大人の休日 ④ 最終日は藤沢周平記念館見学、帰路は新潟に立ち寄り昼飲み 充実の旅でした

■ スケジュール 『大人の休日 雪の鶴の湯&珠玉や』
<2019年>
1月18日(金)念願の鶴の湯本陣宿泊と雪見の露天風呂
1月19日(土)乳頭温泉郷の3湯巡り、蟹場温泉・大釜温泉・妙乃湯
1月20日(日)湯田川温泉で珠玉や&九兵衛旅館、5つのお湯を制覇
1月21日(月)鶴岡・藤沢周平記念館、立ち寄り新潟で昼飲みハシゴ このブログ

2019/1/21(月)旅は4日目 珠玉や~新潟

珠玉や送迎で藤沢周平記念館へ11:30タクシーで鶴岡駅へ駅前フルーツパーラー特急いなほ8号大幅遅れて(約1時間遅れ)13:10発新潟駅14:50着新潟市本町&駅前で昼飲みとき344新潟18:56発上野駅20:54

07:00
今日は今回の旅の最終日、なんて早いんでしょうか。
おはようございま~す。

昨晩からの雪で道路も真っ白、温泉街を美しくおおった雪景色。
今は雪も雨も降っていなくて、

珠玉やの作務衣姿、カラーはピンク・ベージュ・みどりがありサイズもS・M・L・LLと豊富に揃っているそうです。売店で購入することも可能。
記念にパチリッ。
では作務衣に半纏を羽織って朝食です。

平成三十一年一月二十一日の「珠玉や」の朝🍚ごはんのお品書き
朝食用にもちゃんとお品書きがありました。
それでは

席に着くとお味噌汁とご飯がセットされました。
続いて焼き魚の一皿が運ばれ、料理全体の簡単な説明がありました。

フレッシュサラダ/手作りドレッシングがおいしい
長芋煮・香の物・鱈の子煎り/長芋煮はいいネ、煎り鱈子もご飯にあう
塩納豆/味付きの納豆でこのままごはんに
焼き魚・玉子焼き/焼き魚の皮も香ばしいく
あつあつ豆腐/花塩でさっぱりします
ごはん・もずく味噌汁/もずくの味噌汁はおいしいネ

手造りデザート
デザートが朝から2種類とはうれしい誤算!
オレンジゼリー固めパンナコッタかなぁ?
どちらも美味しくって全部いただきました!!
ごちそうさまでした!

満足の朝食後、ロビーでは無料のコーヒーサービスまであるんです。
ゆっくりコーヒーいただきました。
ありがたや!!

ロビーにあるお土産コーナーをふと見ていたらかわいい「ぐい呑」を見つけて、つい買っちゃいました。旅先では度々ぐい呑探し回っています。またコレクションに追加しましょう。

ここで宿スタッフとの会話で共同浴場の話を聞いては急にお風呂に行くことに。

湯田川温泉 共同浴場 田の湯>

お腹いっぱい、そしてもうすぐチェックアウトの時間というのに、「まだ入っていないお風呂へ行ってみたい」とはマメですねー。
最初は、珠玉やのすぐ右隣にある共同浴場の「正面湯」に行くつもりだったのですが、玄関前に行ってみると、タイミング悪く浴場を閉めて掃除が始まってしまった様子。宿のスタッフが、だったらと、九兵衛旅館の隣りにあるもう一つの共同浴場の「田の湯」に連れて案内してくれ、鍵を開けてくれました。

久兵衛旅館のお隣で普通の家のような佇まいの共同浴場「田の湯」。
こじんまりした浴槽です。何故かライオンの湯口から滔々と温泉が溢れています。
鮮度の良いお湯でちょうどいい塩梅の湯加減、は「ここはイイ」と絶賛していました。

こちらは、掃除タイムで入りそこねた「正面湯」の外観です。
今回は残念でしたが、また機会があればトライします。

10:00
そろそろチェックアウトの時間です。
名残惜しいけど、また来ますね。

湯田川温泉 珠玉や 1泊3人 < ¥46,000 円 >
1泊、生ビール

このあとは、鶴岡市内にある「藤沢周平記念館」を訪れます。
宿の送迎バスで希望の場所まで送ってもらえ、助かりました。

「藤沢周平記念館」

鶴岡市立「藤沢周平記念館」は、藤沢周平の作品の世界と生涯を伝える拠点として、鶴岡城があった公園の中につくられました。

館内展示室は写真撮影禁止です。なので写真ではお見せできないのですが、なかなか見ごたえのある、よく考えられた展示内容で満足しました。
藤沢周平の手書き原稿や、自宅書斎の再現なども展示されていました。小説本のほか、映画やテレビドラマ化された際の情報・解説もたくさんありました。

