<9/26>
おぼこ荘9:00発10:30函館ハリストス正教会・函館ロープウェイ11:1011:30函館寿司雷門で昼食12:3012:45五稜郭14:0014:20金森赤レンガ倉庫街14:5016:20濁川温泉新栄館泊
今日は函館観光がメインで、函館山から、五稜郭からの景観を楽しみます。函館でうまい寿司に舌鼓、そして超鄙びた温泉泊です。
● 9月26日(月)☀
おはようございます!今日も朝から観光日和!!
もう朝風呂入って、お腹も空いて、美味しいく朝食出食べれますね!
温泉卵、ひじき煮物、とろろ、サラダ、お新香、焼き鮭、のり、味噌汁%ご飯、至ってシンプルです。カウンターには、地場の牛乳がありとても美味しかった。食後は、通路に珈琲のサービスがあってつかの間のコーヒーブレイクも楽しみました。
9:30 チェックアウトの時間です。
記念に玄関前でパチリッ!!
では、おぼこ荘を後にして、函館山を目指しましょう!!
国道5号線を函館に向かっていると、駒ケ岳が見えました。
手前には黄金色の稲穂がタワワに実っていて、牧場の草の緑、その向こうに聳え立つ駒ケ岳。もうすぐ函館シティー。
遠くに函館山が見えてきて、もう元町に、右手に函館卸売市場を通過、いよいよ七財橋通って金森赤レンガ倉庫街が見えてきましたが、我慢ガマン、始めに「函館ハリストス正教会」に行きます。
函館山に向かって、異国情緒漂う坂道のあちらこちらに洋館が点在しています。歩いてみるととても急なことに気が付きました。スニーカー必須!
● 函館ハリストス正教会
名前のハリストスとはキリストのこと。
江戸末期にロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会。国の重要文化財に指定されています。ロシア風ビザンチン様式の優美な建物。拝観献金料200円を入れる献金箱が用意されていて、歴史ある内部の椅子にしばし座って瞑想に耽ってみました。
帰りに小さな公園の先を見下ろしたら、函館の街が!こんなに美しい絵のような!風景に出会えました。函館山の中腹にあり、海と山と白く美しい教会が見事に融和しています。
・・・実は教会まで車で来たら、駐車場が分からなくって道路に停車、駆け足で訪ねました。急げっ!!
● 函館山ロープウェイ
11:10 函館山ロープウェイに来ました。早速チケット購入して、次の便で上に登りたい。早く観た~いっ!
そろそろ乗車の時間です。
ドンドンお客さんが集まってきて、意外と人が多いです。
朝から雲が多いので、函館山から見えるかなぁ?と心配。
さて山の方はどうかしら??
おぉ~~!案外遠くまで見えるね、良かった。
こちら側は、函館湾です。
うわぁ~!!この両側の陸のクビレ!見られてよかったで~すっ。
函館って特異な地形なんですね。
ここに来て見るまで知らなっかたです。
これはロープウェイ乗り場の壁にあったパネル写真です。
この100万ドルの夜景は見られませんでしたので、ご参考のために!!
ロープウェイの上には、公園やFM局やお土産売り場などがありました。
よく見うたら、えっ!!車で登ってこれるんですね。歩いている人も。
山の手の洋館や教会のお庭まで絵本のように写っていました。
さて、次はお昼を食べに函館一!??のお寿司屋さんで豪勢に!!
函館 雷門寿司
話によると、函館で一二のお寿司屋と聞いて、選びました。
確かに一歩店内に入ると、このシチュエーションですよ。
このウィンドウピクチャーは、勢いよい松を鑑賞、高級感漂ってきます。
寿司ネタも自信がモノを言っている品揃え&ショーケース、期待が高まって、「すいません!特々上で!!」
おいしそです。まずは、トロと赤身です。
とろけるワぁ~。
次々に握っていただきます。
キャァ~!アワビ、とろっとサーモン、おっきなカニ、
これも多きです、プリップリ北寄と太甘エビ、
あっという間に口の中ですね。
この梅干だけのシンプルな茶碗蒸しは、上品味付けでツルンと口溶け、絶品!!茶碗蒸しです。卵と梅ぼし、あうぅ~~。
トリは、ウニといくらでした。ふっくらウニも香りが堪りません。
鮮度抜群、堪能しました。なにせ、カウンターに座って握ってもらいながら頂くってこと久しぶりな感じ、美味しかったです。
ちなみに特々上3240円也!
帰る前にトイレに入ったら、こんな色紙がありました。
大将と話していたら、ここからすぐ近くに五稜郭があるようです。
是非行ってみましょう。
ちょっと!いいね!!
市電好きなので思わずパチリっ。函館も市電あったんですね!!
● 函館 五稜郭タワー
五稜郭は、江戸時代末期に江戸幕府により北方防備の目的で造られた、日本初のフランス築城方式の星型要塞で国の特別史跡に指定されている。幕軍と官軍の最期の戦いである箱館戦争の舞台となったことでも有名。4月下旬から園内のソメイヨシノが一勢に咲き誇り、市民でにぎわいを見せる花見の名所でもある。(HPより)
12:45 五稜郭見るなら、五稜郭タワーからでしょ~。
早速、五稜郭には一歩も踏み入れないで、楽々なタワーで展望台へ。
これが写した中では、全景が入って形が一番わかる一枚かなぁ?
