① 凛とした趣きの山の一軒湯宿

法師TOP1

  今回の行程

2015/10/6~10/7・1泊2日

今回の温泉旅行は前々から一度訪れたかった法師温泉・長寿館です。
日本秘湯を守る会のHPを何気なく見ていたら、会の40周年感謝セールで通常一人一泊¥22,830 (消費税・入湯税込)の薫山荘が¥17,430となる特別割引プランがあるではないですか。部屋数限定なのでこれはチャンスとばかり早速予約。
この支払いに群馬県の『プレミアム宿泊券』(以前、コンビニ発売時にGETしておいた)を利用することでさらに金額が実質半分近くになり、現地での飲食費を含めても総費用が二人分で2万円弱という超お得な温泉旅行が実現することになりました。

おおまかなスケジュールとしては、
初日、関越自動車道を進み、高速月夜野IC関越自動車道を下りてすぐのお店でランチに。
そのあと古湯温泉・浜屋旅館で立ち寄り湯をいただき、今宵の宿の法師温泉を目指します。
二日目は、谷川岳のロープウェイで紅葉の始まった天神峠に登り絶景パノラマを見ましょう。
楽しみー。さてさてどんな旅になるやら・・

10月6日(火)☀

よく晴れた朝です。絶好のお出かけ日和!
本日は、なんとつい3日前に納車されたばかりの新車初ドライブです。
少し緊張しつつ、10時半!東京の自宅をスタート。
まずは、関越に乗って、どこかとりあえずPAで新車チェックします。

新車

じゃじゃっじゃ~~~ん!スバル「LEVORG」、今のところ順調に走ってます。
昨日新車のコーティングしたばかりなので、ツヤツヤ輝いているんじゃない?

次は、月夜野ICまでガンガン走りまっせ!!
それにしてほんとに気持ち良いお天気で最高で~す!
月夜野ICで降りたら、国道17号線を少し行くと今日のランチのお店なのですが・・・
なかなかわかりづらくって通り過ぎたみたい。
仕切りなおして、一回りしたら、見過ごした看板発見

月夜野庭「銀の月」

銀の月

関越降りたら国道17号線、Photoの右後から走ってきたのでこの看板見えませんよね?
無事たどり着いて、いい感じのお店です。
店内もセンスの良さ感じるインテリア

このお店は、カツレツがメインです。
銀の月セレクトコース<前菜・ご飯(玄米)・お味噌汁・香の物・シャーベット>です。

銀の月

かわいい彩りの前菜。
どれもシンプルながら素材の味が引き立つようなお皿でした。

銀の月銀の月銀の月

カツレツミックスと、このキャベツの山型盛りがみずみずしく感じます。
そして玄米ご飯とお味噌汁、香の物がセットでサーブされました。
揚げたてのフライはどれもアツアツ、ジューシーな味わいで、玄米ご飯といい、粗めにカットされたキャベツもピッタリと合っていました。

季節のシャーベットは、つぶつぶ果実が入っていてとても美味しかった!と、
コーヒーで満足なランチでした。
食べ過ぎたかなぁ?
この後は、温温の日帰り温泉で、お腹減らしましょう~。

川古温泉「浜屋旅館」

川古温泉
旅館は、川沿いの途中から細くなった道路沿いの先にあります。
2,3分手前の駐車場に駐車します。そこから緑の中を徒歩で温泉へ・・・
立ち寄り湯でお邪魔するのは濱屋旅館。例によって『まっとうな温泉』本を持参して、無料入浴のスタンプをお願いしました。

内風呂の温泉は、源泉から直接掛け流しており、空気に触れることなく各浴槽へ供給、37~38度の温度を保っております。特徴としていた気泡がたくさん付着する、新鮮な源泉です。やはり温めのお湯でした。

川古温泉川古温泉

続いて、露天風呂に入るとまたまた温々のお湯、長湯しないと風邪ひいてしまいそう。
ちなみに混浴ですが、「湯あみ」OKです。ロビーの売店にも置いてありました。
(露天風呂では気泡があまり見られないようです)

川古温泉川古温泉

露天風呂も温々なので、皆さんは長時間入っているようでした!
だって、15分ぐらいじゃ出たくない位温いんです。
ここは日帰りでもゆっくり出来るようなスケジュールで来ましょう。時間ないので、内風呂のほうが少し温度高かったので温まってから出ることにします。