ここは、展示室の外にある図書コーナーです。今までの出版された本類やDVDなどが陳列され、いつでも読まれるようにテーブル・イスも用意されていました。

みどり豊かな鶴岡公園の一角にあり読書するのにベストなシチュエーション。
近くに住んでいるなら、こんな良い環境で本が自由に読めるっていいネ。

実は、は、たまたまこの旅のお供に「三屋清左衛門残日録」の文庫本を持参していました。
そしたら、今回タイミングよく記念館で「三屋清左衛門残日録」特別展が開催されていたので、特別展の内容を興味深くじっくり見ることが出来たのはラッキーでした。併せて、特別展のガイド・リーフレットも購入することができ、これで「三屋清左衛門残日録」をより深く読むことができる、と喜んでいました。

藤沢周平記念館 @320 < ¥960 円 >
特別展ガイド  < ¥300 円 >

11:30
館内から駅まで行くのに🚕タクシーを呼んでいただき、約15分かかるようです。
先程から雪が本格的に降り出したようです!

タクシーを待つ間に館内の回りだけをパチリッ。
少し待つとお約束どおりタクシーが来て、乗り込んで鶴岡駅へ。

藤沢周平記念館~鶴岡駅 Taxi  < ¥1,050 円 >

鶴岡市立 藤沢周平記念館の公式webサイト

11:45
鶴岡駅に到着しました。
あと約30分後の12:19発の「特急 いなほ8号」で新潟に向かう予定です。
時間があるなら鶴岡駅から3分の巷で有名フルーツパーラーに行こうと考えていたのですが、あんまり時間ないので構内で待つことに。
・・

すると構内放送で
「特急 いなほ8号は、強風のため到着が45分遅れますぅ~」
「じゃぁ、フルーツパーラー行けるよぉー、ゴォ~」

『フルーツショップ青森屋』

駅前のロータリーを越えて、雪が降りしきる中を2~3分歩いた所にあるフルーツ屋さんへ。
お店に入って右側にある階段を上がっていき、ケーキを選んで席に着くシステム。

2階の室内はケーキケースの奥にあるところと後ろのドアから奥に入った場所にも客席があるようでした。ケーキケースにはイチゴがメインのケーキが4種類と他のフルーツのケーキが3種類が並んでいました。

それぞれ好きなケーキを1コ選んでコーヒーや紅茶とセットにしました。
タルトセット 860円

庄内産よつぼしのいちごチョコのタルト

 やよいひめのベイクドベリーレアのタルト

あまおうのいちごみるくのタルト

フルーツやさんの新鮮な果物をふんだんに使ったタルトは、イチゴタルトだけでも数種類もあって店内で食べるとコーヒー紅茶とセットのかなりお得な値段設定です。
何年ぶりか?外でケーキを食べたような気がします。
飲み物はアールグレーとセットにしましたが、紅茶はもっと濃い目が好き。
パッとみんなでシェアして・・ごちそうさま。
さぁ、駅に戻りましょうー!

フルーツショップ青森屋 < ¥2,580 円 >

▶▶▶

鶴岡駅に戻って掲示板で時間を確認します。
ふぅ~、また少し列車が遅れている模様。
あっ、とりあえずコンビニ「NewDays」で缶ビール購入しとこうか!

コンビニ「NewDays」/缶ビール < ¥705 円 >

どうやら今入った情報は特急いなほ8号」は、約1時間遅れで鶴岡駅に到着する模様。
ホームは雪がピューピュー舞っています。

13:10
約1時間弱遅れてホームに滑り込んできました。
ホームも線路もいなほの鼻先も雪で白く覆われています。
今日は夜東京に戻るのでいろんな電車が遅れていないか心配ぃ?

遅れて着いた「特急いなほ8号」ようやく出発しました。
移動するのに余裕を持ってスケジュール組んでいて正解。
安心ついでに新潟まで1時間46分かかるので、
缶ビールとおつまみに黒にんにくでカンパイ!!

車窓は鶴岡~あつみ温泉の間の日本海の模様!!
おぉ~~岸壁に激しくうつ寄せるナミ、なみ、波ぃ~!
泡立って真っ白な荒々しい海!
雪はやんでいるのかなぁ~?

