今回もJR東日本「大人の休日倶楽部パス」の4日間新幹線乗り放題チケットを利用して、東京から、田沢湖、秋田、鶴岡、新潟などをぐるっと駆け巡る鉄道旅。秋田県・乳頭温泉郷2泊と山形県・湯田川温泉1泊の3泊4日の日程で、東北の温泉地を訪れます。
以前から行きたかった乳頭温泉郷『鶴の湯』では、人気で日本一予約をとるのが難しいと言われている『本陣・一番』のお部屋を確保するため、相応の努力もしてきました。宿泊予定となる2019年1月の6ヶ月前にあたる2018年7月1日午前7時ちょうどに、家中にあるあらゆる電話機を繰り出し夫婦で手分けして予約の電話を掛けまくった結果、奇跡的に電話が宿と繋がり、予約を勝ち取ることが出来ました。
『鶴の湯』のあとは、これまた隠れた人気で温泉通にも評価が高い、鶴岡市郊外の湯田川温泉『珠玉や』。
この2つの人気温泉旅館に滞在し雪見のお風呂を満喫するという、なんともはや、誰もが羨む夢のような温泉旅を実現することになりました。
そして、旅は道連れ。今回も、いつもの&+の3人旅で楽しみます。
今回の行程
2019/1/18~1/21・3泊4日
■ スケジュール 『大人の休日 雪の鶴の湯&珠玉や』
<2019年>
1月18日(金)念願の鶴の湯本陣宿泊と雪見の露天風呂 このブログ
1月19日(土)乳頭温泉郷の3湯巡り、蟹場温泉・大釜温泉・妙乃湯
1月20日(日)湯田川温泉で珠玉や&九兵衛旅館、5つのお湯を制覇
1月21日(月)鶴岡・藤沢周平記念館、立ち寄り新潟で昼飲みハシゴ
2019/1/18(金)旅は1日目 ☀☃ 東京~鶴の湯
上野駅こまち15号 10:26発田沢湖駅13:10着バス乳頭線田沢湖駅前14:20発アルパこまくさ14:54着鶴の湯送迎車で約15分15:15 鶴の湯・本陣一番泊
10:15
おはようございま~す。
ここ数日、天気予報によれば北日本方面は猛烈な吹雪との情報なんですが、今日の東京は、晴れ渡った青空が眩しいくらいです。
では、モコモコ着込んで出発します。
「秋田新幹線・こまち」と「東北新幹線・はやぶさ」は、ともに一緒に盛岡駅まで行き、そこで秋田行と新函館北斗行に別れます。今回は、上野駅から「こまち号」に乗り込み、乳頭温泉郷の最寄り駅である秋田新幹線・田沢湖駅を目指します。
こまち15号、上野10:26発→田沢湖13:10着。
「こまち15号」は、上野駅からの次の停車駅が仙台駅とは知りませんでした。へー、ノンストップ区間、結構長いんだ!
おっと、時間どおりに赤と銀色の車体がスッーとホームに入ってきましたよ。
雪で遅れたり立ち往生しないように、祈りながら行ってきます。
こまち号の車内は、座席のファブリックは黄色で明るいし、シートピッチもゆったりと設定され、かなり快適です。
この車両は指定席車両でしたが、9割以上乗客で埋まっていました。私達と同じく「大人の休日倶楽部パス」利用の熟年層の乗客が、かなりの割合を占めているように見受けられました。
大人の休日倶楽部パスは、毎年、6月、11月、そして年明け1月の年度3回、指定する4日間有効の東北エリアの新幹線乗り放題のチケットが一人15,000円で発売されます。
利用できるのは50歳以上の高齢者に限るなどのいくつか条件がありますが、正規運賃に比べ非常に格安で新幹線乗り放題きっぷが使えるため、年々利用者は増えているようです。
以前、私達は国内旅行する際は、遠いところは飛行機、近場はマイカーを利用するケースが多かったのですが、2016年のJR東日本の大人の休日倶楽部パスに関するコンテストで、これに応募し図らずも優秀賞となり、その時のご褒美として新幹線の無料招待旅を体験して以降、すっかり鉄道旅にもハマるようになりました。(ご褒美旅行の時のブログ記事は、以下を御覧ください。)
鉄道旅は、マイカーと違って、疲労がないし、安全かつ迅速。そして何と言っても、移動中にお酒が自由に飲めることが飲ん兵衛にとっては嬉しい。
大宮あたりの空。
晴れ渡った青空と窓側は陽が差し込んでポカポカです。
そろそろ乗車して1時間過ぎましてちょうど車内販売が通過する時ちらっと・・
あっ、そうだ! 「ほや ください!」
今回は秘湯にこもるから小箱が4つ入った大箱を大人買い。
では旅の無事を祈って、ビールでカンパイ!!