ここから法師温泉まではそれほどかかりません。
赤谷湖まで戻って三国峠を新潟方向、途中左に折れ所要時間約30分です。
3時過ぎに着きたいですね。

法師温泉 長寿館「薫山荘」

法師温泉法師温泉法師温泉
三国街道から県道26号線折れて、長閑な山間の田園風景が現れて、更に山の中へと吸い込まれるように進みます。段々上り道で道幅狭くなって・・・
小さな橋を渡るとぽっかり広がる空間。
うわぁ~、理想の隠れ家のような場所にあるんですね。
良い宿の条件として地形と景観も必須ですよね!
ここぞ ❢ 正しく正真正銘!などの形容詞がピッタリの日本の秘湯の一軒宿!!
期待通りのシチュエーションに法師温泉長寿館が佇んでいました。

法師温泉法師温泉

早速、本館玄関から入ります。
正面は大きな時計と神棚、置き囲炉裏の上は吹き抜けで本館二階が見えます。
右手にフロントその奥には、大きな売店でお土産も充実しています。

法師温泉

左手には玄関から繋がる昔ながらの下駄箱室があり、下足番ちゃんといるんですね。
その隣には大きな鉄瓶を吊るした囲炉裏があり、ぱちぱち燃える炭火が迎えてくれます。
囲炉裏の火に集まるお客さんには、鉄瓶のお湯でお茶を煎れてくださるんです!

法師温泉法師温泉
「はるばる遠方から来たお客を温かいお茶でもてなす」、昔ながらの伝統のようです。
私達も、スタッフの方から丁重にお茶のおもてなしをいただきました。

法師温泉

そしてやっぱりこれで日本一有名になった宿フルムーンですね。
上原謙と高峰三枝子が入浴したJRの前身・国鉄の「フルムーンポスター」の撮影が1981(昭和56)年。
その時から34年!!もうこんなに時間が経ったのか、早いものですネ!

法師温泉の建物は、
与謝野晶子も逗留し「国登録有形文化財」に指定された一番古い客室棟の本館
昭和15年に昔ながらの風情はそのままに全室法師川沿いに建てられた別館
昭和53年に別館の左手の法師川に沿った木造2階建で重厚な内装の薫山荘
平成元年に本館向こう側に立替えた木造2階建の間取りや建築材にもこだわった法隆殿
増築したそれぞれの客室は、すべて本館とうまく融け合った木造建築
湯治宿の素晴らしい理想の増築のあり方だと思います❢❢

法師温泉法師温泉

売店前にある休憩処には、新聞やパンフレット、泉質情報、秘湯の会のスタンプポスター、読書用の本棚など置いてあります。
窓からちょうど別館の客室と中庭にある「長寿の湯」「法師の湯」の屋根が見えます。

法師温泉

息を呑むような日本の情景です!!美しすぎる!
木造別館に、「長寿の湯」の屋根の苔、中庭の木々と緑が侘び寂びの世界を醸し出しています。

法師温泉

私達が宿泊する薫山荘へは本館からまっすぐ奥へ進み渡り廊下の先で、右は別館へ、左は薫山荘です。
木の厚みを感じるような重厚でどっしり感がある内装です。

今回のお部屋は、薫山荘の35号室です。
2階の真ん中の部屋で、10畳+6畳+トイレ洗面台と長い広縁。長寿館のなかでもちょっとリッチなお部屋です。

法師温泉法師温泉法師温泉

この薫山荘は、入口のドアと広縁にあるイス・テーブルが物語っているように、焦げ茶色の厚みのある木材を使用した純和風インテリアです。襖のも男性的で重厚な趣きです。

薫山荘の右手に広がっている別館をちょっと探索

法師温泉

本館も2階も行ってみましょう。

法師温泉

昔のままの姿の本館。外にあるテラスが気持ちよさそうです。
お風呂で一緒になった方が「20番与謝野晶子逗留間」に宿泊されています。

さらに渡り廊下から法隆殿へ行ってみましょう。

法師温泉

法隆殿は、ワンランク上のインテリアで高級感漂っています。
外観は本館などとイメージを合わせ、内部は白木の木材をふんだんに使用したこだわりの木造建築、質の良さが伺えます。掘りごたつや暖炉のあるお部屋もセレクト出来るようです。
ではお待ちかね、お風呂にしましょう。

