Lisbon③ ジェロニモス修道院&ベレン地区散策、夕食は地元っ子に大人気のお店でカニ・蟹・かに三昧

2017/4/20(木)旅は10日目後半☀ Lisbon 2nd

リスボン2日目後半は、ベレン地区を観光。ジェロニモス修道院見学、大航海時代モニュメントそしてカフェでおいしいパステル・デ・ナタを食べ、ホテル戻り休憩。そのあと夕食へ。

12:40
トラムでジェロニモス修道院前に到着、うぅーんこの長い行列は何?
もしかしてここも並ぶのでしょうか?

ジェロニモス修道院

長蛇の列ですね。ここまで来たので素直に並びます。

少しここの入場のシステムがあまり良く理解できないところがありましたが、30分ぐらいでリスボンカードで無事入場。

ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念してエンリケ王子が建設した礼拝堂を基にメヌエル1世が造った修道院のようです。1502年から300年もの長い年月を掛けて19世紀に完成。ポルトガルの黄金期シンボル的な建物。
1983年にはベレンの塔とともに世界遺産に登録されました。

中庭を取り囲む回廊は55m四方。
石灰岩の外柱やアーチをよく見ると動植物などのモチーフが彫り込まれています。

サンタマリア教会は、石造りの重厚な造りで、支柱は椰子の木がモチーフ、マヌエル様式の彫刻などは見事。ステンドグラスは婚礼シーンの描いているようです。

ここは王の墓で教会の奥の礼拝堂辺り。王家一族の墓が集められているようです。

ヴァスコ・ダ・ガマの墓です。カモンイス石棺の中央には「カラベル船」のレリーフが施されています。

さぁ、一通りゆっくりと鑑賞できました。
入口ではまだまだ行列が続いていました。

次は、公園通って・・・

LX Brewery、リスボンのクラフトビール

あっ!何なぁ~に!これは?
もしかしてって!!これって好きなやつよ。ミッケ!

「BEER STATION」じゃないかぁ、こんな所で生ビールが飲めるんだって!!
すんごく可愛いミニミニトラックで、移動販売?なんですか。
LX Brewery、リスボンのクラフトビールなんですって!

やったぁ~、ちょうど修道院鑑賞で外で30分並んで1時間も鑑賞したのでいささか休憩したいと思っていた所に、なんてグッドタイミングな所にあるんだろ~。
このミニバンの可愛い所は、ボディにビールサーバーがついている所!!
最高!さいこ~うっ!そして、カンパ~イ!

LX Brewery、クラフトビール < 6.5 € >
生ビール5,ミネラルウォーター1.5

思わぬ時に美味しいくビール飲めたので気分良く、テージョ川に向かって歩きます。
大きな公園を通り抜けて、

道路を渡ると

発見のモニュメント

「発見のモニュメント」は、1960年に建てられた大航海時代の幕開けに貢献したエンリケ王子の没後500年に建造された記念碑。左右には航海者、天文学者、科学者等32人の偉人像です。

こちらは反対側からみた所、前から3人目ヴァスコ・ダ・ガマです。

モニュメントの前の広場には、世界地図のモザイクタイルも面白くて、ポルトガルが発見した国の年号が記されていて、思わず日本の場所を探したりして、

日本の場所を見てみると、1541年となっていますが、1543年の種子島上陸より先に、ポルトガル船が豊後に漂流した年号のようです。

モニュメントを見た後は、何故かみんなはこの川べりに座ってぼんやり眺めていましたよ。
川面は涼しくって気持ちいいいからね。

発見のモニュメント横に、LOVEのオブジェがあって、ハート型の南京錠をかけると永遠の愛の印らしいんです。ここはかなり最近始まったようなので、ちょっと??ですね。

そして隣の湾には、ヨットハーバーになっています。

道路近くの小径には、小型トラックの屋台がチラホラ並んでいます。
屋台では、飲み物だったりTシャツや雑貨だったりと。

そしてこのTUKTUKは、観光地を巡るtaxi TUKTUKのようです。
素敵なアズレージョ模様のボディのペイント!!

