<9/27>
濁川温泉新栄館10:00発10:45大沼公園11:1511:45森町真岡寿司で昼食12:5013:40銀婚湯泊
今日も良い天気恵まれて、大沼公園を訪ねます。またまた、お昼はお寿司にしますが、戻り途中のイカめしの森町のお寿司屋さんです。今回の旅のメインの銀婚湯の点在する露天風呂を全部入りたい!!
● 9月27日(火)☀
おはようございます!
朝食頂きます!
地元の牛乳がうまい!ニシンの甘辛煮も良いお味でした。
ごちそうさまでした。
少しお庭に出て近くをブラブラ。
低い赤屋根が昔からのお風呂、向こうの2階建ては旧館。
やはり地面の岩盤削ったから、地面よりも低いんですね。
10時近くにチェックアウト。
大沼公園まで国道5号線走ります。
● 大沼国定公園
正面に見えるの駒ケ岳は尖って見える鋭利な角度はアイガーのような!!、また違った見え方するんですね。
大沼公園は、江戸時代、函館から小樽方面へ抜ける交通の要衝、特に小沼蓴菜沼周辺が重要な役割を担ったいました。
明治時代以降は国内外の皇族にも愛される観光地として有名です。
公園内は、四季折々に色んな花が咲き誇り、秋には見事な紅葉が愛されています。園内は様々なコースが設定られていて、森の小径は野鳥観察ができたり、7つの島を巡る50分のコースとか・・・思い思いのコースを楽しむことが出来ます。
散策しているととても気温が高くって、思ったよりもアップダウンのある公園内です。とても広いエリアの大沼公園でした。
お腹も空いたし、森町にこの後向かいます!!
● 森町 真岡寿司
11:45 この森町の駅近くのお店までナビの誘導できましたが、途中道路工事のために、わからなくなって、どうにか辿り着きました。
お店には誰もお客さんは誰もいませんでした。
おっ!本日もカウンターで食べられますね!!
「大将!じゃ、特上ね!!」またもや豪勢ですよ。
中トロに白身、カンパチに北寄と、鮮度が良くってプリプリッ!!
いくらに貝、甘エビもあま~いの!!
この後、いくらをスプーン一杯お皿に置いていただき、去年と今年のいくら比べさせて貰いました。ちょっと気分いいね。
とびっことバフンウニ、うにはトロッして、もう大好きっ!!
この後、干瓢巻で〆でしたが、追加に・・・
穴子の握り、ツメも焼きも絶妙なマッチングで、口どけいいです。
ホントの〆は、今旬のさんまにしました。油はさほど乗っていませんでしたが、あっさりさっぱりと美味しかったです。ごちそうさまでした!!
こちらは、あのイカめしで有名な森駅の近くで、海から近い新しいお店でした。大将もいろんな地域の話や観光客の話など面白いお話してくれました。
そろそろ、今夜の宿に向いましょう!
● 茅部の鯡供養塔
蝦夷地と呼ばれていた江戸時代からニシン、サケ、コンブ等の産地として知られ、「茅部場所」という漁業交易区域が設置されるほどでした。森村の浜辺も毎日銀色に埋め尽くされ、人々でにぎわいました。
しかし、あまりにも豊富にとれるニシン等は、当時の加工技術が間に合わず、土中に埋められてしまいました。
信仰深い漁師たちは、そのニシンを供養するため宝暦7年(1757)に建立した石塔が今に残っています。
(森町HPより)
江戸時代に建立したんですね。
風雪を凌いで塔を保護するために、ガラスの展示室に納められていました。
昨日宿泊した「新栄館」のご主人から、この慰霊碑を是非見て欲しいと言われて訪れました。函館本線石谷駅側の小さな広場、国道5号線にあります。
木造の小さな石谷駅、うっかり見過ごす所でした。ちなみに蛯谷漁港です。
ちょうど駅前のコスモスが満開、いい風景になりました。
● 北海道 銀婚湯
本日のお宿「銀婚湯」は日本秘湯を守る会のお宿です。
大正14年に湧出の少ない無人の温泉から開掘し熱湯大量噴出したため、温泉宿の開業。その当時大正天皇の銀婚式が行われたこともあって「銀婚湯」と命名したそうです。
現在は銀婚湯の名前にあやかって、全国から夫婦円満な銀婚式を迎えたご夫婦などで、宿泊客が絶え間ない人気の宿です。
13:30到着するとすぐにお部屋に通されました。ちょうど玄関の上の左側の窓の所です。今回のお部屋はレトロな旧館を指定。トイレ洗面は別です。
和室が8畳+6畳続きの間です。
長い縁側に素朴な椅子とテーブルがあります。
障子はガラスを多用していましが、ガラスの模様が今では作ることが出来ない文様入りで、レトロ感が満載のお部屋です。
入口は手前、奥の6畳にお布団敷いてくださって、この部屋はリビング・ベッドルームと使い勝手が良かった!!
