京都&大阪③ 京都から大阪へ、昔懐かし南田辺エリアを散策し居酒屋「スタンド・アサヒ」で一杯

今日の予定は、京都をあとにして大阪に移動。天王寺のホテルにチェックインして、お昼はあべの地下でお好み焼き。午後からは、が子供時代の10年間ほどを過ごした懐しのエリアを数十年ぶりに訪れます。JR阪和線・天王寺駅からはすぐ近くの鶴ケ丘駅~南田辺駅にまたがるエリアで、昔通っていた幼稚園・小学校・中学校や、住んでいた団地、遊んだ公園など思い出の場所を巡ります。夕食には、G太の父もその頃きっと行ったに違いない歴史ある地元居酒屋(と同時に、「大阪の名居酒屋」の一つとしても有名なお店)でちょいと一杯してみようと思います。
皆さんにとってはどうでもいい話ばかりでしょうが、昔探しの大阪下町ぶらり旅、ご一緒にお付き合いください。

12月5日(木)京都/大阪

8:50 紫雲山 頂法寺(六角堂) イノダコーヒーで朝食 10:00京都ホテル・チェックアウト 12:00大阪ホテル・チェックイン 昼食 あべのハルカス 15:30阪和線・天王寺 15:40 鶴ケ丘駅→松原霊園お墓 山坂アパート16:00 中学校→小学校→長池・旧シャープ本社 17:00南田辺・居酒屋『スタンドアサヒ』 19:15勝光寺→育和学園幼稚園 天王寺戻り→居酒屋『魚市』 ホテル泊

08:50
少し早めに起きて荷物のパッキングしました。おはようございま~す。
宿泊のホテル・モントレ京都の近くで以前もモーニングしたCafeに向かいます。

今日もいい天気で、風もなく穏やかな一日になりそうです。
最初はホテル向かいにあるお寺でお参り・・

紫雲山 頂法寺(六角堂)


本堂が六角から来た名前


夢が叶うように、一願成就


おみくじ

本堂の形が六角形から、古くより「六角堂」の通称。聖徳太子が創建したと伝えられ人々の信仰を集めてきました。華道家元・池坊が住職を務め、「いけばな発祥の地」としても知られています。

ちなみに「一願成就」は願い事を一つ書き、鳩の中に入れて、六角堂にお納めるようです。
見事にいっぱい鳩が並んでいました。みなさまの夢が叶いますように!

イノダコーヒー

以前も一度訪れてモーニングを食べました。
ホテルチェックアウト前に軽くコーヒーを飲みたくてまた来ています。

有名店だけあって、今朝もやはり程よく混んでいました。
いつも人気のテラス席は、さすがにこの冬の季節は誰もいませんでした。

白いフレンチドアが旧館です。


モーニングは、サラダ・ハム・卵・果物・オレンジジュース・クロワッサンとコーヒーで、思ったよりもボリュームあります。


コーヒー


ウィンナ・コーヒー

昨日は遅くまで食べていたので、あまりお腹空いていません。モーニング・セット一つとウィンナ・コーヒー一つを頼んで、シェアします。心地よい抜けの開放的な席で、ゆっくり朝食をいただきました。

イノダコーヒー < ¥2,500 >
モーニング@1480、ウィンナ・コーヒー

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2晩お世話になった『ホテルモントレ京都』をチェックアウトします。


フロントのXmas・ツリー


宿泊した#1134


ホテルの外観と青空

10:50
ホテルを後にし、徒歩で阪急烏丸駅まで、6分。
阪急京都線・快速急行で烏丸駅→梅田駅(約50分弱)、梅田からは地下鉄・御堂筋線で天王寺駅(約15分)、1時間ちょっとの移動です。


阪急京都線・快速急行烏丸駅


阪急京都線車内


阪急京都線車体


梅田駅


天王寺駅

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ここから大阪です❗️
今夜宿泊するホテルは天王寺駅のすぐ近く。チェックイン時刻前なので、まずは一旦荷物をホテルに預け、あべの地下街へお昼を食べに行きます。


天王寺駅前


駅前の商店街

お好み焼き『あべとん』


渋い地下街の飲み屋などが並ぶ奥に、赤い暖簾が目印。
お腹が空いてきました。時刻はお昼休みの真っ只中、座れるかなぁ

13:00
「あべとん」
は、天王寺駅地下『あべの横丁』の一角にあります。店内は、カウンター席とテーブル席があり全部で40人位の席がありそうです。
時刻は午後1時少し前。満席に近い状況でしたが奥にあるテーブル席がちょうど一つ空いたところ、ラッキー!

