2017/4/20(木)旅は10日目前半☀ Lisbon 2nd
リスボンに来て、2日目です。いよいよ本格的にリスボンの観光です。朝食はお部屋で済ませます。午前は、まずはトラムに乗りましょう。そして定番となっている街の中心にあるエレベーターでリスボン一望し、そのあとは駅前で軽いランチにします。そして午後は、世界遺産のジェロニモ教会があるベレン地区へ向かいましょう。
07:45
おはようございます!!
朝食は、昨日デパートで購入しておいたパンとハム、ポテサラとコーヒーでゆっくりといただきます。部屋にはエスプレッソマシンが備えつけてあるので助かりました!!
今日は市内観光がミッション!!
朝食しっかり食べて準備できたら出かけます。
とても落ち着きのある廊下、エレベーターホールの5Fのサインもシンプルで好きですね。
この先に昨日乗った地下鉄の駅があります。昨日空港で買っておいた24時間有効の「リスボンカード」を今から使い、市内を効率よく観光して周る予定。
地下鉄Avenida駅からTerreiro do Paço駅に到着して地上に上がると、
ウワァァ~広~い!コメルシオ広場に来てます。ここってリスボンの海の玄関口のテージョ川に面しています。広さは約200m四方とのこと、へぇ~!!
広場の中央には、ジョゼ1世の騎馬像です。
反対側から見るとテージョ川がすぐ見渡せる、とっても開放的な広場。
もうこんなに川が近くに接することが出来るんですよ。
この川との距離感がおおらかですね。
この建物は、大震災前マヌエル1世の宮殿だったため、この広場はテレイロ・ド・パソとも呼ばれています。勝利のアーチを抜けてアウグスタ通りへ。
コンセイサォン通りに曲がって、トラム28番線に乗りたいんですが・・
このトラム28番線の停留所近くの「水色のお店」が一際目立ってかわいいと評判で、シンボル的なお店になっているようですよ。お店は手芸店でした。
観光客に大人気のトラム28番線の停留所は、とにかく混雑しています。仕方ないので、隣の停留所まで歩いてきたんですが、こっちも多くの観光客で長蛇の列!!えぇっ!どうなっているのかしら??
そして10分おきに来るトラムは、超満員なので停留所をスルーしていきます。30分待っても全然乗れないんです。グスン!!
トラム待っている間に、ミッケ!!
リスボンでびっくりしたのは、タイの「TUKTUK(トゥクトゥク)」が走っているんです、どうも観光タクシーとして活躍!!いいね!!
もうぅ、待っても無駄そうなので、ミッション変更!!トラム28番は後回しにすることに。
オウロ通りを北上して向かった所は?
● サンタ・ジュスタのエレベーター
オォォーーー、下から見上げると圧巻!!
あらっ、ここでも超人気のようで人ひとヒト!!
頑張って並んでみよう。
リスボンのランドマークで、1902年に市民の足として建設、高さ45mの巨大な鉄塔です。それにしても街なかの唐突な位置にあるんです?不思議。
どうやら、高低差がすごくあるバイシャ地区とシアード地区を市民が自由に移動できるようにこの地にエレベーターを建設したそうです。ナイスアイディア!!
さて、通りから階段が続いていて、行列は階段の上へと伸びています。
ちょっと面白いのは、並んでいる人達よりもエレベーターの前で立っている裸足男性と下でメガネかけている女性って、ここで一晩過ごしたようです。私たちが並び始めてからモソモソ起き出したから。バックパッカーってこんな所で寝るんだぁ~。と、気を紛らしながら待つことに。
延々と並んだ列から階段を一段づつ降りていきます。途中踊り場があって、そこで係員が誘導しています。下の階段に来ると、もうすぐです。
通りにはリスボンの「観光バス」Hop On -Hop Off が見えました。
30分待ってようやく乗車出来ました。
エレベーター内は、味わい深いレトロな木製で当時と同じ雰囲気を感じながら、窓からもほぼ昔と同じ景色が見ることができるのでは?
リスボンを一望できる展望デッキからの眺め!!
さらにラセン階段を登ると、
遠くにサン・ジョルジェ城や下に広がるバイシャ地区も良く見えています。
カルモ教会の裏側に行く連絡橋を渡ると
よく教会の屋根の構造が見えますね。
振り返ると、
螺旋階段で上がった一番高い展望デッキや連絡橋の美しく繊細なアイアンとエレベーターが見られます。
築100年も超えているのにアイアンファサードなど、今でも変わらない姿が素晴らしいことです。
エレベーターを降りる時は反対側のドアから乗り込みます。
このドアも100年も前からの木製の貫禄ある佇まいですね。
じゃ次に行ってみましょう。
場所と時間からして、少し早めですが軽くランチ行っちゃいましょうか?
ロシオ広場に向かいます。
広場の左右にはCafeやレストランが軒を並べていて、賑わっていますね。
ここをロシオ駅に向かって歩きます。
ここが「ロシオ駅」前、そしてランチのお店は、そのすぐ向かいの左隣。
Cafe Beira Gare
ここはホントにロシオ駅の目の前、とってもカジュアルなお店。
店内は、カウンターとテーブルがあり、気軽に立ち食いでもいいし、席についてゆっくりお食事も出来るんです。
今日は軽くB級グルメのBifana ビッファーナ(豚肉バーガー)を食べることに。もちろんインベリアル(生ビール)も一緒に。カンパ~イ!
このビッファーナは、ポルトガルのカルカッサと呼ばれるしっかりタイプのパンにグツグツタレで煮込んだ豚肉を豪快にはさんだだけのシンプルなモノですが、これが偉くうま~い。とってもジューシーで汁でベチョベチョになりますが、止まらない美味しさ!そして生ビールをグビグビいって、流し込む!幸せ気分になります。一押し!!
店内の壁には、昔のロシオ駅のアズレージョ。昔からの駅前大衆食堂なんですね。
食べていると、常連のおじーさんが来たようで、いつもの席に着いたら、何も言ってないようなのに、すぅ~とビールとお料理がテーブルに。
このお店は何かと便利な位置にあるし、カフェ代わりに軽くビールだけでも使えそう。気に入りました、また来ようっと。
Cafe Beira Gare < 15 € >
ビッファーナ2.5✕2、 生ビール5✕2
12:00
お腹も満足しました。午後からは、中心部から少し離れたベレン地区の観光エリアに向かいましょう。まずはロシオ広場方向へ行って、ベレン行きのトラムをつかまえることにします。
世界中の観光客が必ず通るリスボンの中心地。正式名称がペドロ4世広場で、中央円柱には、初代ブラジル国王の銅像が立っています。
先程通ったアウグスタ通り、ヨーロッパの広場でよく見かける動かないパフォーマンス??フィゲラス広場に着くと、タイミングよくベレン地区行きの15番のトラムが来たので、飛び乗ります。
トラム28番と違って、車内は全然混んでいません、良かった!
車窓の様子。さすがにリスボン!この階段のスケールは登るの大変そう。
あっ!コメルシオ広場にまたやって来ました。
トラムからの景色も広々と大らかな空間ですね。
朝に来たときよりも観光客が増えているような感じです。
すれ違うトラムもレトロな車体!貸し切りか?観光トラムか?
次から次へとトラムから街の風景が目に飛び込んできます。コトコト走るゆったりとしたスピードがたまらなく好きですね。そして窓からの爽やかな風も気持ちいい!!
トラム15番線でベレン地区へ着きました。さあここから、ジェロニモス修道院をはじめ本格的な観光の始まりです。
リスボン2日目はまだまだ続きます・・午後編へ