今回の行程
2016/1/11~1/12・1泊2日
<1/11>自宅9:00(関越自動車道)12:30善光寺、通称:七曲り(ななまがり)14:00そばの実(戸隠)14:40松本民芸館15:30湯田中温泉よろづや
<1/12>湯田中温泉よろづや10:0011:00岩松院寺11:40北斎館12:50小布施堂帰宅
● 1月11日(月)☀
2016年(H28年)にこんにちは!
年を明けて初の温泉です!
ということで、長野善光寺でお参りして、戸隠で待望のお蕎麦頂き、湯田中温泉の老舗に宿泊します。
● 善光寺(長野)
善光寺につきましたが流石に正月11日ですが、天気も素晴らしくいいし、日曜日なのでこの混雑です。それ以前にここに来るまでの道路の混雑が大変でした。
変なところから来ると、駐車場にも入れませんよ。駐車場は裏側なので、ご注意!
ドンドン人が増えているような・・・
なんだか急に暗雲垂れ込めてきたぁ~。
常香炉の煙で悪いところを清めて、本堂にお参りします。
今回もあの有名な真っ暗闇の「お戒壇巡り」にトライしましょう。
<お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れること で、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。>
いつもながらまっ真っ暗闇。でも極楽の錠前に触れたので一安心?!
それにしても高さがわからないから不安が高まりますよね。
今回は、年始ということで
「金運だるま」さんを購入、いいことあるかしら?!!
期待しながら、お腹すきました。近くのお蕎麦屋さんに向います。
・・・
善光寺からすぐのお店でしたが、お昼の営業時間終了していました。残念!
少し遠回りですが、この際戸隠まで行ってみましょう!
・・・
長野市内から戸隠方面に向かう時には、強烈でスリリングな上り道が、絶対下って来たくない「七曲り」という難所があるんですね。それにかなり細い道路です。雪道だったらかなり怖いと思いました。
こんな坂道です。
写真よりもシャープなヘアピンカーブの連続区間で、はじめて通る時には、息を呑むような早く過ぎてッて思うようなカーブですね。
七曲りを過ぎるとかなり標高を登ったようで、気が付くと雪景色になっていました。
えっ!長野市内は凄い晴天だったのに、ビックリポン!!
その上霧雨も降ってきて・・・
戸隠神社を通って、段々雪が多くなって来ました。
目指すお蕎麦屋さんはもうすぐのようです。
そばの実(戸隠)
前から一度「戸隠」って行ってみたいなあと思っていましたが、なかなかチャンスありませんでした。今日は、予定の長野市内のお蕎麦屋さんが閉まっていたので、長野の蕎麦屋の本から急遽探しました。このお店は午後4時まで営業なので助かりました。
天ざる、天ぷらそば、あらびきそばを注文しました。
来た甲斐ありました!美味しかった!!
店内は思ったよりも広くって、テーブル席と小上がりと選べるのでゆっくりした気持ちでお食事できますね。またガラス窓からは美しい山々の景色が目に入ります。
寒い時期なので各椅子にはひざ掛けを置いていて、気配り感じます。
ちょっとしたおつまみのそばの実や大根漬などもお土産として購入できます。
外に出るといつの間にか粉雪が・・・
本当言えば、去年10月車を四駆に替えスタッドレスも完璧に装備しているのに、暖冬で雪国行きましたが、どこにも雪がありません。
ここではじめて雪の中の運転なんです?!
この辺から雪が積もっているんです、ルンルン!
お店の看板は、雪に埋もれているよ。
ちょっと寒くなって、暗くなって、雪が舞って・・・あまり雪降っても困るけど。
さぁ、湯田中温泉に向いましょう。
と、10分走ったら、えっ!
道路にも雪が・・・。
対向車殆ど来ません。さらに
少しは明るいのですが、雪が多くなったような。
戸隠から黒姫方面です。
お蕎麦屋さんからは、20分位しか走っていないんです。この辺は本当に雪の多いエリアなんですかね?
さらに10分ぐらいでかなり山を降りた感じでした。
さらに10分位走っていると、えっ!
左の青空ですっかり道端にも家々にの雪残っていないんです????