早速、とりあえずビールで、『久々の大阪にカンパーイ!』

大阪に来たらやっぱりお昼は「お好み焼き」食べたいですね。
ここ『あべとん』は、大阪風モダン焼き発祥のお店です。

お得なビールセット③のとん玉
大阪のお好み焼きは東京とは違って自分で作るのではなく、通常、お店の人が別のところで作ったものを席まで運んでくれます。このお店でも、出来上がった「とん玉」を運んできて、席の鉄板に乗せてくれました。
ソースがたっぷりでかつを節がゆらゆらっと大きめ。美味しそう
思ったよりもずっと生地がふわっふわ、今までにない感触で美味しいとん玉です。

お得なビールセット③のミニ焼きそば
こちらも出来上がった焼きそばを、鉄板に乗せてくれます。
紅生姜がみじん切りって東京では見ませんネ。お好み焼きと焼きそばって両方食べたい時にちょうどよい組み合わせです。

すじコンねぎ焼き
あべとん人気ランキングでNO.1の「すじコンねぎ焼き」です。
柔らかい牛すじこんにゃくが生地に溶け込んで、時々ネギの食感が心地よく、さっぱり目のポンス+マヨネーズも抜群ですね。ビールもお代わりしてクイクイ飲めてしまいます。

またたく間にとん玉、ミニ焼きそば、すじコンねぎ焼きをいただき、満足ぅ~。
ごちそうさまでした

あべとん < ¥3,400 >
お得なビールセット③、すじコンねぎ焼き、生ビール3

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いいですね、この昭和なレトロ感たっぷりの雰囲気。
もうなにか居酒屋の匂いが漂ってきそう~、続く天王寺駅の地下街や駅ビルも面白そうですヨ。

のれん街を通って、JR天王寺駅方面に移動します。
駅の2階には、またまたホットなお店が広がっていました。


ミオえきッチン


エキうえスタンド、お寿司


気軽なスタンドがいっぱい

14:30
ホテルのチェックインが3時です。
まだ少し時間があるので、あべのハルカスに行って今日の大阪を上から眺めてきましょう

そしてそこには・・

あべのハルカスの16階です。ここは「あべのハルカス美術館」や「ハルカス300」展望台へのチケット売り場があります。もちろんここまでは近鉄本店なので無料で上がれます。
そしてとっても素敵な穴場スポットがあるんです。
以前一度「ハルカス300」を体験して発見しました。
今日はちょっとの時間の暇つぶしにぴったり!

16階には、地上約80mの風を感じることができる庭園エリアもあるんですヨ。
あのハルカス300(展望台)は60階ですが有料。でもここは無料で、16階からでも2方向ですが、ちゃんと風を感じる空間で大阪の景色を堪能きるんです。
わぁ~、気持ちいい!いいでしょ

天王寺『ホテルトラスティ 大阪阿倍野』

天王寺駅から「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋」(歩道橋の命名権は3年契約で購入される)を通れば対面にあるビルが今夜のホテルです。


エレベーターホール


ここが入口?

このホテルに行くのに、歩道橋から見えていますが、ビルには直接繋がっていません。一旦1階に降りて、ホテルのビルに入ってエレベーターで3階フロントになります。
天王寺駅から地下道で行くときも、ちょっと分かりにくいアクセスです。
ホテルの入口もメタルの看板がひっそりしすぎ、せめて置型やネオンの看板とかパッと目立つように改善したほうがと、心配になります。(同じ意見の口コミが多数ありました)

ホテルトラスティ 阿倍野は、会員制高級リゾートホテルを運営するリゾートトラストグループが運営するビジネスホテルです。
それもあってかあまりビジネスホテルっぽくなく、3階のフロントやロビー、カフェラウンジなどは、広くはありませんがスタイリッシュで華やかさも感じられます。
X’mas ツリーがキュートに飾り付けられていました。

<スーペリア・キングベッド180cm幅>

部屋の広さは20.40 ㎡、スーペリア・キングベッドの180cm幅になっています。ビジネスホテルとしてはまあまあの広さといったところでしょうか。
室内の窓際には、テーブルやソファー、TVなどがコンパクトに並んでいます。


入口


室内の様子


オープンクロゼット

入口から入って右ドアはアメニティーも揃ったバスルーム、通路にはオープンクロゼットとミニバーなどが無駄のない動線に収まっています。
通路部分がほどよくあるので、狭いながらも最大限に空間を活かしている感じがしました。

ベッドの上にはパジャマ、イオンドライヤーがさり気なく置かれています。
通路のミニバーにはコーヒーマシン、棚下には、冷蔵庫と電気ポット、カップ・グラス、コーヒーや紅茶などお茶セットなどがありました。

