2020神戸・大阪⑥ 旅は最終日。「大阪くらしの今昔館」で昔の大阪を偲び、帰り便までのひと時は居酒屋で〆の昼飲み!

今日は旅の6日目、いよいよ最終日です。夜の飛行機で東京に戻らなくてはなりません。それまでの間、時間の許す限り、思いっきり大阪を楽しみます。

2020/10/21(水)日目 大阪

09:00 部屋でコーヒー 11:30 荷物をまとめてチェックアウト 12:30 「大阪くらしの今昔館」 14:15 梅田『酒場 やまと』 16:18 リムジンバスで 伊丹空港へ 伊丹19:00⇒20:15羽田着 21:30 自宅

09:00
うわぁ~今日も窓から見える空が美しい青空!

今日はゆっくりと目覚めました。大阪梅田の街並みを一望しながらコーヒータイム。
滅多に無い機会ですので、時間の許す限り最後の最後まで、リッツのホテルライフを楽しみます。


ソーイングセット


ウィルス洗浄済のメッセージ


冷蔵庫のドリンク類

欧米型スタイルだなぁと思ったのは、今でもちゃんとこの定番の「ソーイングセット」が用意されているところ。そして懐かしいと感じました。
今は11:30、そろそろチェックアウトの時間ですね。名残惜しいですが、そろそろお暇しますかね。


部屋の前の廊下


エレベーターホールのチェスト


エレベーターホール

廊下も壁も天井も白で統一され、照明などもクラッシックなスタイルです。

エントランスに続くロビーです。
帰りは、カウンターにそれほど並ぶ人もいなくて、すんなりとチェックアウトができました。荷物も、午後4時頃までキープしてもらいます。

でも、相変わらずエントランス周りにはスタッフは誰もいなくて寂しい限り。ドアマンはいないし、ベルボーイも一体どこに行っちゃったの?
5★のホテルにしては、ちょっとコレはまずいんではないですかね。

では、大阪最後の時間を楽しみます!
まずは東梅田駅まで歩いて行きます。


JR大阪駅前


歩道橋のエレベーター

阪急阪神連絡デッキ、梅田新歩道橋と空中の歩道橋が続いています。
歩道橋に上がるエレベーターもあるのでとても便利です。

ええーっと、地下鉄の東梅田駅はどっちだっけ?
地上からアクセスしたので、迷子に!まるでお上りさんです。
・・・・・

そうこうするなか、地下鉄・東梅田駅をどうにか見つけました。昨日と同じように、天神橋筋6丁目駅まで行き、そこで下車します。

今日の向かう先は・・・・

「大阪くらしの今昔館」


ルナパーク

「大阪くらしの今昔館」は、大阪の都市居住に関する歴史と文化をテーマとする日本で最初に開館した、住まい専門の博物館です。
江戸時代後期から戦後にかけての大阪の住居に関する資料や模型が展示されています。

実は、昨日もこの博物館の入り口前まで来たのですが、残念ながら休館日でした。
なんだか面白そうだったので、今日改めて再訪した次第。

「大阪くらしの今昔館」の場所は、天神橋筋六丁目駅から地下道で繋がっていて、駅そばのビルの9階に入り口があります。

<江戸時代の天保期(1830年代)の大坂の町家と町並み/9階>

このホールでは、専門家による学術的考証のもとに、江戸時代の大阪の町家を伝統的工法を用いて実物大で復元し、家具・調度を置いて当時の暮らしを再現しています。


唐高麗物屋


薬屋

うわぁ~大通りの両側には風呂屋や小間物屋、薬屋などの商家が並んでいます。
タイムスリップした気分。中を歩いてみましょう。

町家の屋根屋根を見ると上には、物干しがついています。
これって、私達が以前旅行したベネチアで見かけた、屋上ベランダ「アルターナ」にそっくりですね。東洋と西洋のスタイルの違いはあっても、根本の発想は同じなんですね!


