11月29日(火)☁☃☀
<11/29・火>
下風呂温泉10:1711:30下北交通バス/下北11:5613:34八戸タクシーで八食センター15:46八戸駅16:1616:44盛岡駅はやぶさ26号 盛岡泊
06:30
おはようございます!凛と澄み切った空気で目が覚めました。今朝は朝から曇り空のようです。では目覚めの朝風呂にGO ❢
ここのお湯は朝晩で色合いが変化すると聞いていますが、ぼんやりした明かりで違いがよくわからないけど、すばらしい泉質で、いつまでも入っていたくなる温泉です。そしてこの昔ながらの木でできた浴室が懐かしくって気持ちよくって最高です。
その上ケロリンも差し色にピッタリですね。
まだまだ入っていたいけど、朝食の時間が迫ってきています。
名残惜しいけど、そろそろ上がりましょうか!
07:30
朝食の時間です。朝から温泉にゆっくり入ったのでお腹すきましたよ。
お膳もまた、お部屋の真ん中にセッティングされています。
朱塗りのお膳は、食欲が増します。
さすがに下北半島!朝からイカ刺しですね、そして煮物もみんな美味しくいただきました。簡単に荷物をざぁ~と片付けて、浴衣のままで近くの共同浴場に行ってきます。
● 下風呂温泉 大湯
さつき荘から右に歩いて行き、山側に曲がって坂を登ったところにあります。
外に出たら海風がピュ~っと吹いてきて寒い朝です。
温泉街を下駄を鳴らして~
「いでゆ坂」ですって、ピッタリのネーミング。共同浴場の期待感が高まって来ますね。浴衣に丹前そして下駄のクラッシックな湯治スタイルに身を包んで、旅情に浸っています。
下風呂温泉大湯の外観は、昔ながらの銭湯のような感じで、外の建物の真ん中に「入浴発券機」がついているのでそこから入浴券を購入します。入浴券¥350円也、さぁ入りましょう。
女湯男湯の暖簾をくぐると、町の銭湯そっくりな様子、真ん中に「番台」になっています。ここで浴衣を脱いで・・
歴史ある下風呂温泉の中でも最も古いのがこの『大湯』です。下北のヒバで作られた湯殿と浴槽は、昔ながらの「湯小屋」を思わせます。
「熱い」と「普通」の2つの湯船に、白濁した湯が静かに注いでいます。
お湯は全体的に熱めだが、下風呂の漁師たちは海から上がると、冷めた体を温めるため、大湯の熱い湯に浸かります。
(下風呂温泉郷HPより)
朝早いのでお客さんは少なくて、ゆっくり出来ました。
それにしていも熱いお湯の方は、一瞬しかは入れませんでした。うぅ~熱い!!普通の方も十分に熱いんですよ。脱衣所でお風呂上がりのおばーちゃんを見たら、真っ赤になっていました、よく見たら自分も・・・
よ~く温まってから戻りましょう。
昨日は暗くなってからさつき荘に着いたのでどんな建物か?知らなかったんです。外湯の帰りに外観を撮っときますね。
さつき荘は、下風呂温泉街の通りの山側に位置していました。外観の下部分は、漆黒の和テイストで、アクセントの赤い丸窓から遊心が伺えますね。
旅館さつき荘の看板は、ちょっと時代がかった置型ですね。江戸時代??
このさつき荘の入口は、黒壁に磨きがかかったアンティークな「蔵戸」をお出迎えの顔としており、存在感がありますね。お見事っ!!
ドアを開けるとどうなているのかなぁ?と心が踊るシチュエーション。
ドアを開くと・・・
きれいに並んだスリッパがお出迎えです。
そして奥の少し急な階段を上がると、二階の客室へと続きます。
二階は明るいフローリングに、赤こげ茶のドアや民芸チェストのインテリア。それぞれの入口は、インテリアと実用を兼ねた濃紺の暖簾、粋です。
09:45
あっという間の滞在でした。もうチェックアウトの時間になりました。
一階フロントエリアはゆっくり見ませんでしたが・・・
入口の横には、赤々と燃える素敵な大きめ薪ストーブが、ドカ~ンと鎮座していました。意外と気が付きませんでしたが、ここから宿全体を温めていたのかしら?ここで精算していると女将さんとご主人とみなさんでこのストーブを囲んでしばし雑談タイム・・・火を見ているだけでほっこり話が弾みますね。
短い時間でしたが、濃~いお話聞けて楽しかったです。
入口左奥はアチラコチラに骨董品が置かれているロビーかしら?