ではこの後は、絶対外せない近くのCafeに歩いていきます。

もうすぐですよ。もう並んでいるのが見えてきました。ここを渡って、

パステラリア パステイス デ ベレン(Pastelaria Pasteis de Belem)

すごい人だかりですが、どう並んでいるんでしょうか??

中に入ってみるとこんな感じの大盛況です!!でも大丈夫、並んでいる人達はここで購入して帰る人のようです。こちらでお茶する人は、この人だかりをかき分けて、店内へ、

国民的なポルトガルのおやつのエッグタルトの元祖「パステイス・デ・ナタ」で有名なお店。その「パステイス・デ・ナタ」が最も美味しいと話題沸騰のお店。
それにしても、客席が奥に奥に続いていて、かなりの収容人数ですよ。

見てくださぁ~い、このツヤと焼き上がりのこんがり具合!!

一番人気の「パステイス・デ・ナタ」とエスプレッソをオーダー。
パステイス・デ・ナタは、皮部分がパリパリした食感で、中の濃厚卵黄クリームがこってりで絶品ですよ。何個でも食べられるぅ~、もっと沢山頼んでおけばよかったなぁ!
またエスプレッソと絶妙な組み合わせ、美味しかった!!

お店を出る時に、通路には昔からの手作りお菓子の作業工程写真が展示されていました。またお店にはパステイス・デ・ナタ以外にもケーキやお菓子が店頭に並んでいました。

外に出てトラム乗るために反対側から見ていたら、まだまだ混雑状態で凄いですね。
反対側から写真だけ撮る人だけでもいっぱいいますよ。すごい人気店ですね。

パステラリア パステイス デ ベレン < 7 € >
パステイス・デ・ナタ1.05✕2個、エスプレッソ2

・・・
では街まで戻りましょうか!先程乗ってきたトラムの15番に乗って帰ります。
が、また混雑していて、2台目でなんとか乗れました、ふぅ。

街なかに戻ってきました。
ストーリートパフォーマンスのおにーさん達は何しているんだろう??

15:40
朝のリベンジでもう一度トラム28番線にトライするために、コンセイサォン通りにきました。
水色のお店の前に。朝よりもきれいに撮れたかなぁ?

えっ、まだこんなにも並んでいますよ。いつだったら大丈夫なんだろうか?
今日は一日中混雑していそう、もう諦めましょう。ではホテルに歩いて戻ります。

あらっ、少し歩くと朝登ったエレベーターからのまっすぐな通り来ています。
ここからだと全景がちょうど上手くカメラに入ります。
そしてすぐそこから右に曲がって、ロシオ広場へ。

曲がった所に、パステイス・デ・ナタが山のように並んでいるショーウィンドウのお菓子屋。
女の子もお菓子買ってほしくってお店の前で動かない??感じ??カワイい!

そしてロシオ広場からロシオ駅へ。
明日は一日郊外に出かけて行くので、ロシオ駅を下見しておきましょう。
でもその前にひと息入れるかなぁ?目の前だし!!

Cafe Beira Gare

お昼に来たばかりなんだけど、気軽に入れて飲めるのでCafe感覚で生ビールをジョッキで。
この後、ロシオ駅に行くのでとってもぴったりな場所でした。

オリーブつまみながら、クイクイ飲んじゃいますよ。
店内は相変わらず立ち飲みの人がいますね。ロシオ駅から見た外観もいい感じ。

Cafe Beira Gare < 10 € >
生ビール大2

ロシオ駅

ここは正面入口です。二つの蹄鉄をかたどった独特なデザインの入口や時計などの彫刻、駅構内も美しくマヌエル様式で建設されている。
ポルトガル鉄道のリスボン近郊鉄道シントラ線およびリスボンメトロ線の駅。

構内のホームは2Fにあります。

2Fの外に出ると、一段高くなってはいますが、駅自体傾斜地にあるようで、2Fからでも車寄せもありました。ここから張り出しているテラスからの眺めをどうぞぉ~。

こんなきれいな景色がみえるんです。もしかして遠くにこんもりしているのは「サン・ジョルジェ城」かしら?素晴らしく透き通った空色がきれい!
さて、歩いてホテルに戻りましょう。

・・

これがホテルの一際目立つ外観です。とってもきれいな色彩のピンクっぽい赤ですね。

この風景は、ホテルから向かい側を見たところです。お部屋窓からもこの景色が見られます。
お部屋に戻って休憩して・・

駅キオスク < 1.2 € >
ミネラルウォーター

18:10
今から夕食に出かけます。混雑するお店ですが予約いれてないので、早めに出かけてけば座れるのではと思います。行きは taxi で GO!

