2017/4/15(土)旅は5日目 ☀ Barcelona
今日の予定は、早朝から電車で約1時間のところにあるバルセロナの郊外フィゲラスを訪ねます。
その街のダリ劇場・宝飾美術館を鑑賞します。美術館近くのホテルでランチを食べて、街の中を散策して時間があれば、おもちゃ博物館も訪ねましょう。夕方バルセロナに戻って、夕食は簡単に済ませます。
06:45
おはようございます。今朝はバルセロナ郊外のフィゲラスに行くので早起きしました。
taxiでバルセロナ・サンツ駅に向かいます。
バルセロナサンツ駅到着。バルセロナの鉄道事情がわからないので、早めに着きました。
時間たっぷりあるので、駅のカフェでとりあえすパンとコーヒーにします。
ホテル~バルセロナ・サンツ駅taxi往復 < 14 € >
COMO CAFE/バルセロナ駅
ここはファーストフード店のような注文スタイル。
コーヒーなどはカウンターでオーダーしますが、サンドイッチやサラダ、ジュースなどは、ショーケースに陳列されているので指差しでOKです。
ナッツ入りバケットにチーズハムと生ハム入りのバケット、そしてカプチーノと100%オレンジジュースです。パンもジュースも美味しかったです。
COMO Cafe/朝食 < 19 € >
次は、
● SANIFAIR/有料トイレ
駅構内にあった有料トイレ、入口から男女別れて入るようです。
男性は青カラーの左へ、女性は緑カラーの右へ。一人0.5€を入口で入れるとレバーが動き中に入れます。利用するには、コイン必須です。
小さな子供は無料のようで、上の写真にあるように、人型をしたゲートを潜ることができれば大丈夫のようです。いろいろ考えているね。
入口の男性サインと同じ色使いの男子トイレです。
分かりやすいサインですね。
そしてこちらは、入口の女性サインカラーと全く同じ緑色使いの女性トイレです。有料トイレだけあってきれいで清潔です。
有料トイレ < 1 € >
フィゲラス行08:25発に乗車する予定。
まだ時間あるのでここで少し休憩しています。
どうも乗車する電車が着くのは、この下の階で、乗り込む時間が来たらその番線のゲートに駅員が来て、チケットをチェックして下のホームに降りるようです。
8時になりました。そろそろゲートに係員が来ています。
6番線から電車が出るので、ここでチケット見せてこの階段を下に降ります。
6番ホーム、この白い電車がフィゲラス行きですね。
事前にネットからチケットを予約してあります。座席指定も。
ここから乗車します。
私達の席は、9B&9C。
この車両は、1列+2列のゆとりの席幅。
日本と同様、対面式になって真ん中にしっかり大きめのテーブルも。
これで仲間で旅する時に何か食べながら?楽しく行けます!!
車内もかなりきれいに整っています。
トイレもチェック!!
・・
そろそろ定刻通りに出発しました。3割程度の乗車率で空いています。
車窓は
こんな感じで田園風景が続いて、ウトウトしてたら、
遠くに街が見えてきました。あそこが「フィゲラス」?
あっという間の列車旅。時間通り9:20到着したようです。
地下通路を通過して、フィゲラスの駅です。
ここからダリ美術館は、歩いたら遠いので、taxiで移動します。
09:30
バルセロナから北に約140Kmにあるフィゲラスのダリ美術館に着きました。
美術館前にはまだ人がまばらです。ホッ、よかったわぁ。
さあ、ダリに会いに行きましょう。
フィゲラス駅~ダリ美術館taxi < 12 € >
● ダリ劇場美術館/Teatre-Museu Dali
このフィゲラスはダリの慣れ親しんだ街、内戦で以前市立劇場だった建物が廃墟になっていました。ダリはここを美術館として1974年に再現して開館しました。
ここにはダリの初期から晩年までの1万点も超えるオブジェや絵画などが残されています。
どんな奇抜な世界を観せてくれるのでしょうか?
