね。

内側はこんな感じの景観です。

中庭ではオレンジもサンサンと陽を浴びています。

この通路もまたステンドグラスと天井のモザイク画が素晴らしい！！

美しすぎるステンドグラスも、天井の様々なデザインも、アイディア満載で驚嘆！！

通路の先にあった講義室。この部屋も機能的に考えられていました。

敷地内にはカフェも併設。

いたるところにアート満載の美しいサン・パウ病院でした！！

ホテル～サンパウ病院taxi往復　＜ 15 € ＞
サンパウ病院チケット　＜ 21 € ＞

13：00
taxiでホテルまで戻って、近くの市場方面に歩きます。
今日のランチは、ホテルユーロパーク近くのビストロに行ってみます。

市場の反対側って草花が売っているお花屋さんだったんですね。
この先にの方向のようです。

　Embat

コスパの良さが定評のレストラン。ビストロとしてはバルセロナで一番とか。ランチタイムは地元のサラリーマンで人気のようです。お店に着いたのが13時過ぎなのに、お客さんがいませんよ。ほぼ一番で入店です。

お隣の学生さん？、店内はカジュアルな雰囲気です。
では赤ワインで。

スタータは赤ワインとバケットといっしょに、シェアします。
ワイン美味しいよっ！

メインは、ベースはとっても品が良いパエリアに海老、もう一つはステーキとグリンピース。2つとも美しい一皿です。

最後は、デザートとエスプレッソ。

気がつけば店内は９割ものお客さんになっていました。
バルセロナは、ランチタイムもゆっくりスタートするんですね。

このビストロは、外観が重厚な作りのビルで、通りからドアを開けると2,3段下に降りる半地下です。外からでも店内がよく見えますね。

ゆっくりと時間が流れるランチタイムとなりました。
次は是非ディナータイムも試みたいそんなお店でした。
ごちそうさまでした。
では、ホテルユーロパークに戻って、荷物ピックアップし、taxiで次のホテルに移動します。

うわ～っ、

きれいに整列のレンタバイク！！道路の端に設置していますね！！

● フォーポイントバイシェラトン・バルセロナ

15：00
ユーロパークホテルからtaxiで１０分、こちらに移動してきました。
えっ～こんな郊外！！って感じの緑いっぱいの周辺環境ですが、ディアゴナル通り沿いで、実は都心からそんなに遠くない位置にあります。
お部屋は、

コンパクトなムダのない動線の機能的なお部屋です。シェラトンのビジネスユース向けの中級クラスのホテルとなります。
SPGグループのホテルなので、ゴールド会員資格でオフィシャルページから予約しました。
一応、部屋のアップグレードとレイトチェックアウトの特典付きです。
ユニットながらバスタブもあるのが◎。