わぁ~、車窓の景色は激変して、だんだん雲の隙間から青空が覗いてきたぁ~。
この辺は海風が猛烈に吹いているんですね。

おぉ~15分後の海と空。
波は同じように荒れていますが、空は晴れ渡ってきました。
この調子で晴れてくれぇ~、お願い。

▶▶▶

新潟駅に15:05に到着しました。
車内アナウンスで羽越本線だけが遅れているようです。
新潟発着の新幹線や他在来線などは通常通りの運転のようで安心。ホッ

新潟では、夕方の新幹線に乗って東京に帰るまでのこれからの数時間、市内で何軒か「昼飲み」をしようとの目論見
この旅最後のいっときの酒場探訪、大いに楽しみましょう。
でも「昼飲み」というより、もう「午後飲み」な時間になっています。
さあ、急ぎましょう。

新潟駅の構内はちょうど工事中でした。思ったよりも広いのでMAPを頼りますが、最初に行く方向は「万代口」、次に行きたいのは「西口」。
荷物はコインロッカーに預けたいので・・
決めました!まずは東口を出てコインロッカーに荷物を預ける。

こちらコインロッカーコーナーに来ています。
戸惑うのはいまや中央モニターで管理するシステムですネ。
あんまり使ったことないので戸惑っています。
空いているロッカーに荷物を入れて、中央モニターの指示にしたがって進むと照会番号が出てきます。出す時は照会番号のレシートのバーコードをかざすシステムです。

ようやく荷物も無事預けました。次は、東口改札で一言断ってから「大人の休日倶楽部パス」で入場し構内を横切って万代口の改札を出ます。

万代口を出るとすぐに🚕タクシー乗り場がありました。
でもその前に新潟駅にもあるコンビニ「NewDays」で缶ビールを仕入れます。
つくづく「NewDays」で10%off をフル活用しまくっていますヨ、ありがたい。
無事持ち込み用ビールゲット。
ではタクシーでGO!

コンビニ「NewDays」缶ビール < ¥1,200 円 >
コインロッカー < ¥600 円 >

到着した場所は、「ぷらっと本町」のアーケード通りです。
こちらは以前2~3度訪れています。このアーケード通りでは広い通路を利用して道路の左右に八百屋やかまぼこ屋や花屋さんなどのブースが毎日営業しています。
夏に来た時に購入した農家のおばちゃんが作った枝豆は絶品!でした。

googleから画像をお借りして、アーケードの奥にある「青海ショッピングセンター」に入ります。名前と中にあるお店はちょっと違うイメージですが、では。

鈴木鮮魚店 青海ショッピングセンター内

目指すお店「鈴木鮮魚店」は、青海ショッピングセンターに入って右側通路の奥にある魚屋さん。鮮度のいい活魚が並んでいますが、ココに来た理由はお魚を買うためではなく、ここの魚をツマミに店前のテーブルで一杯お酒を飲んじゃおうという、魚屋を居酒屋として利用する実に思慮深い計画!!

この魚屋さんには、鮮魚売り場のほかお惣菜コーナーもあり、揚げ物・焼き物・煮物など日替わりで数種類が並んでいます。さらにここでは、鮮魚を選んでお刺身にして食べたり、お惣菜を選んで温めて食べたりするコーナーもさり気なく用意されているところがミソ。
本来魚屋さんですから、当然、アルコール類などお店には置いていません。が、嬉しいことに、外で調達してきたビールやお酒は持ち込みフリーで、店で用意してあるテーブル・椅子を使ってどうぞご自由に一杯やってくださいな、というシステム。

勿論、これが許されるのは、ここのお店で刺し身とか惣菜とかを買うお客だけ。
早速、酒の肴となる美味そうなものをいろいろと物色、何品か注文します。

というわけで、先程新潟駅で仕込んできた例の10%offのビールで「新潟にカンパイ!!」
普段、サッポロが大好きですが、この缶ビールはご当地「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ 」です。
前から知っていて一度飲んでみたかった、新潟の料理にも合わせた味だとか。

殻付き生牡蠣
来ましたよ、最初の一品。
一口じゃ入らない大きくてクリーミーな牡蠣は、レモン絞っただけで、うゥ~んイケル。
あっという間に食べちゃった。

地物の甘エビ刺し身
色も鮮やかで生きのいい甘エビで卵も頭もかぶりつくとあま~い。

地物の白子
天ぷらが食べたいけどココでは無理。でも、ポン酢でもクリーミーな味わいでとても美味しい。「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ 」にもよく合い、アテとしてもぴったりです。

ビールは2缶目に入ります。また、田沢湖で買った地酒の高清水がまだ残っていたので、紙コップを持ち出し、冷やでいただきます。次第に、宴会モード!

銀鱈の焼き魚(一品の画像がなかった)
身が厚くてふっくらジューシーで、これくらい厚いと家ではうまく焼けないからネ。
ちょっと温め直して出してくれます。おいしいかぁ~!!