ダリ劇場美術館の入口の建物です。
まずはチケットを購入します。
最初は中庭から鑑賞しましょう!!
キャデラックの「雨降りタクシー」
さすが、最初っから遊びココロ満載のシチュエーション!!
では中に入って、ホールにあるド迫力の舞台背景が圧巻。
フロアの真ん中あたりにある白い長方形がダリの墓です。そして壁に掛けた絵画はリンカーンの顔の中央に最愛の妻ガラの後ろ姿が浮かんでいます。
上手く撮れていないのでわかりにくいですね。
しばしダリの作品をご覧ください!!
ダリのトリックある摩訶不思議な世界が次々と現れてきますよ!
そしてところどころにさり気なくダリが現れて・・
一様に優麗なだまし絵の天井画を見上げています。
イルカの足のダリが昼寝したベッドです。
ダリのポートレートがいっぱいありました。
ダリの美術館の中庭に出てきました。一周してここで少し休憩して、喉を潤します。
この後は一旦外に出て、隣りにある宝飾美術館へ。
ここからは独特の感性で表現された不思議なダリの宝飾世界が続きます。
このheartの中のルビー部分は、「動く心臓」で絶えずドックンドックン心臓が動いているように見えていました???フシギ!
館内が真っ暗、そこに摩訶不思議なダリの宝飾がスポットライトを浴びて、美しく煌めいて、時にはグロテスクに驚き、自然の美しすぎる石に目を奪われたり・・・
次はとんでもなくユニークな美術館の外観を見に行きます。
今日は残念ながら空が曇っていますが、かなり印象的なオレンジ色より赤い朱色の建物、もし真っ青な青空ならば凄いコントラストのカラーに映りますね。そして屋根には何故か「卵」がきちんといくつも並んでいて、壁にはなんと「パン」のオブジェとだまし絵も潜んでいます。
写真撮影したこの場所は、ダリ美術館の道の先にある駐車場や高台からです。そこから見える景色が
そして一周回って最初の入口に出ましたが、
12:00
うわぁ~、思った通りチケット売り場は長蛇の列になっています。
ダリ美術館は、いつも人気があって午前中早めに見学しないと混雑は必至。
そのために開館朝一番の9時半直後からスタートするよう計画しましたがこれが正解、よかったわぁ。
どこまで続いているのやら??
朝の時間でも見学者はいっぱいで混雑していましたが、こうなると午後は芋洗状態になるのではないかしら??
ダリ美術館チケット < 24 € >
では、私達はフィゲラスの中心広場に向かい、街を散策してみましょう。
すぐそこがフィゲラスの広場です。
今日は土曜日なのでアンティーク市が開催されているようです。
アンティークというよりもガラクタに近いものもあったりと、掘り出し物を見つける楽しみかなぁ?この他、家具や絵画、人形などいろいろ。観光客より地元民相手の市のようです。
そろそろお腹が空いてきました。では、お目当てのレストランにGO!!
広場を抜けて直ぐ側の、あれあれ、見えてきましたよ。
Hotel Duran Restaurant
老舗 Hotel Duran のレストランは、ダリのお気に入り!!フィゲラスでは最高級のお店。
本日のランチは、こちらで優雅に頂きます。
ホテルの入口、フロントです。なかなか風格があります。
では奥のレストランに入ってみましょう。
豪華なシャンデリアに迎えられて、真っ白なクロスと美しいテーブルセッティング、優雅な雰囲気です。黒服を着た貫禄あるマネージャーらしき人が、我々の接客してくれました。言葉、動作とも正統派で、とても好印象。さすが一流レストランです。
それでは、ランチタイム!!いよいよスタート!!
はじめは、ひとくちスープ
赤ワインとぴったりのタコのマリネは、とても柔らかで味のあるタコ。
おもむろにワゴンでフライパンとフランベ用のアルコールが登場!!
そしてギャルソンが、テーブルサイドで手際よくお肉のソース作り!!