オープンクロゼットには、消臭スプレー、スリッパ、洋服ブラシ、靴べら、バゲージラックなども用意されています。

15:30
さあ、これから、太が昔々に住み、子供時代を過ごしたエリア探訪に出かけます。
まずは、天王寺からJR阪和線で3つ目の駅・鶴ケ丘を目指します。この鶴ケ丘駅はJリーグのサッカーの試合や国際陸上競技で利用される長居スタジアムの最寄り駅なので、スポーツ・ファンには馴染みの駅で、ご存じの方も多いと思います。

JR鶴ヶ丘駅の構内の壁は、あちこちがピンクのセレッソカラーで埋め尽くされていました。
なるほどセレッソ大阪のホームが長居スタジアムなんですネ!

昔(今から50年以上も前)の鶴ヶ丘駅は、今のように高架のモダンな駅ではなく、いかにも田舎の駅といった風情のこじんまりした木造駅で、駅前には山坂市場という平屋のローカル市場がありました。
現在の長居スタジアム一帯は、以前は公営の競輪場と競馬場となっていたところで、その跡地を長居公園として整備したものです。当時は、競輪や競馬の開催日となると一発あてようとお金を握りしめたおじさんたちがこの鶴ヶ丘駅に押し寄せ、予想屋さんが屋台風の店で『さー、当たるよ、儲かるよ』と呼び込みをかける、活気がある(というよりも「ガラの悪い」)駅前風景でした。

今は、市場はなくなり、駅を利用する客層も一変。駅自体を含め、昔の面影を残す街の名残が全く見られません。まー、そりゃーそうですよね、半世紀以上も経っているのですから・・・

鶴が丘駅周辺の地図上に、思い出の場所めぐりの番号とルートを書き加えました。

順番に見て回りましょう。
まずは、昔住んでいた団地と、通った小学校・中学校を巡ります。

<①山坂団地>


長居スタジアム


①山坂団地

昔、昭和20年代半ばから30年代半ばにかけての約8年間、太が住んでいた団地です。
当時は、5階建の建物3棟からなる団地で、大阪市内でも最初期に開発された団地の一つでした。エレベーターこそありませんでしたが、ダイニング・キッチンやダストシュート、水洗便所、風呂、洋間の部屋などを揃える、当時としてはモダンで先端の集合住宅でした

訪れてみると、10数年ほど前に建て替えられたとのことで様相が一変し、いまは高層の大規模マンションとなっています。
マンションの前で建物を見上げていると、現在そこに住んでいるおばーちゃんから話しかけられました。いまこの団地は人気のマンションになっているとか。なんでも、この近くの中学校が大阪市内でもレベルが高い進学校になり、ここに入るために親がわざわざこの周辺のマンションに引越してくるそうです、へぇ~。

もちろん、「この近くの中学校」というのは太の母校のことです。公立の中学で当時はごく普通の中学校でしたが、ベビーブーム期ということもあり、1学年13クラス、全学年では2000人を超える生徒数を抱えるマンモス校でした。そのなかで、太は学年全体で片手の指に入る優秀な生徒だったと言っていますが、どうだかー??誰も証人はいないしね。

では、マンションの周りをグルっと回って、その中学校へ行ってみましょう。

<②大阪市立田辺中学校>

昔は、あまりにも中学校が自宅から近かったので、毎日、お昼ごはんには家に帰って食べたそうです。自由だったんですね。
ここも建物は新しくなって、昔の面影はありません。

<③大阪市立南田辺小学校>


文具店「うさぎや」


小学校玄関前のお寺


お寺では図書館代わりのコーナー

中学から歩くこと2分で通っていた南田辺小学校になります。セキュリティーの関係で、今はどこの小・中学校も構内グラウンドに入ることが出来ませんネ。でも、学校前の「うさぎや」は昔いろんな文房具や紅白帽などを購入したお店、ここは変わらずに懐かしい外観です。そのお隣のお寺も記憶にあるような??

