鳴子&肘折とそば三昧!②湯治の本場 肘折♨

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旅の2日目、山あいの次の温泉地「肘折温泉」にたどり着くました。

肘折温泉「大穀屋」

15:30 予定時間よりも遅れてチェックインです。
肘折温泉は、山あいにある割にはアクセス道路はそれほど過酷ではありませんでした。
ただ、温泉街に入る急な下り坂が螺旋状の新しい道になっているようでした。
温泉街内の道路はやはり幅の細い道です。
殆どの旅館の駐車場は裏側の川沿いにあるところが多いようです。
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大穀屋のお隣は、肘折温泉の名所レトロな「郵便局」。
入口のロゴサイン?いいわね、かっわいい!!

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湯治体験の肘折温泉でしたが、ほとんどお風呂の写真がありませんが・・・
温泉にはしっかり入りました。

そろそろ夕飯です。お腹すきました!!
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夕飯は、夕飯処個室でいただきます。畳敷きに御膳式、2の膳まであります。
山菜の煮物や天ぷら、ヤマメの塩焼き、豚しゃぶなどのメニュー。
しっかり頂きました!
さて、お楽しみ2次会にしましょうか?その前にお部屋はこんな感じです。
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お部屋は8畳にテーブル椅子が部分の板敷き部分があり、最上階・角部屋で眺めが良い。
お部屋自体は湯治のイメージとは違いますが、肘折温泉全体には、いつも湯治客が多くて、通りには浴衣の方々が歩いていました。
今宵は、心ゆくまでおいしいお酒で語り合う?ことにしましょう。
・・・

6月17日(水)☀

朝で~~す。なんと
5:40 なんです。早起きしてます。
肘折温泉名物、朝市が始まっています。行ってみよーっと!
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朝早くからこんなにお店が出ていて、こんなにお客さんがいるなんて、すごいです。
ちょうど、山菜のピークの時期のために、採れたての蕨やミズ、しおでなどなど・・・
その他、漢方などに使うマムシなどの珍品の売られていました。
欲しい人にとっては、最高の朝市ですよ!
温泉街のおみやげ屋さんもこの時間からオープンしていて、店内に入ると次々と試食のお菓子や漬物などを手渡されて、お茶の飲まされて・・・
ここの朝市がこの形態で成り立っていることが、湯治する人が今でもしっかり根付いている温泉街ってことですね。でも実はもっとすぐに食べられる食料品が多いのかと思っていました。
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まだ朝ごはんまで時間あるので、ちょこっと散策。
オォォーーー、イイね、「丸屋旅館」!昭和の香りがっ、素敵。
エントランスの坪庭的植木と木の玄関、藍の暖簾、右手の格子、看板も感じとローマ字?
小さな玄関なのに、ワンランク上のセンスの良さガンガンキテますよ!!

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「上ノ湯」は、昨日着いてすぐに入りに来ています。
どまんなかにバス停もあるんですね。
さて、そろそろ朝ごはんの時間ですよ。

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やっぱり朝の定番の鮭、温泉卵、なめこおろしに蕨のおひたし・・・
今朝は早起きして、一仕事してきた感でモリモリイキました。

チェックアウトは、ちょっと早いけど8時15分にしますよ。Mr.K、よろしく!
何故かって、9時半の最上川舟下りに参加するためよ!!
急ごぅー。

・・・なんだかんだで8時半出発です。念のため車から確認の電話したところ、9時半の最上川舟下りに酸価の人は9時15分まで集合ですって!!
なんだって、一山越えて、約1時間かかるから間に合わないよ!
頑張ってゴーゴー!!

最上川舟下り

・・・・・・もうすんごい勢いでキュンキュンいいながら田舎道飛ばしまくって、少し間違って手前で曲がって、仕切りなおして、着いた~。
走りこんで受付カウンターへ飛び込んだ!!
すると、何故か9時05分でした??余裕で間に合ったんです。
時間余ったので 「芭蕉丸」パチリ!

さて乗船します。みんな救命胴衣着けて!最上川舟下りスタート!!
10m位もっとあるかなあ?の船に、お客は8人ほどで船頭さんがお一人で出発!

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最上川の舟下りは、思っていた以上に楽しかったです。
途中、昔集落があった向こう岸に立ち寄って、トイレと鮎茶屋休憩があったり、かの有名な「おしん」の撮影現場もこの川沿いだったんですね。
船頭さんの軽妙な話術とスリリングな舟下り、川から見上げた山の森林のお話など、あっという間の時間でした。
終点で降りると、お土産屋さんが入った建物の中に通じていて、1階に上がると、元の場所に戻るバスが出ています。少しばかりお土産購入時間が組まれていました。
おみやげ購入して、バスでスタートまで戻ります。
続いて、本日のそば処へいてみようー。

最上川三難所そば処・二番店「手打おんどりそば」

手打ちそばおんどりは、最上川三難所そば街道の素材や技にこだわりを持った13のそば店と、そば打ち体験ができる農村伝承の家などの中の二番店のようです。
えっ!こんな先にあるの?お蕎麦屋さんが・・・
小さな集落の中に、隠れるようにありました!
早速頂きます!!

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おぉっと、出ました、村山地方はほんとにうれしいサービスですね。
こちらは、きくらげのお浸し、キュウリの漬物、山菜の煮物、蕨の一本漬けと豪華な前菜が並びました。ちょっと、また飲みたくなるシチュエーション!ぐっと我慢します。
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美しいですね、細打ちの板そばです。見るからに美味しそうでしょう。
のどごし良くって、好きなの細さでした。
村山地方では、板そばオーダーすると、前菜らしいお漬物や季節の煮物が付いてきますが、どこに行っても天ぷらそばなどは、見かけなかったような気がします。
そば三枚堪能しました。
ここからは、南下して米沢の上杉神社に軽くお参りして・・・米沢駅でこの旅は終了です。

二泊三日、東京から鳴子温泉で一泊し、立ち寄り湯の赤倉温泉でひとっ風呂浴びて、銀山温泉街を闊歩して自然の滝ミストも浴びて、肘折温泉の朝市で買物して、最上川舟下りに感動して、上杉神社でお参りして、村山そば街道で蕎麦三昧・・・盛りだくさんのスケジュールでした。
よい思い出になったでしょうか?!!

さて、次はどこに行こうかな?


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コメント

  1. Fu より:

    いやぁ楽しい旅でした。みるだけでも十分たのしい旅ですね。それなのに行ってしまったんだから、エクセレント極楽ごくらく!! 肘折温泉、肘の折れた坊さんが治ったところからのネーミングだそうですが、とてもよい湯治場でした。あとで肘折温泉の湯守りをする新庄藩士の次男坊の小説を読んで、江戸時代の肘折温泉に思いをはせました。ありがとうございました。