町家の座敷


町屋の入口


商内の陳列


帳場


庶民の長屋、竈付き


庶民の長屋、竈なし


庶民の裏路地

路地の奥には裏長屋があって、長屋には畳の部屋と土間があり、竈付きと竈なしの長屋がありました。いまで言うワンルームですね。

町家の中は、路地や家の土間などどこでも自由に歩き回ることができます。

時間によっては、音と光によって朝・昼・晩の時間の変化を演出し、屋外のように一日の変化を体験できるようです。

明治から戦後の大阪の住宅地を再現した「住まいの大阪六景」/8階>


心斎橋商店街

8階のフロアーにおりてくると、今度は、 明治から戦後にかけての次代の移り変わりをジオラマにより解りやすく再現した展示コーナーがありました。
大阪の代表的な通りで日々の市民生活の細かいところまで再現しています。
まるで通りを歩いているかのように、どこか懐かしくも・・・


大阪駅


大阪城


天満宮


煙草専売局

床面には大正13年発行の「大阪市パノラマ地図」を拡大して、光床として展示されています。自分の靴まで写っていました。

戦後(S23年頃)仮設住宅が足りなくて、バスを住宅として転用していた時期もあったそうです。バス内部は2坪半のため各自が増築するなどして工夫していました。
当時のリアルな風景のジオラマは視覚的によく伝わりました。

昭和31年に計画・建設された「古市中団地」のジオラマです。
当時としては革新的な発想によって実現した団地開発で、戦後の日本の復興を目に見える形で具現化し、憧れの夢の団地生活を提案したその姿は、人々に大きな驚きもたらし、共感をもって迎えられました。いわば、日本の団地開発の先がけとなったプロジェクトで、近年の日本人の住生活スタイルを決定づける基礎ともなったその様子がジオラマで具体的に表現・紹介されています。

台所にはテーブル・イスのあるダイニングキッチン、洗濯物を干すことができるバルコニー、畳の部屋に加えてフローリングの部屋水洗トイレも用意されていました。また、4階建て団地の階段を共用する8戸ごとに交互で利用する家族風呂、団地の水道供給を円滑にする水道塔など、従来の住まいのスタイルを一新する新しい提案・試行は、現代に至るその後の日本の住宅のあり方に決定的な影響をもたらしました。

実は、G太が子供の頃住んでいたところは大阪市東住吉区にあった「山坂団地」というところでしたが、建設時期、建築スタイル、構造、住居の間取りなど、この「古市中団地」と、殆ど同じ!!!とのこと。ジオラマでは説明がありませんでしたが、家庭生ゴミを各戸の台所から直接外に排出することができる「ダスト・シュート」まで備えていたと言うから驚きです。

「大阪時代は、当時の最先端の住宅団地に住んでいたんだよ」、ということはG太からよく聞かされていましたが、こういうことだったんですね!
G太も、昔を懐かしんでか、食い入るようにこのジオラマを見ていました。

「大阪くらしの今昔館」は、それほど期待はしていませんでしたが、9階の町家通りも裏路地も歩く事ができるし、8階は大阪の明治・大正・昭和と移り変わりが面白く、ジオラマを見れば見るほど楽しくて、時間が立つのがあっという間でした。
もっと時間があれば見ていても飽きないほど・・

ここはいいですね、大阪を訪れることがあったら、是非、時間を作って一度は覗いてみることをオススメします。

「大阪くらしの今昔館」 < 1,200円 >
@600

居酒屋『酒場 やまと』

今回の旅、最後は〆となる昼飲みです❗️
大阪駅から続く地下街にある
大阪富国生命ビルの地下居酒屋『やまと』がありました。
人気のお店のようで、平日の午後2時すぎというこの時間、ほぼ満席状態!!
すでに結構みなさん、飲んでいますヨ。

駅ビル地下街にお店は直接つながっていて、気軽に入れそうな雰囲気のお店です。
店内は、厨房を囲むように四角のカウンターがあり、お客さんは皆で壁を背にしながら輪を作るように席に着き、お酒を楽しんでいます。
オープンキッチンとなる厨房部分はお客さんからは丸見えなので、スタッフの仕事が手にとるようによく見えます。全部で5、6人ほどの店員さんは、皆、手際よく料理を作ったり、カウンター越しにお客さんへ配膳したり、忙しく働いています。なかなか活気がありますね。

ちょうど2人分の席が空いたようで、カウンターの角2席に通されました。
早速、生ビールで大阪最後の居酒屋でカンパ~イ!