次は線路際にある「長池公園」へ向かいます。

<④長池公園/⑤シャープ田辺ビル>


④長池公園


⑤シャープ田辺ビル

公園まで歩いてくると、すっかり紅葉した木々の落ち葉がきれいです。
この風景で一番懐かしいのは、⑤シャープ田辺ビルです。
ここは大正13年「早川金属工業研究所」として、シャープ創設の場所です。
シャープ誕生の地であり、長くシャープの本社が置かれていました。今はシャープは外国の企業の傘下に入ることになり、この地も手放してしまいました。子供の頃、この辺りの池や公園でよく遊んだものです。ちょっと寂しい気持ちです。

とにかく鶴ケ丘駅からここまでの散策は、だいぶ様子が変わったとは言え、改めて昔を思い起こし懐かしい思い出が湧いてくる楽しい一時でした。

まだまだ、思い出探しの散策は続きます。
ここからの昔巡りのルートとスポット番号は次の図。

そろそろ夕刻の時刻、お腹が空いてきましたね。
ここで一旦大休憩と夕食にしましょう。
お楽しみのウフッ、JR南田辺駅を目指して歩いていきます。

居酒屋『スタンド・アサヒ』

<⑥スタンド・アサヒ>
こちら「スタンド・アサヒ」は、昭和10年に創業のすでに80数年続く老舗居酒屋です。
先代が大日本麦酒(現アサヒビール)を定年退職して開店したので、このネーミングになったとか
人気店なので混む前に入店しようと、開店5分前にお店に着くと既に3,4人のお客さんが並んでいました。ふー、良かった。この人数ならどうにか入れそう!
開店時間5時ピッタリに店の人に案内され、無事、カウンターの一番端に二人で座ることができました。

まずパッと目に入ったのが、赤い長いカウンターテーブルと同じく赤の肘置き板。
イイですね、この肘掛け!
呑助には、ほっこりと寛げるし、腰を据えてゆったりと呑もうという気になります。


スタンドアサヒの箸入れ


生ビール

店内はまさに昭和の雰囲気そのもの。目の前には、メニューの短冊がズラリっと並んでいます。カウンターの向こうには、お燗器具、おでん鍋、焼台などが目の前に拡がり、通路挟んでその奥はオープンな厨房となっています。

いい塩梅の厨房の見え方がグッドです。大将やスタッフが黙々と調理しているのが、お酒をいただきながらの背景の絵のようです。

炊き合わせ
みんながおすすめの炊き合わせは、ナス、いんげん、かぼちゃ、ベビーホタテ、たらこ、ふきなどと種類も多く、上品に味付けた彩り豊かな煮物です。
野菜やたらこなど少しずつ違う味が楽しめ、絶品!
ここに来たら、絶対に食べるべき名物の一品。

白子のホイル焼
昨日まで滞在した京都では白子は「雲子」と呼んでいましたが、大阪では白子は東京と同じで「白子」なんですネ。
大好きな白子は、今日はホイル焼きでいただきましょう!
もう~もう、熱々でクリーミィーでとろっして、美味しいー。

おでん(豆腐、大根、玉子、さつまあげ、ひろうず)
おでんは、女将におすすめで選んでもらいました。
おかかと九条ネギのトッピング、もちろんカラシを沿えて。
関東とはちょっと違った見た目、とってもやさしい味のおでんでした。


日本酒熱燗


土瓶蒸し

松茸の土瓶蒸し❗️
えぇ~、まつたけ、マツタケ、松茸っ❗️
こんなに土瓶にいっぱい入っていて、いいんですか?と思うほど太っ腹な量なんです。東京では、料亭クラスの豪華さ!(料亭で松茸の土瓶蒸しを食べた経験はないけれど・・、多分。)
貧乏性な私たちは、まずはひたすら出汁をチビチビ飲んで楽しんで、最後は、おぉ~、それなりの塊の松茸さんを大事に大事に食べました。
こんないっぱい食べたのは何年ぶりなんだろぅ?凄い土瓶蒸し、感動でした。

うなぎの肝焼き
お隣の席のカップルは常連さんのようで、肝焼きは一人一皿ずつ頼んでいて、美味しそうに食べていました。それを見てすかさずオーダー、真似しました。
カリッと焼かれた外側とちょっとほろ苦くていい食感がたまりませんネ。

うなぎのかば焼き
関東ではうなぎを背側で蒸した後に焼きへ、関西では腹開きが主流でそのまま焼きに入ると料理方法が違います。そして運ばれたうなぎ蒲焼は、香ばしい焼色がうわぁ~美味しそう。
あっさりわさび醤油でいただくと、フワッフワと身が柔らかくって、えっうなぎ❗️?かと思うほどです。関東の蒲焼きと全く違って、関西風も好き、美味しいです。

テンポよく次々と頼んだお料理が運ばれて、一気に食べました。
どれを食べても美味しくってお値段もリーズナブル。満足すぎる時間でした。

お勘定を払う時、女将に「今日は何十年ぶりにこの南田辺に来たこと」を伝えると、帰りに大阪のおかきをお土産にいただきました。(ちなみに、彼女もG太と同じく、さっき訪れた地元・田辺中学校の卒業生だそうです。)
呑兵衛だった亡き父は、自宅が隣駅だったから、多分、このスタンドアサヒでも飲んだことがあったに違いない、いや、常連だったかも?と考えると、何だか嬉しいような・・・。その時は子供だったから父と一緒に呑むことは叶わなかったけれど、今度来たときは、天国の父とこのお店のカウンターに並んで一緒に酒を飲み交わすことにしよーっと。