さあぁ~、気合い入れて露天風呂三昧に突入します。
このためにお昼の後は、少し寄り道しましたが、銀婚湯にまっしぐら。
しっかりと早めのチェックインを目指しましたっ!
フロントで空いてる露天風呂の鍵を確認しましょう、GO!!!
その前に全体MAPで位置関係を把握して。(上の露天風呂MapはHPから)
銀婚湯の露天風呂のあるエリアは、約五千坪の敷地です。
その中に点在する露天風呂の番号と名前と徒歩の時間です。
➊かつらの湯 徒歩3分
➋杉の湯 徒歩5分
➌もみじの湯 徒歩7分
➍どんぐりの湯 徒歩8分
➎トチニの湯 徒歩10分
スタートは、「トチニの湯」、やったぁ~!一番人気のようです。
その➎トチニの湯の
鍵をゲット!
旅館から一番遠く、徒歩10分とありますがもう少しかかるような・・・露天風呂散策開始!!
玄関を出まして、左手にお庭に入る木のゲートがあります。
踏み石が並んでいて、歩を進めまして、
道路と旅館の間をスリ抜けていきます。
手入れの行き届いた庭園です。
旅館の裏手に回ると、北海道らしい風景が広がってきました。
右手にまっすぐ空に向かって気持ちよく伸びた、かつら並木を横目に、
歩いて約3分。そろそろ吊橋かなぁ?
つり橋は、ちょっとスリリング、二人乗ると思ったよりも揺れ感じます。
向こう岸に行ったら・・・
キャァ~おとぎの国の森の中!のようなこの風景。
木々や草花に、秋色のやさしい光が差し込んでとってもきれい!!
➎トチニの湯
ついに発見!!「トチニの湯」に到着っ ❢❢
歩いて約11分でした。森の奥の住処のような佇まい?
入口を入ると・・・と言うか、どこからでも入れるけど取りあえずゲートから入って、貰った閂を掛けて。
川辺に2ヶ所の湯船?!ありますよ。
どっち行く?
トチニの湯のメインの大木をくり抜いた湯船 ❢❢
もの凄い野趣あふれるワイルド感が漂っていま~す!
湯もうまい具合に倒木のような木で流して・・・
よぉ~っ!手作り感たっぷりの憧れ露天風呂!!
そして踏み石の先、ちらっと見えたのがこの四角い湯船。
グッと川に張り出して一体感を感じさせるような感覚で、こちらもとても心地よい。ずーっと時間気にせずマッタリと入っていた~い。
誰にも邪魔されたくなぁ~~い、とっておきの森の中の露天風呂。
次に鍵を貰うために、旅館玄関に戻ります。
次はどこが空いてるかなぁ??
➋杉の湯
続いて、杉の湯ゲットしました。
杉の湯は、つり橋渡らなくていいので、徒歩5分で到着です。
でもズルして、じゃんけんで一人だけフロント行かせて、このかつら並木の入口で待っていました!!ハイッ。
見えてきましたよ。小さな小屋の中に湯船があるようです!
それにしてもこの見事なかつら並木!美しすぎるぅ~。
ここが入口です。
木造の小さな東屋風。
中は、窓が何箇所かありますが、照明無しのようです!
外はまだ明るいんですが、ちょっと暗すぎるてよく見えません!
浴槽は、木の香りが漂う正方形。
一つ目のトチニの湯が開放感ありすぎからの、次だと、息苦しく感じます。
早めに次に行きますよ!!
➍どんぐりの湯
次はどんぐりの湯をゲット!しました。またつり橋の向こう側で、トチニの湯の反対側のようです。
ありましたよ、ここ早く7,8分かなぁ?
ゲートの木戸をくぐると、ゆるい坂の階段を降りるようですね。
うわぁ~~ん!素敵ぃ~!
川に向かって開放的を独り占め、ホント ❢❢ 隠れ湯 ❢❢
いいんじゃない、どんぐりの湯!!
全部回っていませんが、きっとここが一番のお気に入りです!!
その上、ウソのようなシチュエーション、ラッキーですよ。
辺りはそれほど紅葉していないけど、この湯船の周りの木々がゆるく紅葉してくれてますよ!最高ぅ~。
湯加減もちょうどいい塩梅で・・・帰りたくなくなっちゃうわ~。
と、ここで事件です!!
