2月27日 朝から
毎年桜の見頃がうまく見極められない・・・
1月中旬頃、峰温泉に行こう!と決めた時、「河津桜」の時期がいいね、
で何時がいいんだろ??
有名所だからこの時期は混むだろうし、でも、やっぱり満開の桜は見たいし・・・、悩んだ挙句、2月下旬の平日泊を第一候補に。
さっそく、前々から一度行ってみたいと思っていた宿「竹の庄」に電話。
ラッキーなことに、うまく予約がとれました。
で当日。08:00 家を出るときから小雨、確か2,3日前の天気予報では晴れのはずだったのに・・・ちょっとブルー。
でも気を取り直して、お昼は沼津で美味しいお魚食べよ~。
●沼津『魚河岸 丸天』
駿河湾の新鮮な海の幸が水揚げされる沼津港市場にある「魚河岸丸天」。
11:45 着いた時間は、ちょ~どお昼時。
駐車場は、お店を更に直進して沼津港市場の無料駐車場。ありがた~いです。
お店は、椅子席はほぼ満席。
奥の座敷は、半分くらい空いていたけれど、直ぐに満席、繁盛店ですね。
お刺身定食は、マグロなどの5,6種類の盛りで鮮度抜群。
丸天丼は、地のしらすや桜えび、そしてブリ、イカ・・・
の彩りボリューム満載。
せっかく沼津港まで来たので、今日港であがったばかりのオススメ・地エビの天ぷらもオーダー。
揚げたてエビは、ハフハフ!!云いながら、抜群にお・い・し~。
このお店、東京からわざわざ食べに来るようです。ごちそうさまでした。
外に出たら、雨あし強くなってました。さあ、河津に急ぎましょう。
14:30 雨が小ぶりになったので、松崎港にある「民芸茶房」でお茶することに。
真向かいに「豊崎ホテル」があり、宿泊客はこのお店で食事するらしい。
最近はあまり見かけなくなったサイフォンがカウンターに見えたので、
ちょい期待。
そしたら思いがけず美味しいコーヒーに出会いました。
何故か小魚(キビナゴ)の干物付きです。
で、これが炭火焼きで美味しかったので、おみやげに購入。
もうすぐ峰温泉というところで、どしゃ降り、あまりの大雨にびっくり。
安全運転で行こう。
●峰温泉『花舞 竹の庄』
16:30 今夜の宿、竹の庄に到着した頃には、小雨になっていました。
この辺は山よりなのでしょうか?思いのほか肌寒く感じられました。
この宿は、昭和の時代の名旅館?だったのでしょうか?
聞くところによると、昔は一泊3万円ほどする高級旅館で、文化人・著名人もよく泊まったとか。
確かに敷地も広く、建築の目で見ても素晴らしい価値のある建物。風格を感じさせます。
だけど・・・今は、部屋数を絞った素泊りのみの旅館として、細々と運営している様子。
G太のひとこと <『竹の庄』の印象>
泊まった印象としては、・・・・・うーん、微妙。
事前の期待が高かっただけに、細かな点でいろいろ気になるところが。
例えば、脱衣所の棚や床、お風呂場の壁、露天風呂屋外の片付け具合など、目玉となる温泉まわりにちょっと残念なところが見られました。
建物や庭の維持にお金がかかるのはわかりますが、それにしても管理はいま一つの感じ。やはりお客さんを泊まらせる以上は、一定程度の水準を保ってほしいところです。
もともとの素材、素性がいい旅館だけに、惜しい!
お金をかけなくても、工夫とやる気次第でカバーできるところがまだまだありそうに思いました。今後に期待です。
18:30 素泊まりなので、夕飯を食べに外へ。
生憎の雨なので、宿で紹介されたすぐ近くにあるお蕎麦屋さんへ。
例によって生ビールで乾杯! その後は、G太は「蕎麦御膳」、A豆は「鴨南蛮の温かい蕎麦」。
19:45 帰り道、「踊り子会館」裏手の川沿いを散策。
ライトアップされた河津桜は綺麗なのですが、なにせ雨。早々に切り上げて宿に戻りました。
宿にはもう一組のお客さんがいたようですが、顔を合わせることもなく宿はひっそりと。
貸し切りお風呂でのんびり、そして部屋でビール。
早々と床につきましたが、真夜中に嵐のような風と雨で目覚めてしまいました。
明日の天気、どうなる???
2月28日
昨日の雨がウソのよう、素晴らしすぎる桜日和!!
真っ青な空を背にした「竹の庄」の建物をパチリ。
09:00 宿のすぐお隣にある「峰温泉大噴湯公園」で特定の時間になると吹き上がる噴湯を見学。
公園内の売店で買った温泉卵、ベンチでいただく。
09:30 クルマを宿に駐車させてもらって徒歩で河津桜まつりの会場に向かいます。
川沿いの散策路はいろんな露店が連なり、もうすでにかなりの賑わい。
それにしても、ぽかぽかの気持ちのよい散策日和。人の流れに任せるまま、桜を見上げて歩きます。
10:00 この間近で接する見事な河津桜。
みんなが考える桜色ってこの色かなぁ、
これに比べ、ソメイヨシノは意外と薄い桜色ですもんね。
10:30 生搾り柑橘ミックスジュースは、絶対飲んでみて!