もう大阪に通いた~い❗️くらいのとっても心地よく、そしてすべてが程よい居酒屋でした。
私たちの中で「間違いなく3本の指にはいります❗️❗️」。
また次大阪に来る時は、必ず立寄ります。よろしく❗️

南田辺『スタンドアサヒ』 < ¥7,900 >
炊き合わせ、おでん、白子ホイル焼、松茸の土瓶蒸し、うなぎ肝焼き、うなぎ蒲焼き
生ビール、熱燗

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帰りたくないけど、「スタンドアサヒ」をあとに、夜になりましたが、昔住んでいたもう1ヶ所まで歩いていきます。さっき訪れた「山坂団地」に住む前の3年間ほど暮らしていたところです。G太は東京で生まれましたが、父親の転勤に伴って3歳のとき両親とともに大阪に来て、お寺の2階に間借りして住んでいました。通った幼稚園も、すぐ近くにあります。

では、ここから歩いて20分くらい。夜道をぶらぶら向かいます。

<⑦北田辺一番街>
アーケードで繋がっている「北田辺一番街」を通り北田辺駅も抜けて目指すは、間借りして住んでいたお寺です。記憶を頼りに、果たして探しあてることができるでしょうか?
・・

<⑧浄土真宗 勝光寺>
おー、ここです。間違いなく、ここが探しているお寺です。
小さい時の思い出は、もっと大きなお寺のイメージのようでした。
昔なつかし思い出のために、暗いけどパチリッ!
さらに・・

<⑨育和学園幼稚園>
お寺のすぐ近く、歩いて1分の50メートルほどの「育和幼稚園」も昔と同じ場所にありました。建物はすっかり新しく立派になっていますが、確かにこの距離、位置関係だったことを覚えていました。
当時は終戦後間もない頃だったので、道も舗装されていなく、付近の住宅も疎らでした。今は周りの街並みや道路はきれいに整備され静かな住宅地となっていますが、お寺をはじめ道路両側の並木道や近くの掘りなど、昔を偲ばせるいくつかは健在でした。懐かしい!!

はいっ、G太の大阪の子供時代を尋ねるミッションはここで無事クリア❗️
行って良かったですし、子供時代の朧気な記憶と思い出を辿ることができました。

さあ、近鉄・北田辺駅から天王寺のホテルに帰ります。


北田辺駅


あべのHoop


夜のハルカス

天王寺に戻ってきました。
今日も一日あちこちと・・

ここでホテルに大人しく戻るかと思ったら、もう一軒!


天王寺『魚市』

今日の最後は、天王寺にある割烹居酒屋に来ました。駅前にあるアポロビル地下2階にある「魚市 本店」は新鮮な魚介類がリーズナブルに食べられるお店です。

早速ビールでカンパイ!
すぐに奮発した縞アジの刺身が運ばれてきました。
うわぁ~大阪!太っ腹、生わさびを自分でおろし金ですりおろして好きなだけ・・。
凄い高級じゃない??お刺身は生わさびが最高!

タコ天ぷら
天ぷらのタコはコリコリっとして美味しかったです。

が・・・、

すぐお隣の2卓のテーブルでは、中国人を日本人が接待している様子の宴会。高級海鮮鍋をつつきながらワイワイガヤガヤ皆で大声を張り上げ、我が物顔で傍若無人な態度。周りには目もくれず、マナーもへったくれもありません。店の人も金に糸目をつけない上客に遠慮してか、注意をできず黙認しています。情けない!
辟易です、私たちは早々と退散!こんな割烹居酒屋も今や中国人に占領される時代なんですね。まあ、入る店を間違えました。余計、さっきの「スタンド・アサヒ✨」のほっこりとなごめる、時と場所の有り難みが心にしみました

寿司割烹『魚市』 < ¥5,400 >
タコ天ぷら、縞アジ刺身、生ビール2、日本酒

今日は京都から大阪に移動して、思い出の場所を辿って、その地で昔からある庶民的な居酒屋で飲んで・・・・・、とっても良い思い出になりました。

おやすみなさい!


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京都&大阪④ 天王寺界隈のディープな世界を探検 ホルモン・串カツで昼呑みハシゴ、あの飛田新地も
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