「大人の休日倶楽部パス」@15,000円 < ¥45,000 円 >
新幹線車内販売/ほや大箱 < ¥1,400 円 >
▶▶▶
仙台を通過した頃ちょうどお昼になりました。
雲が浮かぶけど晴れています。
前の席のお隣の人が仙台で降りたので、前席をクルッと回して私達3人は対面になってお弁当にします。
上野で新幹線に乗り込む前に、アトレ上野の1F「THE GARDEN 自由が丘 上野店」へ行って、いろんな名店のお弁当が並んでいる中から3種類選びました。
一つは「銀座ハゲ天の天むす5個入り」
新幹線の中で一口でパクっと食べやすくって、冷めても美味しいエビ天ぷらとおにぎり。
3人で食べるのには最適でした。
次に「ぶりの照り焼き2段弁当」で「THE GARDEN 自由が丘上野店」の人気商品でした。
コンパクトな細長パッケージが2段にぎっしりといろんなおかずが入っています。
よく考えたら3人でシェアすることをあまり考えなかった!
美味しかったけどおかずを分けにくかった。
そして、駅弁で人気のある、鱒が一重の「富山 ますのすし」
明治41年に発売以来から受け継がれるますのすし。良い塩梅の鱒を殺菌作用の笹で包んで本物の竹で押し寿司にした一品で、酒のつまみにもなって美味しい。
残念なのは、簡単なナイフが付いていて自分でカットするのですが、なかなか笹からすしが剥がれなくって四苦八苦、手もベトベトになる・・
ちなみに外箱のパッケージデザインは、私達が好きな中川一政画伯の作。鱒のオレンジ色のヘタウマ文字と墨色で鮮度の良さそうなダイナミックな鱒の顔がいいですね。
しばし缶ビールとお弁当をつまみながら話しながら夢中でお昼食べていて、
ふと車窓を見たら・・
あらっ!びっくり、真っ白な雪景色になっていました。
やっぱり東北は雪が降っているんだなぁと実感が湧いてきました。
どんどん山の雪景色に変わって、
あと少し、次が田沢湖駅です。
今は雪は降っていませんが、情報によると訪れるエリアは雪マーク。
13:10
田沢湖駅には定刻通りに到着しました。
駅にも雪が舞い散って、真っ白になっています。
ホームに降り立つと、ヒューッと冷たい風が吹いて急に体がブルッと感じました。
ポカポカの新幹線から下りると、全然違う温度で寒~い。
田沢湖駅のホームに降り立つと目の前の龍のオブジェが印象的。
とりあえず、構内の観光センターで次に乗るバスの時刻表を確認します。
バス案内カウンターで、「アルパこまくさ」までのチケットを購入。
田沢湖駅前①乗り場から14:20発で向かいます。
羽後交通・乳頭線でアルパこまくさ@620 < ¥1,860 円 >
バス出発まで時間もあるので、快適な温泉ライフ送れるように、この近くのお店でおつまみとお酒を仕入れておきましょう。駅広場の向こうに良さげなお店が見えたのでそこに行ってみます。
駅舎を出て振り返ると、あれっ、この田沢湖駅舎って凝ったデザインのような?外観を見るとガラス張りで周りの風景から一つ飛び抜けています。
でも、駅舎の使い勝手は今ひとつ。駅構内の動線は不便だし、きっぷ売り場や改札口周辺、待合室や売店などの駅利用者にとって大切な必要スペースが大幅に不足していて、逆に、バカでかいジオラマ展示施設などのどうでもよいような無駄なスペースばかりが目立ちます。きっと、設計者は駅とはどういうものなのか、何が重要なのか、よく分かっていないんでしょうね。私達の目から見ると、これは明らかに失敗作ですね。
田沢湖駅前広場では、明日は「秋田犬イベント」があるとのことで、ちょうどその準備のため秋田犬の雪のオブジェを製作中でした。最初そのことを知らなくて、雪のオブジェがイノシシに見え「あっ、雪のイノシシだ」と声を出したら、それを作っていた人から白い目で見られてしまいました。ゴメンね。
● 田沢湖市(いち)
駅前の駐車場向こうにある物産館です。産直の食品やお土産、秋田の地酒、はちみつなどが並んでいました。