そして次はお肉をオーダー通りレアに焼いて、
うわぁ~、ここが見せ場、お酒を回し入れてファイヤー!!「フランベ!!」成功!!
そして、出来上がりっ!!このパフォーマンスは贅沢の極みですね!!
このソースの照りと艶をご覧ください!!
お肉はちょうどよい火の入りでややミディアムレアでした。
ソースも芳醇な味で美味しい!!
こちらは海鮮パエリア、手長エビ・アサリ・ムール貝など盛りだくさんの濃厚な味付け。
一人前ながら量もたっぷり、まだまだパエリア鍋に残っています。
ちゃんと保温できるトレイに置いてありました、さすがね。
お腹いっぱいですが、素敵なレストラン発見したので、無理してもデザートも食べてみます。
これは、チョコレートアイスクリーム。濃厚なのにあっさり口溶けの良いアイスクリームで、いくらでも食べられる美味しさ!!
最後の締めは、エスプレッソで決まり!!
美味しくいただきました。
ホテルのロビーには、ダリの写真や胸像などが飾られていました。
ここフィゲラスの小さなホテルで、久しぶりに、これぞ「レストランのおもてなし」を堪能させていただきました。幸せな気分です!
Hotel Duran Restaurant < 85 € >
帰りの電車まで時間があるので、もう一度広場に戻り、その近くの面白そうな博物館に行ってみます!!ここ、このオブジェの所です。
と、博物館入口に来たらすぐお隣の床屋さんがすごく気になって、
通りに面したガラス張りの奥には、だまし絵みたいに見える光景が!!
その床屋さんの仕事中にカメラ向けたら、なんとカメラ目線でちゃんと挨拶返していただきました。さすがラテン系!!Thank You!
● カタルーニャ玩具博物館
14:50
ここの玩具博物館には、車や飛行機電車、お人形やゲームなど、考えられるすべてのおもちゃが集められています。かなりのコレクション数で、見ごたえがあります。中にはダリやミロなどの子供の時のおもちゃも展示されています。
館内にはほとんどお客さんがいません。貸切状態なのでゆっくり堪能。
ヨーロッパの昔のおもちゃが見られて、楽しかった。
このタイルの組み合わせ、色彩感覚がいいですね。
このニャンコが高い所から見守っていました。
では、フィゲラスの街の広場近くからtaxiを拾い駅に向かいます。
カタルーニャ玩具博物館 < 10 € >
フィゲラス駅までtaxi < 11 € >
16:20
フィゲラスの駅に到着。あと30分、16:55分発のバルセロナ行に乗車予定。
少し時間ありますが、この駅周辺ってなんにもありませんね。駅の待合室で待つことにします。
フィゲラスを定刻とおり16:55に出発して、バルセロナには17:50に到着しました。
朝食で入ったカフェで、夕食用のサンドイッチとサラダとビールを購入します。
バルセロナ・サンツ駅のカフェを出た通路のブースで、不思議な回るオブジェが売られていました。記念にと衝動買してしまいました!!要らなかったかしら??
上の写真は、旅行から戻ってから自宅リビングに天井から吊るしたものです。素材は多分ステンレスで、風や電動で回り始めると、不思議な動きでクルクルキラキラ回転し、目を奪われます!!来客には、『なにコレ、素敵!!』と好評です。
18:45
ホテルに戻ってきました。
朝早くから1DayTrip、お疲れ様。
今夜は面倒なので、駅で購入したビール&サラダ食べて夕飯にしましょう。
そして今夜がバルセロナ最後の夜となりました!!
そう思うとあっという間でした。
でも明日のフライトは夜なので、もう一日楽しめそう!!
さぁ、コンパクトに荷物片付けよっと!!
駅構内で回るオブジェ < 25 € >
サラダや缶ビール < 20 € >
バルセロナ・サンツ駅~ホテルtaxi < 13 € >
バルセロナ~フィゲラス間電車チケット < 84 € >