この先は、オーナーのエリア?のようです。おしゃれで粋にリノベーションされ、アンティークの板戸や建具を取り入れたインテリアですね。
もうすぐバスの時間。
外に出たら、女将さんが記念撮影してくださいました。さらに斜迎えのバス停までお見送り!この辺から風が強く吹いてきて、みぞれ模様に。
一段と寒くなったのに、女将さんはバスが着いて出発するまで・・・
気取らず素敵な女将のおもてなしの宿でした。(記念に、女将さんとツーショットで)
名残惜しい~っ、もっとゆっくりしたいわぁ~、いつかきっとまた・・・
下北交通バスは定刻通り着いて、さっそく乗り込みます。終点までの乗車ですから一番奥に陣取って・・・コロコロ(ソフトキャリーバッグ)あるのでこれがバスだとホントに困るんです、実は。
下風呂温泉から乗車したときは、みぞれ混じりのそらが暗くって鈍よりでしたが、また30分も経てば青空になっています。でもどうやら昨晩は少し雪が降ったようで、道路の端に雪が積もっています。
下北交通大畑出張所で5分休憩、赤と白の横ツートンカラーがトレードマーク、ここでは一応晴~れています。
下北駅に到着しました。ここはどんより曇りでさむ~いっ。
すぐ駅の中に逃げ込みたいくらいです。
ホームから見えるこの景色、またまたみぞれ雪になってきましたよ。ほんとに移り変わりが激しい気候で、ついていくのが大変です。ホームにある明るい看板も悲しく感じるくらい暗いんです。
下北発11:50発の列車が到着、
下北駅で乗り込んだときはあんなに寒くてみぞれだったのですが、車窓では波は高いけど薄日が差し込んでいたりして。これから真冬に向けて、風が荒れ狂う極寒の陸奥湾になるんでしょうね。
下北⇒八戸間は、来るときは乗り入れの直通でしたが、今日は野辺地で乗り換えです。来ました来ました!!かわいい青い森鉄道の車体が到着。
このあたりも今朝まで雪が降っていたんですね、寒いし雪が畑にうっすら積もっています。日も当たらないので心身と冷えてきます。
13:40
八戸の到着しました。お腹も空いたし急いで八食センターに向かいましょう。もうっ駅前からタクシー!!
八戸の駅前から乗り込んで、街をタクシーで飛ばしてるところ・・・
八戸は見事な青空になってますね??
● 八食センター
八食センターは鮮度のいい魚介の観光市場。広い売り場の通路です。いろんな八戸のご当地のリンゴや魚や貝、干物などの乾物、南部せんべいと多くの種類の食材が広い館内に並んでいます。
そしてもう一つの魅力は・・・
● 八食センター七厘村(BBQ)
八食センター内にある「七厘村」は、センター内で売っている魚や貝、肉などをそれぞれ自分で購入してきて、七厘村で七輪を借りて自分で焼いて食べるシステムなんです。おすすめスポットです。
では、何を焼いて食べようかなぁ?お魚はっと、このBQ用セット1500円に生食のほやを加えることに。数分待っていると購入した魚や貝をBQで食べやすく、手を加えてくれます。次に、
折角だから炭火焼きのカルビも食べた~い!!ってことで魚も貝もお肉も少しだけ購入、欲張りコースになりました、おいしそ~。
七厘村では、好きな席に炭がちょうどよく起きた七輪をテーブルにおいてくれてます。そして上の画像のカウンターには、受付と販売コーナーがあり、そこでアルコールを注文します。当然まずは生ビール!!ここではその都度ニコニコ現金払いになります。
お手軽BQ スタートしますかぁ?
うわ~ぃっ、この色、つやといい鮮度が良さげ~ですね、ほやをつまみに生ビールで乾杯 ❢❢ 飲み始めたらまずは殻付きホタテを網の乗せときましょう。
いい匂い!!そうだ、販売コーナーからバターを購入して、焼けてきたホタテに乗っけて、上からほんの少しお醤油を垂らすと・・・ふっくらプリプリのホタテの食べごろよっ!!
続いてこれは「ハマグリ~」、またまたツヤッツヤな身!!
微妙な火の通りが難しいわね。もうすこしかなぁ??
・・・ほんとに生ビールがグビグビいっちゃいます。
美味しい!!次は・・
ここでお口直しに、買っておいてよかったわっ、カルビの登場!!
いい感じのお肉ですね。あおもり倉石牛、地元の牛肉のようです。
もういいかなぁ?!
・・・うわ~ぁ、少しだけ購入したけど、このタイミングでカルビ食べれて、とんでもなく贅沢なランチになってきました。
生ビールお替わりっ!そして地元のお酒も飲んじゃうんですか?
サザエもいい感じになってきたかなぁ?奥に見えているのは、ホイル焼きにしていただいたハタハタ!こちらから戴きましょう。
ハタハタは、身が崩れやすいからホイル包みは考えましたね。あっさりしていていいお味、最後にサザエに。
サザエは、殻が熱くってなかなか身が出てこないっ!!
仕方ないわねぇ、・・身が出ました、はいよっと!!どうぞ。
混んできましたね。次から次へとお客さんが来ていました。近くに住んでいたらここはかなりの頻度で訪れたい七厘村でした。ごちそうさまでした!!
