① 厳選素材に感嘆、昭和美宿る青根岡崎旅館

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今回の行程

2016/2/22~2/27・5泊6日

<2/22>自宅9:30(東北自動車道)13:50蕎麦・匠庵14:40遠刈田温泉・神の湯15:30青根温泉 岡崎旅館泊
<2/23>青根温泉 岡崎旅館 9:309:40青根洋館12:20宮沢賢治記念館13:40南部杜氏伝承館14:40マルカンデパート大食堂16:20大沢温泉・山水閣
<2/24>大沢温泉・山水閣11:0011:30大沢温泉・湯治屋泊(湯治三昧)
<2/25>大沢温泉・湯治屋泊(湯治三昧)
<2/26>大沢温泉・湯治屋10:0012:15東北新幹線・福島駅12:30天ぷら「しおや」14:00高湯温泉・安達屋泊
<2/27>高湯温泉・安達屋11:0012:00SAで昼食真っ直ぐ帰宅

今回の温泉三昧は、典型的な昔ながらの「湯治」を体験します。
そのため荷物がいつもより多めになっています。ワクワクお楽しみ

2月22日(月)☀

朝から晴天、東京から遠刈田温泉に直行します。
お蕎麦を食べて、すぐ近くの神の湯に入って、青根温泉に宿泊します。

東北自動車道白石ICがもうすぐです。ここで一般道に降りて遠刈田温泉を目指します。神の湯の近くのお蕎麦屋さんでお昼にしましょう。

遠刈田付近

なんかのどかな景色です。この手前の棚はブドウ?かしら。
遠くに雪がかぶっている山は、蔵王ですね。

蕎麦 匠庵

蕎麦・匠庵蕎麦・匠庵蕎麦・匠庵

遠刈田温泉街にあるお蕎麦屋さんですが、月曜日1時過ぎているので、静かな温泉街ですし、お客さんもいませんでした。
蕎麦・匠庵は、神の湯から1分のところあり、小さな店内です。
誠実そうなご夫婦でお店を切り盛りされているようでした。
お蕎麦はスッキリし手に喉越し良く、程よい量の軽~い天ぷらでおいしく頂きました。

蕎麦・匠庵

外観はビルの一角、前まで来ないとわからなかった。
もうすぐひな祭りなのでお店の座敷には小さめなお雛様が飾ってありました。

遠刈田温泉 神の湯(日帰り湯)

神の湯

遠刈田温泉は、古くから信仰登山や湯治場として愛されてきました。
2つの共同浴場のひとつ”神の湯”です。

お風呂は天井が高くて洗い場は8,9ヶ所、浴槽は2つに分かれていて、壁にあつい湯、むるい湯で細長い浴槽です。月曜日午後2時半にも関わらず結構大勢お風呂に入っていました。洗い場がいっぱいでした。
そろそろ青根温泉にGO ❢ ❢ ❢

青根温泉

遠刈田温泉街から約15分、蔵王方面に急な山道を登って行くと青根温泉です。
遠刈田エリアよりも道路脇に雪が残っています。このカーブの向こうに本日宿泊の旅館が見えてくるかしら?

青根温泉 岡崎旅館

岡崎旅館

青根温泉の中にある岡崎旅館は、昭和元年に完成した木造の本館が往時のままの佇まいを残し、旅情をそそります。

岡崎旅館

車で駐車場に着くと中から旅館の方が気が付いて、お出迎えしてくれました。
別館の入口が玄関になっています。

玄関ロビーには、革張りの椅子が並んでいて昭和レトロ感いっぱい。
その奥には民芸風な囲炉裏の小上がりが続いています。

岡崎旅館

もうすぐお雛様ですから、ロビーや館内のあちらこちらに、手作りのお人形やタペストリーなどが飾ってありました。

所狭しと並んでいます。
また、吊るし雛やユーモアたっぷりのお地蔵様など

この手作りのお人形は、とってもいい顔していて、なんだか癒されるぅ~。
巾着にして、気軽な手土産として売店で販売したら???と思うほどです。
早速本日のお部屋に案内していただきました。

岡崎旅館

別館の「たらの芽」です。
確か玄関の上辺りのお部屋、窓がもう少し開口部広いと気持ちいいと思いました。

さて早めに貸切風呂に入りましょう。
別館から本館へ移動です。
別館と本館の間には道路が1本通っていますが・・・
なんと道路の下の秘密のトンネル??を抜けると、昭和にタイムスリップみたいな通路あり!!