店内は、「秋田の利き酒」「はちみつ専門山のはちみつや」「田沢湖地そばそば五郎」が入っていて、駅で待ち合わせなど余裕時間があるならば覗くのも良いでしょう。
バス出発までたっぷり時間もあるので、ゆっくりじっくり地のお酒とビールを選んで、おつまみにいぶりがっこを何種類も試食して品選びをしました。入口付近にちょっとだけ野菜コーナーがあり、肉厚の大きなしいたけが5~6個入って130円だったので、なぜか購入。
はちみつ屋の試飲の「りんごはちみつ」など頂いて時間を過ごしました。
田沢湖市 < ¥4,640 円 >
純米大吟醸高清水、ビール、しいたけ、いぶりがっこ、みそ納豆など
14:20
そろそろバスの時間なので駅前バス停に移動。
田沢湖駅を出ると右側にあるバス停です。10分前に行くと、誰もいないけど・・
風が冷たくって寒い。羽後交通の乳頭線の路線バスを待ちます。
少しすると誰も乗っていないバスが到着したので乗り込みました。
1~2分でパラパラ乗り込んできました。少しはいるんだなぁ
と思いきや、駅に新幹線が到着したのが見えて・・
すると、駅からみんな列をなしてバスに向かって歩いてきます。
えっ!驚いていると、次から次へと乗客が乗り込んできて席がいっぱいになりました。もう乗れないと思ったら、この路線バスの後ろにもう一台バスがいつの間にかやってきて、係の人が後ろに案内していました、へえっ~増便して2台で行くんだぁ?!
そして14:20分に田沢湖駅前を出発しました。
乳頭温泉郷に向かう途中の車窓です。駅前から10分ぐらいで民家がない道路を走ります。
さすがに雪の積もった高さが増えてきました。
走り出してもうすぐ約40分。
運賃表がもう620円になっているのでもうすぐ「アルパこまくさ」かしら?
「アルパこまくさ」に到着すると、「鶴の湯」の送迎バスが停まっていたので一番に乗車しました。びっくり!凄いのはバスに乗っていたお客さんの8割が鶴の湯のお客さんのようで、次から次に乗り込んできます
バタバタ乗り込んできたので送迎バスの外観の画像もありません。
とにかく2台の送迎バスは、補助席までいっぱいに乗り込んで宿に向かいました。
走り出して10分ほどで「鶴の湯」の看板が見え、ここを左に曲がります。今度は、林道らしき細い道を更に走り続けます。
道の左右は1-2mくらいの雪の壁がずっと続く下り道です。
途中、鶴の湯の系列宿「山の宿」が見えて、さらに10分位走った奥にぽっこりと「鶴の湯」見えました。
● 乳頭温泉・鶴の湯
乳頭温泉 鶴の湯に到着し、混雑しているバスを一歩降りると、
そこは雪が舞い散る冬景色に覆われた江戸の村かと思うほど、素敵な風情がお出迎えです。
< 鶴の湯温泉 平面図 >
①~⑦ は温泉位置、まずはじっくりと平面図を見ておきましょう!
早速、入口の→門を通って本陣奥にある玄関の階段を上がった事務所でチェックインします。
入口ドアから階段を上がる右手に、水が流れるドリンクコーナーがあって、数段上がってもう一度ドアがあって建物の中に入ります。
階段を上がった先の事務所フロントがかなり狭くて窮屈です。5~6人でいっぱい。
送迎バスから一緒に降りて宿泊する人のチェックイン手続きで大混雑でした。中に入りきれない人は外で順番待ちで待機していますが、時折雪が降ってぴゅ~ぅ。
私達は受付3,4人目でしたので比較的早く宿泊手続きを終えることができましたが、このあと部屋に案内するので事務所の玄関出たところでしばらく待つように言われました。
外は相変わらず雪が舞っていて・・
▶▶▶
10分くらいして、ようやく宿のスタッフが現れました。目の前のお風呂の説明と朝食の場所など早口で説明され、部屋へ案内されました。
・・・・
じゃぁじゃ~ん
【 本陣一番 】
はい、これが「本陣・一番」のお部屋の玄関前です。
雪が積もった3段の石の階段を上がります。
木戸を開けると・・
まるで、まるで江戸時代!迷い込んだようなタイムスリップしたような、このお部屋!