もう、かなり満足!出来上がりつつあります!
ここのお店、戴いたお魚みな美味しいので、ついでに持ち帰りの焼き魚も追加注文して、
ごちそうさまでした!

鈴木鮮魚店 < ¥6,500 円 >
生牡蠣3コ、白子ポン酢、甘エビ刺し身、銀鱈焼き魚4

午後飲みの帰りには、4~5軒先同じアーケード内にあるお土産にピッタリ!
新潟名物笹団子🍡の老舗があるんです。ちょっと寄ってみます。

🍡 新潟名物笹団子 田中屋本店

一番人気 笹団子の定番つぶあんがやはり絶品で好きです。
お土産もゲットし、安心して駅まで🚕タクシーで移動します。

笹団子・田中屋本店 10個入り< ¥1,728 円 >
新潟駅~本町アーケード Taxi往復 < ¥1,700 円 >

16:40
新潟駅に戻り、またまた「大人の休日倶楽部パス」で駅構内に入り、ショートカット。
西口エリアへ移動し、ちょっとだけお土産売り場をチェック。

 ぽんしゅ館 利き酒ミュージアム

新潟県内の全ての酒蔵の代表銘柄を利き酒できる「利き酒コーナー」があって、アテには塩も用意された日本酒好きには堪らない処。
その他お米や鮭など特産品もずらりと並んでいて、新潟の新しい発見もあるかも!


「利き酒コーナー」


ディスプレーの鮭の荒巻

このお店と系列で、新潟の地酒、お米、魚、豚肉などが揃っている居酒屋が一階下にあるようなので新幹線の時間までちょっと覗いてみます。

呑み処・食事処「魚沼釜蔵」

「ぽんしゅ館 利き酒ミュージアム」からエスカレーターで下に降り大きな引き戸をくぐると、居酒屋「魚沼釜蔵」になっています。ここは、天井が高くて広く、収容人数もだいぶある大箱の居酒屋さんです。今は午後5時過ぎ、オープンしたばかりで他のお客は数組のみ、ガランとしています。

テーブル席はブースで仕切り、カウンター席もあり一人飲みも大丈夫、奥には宴会用の畳部屋も何室か用意されているのでいろんな需要に対応できるんでしょうね。
では私たちはテーブル席へ。

このお店は、駅続きのCoCoLo新潟の中にあり、新幹線乗り場もすぐなので、待ち時間にもぴったり。心くすぐられる演出も上手で、幅広い層に好まれる評判の良いお店のようです。

では最後の旅の打ち上げ、
「大人の休日にカンパイ!!」

お通しのおかわり野菜スティック
人参やきゅうりや大根を特製味噌をつけたら、パリパリ感がおいしい

栃尾名物 特大油揚げ焼き
肉厚の油揚げをこんがり焼いてネギ・おかかを乗せ、生姜や辛味噌、柚子胡椒をお好みで。

特選刺身盛り合わせ
氷にツマの上に、ブリに甘エビ、白身魚など豪華盛りです。

和豚もちぶた串焼きおまかせ6本盛り合わせ
バラ・タン・もちぶた野菜巻・ハラミ・もちぶたソーセージなど

ズワイカニのクリームコロッケ
とろとろのクリームに少しだけカニって感じ。

自家製肉味噌焼きおにぎり
窯焚きコシヒカリで握ったおにぎりは、アツアツパリパリでフゥフゥしながら食べました。
ちょっと料理を頼みすぎましたネ。
非常にお腹いっぱい、とりあえず一通り食べたぞぉ!
ごちそうさまでした。

呑み処・食事処「魚沼釜蔵」 < ¥10,100 円 >

▶▶▶

この後はみんなすっかり酔い心地になって、コインロッカーから荷物取り出して新幹線ホームには20分前に到着しました。

とき344号・新潟発18:56→上野着20:54(所要時間1時間58分)
新潟を出ると車窓はかなりの雨脚で、窓に打ち付ける雨が横に一線に流れて、いくつものトンネルを過ぎると・・

「大人の休日 雪の鶴の湯&珠玉や」3泊4日の旅は、ここでミッションは終了!
無事に帰れて良かった&お疲れ様でした。

最初から

大人の休日 ① 「おときゅうパス」を利用し念願の『鶴の湯本陣』に宿泊 雪見の露天風呂最高!
今回もJR東日本「大人の休日倶楽部パス」の4日間新幹線乗り放題チケットを利用して、東京から、田沢湖、秋田、鶴岡、新潟などをぐるっと駆...