今回の行程
2015/11/4~11/6・2泊3日
<11/4>東京から関越道で清津峡渓谷トンネル塩沢宿でランチ魚沼エリアの道の駅に三条市・嵐渓荘宿泊
<11/5>嵐渓荘道の駅(長岡市)長岡市内でランチ道の駅(魚沼市)魚沼市・栃尾又温泉/自在館宿泊
<11/6>自在館西福寺/永林寺(魚沼市)とん吉(会津坂下)で遅いランチ喜多方経由で米沢へ
最初に新潟の景勝地である清津峡渓谷トンネルを訪ねてます。ランチは最近整備された塩沢宿で美味しいご飯いただきましょう。そして、紅葉が終わりに差し掛かった新潟路にある「日本の秘湯を守る会」の2つの温泉をハシゴしましょうー!
● 11月4日(水)素晴らしく☀
すっきり晴れ渡った朝です。
8時自宅を出発して関越道へ。
信じられないほどくっきりした「青空」です。
その下の見事な毛糸のような紅葉!わぁ~ぁ・・・
そして高速もスイスイ問題なしです。と、ところが・・・
PAエリア付近から車がゆっくり走っています。
でトンネル入口の信号がな・ん・と「赤」
10分ぐらいしたら、やっとアナウンスされました。
それから暫くしたら走りだして、ホッとしました!
関越道・塩沢石打ICで一般道におります。
● 清津峡渓谷トンネル
「雄大な岩礁と清流からなる日本有数の景勝地「清津峡」。
昭和24年9月に国立公園に指定されその荘厳な閃緑ひん岩と柱状節理の美しさで日本三大渓谷の一つに数えられています」と解説がありました。初めて訪れました。案外観光客沢山いますよ!
トンネルのおかげで、間近に切り立った岩礁が目の前に迫って来るように見えて、感動します。
パノラマステーションから見る渓谷美、太陽が差し込むところと日陰のところのコントラストも面白いですね。このトンネル往復1500m、ゆっくりしていると1時間近くかかります。結構歩きますよ。
塩沢宿・魚沼釜蔵
まずはおなか空いたので、塩沢宿の目指す「雁木」はどこでしょう?
いくら探してもありません!でもどうも魚沼釜蔵に変わったみたいです。
面倒なのでお昼はここにしましょう。
このかわいい釜で、こだわりのタイムリーな「天空米」お願いすると小一時間掛かるようなので、すでに1時過ぎているので、簡単な天ぷら蕎麦に決まり!
時間があれば小さなかまどでご飯たくのも風流ですね!
お蕎麦は普通でした!
腹ごなしに塩沢宿散策しましょう。
なんだかちょっとやり過ぎ感が漂ってますけど・・・
映画の時代劇通りっぽくなっちゃって?
それでもちゃんとお店が普通に営業しているのでいいか?な。
どうも道幅が広すぎるような気がします、だから分散気味に感じるのかなぁ?
もう少し時間が経つと馴染んでくるのでしょうか?
名物のお団子っぽいのがあるといいかも??
そろそろ2時。嵐渓荘に向かわないとチェックイン遅くなるかしら?
● 越後長野温泉 妙湶和楽 嵐渓荘
「嵐渓荘」は、山里の渓流沿いの一軒宿です。
豊かな自然と温泉、渓谷美と川のせせらぎ、地元の食材を使った滋味料理が自慢の宿です。四季折々の風情を映す渓谷を望む客室(渓流館)と山風呂(貸切露天風呂)はとっても人気。
今回は、緑風館 2階 『千草』を指定。
《国登録有形文化財》平成24年登録。
昭和初期、燕駅前に建設された小川屋旅館の建物を、1955年に移築し嵐渓荘本館「緑風館」といたしました。1階は玄関、フロント、売店、ラウンジ、2階 に宴会場と客室2室、3階には客室3室がございます。建物頂部に見晴らしのやぐら「望楼(ぼうろう)」を載せているのが特徴で、客室も部屋ごとに異なる座敷飾りの意匠を凝らしており、国土の歴史的景観を引き立てることに寄与した点が評価されました。
昭和の香り漂う、往時を偲ぶ座敷ですね。
和室8畳+6畳に縁側のような廊下、もちろんトイレと洗面所はありません。
早速、無料貸切風呂「山の湯」に行ってみますよ!
山の湯は、石湯・深湯それぞれに内湯と露天があります。
石湯
五十嵐川の石で組んだ“石湯”は宿の敷地の最も川上に位置し、絶景です。
内風呂からも川のせせらぎが楽しめます。
木枠のガラス戸もナチュラルで素敵なお風呂です!
続く露天風呂からの紅葉も魅力的なロケーション。
小ぶりながら3~4人でもゆったです。
深湯
深湯は内風呂は普通の深さですが、露天風呂の深さがなんと約130cmのあります。なんだか落ち着かないのですが、温めのお湯に漂う妙な浮遊感が癖になりそう!そこには野球ボールより大きめの石が敷き詰められていて、手摺にすがりついて、まどろみます。
深湯は、背が高い人はいいのですが、小さい人やお子様はちょっと油断できませんね。でも気持ちよかったです!
【露天で一杯セット】1500円(税別)/五十嵐川1.5合入りが用意されているようでした。出てこられた方が、この桶を持ってほろ酔い気分で出てこられて・・・
「気持ち良すぎてゆっくりしすぎました!!」と言ってました。極楽極楽~❢❢
殿方大浴場
大浴場は、内湯とお庭が見える露天風呂に繋がっています。
お湯は色のない透明に澄んだお湯です。
続けざまにお風呂堪能しました。
お部屋に戻ると、そろそろ夕飯の時間に・・・
本日は、お部屋だしのようです。
夕食とお布団のセッティング、その間に縁側でのんびりします。
こちら嵐渓荘はこの地域では、美味しいと評判のお料理のようです。
期待大ですねっ!
前菜のかごには、柿のしめじ白和え、みずなの実たまり漬け、鮎せんべい、あざみ油炒め、うな卵、ほおずき黄身味噌漬けです。そして鯉の洗い酢味噌で、新潟和牛の石焼。
このお吸い物とっても出しが効いて品がよくっていいお味でした。
さすが料亭を移築した旅館だけあって、しっかりした板さんがいらっしゃるんですね。美味しかったです!!
少し休んだら、館内とお庭のライトアップを探索しつつ、また貸切風呂を堪能して、温まってお休みします!!
嵐渓荘は川沿いの一軒家。漆黒の夜に昭和の建物のガラス窓からやさしい灯が浮かび上がって・・・。そして、お庭の木々もライトアップに照らされて美しい緑が映え渡っていました。感動のほっとする光景ですね!!