③ 出水から吹上浜!鹿児島泊

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<10/20・木>
湯川内温泉かじか荘10:00発9:45出水麓武家屋敷群11:1512:15道の駅阿久根で昼食13:0013:55焼酎蔵浜田屋伝兵衛14:3015:10吹上温泉立寄り湯みどり荘15:5017:15ドーミーイン鹿児島泊

今日は出水市の武家屋敷~海沿いに鹿児島市へ移動、途中道の駅や焼酎蔵を訪ねます。そして鹿児島の居酒屋めぐり、お楽しみ!!

10月20日(木)☁☀

かじか荘

6:30 おはようございまぁ~す!!
朝から上の湯、入ります。この時間ならまだもいないかも??
急げ!!今日も朝から天気はイマイチスッキリしませんね!

かじか荘

上の湯/男湯 湯船左側の壁の向こうは女湯です。壁の下は30cm位空いていて、お湯自体は一体化してます。男湯の下から、潤沢な湯が湧き出てきています。

やはり誰もいなく貸切状態だったので、面白半分、女湯から足出してみました。
男湯船からパチリッ!!

かじか荘

上の湯/女湯 湯船左奥の壁の向こうは男湯です。
ここは4,5人も入ればいっぱい。
壁のところから出ている蛇口は、温泉だったんです。もともと39℃、蛇口ひねったばかりだと温度低いので、はじめ冷たい水かと思っていました。

かじか荘

上の湯の玄関から見渡す風景です。
山肌に沿って幾つもの建物が所狭しと建っていますね。
赤い屋根は受付やお食事処がある本館、その手前は「下の湯」でしょうか?

かじか荘

庇付き玄関から御食事処に入ります。玄関は入らず御食事処の軒を行くと、ザクロの実が割れていて、先に通路があり、さらに山肌沿い各部屋に入る玄関がありました。

このかじか荘は、日帰りの方がひっきりなしに来るそうです。それも朝7時から夜9時までと長い時間設定ですね。昨日夕方4時半は、ちょうどその日の仕事を少し早めに、ここに来る時間だったようです。それにしても昨日はこの頃一番の入浴数のようでした。
熟練リピーターは、帰った方もいたとか。
できるならば、次に来ることがあったら、日帰り湯でお願いします!!

かじか荘

朝も9時にはもうこんな感じの入りのようです。
近所の方は、「一度この湯の良さを味わうと、もう自宅のお風呂には入れなくなる」と口々に言うことは癖になるんですね、温ま湯って。
と言っていました。確かに魅力的な温泉です。

かじか荘

朝食です。朝は私たち入れて、3組でした。
湯治の方も朝だけの方もいるようです。

今日はあちこち移動があるので、そろそろ次に行きましょうか?
ここかじか荘は、宿泊費が安いですが、コスパ的にはイマイチでした。

かじか荘

玄関からの坂道にはだらけ。かなり急勾配な坂道です。車は向こう側からぐるっと回って下りてきます。上には、昨日の夜一緒にお風呂入った感じの良い従業員の方が、ちゃんとお見送りしてくださいました。

この苔ですよ。滑りそうです。
右の洗濯物が下がっている右側がお部屋でした。
やっぱり木立も鬱蒼としているし、山が迫っていますよね。
では次に行ってみましょう~。

出水麓武家屋敷群

出水麓武家屋敷群

出水麓武家屋敷群は、400年前からほとんど変わっておらず、碁盤の目のように設計された道路、美しい石垣や庭木、風格ある武家門などが江戸時代の武家集落の面影を残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。現在も150戸の武家屋敷が残っています。

島津藩が、肥後に対する守りを強化するために外城制度を設け、薩摩の重要な北の玄関の出水に強固な武家屋敷群を整えました。往時の出水島津藩士の暮らしを偲ばせる屋敷が建ち並び、公開武家屋敷「竹添邸」、「税所邸」の2軒は、当時に沿った復元がなされ、年中無休で公開されています。地元の方の案内で貴重なお話うかがえます。

武家屋敷「竹添邸」

出水麓武家屋敷群出水麓武家屋敷群

「竹添邸」は、上級武士の屋敷、大河ドラマ『篤姫』のロケ地にもなっています。
竹添家は、寛永14年(1637年)肥後の国人吉(球磨城主相良氏の一族)からに移り、代々組頭など出水郷の要職を務めた。

出水麓武家屋敷群

左側の襖の辺りが、奥に見える木戸を通って、上客を出迎える玄関。

この出水の武家屋敷は、いろんな所から精鋭の武士が集められたため、家の作りも様々。出身地の風習に習って居るところが随所にあります。

武家屋敷「税所邸」

出水麓武家屋敷群別所邸

「税所家」は、1600年頃に、薩摩半島西岸加世田から移住を命ぜられ、出水郷の要職を務めた。別所亭の当主は、雨天時にも弓の練習するため玄関と廊下を使った弓的場を設置したり、隠れ部屋、抜け道など当時を偲ばせるものが残されています。建物の建築は出水麓では最古といわれています。

弓置場の天井を見ると一段下がった天井がありますが、天井が上がった部分で弓の練習のための設計です。さすがは薩摩藩の武士、いつ何時のための鍛錬は欠かさぬよう努めていたのでしょう。

出水麓武家屋敷群別所邸

この囲炉裏の横の板の下には、抜け穴があって、敵に襲われた時には、女子供だけはこの下に隠れるようにと、子孫繁栄のためとか。

出水麓武家屋敷群別所邸

この小さな出入り口は、な・ん・と、当時の当主のための怪しい潜戸。
夜遅くに帰る当主のためとか・・・
昔も今も変わらないことの一つ、かなぁ?