最初に見えるのは玄関そばにある囲炉裏。
そして、その奥に座卓、全部で12畳ほどの広さです。
本陣では、唯一この「一番」の角部屋だけが廊下があって、広く使えるのかなぁと思っていましたが、廊下に出るガラス障子は固定されていました。冬は使用出来ないようです。寒さから部屋に風が入らないように、ガラスの障子の奥からビニールを張り開かないようになっていました。3人で寝起きするので荷物置き場にできると想像していました、残念。
お部屋の奥には石油ヒーター、上にティッシューと何故かガムテープが備えてあります。
壁にはフックとヒーター上にハンガー、タオル掛け。そして何故かホウキもあります。
江戸時代からの部屋にも時代に合わせて、見えないような位置に洗面台とトイレが振り分けられ改造されています。
右手の押し入れには、お布団セットと浴衣・丹前・紐・タオル・バスタオル・小袋がセットされています。今回寒い時期なのでダウンコートで行きましたが、炭火が飛ぶのではと心配だったので、押し入れにしまっておきました。
午後4時になったら、囲炉裏に火が入りランプも灯りました。
アルコールランプは、仄かにあたりを照らして雰囲気抜群に。
自在鍵の画像の部分は、「寿」って文字かしら?
入口の下駄箱は年季の入った棚でスリッパと長靴が備えてありました。雪の時はやはり長靴が一番です。長靴の大きさが気になって、スタッフに確認したら3号館の玄関で好みのサイズを選んでOKみたい、早速小さいサイズと大きいサイズに変えてきました。
▶▶▶
少し荷物を整理して、早速お風呂にGO!
ここでお風呂の位置図を確認。
「鶴の湯温泉」
① 中の湯/男性、混浴露天風呂へ
② 中の湯/女性、混浴露天風呂へ
③ 白湯/女性
④ 白湯と黒湯/男性(脱衣所が共通)
⑤ 黒湯と露天風呂/女性
⑥ 白湯、女性(左側)/男性(右側)、事務所の先にある玄関から右の右へ
⑦ 貸切風呂2ヶ所 、事務所の先にある玄関から入って二階に上がり渡り廊下の先
『 鶴の湯には4種類の泉質の異なる源泉があり、それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれています。その昔地元マタギの勘助が山の中で傷を温泉で癒しているのを見つけたのが鶴の湯の名前の由来だといわれています。』HPより
▶▶▶
16:15
では、ひと風呂浴びに、ガンガンと湯巡り始めます。
浴衣に丹前を羽織って長靴履いて玄関を出ると、ワォ~雪が舞っています。
雪の鶴の湯的には理想的だけど、実際はもの凄~くさ・む・いぃ~~。
小走りで橋渡って・・
最初は、④白湯と黒湯へ。
男性脱衣所は、共通になっているので両方入れて便利な構造でいいネ。
こちらは画像ちょっと曇っていてボケてます。笑
+は最初、③白湯へ。女子脱衣所に入るとびっくりするほど非常に寒いです。
昔ながらの簡単な衝立てを挟んだだけのお風呂場です。
最初にかけ湯をしたらとても熱く感じましたが、周りの空気が冷たくってパッと湯船に体を滑り込ませると、おぉぉっ~、いい塩梅の湯加減で気持ちいいっ!
白湯は美人の湯、別名冷えの湯
効能は含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)。
さすが、少しの間でかなり温まりました!