2杯立て続けに飲みました。
11:00 河原をそぞろ歩いていたら、なにやらおさるのショーがもうすぐ始まりま~す!
とアナウンス。
・・・TVなどでおさるのショーなど、一度も見る気にならなかったけど間近で見たからでしょうか、それなりに賢く演技と舞台なれしていて、やるねー。
淡々とこなして結構稼いでいるような?
さて、そろそろ本日のランチに行きましょう。
一旦宿に戻りクルマをピックアップ、稲取方面に向かいます。
●大衆磯料理『磯辺』
12:00 河津から約20分、ここ数年伊豆に行ったら必ず、ココ「磯辺」でお昼してます。
磯辺さんは、稲取と白田の間、道がカーブした海側にお店があります。
いつも車とめるときに通りすぎてしまいそうでドキドキ。
今回は、河津方面から来ましたが、いつも熱川方面から来ていました。
この辺りが東京の自宅から、東名沼津経由の天城越えルート、伊東経由伊豆東海岸ルート、共にほぼ同時間となる地点。
遠いといえば遠いけど、わざわざ出向く価値のあるお店です。
小豆は、今日もまた思いっきり鯵6匹の鯵丼を注文。1700円。
鯵とご飯半々位?食べきれなほどの鯵いっぱいで大好き。
G太は、キンメと石鯛の2点盛り刺身定食。2000円。
メニューにはないけれど、「本日のおすすめ」を組み合わせて定食でオーダーできます。
キンメひと切れがプリップリッで大っきくって、甘ッ~い。石鯛もコリコリで、上品なお味。
G太のひとこと <オーダーの仕方>
わざわざ伊豆の果てまで来たのなら、絶対、地モノのお魚でなくちゃ。
マグロやウニ・イクラなど遠い他の産地のお魚でなく、アジ・キンメ・イシダイ・オコゼ・サザエなどの季節季節の地物が賢いチョイスです。
そのためにも、「本日のおすすめ」は、隅から隅まで、チェック、チェック。お店のおばちゃんに、根掘り葉掘り、本当の一番のオススメを聞き出しましょう。(時にはお高いものを勧められることもありますが、その辺はC/Pを考えてお利口に振る舞いましょう。)
ここ「磯辺」の評価は人によって賛否マチマチのようですが、オーダーさえ間違えなければ、きっと至福のひとときが得られることでしょう。
今日も大満足のお食事、おばちゃん、ありがとね。
次は稲取で温泉に入ります。
でも、日帰り入浴はPM2:00からの受付のようで、まだ少し時間があります。
その前に、伊豆で評判のスーパー「あおき」で、地の魚でも買って帰りましょう。
13:30 ここのスーパーでは、キンメが2種類(地モノと沖モノ)ありました。
地キンメは沖キンメの倍近いお値段ですが、キンメに詳しい人によれば、全く別物といえるほどに美味しさが違うとのこと。
当然、東京では滅多に手に入らないという地物キンメを思い切って一匹まるごと購入。3300円也。
半身はお刺身、半身は煮魚用に、魚売り場の主任の方にお願いして処理してもらいました。
このキンメは、
➊この日の夜帰ってから、酒のつまみとしてお刺身で。
➋次の日夜、切り身を煮魚に。
➌次の次の日夜、頭とアラ、大根で味噌汁。
こう思うと、それほどお高く感じませんね。
●日帰り温泉『稲取 石花海(せのうみ)』
14:00 お買い物のあとは、マニアの温泉ガイドブック「まっとうな温泉」に掲載されている「稲取温泉 石花海」に到着です。
「まっとうな温泉」本の無料入浴券を利用してタダで入らせていただきます。(日帰り温泉は、普通は一人1500円もします!)
私達はこの本の無料券を利用するのは初めてですが、これが大正解。
早くも、
◆まっとうNO.1◆
の称号を与えたいほどのお気に入りになりました。(本にある他の無料温泉をまだどこも経験していないのに??)
石花海のエントランスは、間接ロビーになっていて、とてもゆったりしていて贅沢感がさり気なくて、いい感じです。
玄関には、可愛いお嬢さんがお出迎え、フロントまで案内してくださいます。
フロントでは、「まっとうな温泉」本を見せると、タダのお客にもかかわらす、笑顔で懇切丁寧に接して頂きました。
なんだかこちらが申し訳ない気持ちになるほどの素晴らしい接客です。
屋上にある露天風呂には、貴重品ロッカーや休憩所・飲み物など、日帰り温泉客にも嬉しい設備・サービスが整っています。
そして、お風呂はまさに絶景風呂!!!目前に太平洋を一望できます。
波の音を聞きながら、しばし時間を忘れ、海原を眺めていました。
気持ちよ~~く入れる露天風呂でした。(写真は男性用、G太撮影)
今度は泊まりに来てみよーっと。
今回は、往復とも沼津経由東名利用のドライヴでした。
足柄SAで、トイレ休憩と明日朝用のパンを購入。
この頃のSAは、ホント使い勝手いいですね。
今日は朝からまたとない桜日和。
そして、河津桜、今日がぴったり見頃でした。
楽しかった~。