セルベジャリア・ラミロ/ Cervejaria Ramiro

少し早めの夕食時間ですが、ランチが軽かったのでお腹的には いいタイミングです。
taxiに20分弱でお店に到着しました。お店の前には人が並んでいませんでした。予約していないのでどうかなぁ?と思いましたが、やっぱり早い時間だから大丈夫そう??
でも店内に入るとあらっ!1組4人が並んでいました。
そしたら、すぐに席に案内されて、2人席が1席ちょうど空いていました、ラッキー!!

このお店は、リスボンのシーフードを使ったポルトガル料理では一番と言われているお店。
いつも行列が続いていて予約必須です。そしてこの時間でも昼から夜まで通しの営業だからほぼ満席です。店内は20席くらいのとても小さなレストランなので仕方ありませんね。

取りあえずシーフードなので、緑のワインのSolar de SERRADEでスタートしましょう。
わぉ~、スッキリおいしい!!

はじめは巻き貝です。一緒についてきた柄が緑のフォークのようなモノでとっても簡単に取り出せるんです。

中までちゃんと取り出して、パクリッ!!あっさり味です。

きたぁ~!!かなりのボリュームのカニカニカニ!
このミソがクリーミューで・・

このバケットは、皮をパリッと焼いているので香ばしくって、カニミソをつけながらいくらでも食べちゃいます!!美味しすぎ!!この後は、無口でひたすらカニと格闘!!

カニの甲羅や足などかなり硬いので、この白いまな板とハンマーで思いっきり叩いて身を取り出すんですが、なかなか思いっきりが悪くって、ビクともしなかったりして、とにかく悪戦苦闘!

そこにかなりグロモノが登場!!!なにこれっ!!
Percebeといわれるポルトガルでは高級食材の1つで、外見がちょっとグロテスクですね、でも美味しいらしいのですが?
食べてみると、素朴なエビとカニと貝のミックスしたようなあっさり味。
真ん中の黒い部分をパカって折るように取り除くと、中から食べれる部分が現れて、かぶりついてちぎるんです。日本では「亀の手」と言われている珍味、はじめての体験!


さて、またまたカニをトンカチで割って・・・
このカニは2人だとボリュームかなりありました。もうこの辺でお腹がいっぱいになって、フィニッシュです。

ではお会計して帰りましょう。店内は満席ですが、並んでいる人はほとんどいませんよね。

ところが、外に出てみたら、こんなにもの人だかり!!ビックリしました。
きっと店内ではゆっくりとお食事してほしいと、お店の意向なんですね。

来る時は誰もいませんでしたが、時間は午後8時半、並んでいる人と座っている人で30~40人位いますね。これからが猛烈に混み合う時間ですよね。

ガラス仕切りの中の方達は、もうすでにビール持って立ち飲みしていますよ。
このエリアはきっとウェーティングバーのようなコーナーでしょうか?
では、みなさま一足お先に帰ります。

セルベジャリア・ラミロ < 83 € >
ワイン、カニ、貝2種、パン

帰りは近くの地下鉄Martim Moniz緑線から一回乗り換えて青線でホテル近くのマルケス・デ・ポンバル駅下車します。

お店から地下鉄で20分位でホテルに到着しました。

今日もあちこち移動して、リスボンを楽しみました。夜風も心地よくってホテル周辺もとても静かで落ち着いています。後ろに見えるのがホテルのテラスCafeなんですよ。
空の色がとても濃い紺色で、きっと空気が澄んでいる場所だってことですよね。

今日はこのへんで!!Goodnight!


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