心地よくなったのでイザっ!鶴の湯の人気たるゆえんの混浴露天風呂へ
<画像は鶴の湯HPより>
は、①中の湯から混浴露天風呂。
+も少し遅れて、②中の湯/女性から、混浴露天風呂へ入ります。
源泉は白湯で先程と同じ効能ですね。
女性は脱衣所から中の湯に入りじっくり温まってから、
勇気を出して極寒の通路を歩いていくと衝立ての先に、
露天風呂へ入る階段を2段降りて、体をすっぽり湯に入り顔だけ出す状態で前進していくと、
上の画像のような美しくて幻想的な雪の露天風呂の景観に出会えます。
あずま屋の右手に岩があってこの周辺の底から源泉が湧いているので、
ところどころ熱いのでお気をつけて!
さらに右手奥には上から源泉が湧き出ています。
ここで楽しい出会いが・・
混浴露天風呂で出会った「台湾人の女性チョウさん」は、なんとこの冬の日本に11日間滞在して雪の北海道~東北の温泉めぐり一人旅なんですって!!びっくりしました。
彼女が一番印象的だったところは「蔵王の樹氷」、などとお話しが盛り上がり。
湯上り後、鶴の湯本陣一番にご招待&記念撮影。
湯上がりに本陣一番に戻ってきたら、もう囲炉裏にイワナがスタンバイ!
もうすぐ夕食の時間のようです。
ランプの明かりと囲炉裏に炭火も入りイワナも刺され、朱塗りお膳も運ばれ、みんな着物着ている、思い出の一枚になりました。
ここで宿のスタッフがお酒類を運んできたので、チョウさんはお部屋に帰りました。
今から囲炉裏を囲んで宴会の始まりぃ~。
ここでスタッフが、事前に頼んでおいた瓶ビールともっきりを運んできました。
コップ酒「もっきり」をさっそくグラスに注ぎ・・ 地元の辛口刈穂 410円
本陣の夕食は部屋出しなので、冬はあったかい炭火を囲みながらいただきます。
囲炉裏に朱塗りの低いお膳、料理はきのこ、あざみ煮、白和え、がんも煮、豚肉ときのこのホイル蒸し、お新香三種。
では、念願の鶴の湯本陣一番にカンパ~イ!
とサッポロ黒ラベルをグビグビっと!
囲炉裏の炭火は部屋中をふんわりと包むように暖かくして、心地いいよぉ~。
宴もたけなわ、田沢湖駅前のお店で買っておいた地酒・高清水もいただきます。
江戸時代に思いを馳せながらも、座って足が痛くなってきました。
そろそろ囲炉裏のイワナも食べごろかしら?
イワナ串を用意されたお皿に。
遠赤外線の炭火で焼いたイワナは、身がホロけるように柔らかくって、皮が香ばしくて美味!
そして食事の途中、宿のスタッフが運んできた鶴の湯名物「神代産の山の芋の鍋」は少し前から囲炉裏の炭火で温めてあります。
山の芋団子は一口食べると、まるで里芋?
山の芋だけでつなぎは入れなくても団子状になるそうよ、弾力あって美味し~~い!
飲んでいたらホイル焼きがすっかり冷めたので、囲炉裏の五徳の上に置いて温め直したら?グッドアイディア!!そして思いつきました。
「田沢湖 市」で何故か買ったしいたけを思い出して、ホイルで包んで炭火で蒸し焼きしたらあつあつ肉厚でジューシーで最高に美味しく、燻りがっことご飯もいただいて。
ふぅ~~、お腹いっぱい!囲炉裏の火を見ながら美味しいくいただきました。
ごちそうさまでした。
▶▶▶
食事の後だんだん炭火が消えてきて、
途端に部屋の中全体の空気がキュ~ンと冷た~くなってきました。
ウわぁぉ~もうぅ、温泉に入りにいくしかない!
ちなみに本陣一番には、テレビや電話がありませんので、夜は何もすることもないのです。
飲むか、寝るか、温泉か
20:50
では本日3回めのお風呂は、
は、①中の湯/男性、混浴露天風呂へ
+は、⑤ 黒湯と露天風呂/女性。
外に出ると漆黒の闇夜に雪景色&雪灯篭がキラキラ!
きっと本陣の長屋も雪に覆われて江戸時代から変わりなく続くこの風景
そう思うと胸がキューンと熱くなりますネ。
温泉で芯まで温まって幻想的な雪の上を歩いて戻ります。
本陣一番に戻ったら、みんなで少しだけ静かに二次会して長い夜を楽しみます。
・・
そしてめくるめく移動の一日もここまで。
おつかれ&おやすみなさい。