早春の伊豆・奥湯河原の2日目
奥湯河原「加満田」で温泉と食事を満喫し今日は東京に戻るだけですが、久々の遠出ドライブ旅なので少し寄り道してみましょう。
昨年買い替えたクルマはコロナでロクに外に持ち出す機会がなく自宅駐車場でくすぶり続けていましたが、今日はマニアが喜んでクルマを轉がす(運転する)箱根ターンパイクにクルマを連れて行って、彼(BMW118i モデル最後のFR車)の実力の程を試してみましょう。
また、その帰り道に小田原で美味しい鰻のお店にも立ち寄ってみます。
3月16日(水)☀ 奥湯河原~東京
08:15 朝食 旅館チェックアウト 10:15 ターンパイク~大観山11:15 小田原・うなぎ『松琴楼』 12:00 道の駅 足柄・金太郎のふるさと 14:00 自宅へ
08:00
おはようございます。
今朝は6時に起きて、お気に入りの貸切露天風呂「ほたる」で朝風呂を楽しみました。
朝は曇っていましたが、のんびりと森の空気が心地よくて、幸せな気分になりました。
8時になると朝ごはんのスタッフが訪れセッティングをしてくれました。
ではいただきます。
朝ごはんには、鮭・卵焼き・かまぼこ・わさび漬・まぐろ・お浸し・煮物・鯵干物・お新香・味噌汁・ご飯など。少しづつですが定番のおかずが並んでいます。特に鯵の干物は小ぶりながら味のある皮パリパリで身が甘くて美味しい干物でした。
帰るときにフロントで訪ねたら、少しなら持ち帰ることができると聞いて、10枚お土産に購入しました。
食事が終わった頃に、レトロなカップに入ったコーヒーが届きました。
広縁の椅子でいただきます。
部屋から見える加満田の通り向こうの広い庭が見えています。
まだ曇り空ですが、天気予報によるともうすぐ日差しが現れてくるようです。
床の間には掛け軸と生花や壺も飾られていました。
最近では置物を各お部屋に飾る旅館も減ってきていますよネ。
10:10
荷物をパッキングしていよいよチェックアウト時間です。
「若竹」のお部屋は、玄関からは別館、本館、東館とアップダウンのある長い廊下の先にありました。
本館の通路にあるフロントで精算します。
「鯵の干物」もゲットしました。
帰るときには女将がちゃんと挨拶とお見送りをしていただきました。
記念に女将の写真を撮らせていただきました。
加満田の玄関の雰囲気はスッキリとしていいですネ。
玄関の横の石垣がずっと続き少し要塞のように感じますネ。
そして奥に玄関があり、目立つ看板は駐車場に入るところだけです。
では、旅館を後に・・
「加満田」から湯河原町から大観山へ山道を走ります。
● 大観山
あっっ!
芦ノ湖の右上にうっすら微かに見えているのは雪の被った富士山!ですネ。
どうも富士山とは相性が悪く、伊豆周辺に来るときはほとんど富士山が霞んで見える時ばかりですネ。天気はあまり悪くはないのに残念です。
晴れている日には絶景のスポットです。
こちらは「箱根のぶらんこ」。
老弱男女みんな記念にブランコしていました。
記念に、パシャリ!!
大観山から次は、箱根ターンパイクのドライブ。
スピード違反に気をつけながら思いっきりエンジンを回し小田原へ向かって山を下っていきます。さすがBMW、駆け抜ける喜びです、運転が楽しい!
小田原・うなぎ 『松琴楼』
12時にランチの鰻屋へ到着しました。
お店の駐車場は、隣りにある「Kパーキング」と聞いていたのですぐわかって助かりました。
店内に入ろうとしたら、2,3人が並んでいました。
念のために12時で予約しておいて良かった、名前を告げて予約席に案内されました。
その後もお店の前には7,8人の行列が出来ていました。
店内はテーブル3卓10席、小上がり7卓で約38席あるようです。
予約席を覗くと満席でした。
うなぎは、300g・飯大盛りと 250g・飯普通。
飲み物は、生ビールとノンアルコールビールを頼みました。
この時、時間は12時10分ごろです。
まもなく飲み物、生ビールとノンアルコールビールが届きました。
突き出しのうなぎの骨せんべいといかの塩辛とお新香をつまみながら待ちます。
別途、お土産用にうな重250gの持ち帰りを頼みました。
12時45分、待ちに待ったうなぎが届きました。
いただきます!!
うなぎは、フワッフワでタレもちょうどいい塩梅だし焼き方もほどよくっ、一口食べるとほろっとする絶妙な口溶け感でおいしい!!と唸りました。タレが甘ったるくなくってあっさりと品の良い味付けなので、箸が止まらなくなるうなぎです。
待った甲斐があった!!
折に入ったうなぎ重持ち帰り、包紙がまたレトロでかわいいし色使いがおしゃれです。
こちらはリピートしたい!!鰻屋さんです。
『うなぎ『松琴楼』 < 12,540円 >
うな重300g、うな重250g×2,生ビール、ノンアルコールビール
● 道の駅 足柄・金太郎のふるさと
今回の奥湯河原エリアにはあまり道の駅や地場の野菜を売る農産物店がなくて、この道の駅「足柄・金太郎のふるさと」に寄ってみました。
時間は午後2時半ですが、なんとなく商品棚は無くなったモノもチラホラでした。
地元の野菜などもあまり種類が少なくて、少しがっかりでした。
農産物コーナーには、もっといろんな野菜あると思っていましたが、時期的にも種類がないんですネ。ここではわさび、塩辛、かまぼこなども購入するつもりでしたが、いまいちなので、地元のたまごとしいたけ類を購入しました。
ここからは、大井松田ICから東名高速道路に乗って帰ります。
この後、都心に入って少し渋滞して夕方で帰宅しました。
<旅の終わりに>
1泊2日で出かける気軽な温泉の旅では、色んなタイプの宿に泊まってみて、また行きたい旅館かどうかを見極めるようにしています。ネットを通じた宿の評判などである程度は想像はつくものの、その宿が自分たちの感性に合うかどうかは、やはり実際に体験してみないと分からないところがあります。私たちはこうやって、全国の各エリア毎に、お気に入り宿のリストづくりを進めています。
今回の旅館「加満田」は、さすが奥湯河原の老舗高級旅館だけあって、その佇まいには風格を感じました。今風のゴージャス&こけ威しスタイルの美食宿でなく、しっぽり心から寛げる、こういったしみじみした宿も珠には良いものですネ。貸切露天風呂の雰囲気も気に入ったし、機会を見てまた再訪したいと思います。
次は、別館の小林秀雄か水上勉の愛用のお部屋に泊まってみたいな!
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