【はじめに】
2019年、ちょっとした気まぐれ、きっかけで、八丈島を訪れることになりました。
■一つは、
陸マイラー活動で貯めたANAの特典マイルがまだまだ余っていたので、それの消化にために(と言うと、人からは「贅沢な悩みなんですね」と羨ましがれるのですが、確かにそうですよね。私たちはラッキーでした!)、どこか今まで行ったことがないところで面白そうなところを探していたこと。
■2つ目は、
事前に相当な準備をしなくても、思い立ったらすぐ手軽に行ける、リピート向きのところがあったらイイな、と前々から考えていたこと。まあ、別荘など当然持てない私たちには、その代わりとしてどこか?、という感覚です。どうせ行くなら、普段の都会の生活とは180度違った田舎ぽいところで、素朴な人情と自然あふれる環境があれば言うことなし。
■3つ目は、
私たち夫婦の共通の趣味である、「温泉」、「食・酒」、「ドライブ」、「釣り」
なんかが、同時に楽しめれば最高!願ったり叶ったり。
で、日本全国のANAの就航地を調べたり(下図と注を参照してください)、趣味の本をパラパラめくっているうちに、
見つけたんですよ・・・ここを!
『そうだ! 八丈島に行こう』
何だ、こんな身近なところに考えていた理想の地があるなんて!
「灯台下暗し」もいいところ、全く盲点でした。
[東京から近場のANAの就航地]
(注)ちなみに、ANAの特典航空券を利用して行ける、羽田から0~300マイル区間にある就航地(必要特典マイル数:片道6,000マイル、レギュラーシーズン)は、以下の10ヶ所。[図参照]
東京⇔秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪
新幹線など別の交通手段で手軽に行けるところ(大阪、名古屋、仙台、新潟など)を除くと、特典航空券利用の価値が高そうなのは、「八丈島」、「能登」、「庄内」の3つ。特に、「八丈島」は、飛行機ではLCCの就航がなく、ANAの独占。飛行距離自体は短いものの、普通に航空券を買おうとすると航空運賃は決して安くありません。そういった面でも、「八丈島」は特典マイルを使うメリットが十分にある路線と思います。
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それで、八丈島について更に詳しく調べると、
★八丈島は東京からは飛行機でわずか50分、ANAが航路独占で日に3本も飛んでいる。ANAの特典航空券の枠も緩そうで、思い立ったらいつでも行ける!
伊豆七島へはこれまで幾つか島へ遊びに行ったことがありますが、いずれも竹芝桟橋からの夜行の船に揺られてエッチラコ。八丈島は、これらの島の更に奥の奥、かなりの僻地で不便な所という思い込みがあったし、船以外にも飛行機の便があるなんてつい最近まで知らなかった。
★そんなに人が集まるような人気観光地ではないので、宿泊代をはじめ滞在費用は比較的抑えることができそう。何と言っても、通常は一番コストがかかる飛行機代が特典航空券利用でタダになるのは大きい!お金の面でもあまり無理しなくてもよいので、これなら繰り返し行き来できる気軽な滞在先になれそう。
★伊豆七島の一番遠い位置にある島だから、当然、自然はいっぱい。そして火山列島の一角にあるので温泉も豊富。昔は、島流しの島として世俗の世界からは隔離されていたので、きっと人々は素朴で、都会者でも暖かく迎え入れてくれるだろう。
★釣りにおいてはまさに天国で、船など仕立てなくてもその辺の堤防から竿を出せば、とてつもない大物が釣れると言うではありませんか。しかも、私たち初心者にも決して夢でないとも。
★食いしん坊でローカルグルメには目のない私たちの気をそそる食べ物やお酒がいろいろ。新鮮な魚、さつま揚げ、干物、明日葉や地野菜の天ぷら、ローカルの焼酎・・などなど。居酒屋巡りが好きな私たちにとっては、大いに気になる全国でも有名な居酒屋さんまである。
★島内の移動は、公共交通機関が発達していないから、日常の足はクルマ。レンタカー屋もたくさんある。クルマを思いっきり操り、島内をあちこち探検してみるのも面白そう。おまけに、八丈島は距離のある離島とはいえ東京都なので、クルマのナンバーは「品川」。そのギャップもまた不思議な驚き。
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ということで、深く調べれば調べるほど、どんどん興味が湧いてきます。
まずは行くっきゃない! 早速、行動開始
時期は、一年で最も混雑する夏休みの時期を避けたほうが良さそう。ANAのウェブサイトをチェックすると、夏休み前なら家族4人分、簡単に予約が取れました。
宿は、いろいろ調べた結果、プチ・ホテル『満天望』がこざっぱりして、快適で、しかも食事が美味しいとの評判なので、ここに決めます。
ハイ、そんなことで、本当に行っちゃいました、八丈島に!
初夏の7月16日から3泊4日(家族4人で)
そして、予想通り、否、予想以上に八丈島が良かったので、再び
晩秋の11月20日から3泊4日(家族3人で)
おまけに、嬉しいことに、東京都からの補助金がある「しまぽ通貨」を利用でき、宿泊費や食事代・お土産代が2-3割引になるというタイミングにも恵まれました!