おどり海老

旬の銀杏
塩加減がちょうどいい。

タコ刺し

座った席の目の前にちょうどおでんがあったので、大根・とうふ・筋・玉子、肝焼き

カキフライ
揚げ方が凄いいい感じで、熱々が美味しかった。

カサゴの唐揚げ
骨までバリバリ食べれるぐらいカリッと揚がっていて、これをポン酢につけて食べるのが最高に美味しい。

明石焼き
今日イチです!!ふわっふわっと、なんとも言えない柔らかさが素晴らしい❗️
それを出し汁につけるとさらに口の中であっという間に儚くて消えそうな、美味しい一皿❗️❗️ 次に大阪に行ったら必ずこの明石焼きを食べに行きた~い◎

どれも程よいタイミングでサーブされて、スタッフも無駄な動きもないし、カウンターがお客さんでほぼ満席なのに、とても居心地の良く、安くて美味しいお店です。
特に「明石焼き」が絶品❗️❗️
誰でも気軽に入れる人気店なのがよくわかりました。

ごちそうさまでした❗️

居酒屋『酒場 やまと』 < 7,000円 >
おどり海老、銀杏、カキフライ、おでん、肝焼き、カサゴ唐揚げ、明石焼き、ビール

この後は、リッツカールトンに戻り、荷物をピックアップします。


JR大阪駅


ホテル周辺


リッツカールトン入口

JR大阪駅からリッツカールトンまで歩くこと7分で到着、フロントで荷物をピックアップします。ホテルから駅方面に歩いて3分位のところに、HERBIS PLAZA ENTビルがあり、その1Fにリムジンのりばがあり、とても便利な位置関係です。

ハービス大阪(リムジンバス)


リムジンバスのりば


待合室


美味しそうな宇治茶


伊丹空港行に乗車

16:00
リムジンのりばに着くと、次の伊丹空港行の時刻は16:22発でした。
少し時間の余裕があり、待合室の自販機を見ると「日本一の茶師、宇治抹茶入」ペットボトルがあり、見たことない商品なので購入。
いつもいろんな観光地や都市に行って、自販機やコンビニで地元の茶を使用したオリジナルのペット茶が売られていますが、時々美味しいヒット商品に出会えます。うん、コレは旨い!

出発時間が近づきバスに乗車、後は伊丹空港へ。

伊丹空港

伊丹空港には道路がスムーズに流れ、17:00過ぎに到着しました。
ANAプレミアムカウンターでチェックインし、荷物を預けました。
セキュリティーチェックを済ませてから、まっすぐラウンジへ。


ビールの自動サーバー


繊細な造りの団扇


ラウンジの様子

伊丹空港ANAラウンジです。
そしていつものように自動ビールサーバーで注いだ生ビールでカンパイ!
ラウンジのガラス越しから飛行機の発着を見ながら、しばしここで時間調整します。

18:40
ゲートに移動して、まもなく機内に乗り込むアナウンスが有りました。
最近の機内乗り込む順番が変化していて、なるべく密にならないようにするためにだと思いますが、最初は一番窓側の人からに機内へ乗込むようアナウンスがありました。

今日のフライトは
[ ANA038 ] 伊丹19:00発 ⇒ 20:15羽田着

20:15
伊丹~羽田に無事定刻通りに到着しました。
令和2年10月の「神戸大阪&高野山の旅」はここで全てのミッション終了です。

<旅の終わりに>

2020年(令和2年)2月からは、コロナ感染症に振り回された一年でしたが、この時期東京は 「GoTo」が解禁されたばかりだったので、初夏に予約していた旅に行けることになりました。
神戸では、何十年ぶりに北野エリアを散策し庶民的な最高にうまい貝つぼ焼き』にハマり、念願の高野山にも参拝、大阪では難波・天王寺・梅田とホテルを変え、大好きなスタンドアサヒで飲んで、さらに居心地のいい寿司屋と居酒屋などに出会えました。
魅力いっぱいの旅となり行ってよかった!!
でも今思えば絶好のタイミングだったようです。

さて、次に旅に行けるのは、いつになることやら・・


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