岡崎旅館

ここが道路下の不思議通路
そして階段登ると、昔の玄関のあるノスタルジックな本館やお風呂、お食事処に続きます。

貸切風呂

岡崎旅館

岡崎旅館の貸切風呂は、湯船が檜造りとタイル張りの2ヶ所あります。
青根温泉は約450年前に発見された歴史のある天然かけ流し温泉。「頭や目に良く効く」といわれ、また弱アルカリ性の泉質でお肌すべすべになり「若返りの湯」とも呼ばれているようです。

はじめは檜の湯船に入ります。
真新しい脱衣所と浴室の壁や湯船の檜も清々しい、気持ちの良い空間で4~5人は入れるぐらいの大きさがありゆったりのんびりできました。
隣には、古いままのタイル張りの貸切風呂です。

岡崎旅館

こちらは脱衣所だけ新しいのですが、浴室はリニューアルしていないようです。
よく見ると今となっては贅沢なタイルの模様と貼り方です。

浴槽の中はブルーのタイル張りで、浴室床は緑のタイルですが、湯治はとっても綺麗なエメラルドグリーン?かしら。
お部屋に戻って、休憩しましょう。

いよいよお楽しみな夕飯の時間、ここ岡崎旅館のお食事はかなりこだわりのあるメニュー&素材と聞いています。イザッ!
あっ!あの不思議な通路を通って本館のお食事処での夕飯です。ワクワク!!

岡崎旅館

お食事処は昭和元年木造建築の本館です。
10畳3間続きに和風テーブルが6卓、周り廊下になった数寄屋造りの日本間です。

岡崎旅館

本日は、3組が同時進行でスタートし、その後何組かいらしてました。
この本館お食事処で頂く懐石料理もまた雰囲気・歴史もあり格別ですね。

そろそろお食事のスタートです。
サーブする姿勢はとても丁寧で静かな接客です。

岡崎旅館

最初は、前菜のかご皿とお鍋、おてふきとおしながきがセッティングされていました。
前菜:しらすと大豆の旨煮、たらの芽の田楽、錦玉子、河豚化粧揚、公魚南蛮漬
ビールでカンパイです!

岡崎旅館

お椀:白魚玉子豆腐、梅そうめん、木の芽
お造り:美澄鱒薄造り、ポン酢
この美澄鱒のお造りは絶品!!かなりの厳選した一品。
お話伺うと、プロの素材専用に特殊な管理をした最高品質のニジマスで、川魚のイメージを先入観を払拭した本来の川魚のおいしさを追求した一品のようです。

岡崎旅館岡崎旅館

焼物:岩魚の塩焼き
台物:めぬけと芹の鍋
小皿:フォアグラ牛肉包、枝豆ペースト
どれも温かく程よい塩梅の食べごろのサーブが嬉しいですね。
一品一品丁寧にお料理されたことが伝わります。

岡崎旅館岡崎旅館

炊合せ:身欠きニシンと大根
酢の物:鱈オイル蒸し、バルサミコ
鱈もこんな感じの酢の物で頂くのもはじめてです!おいしいっ!

岡崎旅館岡崎旅館

食事:ゆかりご飯、味噌汁、漬物
水菓子:苺みるく
うわぁ~!ひと皿ごとに、次が待ち遠しくなるお料理でした。
評判通り岡崎旅館にして良かった❢❢と改めて思った懐石料理を頂きました。
ごちそうさまでした!!

別館に戻りながら、昭和レトロ満載のロビーで小休止、また寝る前にもう一度貸切風に入ってあたたまって寝ることにしましょう。

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