法師温泉お風呂は3ヶ所ありますが、男女入替えがあって、思うように入れない感じ。
かの有名なフルムーンで混浴の「法師乃湯」、小さめの「長寿乃湯」、日帰りでは入れない「玉城乃湯」があり、時間割が決まっています。

「玉城乃湯(内湯と野天風呂)」

法師温泉

玉城乃湯は、大きな浴槽の内湯・露天風呂があり、壁も天井もデッキもすべて木をふんだんに使った湯船と建物です。内湯から木枠のガラス引き戸を開けると露天風呂に繋がっています。10月に訪れましたが、もっと暖かな季節にはこの引き戸がフルオープンになるのではないでしょうか!
天井も高く丸太で組んだ梁が見えて、更衣室の灯も浴室からほんわか映り、とても贅沢で心地よい空間です。ところどころに行灯を思わせる照明でライトアップ。

法師温泉

露天風呂から内湯をみたところです。
ここの洗い場も少し趣があり考えられた設計ですね。

法師温泉

浴室の洗い場を大きな木のテーブルで仕切って、その上にを重ねて、洗い場にはシャワーなく、大きなつまみを押すとお湯が出てきます。無駄なものを置かない徹底した考え方です。
確かに見た目がすっきり、桶の重ねた姿もになります。
きっと法師乃湯を超えそうな名湯になるのでは?と思いました!

「法師乃湯(混浴風呂)」

法師温泉法師温泉法師温泉

昭和時代の1982年に旧国鉄のフルムーン旅行CMの舞台、法師温泉「法師乃湯」。
当時このCMはある意味記憶に鮮烈に残る入浴シーンで、全国に一躍轟いた
確かに、有名になりすぎているけど???と心のどこかで思っていましたが、「法師乃湯」に入ってみると、何人にも愛される要素がいっぱいありました。
念願のお湯に浸かれて満足!満足!

「長寿乃湯(内風呂)」

法師温泉法師温泉

長寿乃湯は、泉質では法師温泉の中でも一番とか、大切で貴重なお湯です。
思ったよりも小さな湯船です。5,6人入ったらもういっぱいです。
それに窓が高い位置にあるので閉鎖的な空間に感じました。
どうせならもう少し大きな浴槽ならいいのに?
でも、フレッシュな泉質を維持するにはこのくらいの大きさの湯船が適しているのでしょうね。

そろそろ夕食の時間のようです!!
薫山荘はお部屋出しです。
最初のセッティングは

1006housi121

ちょうど紅葉の時期で松茸の土瓶蒸しがいいに香りしています。
お鍋は、麦豚山菜すき焼きに火がはいりました。

土瓶蒸しからいただきま~す。
いいお出汁に香り豊かな松茸が、お・い・し・い!!
お造りは川のもの、ギンヒカリや湯葉、刺身こんにゃくですね!


鯉南蛮漬や酢の物の鮎酢〆は山のごちそうづくしのメニューですね。

お部屋出しは、どうしても畳のお部屋で座って頂くことになります。食事のスピードやタイミングがわからないし、接客側の負担も大きいと思う。
私たちは、どちらかと言うと半個室のテーブル椅子席でのゆったりしたお食事のほうが好き❢❢
なので、食事場所を選べる場合はいつも部屋出しではなく食事処をチョイスしてしまいます。
今回は、重厚な薫山荘のお部屋をじっくり楽しめるので、これはこれで良しとしましょう。

フロント呼ぶ時の、この電話がまた可愛かった。昔なつかし昭和の電話機、音がいいんですよね、チリンチリン・・・
山の一軒家はとても静かな夕闇を迎えています。
またひと風呂入りに行きましょう。

 ② うわぁ!紅葉の谷川岳大パノラマ

② うわぁ!紅葉の谷川岳大パノラマ
● 10月7日(火)☀ 秋晴れの清々しい朝、空気が凛と感じます。 窓からはまっすぐ伸びた木々が気持ち良さそうにしています。 早起き...