次の鍵を貰うため早めに出て、かつら並木で待ち合わせすることになりました。先に出て歩きはじめてすぐにのどが渇いてお茶飲みたくなったので、部屋の鍵を取りに一度戻りました・・・
そしたら、最後に残った太が、
「メガネがないっ!!」「メガネが・・ないっ!」
と一生懸命探しているのですが、メガネがなくてよく見えないと。
落ち葉と土でちょっと滑りやすくなっているしで、大変な騒ぎ!
みんなで最初っからどこに置いたのか???の検証作業が始まり、どうも湯船の頭をのせる所に置いたということがわかったので、そこを重点に見直して、そしたらちょうど葉っぱをすくう網があったので、
もしかして??湯船に落ちた???・・・
何度もすくっていたら
見事になにか引っかかったぁ~、あれっ!メガネをキャッチ!!
よかたわぁ~。
それにしても誰も戻らなかったら、一人で探すの無理だし、明日から運転手がいなくなるぅ~。めでたし、めでたし!
小さな事件もありましたが、何度でも入りたくなる露天風呂!!でした。
さて、次もまだ入れるかしら?
➊かつらの湯
かつらの湯は、一番近くて徒歩3分。かつら並木の途中にあって、ツリーハウスのような森の中の基地のような不思議な湯船の造りです。
周りから一段高く、このワイルドな階段を登って入ります。
右上の太い切り株は??何??
高床式の真ん中に湯船があります。岩をくり抜いたのでしょうか?
周りはヨシズで囲って、ちょうど落ち葉の季節なのでそこらじゅう落ち葉だらけ。
さきほど下から見た太い切り株は、中をくり抜いて、
なんと脱衣所!!凄い知恵!!
面白いですね、でも少しだけ狭かった!!
続けざまになんと4ヶ所も制覇!!時間は午後4時40分、まだ最後の露天風呂間に合うでしょう?・・・
またフロントに戻り確認したところ、なんと本日「➌もみじの湯」は、クローズのようです。あらっ!残念ですね。
まァ次回のお楽しみに残しておきましょうかね。
ということで、露天風呂三昧終了!
喉乾いた~ビール!!
館内は、玄関からフロントは、昭和の風格感じさせる趣きです。
玄関を入ると、幅の広い階段、みせ場ですね。この真上あたりが今日のお部屋辺りです。
寒い季節には薪ストーブが赤々と温めてくれる心地よさげなロビーです。
夕食前に館内の様子をチェックしました。
そろそろ夕食の時間ですね。
御食事処に移動です。
この御食事処は、各ブースごと一組づつ椅子席でお食事できます。
近頃はこのスタイルが有り難いわ。部屋出しは苦手。
もうテーブルにはこの品揃え!まずはサッポロクラッシックで乾杯!
お品書きは、
前菜のお皿は
じゅう菜、うど酢味噌、豚ロースト、大根レモン煮、西京焼き、湯葉、大豆、ふきのきんぴら、チーズ真丈。そしてぜんまい煮浸し。
ではでは頂きます。
落部産の刺身は、ブリと甘エビ、貝、キュウリの五円玉が上品さを増す効果ありです。
サーモンソテーは和風ドレッシングで、野菜も太めに切った野菜の歯ごたえもあっています。下の小鉢は、高野どうふ博多とほうれん草。
天ぷらはさみ揚げ、最後はふらの豚しゃぶ・ごま豆腐ダレです。これは少し厚めの肉の冷しゃぶでした。この時期ならお鍋で頂くほうが断然美味しく感じるんだけど、どうでしょうか?
北海道に来たら、いつもサッポロクラッシックが美味しい。
どこか味が深く感じます。そして炊き込みご飯とお味噌汁です。
水菓子とかぼちゃのお饅頭です。銀婚湯のロゴの刻印が真ん中に!
ここでどうしても食べきれないっ、その時はこのままラップにくるんで後で召し上がれ!!という親切さ、こういうところが、おもてなしの心ですね。
ゆっくりいただきました。ごちそうさまでした!!
この生花をご覧ください。近頃はなかなか生花を飾っている旅館がめっぽう減ってきています。日本の良さを感じる紅葉を凝縮した生花ですね。
そう言えば内風呂と露天風呂がまだでした。
小休止したら、入りましょう。
本日の宿泊客は普段より少ないそうです。お昼の露天風呂巡りでは二組の方と会いましたが、どうも5,6組のようでした。だから露天風呂制覇できたんですね。運がよいこと。
・・内風呂のことすっかり気にしていなかったんですが、ここもとっても味わい深いいい内風呂と大きな露天風呂です。
暗くてよく見えませんので、明日の朝が楽しみです。
今日は、露天風呂三昧で小々お疲れモード。
ビール飲んでおやすみなさ~い!!