いまのところ、まだこの2回の八丈島訪問の体験しかありませんが、私たちのこれまでの数々の旅を経た「勘」では、ここは間違いなく、イイ!!
『八丈島は素晴らしい、何度も訪れる価値があるパラダイス』
と信じるようになりました。
これからしばらくは、八丈島通いが続きそうです。
以下では、八丈島の魅力と素晴らしさをみなさんにもお伝えできるよう、
① ANA特典航空券+CAR!
② 観光&絶景スポット
③ 温泉&釣り
④ 八丈島の宿「 ホテル満天望」
⑤ 八丈島グルメ
の5つのパートに分け、私たちが体験したことを中心に、ブログ記事にしていきます。
以下は、まず最初の記事です。
+ 八丈島への行程
● 八丈島へのフライト
ANA特典航空券を利用して一人往復12,000マイルです。八丈島まではフライト時間が約1時でパラダイスな八丈島に到着します。
羽田から八丈島往復
ANAは羽田から八丈島間のフライトは、一日3往復もしています。
出発時刻は、
[ANA1891]羽田07:30→八丈島08:25
[ANA1893]羽田12:15→八丈島13:10
[ANA1895]羽田15:50→八丈島16:45
上記の3便が運行、折り返して羽田行となります。
私たちは7月・11月の2回とも、行きは羽田発07:30の第一便で八丈島に渡り、そして帰路は、第三便の折り返し便を利用しました。
以下、2回の八丈島往復の様子を、いくつかピックアップし、かい摘んでご紹介します。
11月出発の時の羽田空港です。
早くもきらめくクリスマスツリーがお目見えしていました。
こちらは「ANAプレミアムチェックイン・カウンター」で、荷物を預けます。
毎回混雑することなくスムーズに通過できるのでとてもご機嫌です。
さらに、セキュリティーチェックも並ばずにストレスフリーです。
ANAラウンジ
06:50
ANAラウンジ、この時間はまだ混雑していません。
7月&11月とも、ここで旅の無事を祈って、
朝からビールと朝ごはんで乾杯します!!
国内線はラウンジライフが短すぎて、マキマキで済ませます。
出発ゲート
7月と11月は[ANA1891]と便名が一緒ですが、ゲートが全然違いました。
7月のフライトの時は、第2ターミナル・サテライトからの搭乗でした。
1Fからバスで3分のサテライトに一旦移動し、そこに47ゲートがありました。
当日は、朝から生憎の雨でした。
11月のフライト・ゲート509の時は、バスで移動し、沖止めの機内に乗り込みます。
そして前回とは季節も違って、雲ひとつない晴天でした、ヤッホ~。
機内
機内(11月)の窓からは、雪がうっすら積もった富士山や雲の上に浮かんでいました。
左右に気持ちよく広がる稜線も見えています。
なんとなく手を合わせて「旅の無事」を祈りました。
次に見えてきたのは、・・あっという間。
気がついたらもう八丈島上空で、眼下には海岸線が広がっていました。
もう空港への到着体制に入りました。
八丈島に到着して機内から降りて通路を渡り、右手に進むと荷物受取りがあり、そこで待機します。ここ八丈島のターンテーブルはいつも釣用のクーラーバッグや釣り竿などがとても目立っています。
そして私たちも羽田で預けた釣り竿を保護ケースから取り出してもらっています。
空港から出ると目の前がこんな風景です。
ワォ~ 八丈島に無事到着!!
● 八丈島のレンタカー
八丈島は住所は東京。ふたつの火山が接合した北西-南東14キロメートル、北東-南西7.5キロメートルのひょうたん型をした島。面積は山手線の内側とほぼ同じです。
島の交通はバス、タクシー、レンタカー、レンタバイク・サイクルですが、観光や釣り・温泉に自由に行くにはやはりレンタカーが必要です。
空港に到着すると「モービルレンタカー八丈島店」に電話します。
空港出発側出口のポスト前がレンタカー待合エリア、そこでしばし待ちます。
7月は出発10日前に事前に予約して、釣り仕様のレンタカーを手配しました。
11月は出発3日前に予約を入れたら、釣り仕様のレンタカーが土曜日は用意できないとのこと。さあ大変!その後島中のレンタカーに電話しました。
「釣り仕様」となると断られました。
最後の手段で、「モービルレンタカー八丈島店」は3日間は釣り用で最後の日は普通のレンタカーに乗り換えることで予約することが出来ました。
注)繁忙期や土日に釣り仕様を借りるのであれば、早めにレンタカーを予約しょう!
空港出口で待つこと10分ほどで黄色のワンボックスカーがお迎えに来てくれました。
予約している方と一緒にエネオス内の事務所に行き、レンタカーの手続きをします。
レンタカー料金
釣り専用車 4人乗り< 一日 ¥4,500円>
詳しくは下記のHP をご参照ください
では、早速島内を縦横無尽に走りまくりましょうー
イザっ
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