ず~っと先まで道が降っています。
でもよかったぁ、ホッ。
● 湯田中温泉よろづや
北信州の湯田中温泉よろづやは、江戸時代寛政年間頃の創業。
現在は、松籟荘・本館・アネックスがあります。
松籟荘は築75年を経た三階建木造建築、平成15年に登録有形文化財の指定を受けているようです。匠の技が織りなす素晴らしい昭和初期の木造建築の良さ・意匠など贅沢な空間を見ることが出来ます。
本日宿泊は、昭和61年にリニューアルした本館。
お部屋はこんな感じです。
お部屋は、本館6階。
和室8畳+3畳+1.5畳(鏡台と鏡がある)+広縁+トイレ。
この広縁の踏み込み板が好きです。
そしてあまりで出合ったことなかった1.5畳の小部屋がとても落ち着くお部屋でした。
このお部屋は、なるべく冷蔵庫などを扉に仕舞いこむ時代の良い作り。
その上、扉にもこだわりが感じられました。写真はないですが、残念なのはトイレの扉が開けにくい位置にありました。
全体的には、木をふんだんに使用した心地よい和室です。
外の手摺周りはかなり錆びついていましたが・・・
到着した時間が4時頃で西日が差している画像になりました。
さっそくお風呂にいてみましょう。
桃山風呂
かの有名な名物お風呂。
桃山風呂は純木造伽藍建築で、日本の大浴場ベスト10にも選出されたお風呂ですが、湯けむりいっぱいでうまく全体が写せません。
大きな楕円形の湯船、底の水色のタイルまで透き通って見える無色透明なお湯です。庭園露天風呂が続いて入ることが出来ます。
脱衣所の造作も特徴があって、見るだけでも楽しめます。
神社仏閣のような造作で、あちこちに張り紙があって面白い。
湯上がりどころには、冷たい飲み物が用意。
朝からあちこち回ったのでお腹すきました。
お食事処に行きましょう。
お食事処の前廊下ですが、バブルの時代の建物らしく広めのど~ンとした廊下ですね。そして大宴会場だったところらしく、畳の大広間に今どきの低めテーブルと椅子。少し雰囲気違うので戸惑いますね。舞台まであるので???
仕切りでもっと工夫が出来るのでは、と思います。
まずは、自家製果実酒で乾杯!そしておしながきです。
・先付:長芋明太、岩茸、花弁百合根
木島平産モッツアレアチーズのカプレーゼ
小蕪盛り、蒸し牡蠣、人参、吸酢ジュレ
・突出し:笹ずし
・お吸い物:土瓶仕立て 霜降り平茸、銀杏
・お造り:信州サーモン、大岩魚翁〆、天使の海老
・お凌ぎ:信州手打ち蕎麦、葱
・台物:信州牛巻き蒸し、地野菜
・強魚:大鱒の杉の香田楽、エリンギ、ブロッコリーなど
・蒸し物:くずし豆腐、帯人参、亀甲飴、おろし生姜
・お食事:焼きおにぎり茶漬け、薬味、野沢菜
・水菓子:季節のデザート
全体的に豪華なイメージですが、蒸し料理が多いので、味のバランスがメリハリがなくもう一つと感じました。せっかくの牛肉は、潔く焼肉で食べたかった!
ごちそうさまでした。
館内広いので、こんな感じでした。
玄関ロビーです。この吹抜け空間が豪華さを醸し出しています。
手前から階段があってさらに2F空間が広がっています。
階段上がると、さらに広いロビーと奥にはカフェコーナーも充実です。
エレベーター前を通って売店や有名な桃山風呂があるエリアに続いています。
すこし冒険して
離れの純木造数寄屋造りの「国指定登録有形文化財」の松籟荘を見学させてもらいましょう。まずは、松籟荘の玄関・ロビー
随所に匠の技があふれていました。
驚きの文化財ですね。
玄関のたたき、天井の美しい文様のような細かい細工、目を見張ります。
数寄屋造りが凝縮されている館内です。
外観もちらりと見えました。
それにしてもか家紋ですらアートですね。
たまたまこのお部屋開いていたので、写真取らせていただきました。
花頭窓の形状が美しい特別室のようです。
照明が点けてないので暗めです。
本日はこちらは使用していないようでした。
もっと本館から「国指定登録有形文化財」を見られると良いような気がします。
館内ツアーするとか???
さて、また風呂にゆっくり入って、寝ることにします。
お休みなさい❢❢