出水麓武家屋敷群は、きれいな石垣が続いているので少し町内をお散歩します。
それにしてもこの建物や庭木・生け垣などを維持管理していくのは大変でしょうね。

ちょっと変わった鳥居ですね、サイズが。
雰囲気は厳かな空気漂っていました。
この通りあたりは、電信柱がなければ、江戸時代にタイムスリップした感じですね。

唯一、外見昔のままに、素敵なお蕎麦屋さん発見!
隣の駐車場にもお洒落なバイクが駐車中。そろそろおなか空いたので、目指せ!道の駅です。

道の駅「阿久根」

道の駅「阿久根」

道の駅「阿久根」は、鹿児島県北部に位置し、国道3号沿線にある「道の駅」です。
東シナ海に面し、絶景の場所にあります。

物産館では新鮮な鮮魚、野菜、農水産加工の特産品などや レストランでは前浜で朝に水揚げされたきびなごなど新鮮な魚を使ったおいしい料理が食べられます。

道の駅「阿久根」

お刺身定食、1180円です。
お刺身、茶碗蒸し、小鉢、漬物、味噌汁、ご飯

この日は、きびなご食べたかったんですが、海が荒れていたらしく漁がなく、残念です。

道の駅「阿久根」

タカエビの天ぷら定食、1050円です。
お刺身、茶碗蒸し、小鉢、漬物、味噌汁、ご飯

地物の「タカエビ」の天ぷらは、甘くってピリップリ美味しかったです。
そして、この地元のみかんもこの時期なのに、すこぶるあま~くってびっくりです。

濵田酒造株式会社(焼酎蔵)

濵田酒造株式会社

伝兵衛蔵は、手づくりの焼酎蔵として、明治元年に創業いたしました。
以来、本格焼酎の伝統の味・技・心を大切に今まで続けております。
伝兵衛蔵は仕込みに使う甕や、蒸留器、麹室にいたるまでひとつひとつにこだわりがあります。
長年培われてきた技により、洗練された本格焼酎の原酒が生まれます。
手作業の焼酎づくりだからこそ、その日の天気、温度、湿度にも十分気を配ります。
伝兵衛蔵独特の優しい香り、凛とした空気感さえも大切にして蔵人たちは本格焼酎づくりの誇りを胸に、真摯に取り組んでおります。
そうしてはじめて伝統は守られるということを肝に銘じて、皆さまに愛される焼酎づくりに励んでおります。

この近くを通りかけたら、見学可能なことが分かり、立寄りました。
日本酒の酒蔵は結構な数見てきましたが、東日本生まれのため、焼酎の蔵初めてです。
そしてこちらの濵田酒造は、自由に蔵の中を見学できました。
間近で見る焼酎造り、とっても興味シンシンで楽しかったです。

濵田酒造株式会社濵田酒造株式会社

一応通路が設けられています。作業している方が何気なく言った言葉に、ちゃんと簡単に説明してくださいました。

時間によっては、原料を入れるところなども見学可能のようで、焼酎好きには、必見の蔵でしょう。

幾つもの工程を経て、昔ながらの丁寧な職人たちの姿が美しかったです。
瓶に入れられた焼酎の保管場所は殆ど四方壁の特殊な造りなど鹿児島を感じられる観光場所でした。おすすめ度

明治創業、昔ながらの道具やタンクなども展示されていました。
もちろん工場で買える限定の焼酎も販売、お店の方からいろいろ教えていただき、思わず2本購入!!荷物重くなりますよ!!

外に出たら霧雨が降っていました。
こちらの前庭もスッキリ大人のイメージのエクステリアで、瓶や石の落ち着く雰囲気でを感じました。まだ2時40分ですが、辺りは暗いよぉ~。急ぎましょう!!

吹上温泉 湖畔の宿 みどり荘

湖畔の宿 みどり荘

昭和7年に創業、広大な敷地の中には“みどり池”があり、湖畔に純和風造りの“離れ”が全部で八棟建っています。「日本秘湯を守る会」にも入っていることから、鹿児島市に行く途中にあるので日帰り温泉に入ってきます。

まずは男性用露天風呂です。

湖畔の宿 みどり荘湖畔の宿 みどり荘

男性用はみどり池を見渡せる開放的なところにあります。
湯船は石造り、少し青味がかった透明。

湖畔の宿 みどり荘YMPUS DIGITAL CAMERA湖畔の宿 みどり荘

こちらは女性用の露天風呂です。
男性用から池を半周回った所、奥まっていて少し鬱蒼とした木々に囲まれています。
一人で夜は勇気いりますね!