八食センターの中はかなり広いのですが、お土産になにか見ながら、シャトルバス乗り場に向かいます。
あっ!この南部せんべい、ちょっと変わっています。この黒い部分にごまペーストが塗られているんだそうです。試食したら美味しかったので購入。
おみやげも購入したので、バスのりばに直行。
八戸駅までの100円シャトルバスが到着しました。観光客の利用が多いですね。嬉しいサービスでありがたやぁ~。
15:45
八戸駅に到着しました。コインロッカーに荷物預けたので、取り出して新幹線を待ちましょう。
八戸発16時16分のはやぶさ26号に乗車します。たった28分の移動。
盛岡には16時44分に到着します。
新幹線の車窓から、外はすっかり夕暮れ時になりました。
まもなく盛岡駅に到着です。あっという間!!
今日の盛岡泊のホテルは、駅から歩いたら15分くらいかしら?街の様子もわかりますから、腹ごなしにもなるし頑張って歩いていきましょう?
● ダイワロイネット盛岡
ダイワロイネットホテルは、他のビジネスホテルよりも少し広めの客室と落ち着きのあるインテリアで、地方のホテルに宿泊するときは、始めにその地のダイワロイネットを探したりしています。
チェックインも親切な対応で気持ち良いです。
デラックスダブルのお部屋です。入口の通路と奥のベッド、ソファー、ビジネスデスクと機能的で使い勝手の良い導線です。
さて、今晩の盛岡の粋な居酒屋の情報でも探してみますか?
18:15
そろそろ盛岡の居酒屋探索に出かけましょう。
盛岡には、ディープな横丁がいまだ残っているようですよ!たのしみ~。
とらや
地元に愛される、これぞ ❢ 老舗の居酒屋の「とらや」です。
外観はとても親しみが湧く昭和な建物、窓の格子もいいですね。
少し気後れしますが、静かに入ってみましょう。
店内に入ると、L字のカウンターが見えて、落ち着きのある感じに映りました。時間がまだ少し早いからかカウンター席に余裕がりました。ちょうどL字の角2席に着席しました。するとすかさず、女将が親切に対応、サッポロ黒瓶ビールでスタートです。
ビールの後は地元の熱燗を飲んでみました。
はじめはフキの煮物、おふくろの味がホッとします。次は女将の本日のおすすめ!お刺身です。切り口の角がツンと鋭角で大ぶり一切れでボリュウムありますね。
おお~ぉ、キました。殆どの方が頼む、とらやの名物「ゲソ天」です。
天ぷらの衣がサクサクしていてゲゾを包み込みボリュウム満点の一品。
名物なのがわかりますね。
最後にいただいたのは、胃に優しいスープ仕立てのお豆腐です。盛岡の夜も流石に冷えてきたので、お腹の中から温まって、もう一軒いってみましょうか?
桜山横丁 茶の間
盛岡の桜山横丁にある「茶の間」に来ました。この界隈はディープな横丁文化満載で、昔ながらの小さな一杯飲み屋が軒を連ねています。
心奪われる世界ですね。呑助にはたまらないエリアじゃないですか?
お燗のコップ酒もホーローのヤカンからなんて、絵になりますネ。
このお店はカウンターが7、8席で先客がいましたのでもうほぼ満席でした。
ポテサラとししゃもを頼んだのですが、2,3分で両方が届いて、すかさず食べ始めたら、なんとお隣のサラリーマンたちが先にオーダーしたようです。こちらの女性スタッフがどうやら中国人で言葉足らず?間違えてしまったようです。オーナーのおじさんに叱られていました。
ニコニコと愛想は良かったですよ・・・
さてそろそ、次行ってみようか!!
● 桜山神社
神社は、盛岡城三の丸跡にあり、南部藩の総鎮守のようです。こんな夜なのに、盛岡の人から愛されているんですね、熱心に拝んでいる人が数人見かけました。
盛岡の居酒屋めぐり、がんばってもう一軒ハシゴしますかっ?
桜山横丁 MASS
頑張って盛岡居酒屋3軒目に来ています。先程行った2軒は、昔ながらの居酒屋のメニューと雰囲気ですが、こちらMASSは、現代風の料理で勝負している感じがします。この突出しもお猪口に濃い目のスープが付いた新しい感覚の構成ですよね。
かなり残念なのは、1Fが混んでいるようでとされたのが2Fの座敷風の席、なかなか目の届かない席のようで、呼んでもなかなか来てくれません。
ただしメニューを見るとどれも食べたくなるんですよね。
確かおでんと白子の天ぷらですね。こーゆーのって家ではなかなか出来ない一品がいいんですよね。こんなメニュー構成、大好きで~す。
そしてなめろう、おいしいお酒のツマミになりました。
このお店は、こだわったメニューがどれも食べたくなります。
どれもしっかりこだわりの味付けで新しっくて美味しくって、満足でした。
ごちそうさまでした!!
支払いを済ませて外に出たら、こちらの店長が、丁寧に外までお見送りしてくれました。若い人なのに感心ですね。
さて、ホテルまでのんびりと歩いて帰ります。
今日も長~いニ日目、ここでお休みなさい!!