タワー上からでも大きさがわかりますね。
4月下旬から園内のソメイヨシノが一勢に咲き誇り花見の名所、
12月1日~2月末は、五稜郭の堀1.8kmをイルミネーションで飾る「五稜星の夢」が雪で覆われ、五稜郭が美しい光の星となって函館の夜景に浮かび上がるようです。ロマンチックな風景ですね。冬も是非!
強化ガラスの床で展望台の真下がそのまま見える「シースルーフロア」。
その上に立って、高さ86mで空中散歩の気分、やっぱり分かっていても、怖っt?
すっかり函館の景観を楽しんで、2階まで下りてきました。
目の前にタイミングよく「ジェラート屋」、一息いれましょう。
北海道なので、かぼちゃとごまのジェラートです。
ちょっと!いいね!!
ここで五稜郭に行きたいけど行けない人のためにこんなサービスミッケ!
自宅いながら五稜郭タワーにいる感じで
館内ストリートビューが見られるんですよ!
お楽しみください!!
(五稜郭タワー公式ウェブより)
五稜郭の周辺案内サインも面白いし。
マンホールはビビットな色で可愛い!
さて、時間が押してきましたよ。
金森赤レンガへ急ぎます。
● 金森赤レンガ街
ここを運営する金森商船株式会社は、大分県出身の実業家の渡邉熊四郎が明治時代に開業した「金森洋物店」が始まりです。
現在はショッピングモールやビアホール・レストラン運営、函館のホットな観光名所となっています。
函館はベイエリア全体がどこでもロマンチックで、さらに函館山・五稜郭からの景観などいろんな顔を持っているお洒落な町ですね。
● 濁川温泉 新栄館
のどかな田園風景、目の前が田んぼに囲まれた所に新栄館がありました。もっと秘湯のあるような山の中にあるのかと思っていましたが・・
鄙びたよりも寂れた感がたっぷりの趣きの旅館です。
正面が明治の建物に大正時代に増築した旧館、右手には1986年に建てた新館で、左の一段下がった所には1900年の創業当時からある温泉があります。
新館の玄関から入りました。フロントがあるものの人気がなく、呼んでみましたが・・・
旧館へ続く通路へ行くと、宿のご主人が現れました。
早速、お約束の「エビスビール缶」を渡して、ご挨拶。
そして、お部屋に通されました。
お部屋は前面道路に面した二階で、見渡す限り見えるのは田園風景です。
もうすでにお布団が敷いてあって、二つ折り状態です。
早速、歴史あるお風呂に入りましょう。
新館から旧館への通路渡って、本館玄関を通って、廊下を抜けると・・
それにしても本館はとっても年季が入り過ぎな状態。
旧館は2階建てで、2,3ヶ所に二階に上がる階段ありますが、どうも使われていないよで、規制ロープが張られていました。
旅館の維持管理は大変ですよね。
廊下の先にある階段を降りると、温泉浴室の入口です。
結構な高さを下がるんですね。
うわぁ~ん!!すご~イィ。ここぞ鄙びた温泉。
岩盤をくり抜いた浴槽が3つ、どれも温度が違うように調節しているようです。天然温泉掛け流しで長い年月を経て、赤土色に変色しています。
お湯はツルツルやわらかさあるようで、色は黄色みがかった透明で、小さな湯ノ花がチラホラ見えます。すこし油っぽい匂いがあるようです。
温泉の温度はかなり高いので、黒い太いホースから水が流れていて、自分で温度調節するようです。
明治33年(1900年)からの湯船は、今でも往時と変わらぬ雰囲気で、いつまでもこのまま後世に残って欲しい温泉ですね。
貸切状態なので、ゆったりのんびり温まりました。
んもぉ~!喉乾いた!!!ビール!
もう夕飯です。旅館のご主人一人で賄っていると思っていましたが、お料理は息子さんが担当のようです。1階の奥の広間に移動。
お刺身、イカめし、かき揚げ天ぷら、煮物、酢の物、一人鍋、お新香など量も結構ありました。
何やら焼いた辛味南蛮をサービスしてくださって、その後お持たせの「エビスビール缶」を一緒に飲みはじめました。
お主人いわく、”自分はエビスの銘柄が好き”って、ネットで独り歩きしていてびっくりしているところだそうです。
実はどんなビールでも好きなんですって!!
その後、冷えた日本酒もサービスしていただきました。
ご主人は、なんと御年85才?!もっと若く見えました。
そこから長い人生のいろんな時代のお話を、エビスビール飲みながら聞かせてくれました。戦前・戦中・戦後とユーモア交えて重みのあるお話でした。あっという間に時間が過ぎて・・・
ここは女性風呂、明るい時間の写真です。
ちなみに、ここにも石鹸&シャンプーなしですよ。
どうもこの日は私たちだけの宿泊、全部貸切状態!!
一日人組ぐらいのゆるいペースで運営しているようです。
日々は日帰りのお客さんがこられるようです。
じゃ、のんびりお湯に使って、休みましょう。