湖畔の宿 みどり荘

みどり荘は、全室離れのため内風呂も独立して建っています。家族風呂の入口と女性風呂は隣同士、男性用は反対側から入ります。
こちらは内風呂、お家族風呂です。みどり池に面しています。

まっとうな温泉西日本

今回このみどり荘には、この本で知ったのので伺いました。無料スタンプのお宿で、一人分使用しました。
印いただいて返してもらう時に「いつまで使えるんでしょうかね?」と言われて・・・

次は、鹿児島市内のHotelです。
帰り道喉が渇いたので、ちょうど駐車場の広い茅葺屋根のお蕎麦屋さんが丁度あったので、自販機でお茶休憩しました。

自販機のところには、休憩用の東屋もありゆっくり建物見ながら一息つけました。
移築したのでしょうか?もう4時過ぎ、ホテルにGO!!

ドーミーイン鹿児島

17:00 キュンキュン飛ばして、なんとか暗くなりつつな時間にチェックイン。
車で行くとき知らない街には、できるだけ明るい内に着くことにしていますので。

お部屋は7階のダブルルームです。
お部屋の鍵とルームナンバーが手書きで書いてあり、エレベーターを下りてお部屋の鍵開けようとしても何度トライしても開きません???
フロントに戻り確認したら、手書きのルームナンバーがわかりにくくてお部屋を間違えていました。どんな人でもわかる字でお願いしますよ!!!

ドーミーイン鹿児島

それにしても相変わらずドーミーインは寝るだけですね。一応トイレとシャワールーム、洗面台、冷蔵庫など必要最小限に整っています。でもここは荷物置くコーナーあるので助かるわ。

先程訪問した濵田酒造では、地ビール製造していて、ボトルのデザインに惹かれて購入。早速この地ビールでカンパ~イ!!

喉を潤したら、鹿児島の愛される居酒屋に出かけましょう。

鹿児島 味乃さつき

 味乃さつき鹿児島

ホテルからすぐ近くのようなので歩いて向かいます。天文館エリア、繁華街ですね。
飲み屋さんがひしめく通りに、味乃さつきはありました。昔ながらの小さな小料理屋的な外見です。のれんをくぐると、本日始めのお客のようです。

小上がりに座り取りあえずビールでカンパイです!今日も一日走りましたっ!
お刺身の盛り合わせを頼んで、突出しは豚味噌と冷奴です。冷奴はとってもクリーミーな舌触りで、美味しかった!お料理期待大ですね!!そしてお刺身には、鹿児島に来てずっと食べたかったキビナゴが食べられて、良かった。付け合せのツマには、変わった感触の大根のような野菜がシャキシャキして美味しかった。

味乃さつき鹿児島

おっと!次からはこのお店のおすすめを適当に出してもらうことに!!
で、やっぱり鹿児島に来たらさつま揚げでしょー、でも本場ではなんと「つけあげ」と言うらしいんですよ。びっくりしました!!

味乃さつき鹿児島

白ナスの煮物で甘からです。鹿児島は始めてきましたが、ちょっと味付けが独特です。
お刺身の醬油には、かなり甘口の刺し身醬油が好まれるようですが、これはちょっと口に合いませんが・・・

ここらで地元の焼酎に変えて、嶋らっきょも合いますね!!

味乃さつき鹿児島

薄だしの大根油揚げと豚コマの煮物、とても上品な薄味です。以前奄美に行ったとき郷土料理で似たような煮物を食べたっけ?

味乃さつき鹿児島

最後に鶏手羽元とこんにゃくでした。
本日は、お料理はテンション高く明るい女将のおすすめの数々でした。
お醤油がちょっと・・と言ったら「まだまだだねぇ~」と一言!!
お店は、いつの間にかカウンターが常連さんで賑やかになっていました。
帰りに近くに美味しいラーメン屋をお聞きしたら、ちょうど一段落したから、と言って外に出て連れてって貰いました。かなり親切!!鹿児島来たら必ずリピしますよ~!!

ラーメン専門店 のり一

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独特な雰囲気を醸し出している赤のれんから昭和のオーラ感じますね。
天文館の中でも飲み屋が建ち並ぶ文化通り近くに、飲んだ後の〆のラーメンとして永く鹿児島の人々に愛されて、飲み屋の女将さんも絶賛していました。

味乃さつきの女将さんがビルの抜け道教えてくださったので、すぐ裏でした!!
店内は、明るい雰囲気で、おばさんがラーメン作っていました。

メニューが潔く、ラーメン中大、湯で玉子、めし、おにぎり・・

ラーメン専門店 のり一

来ました!!かなりあっさりしたスープは半透明で、やさしい上品な美味しさあります。
チャーシューともやし、青ネギ。半分ぐらい食べると少し物足りなくなって、コショウとニンニクで完食です。なんとなく判りましたっ!飲んだ後のラーメン!!です。

無事本日のミッション完了!!
お休みなさい。

④ 知覧と枕崎指宿と人気屋台村!
<10/21・金> ドーミーイン鹿児島9:00発10:00知覧武家屋敷庭園11:0511:20知覧特攻平和会館12:0012:45...

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