2017/4/24(月)旅は14日目 ☀ Lisbon 6th
リスボンは6日目、今日でこのリスボンともお別れの日がきてしまいました。午前中はロシオ駅周辺でお買物、その後荷物のパッキングして空港へ。そしていよいよ帰国です。残された時間を楽しもうぅ~。
09:00
おはよーございます!リスボン最後の朝食は、老舗のCafeでおしゃれに食べましょう。
場所は、シアード広場側なので、ロシオ広場⇨サンタ・ジュスタを通って行きます。
ホテルのお部屋の窓からみた大通りは緑いっぱい!
このレモン色の建物はアレグリアホテル。ソフィテルからすぐ近くの路地を入ったアレグリア広場に面して建っています。当初、このホテルはリスボン滞在時の宿泊ホテル候補の一つに入っていました。3つ星ですが、ここの最上階のスイートルームが広くそしてチャーミングな割にはリーズナブルな価格なので、最後まで迷っていました。こじんまりした落ち着いたホテルで、やはりなかなか良さそう。
じゃぁ、また大通りに戻って
グロリア線をチェックしてロシオ駅の前を通ってロシオ広場へ。
サンタ・ジュスタの前を通ったの何回目?
そしてガレット通りをいくと、
A Brasileira
1905年創業の老舗Cafe、そしてこの界隈のランドマーク的な存在。
1Fは軽食などのCafeで地下に行くと本格的なレストランになっています。
見てください!!大きな時計や天井やシャンデリア、壁のアートなど創業からほとんど変わらぬインテリアがノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
かつては知識人や芸術家などの社交場として文化の中心的な場所だった時期もありました。
奥まで続く長いカウンターの入口付近は、気軽に立ち飲み出来て、朝など混み合いそうです。
この奥の席に座ってカプチーノとサンドイッチをいただきました!
店内は、見えるところすべてがクラッシックでレトロな世界、近くにあったらリピしたいお気に入りのCafeです。カプチーノもいいね。
階段を降りるとレストランとトイレ。
天井もオレンジ色が可愛い。
A Brasileira < 6 € >
カプチーノ、サンドイッチ
外のテラス席の脇には、Cafeの常連客で詩人フェルナンド・ペソアの銅像があり、観光客はここで並んで記念にパチリッ!撮影スポットになっています。
次はカモンイス広場に移動します。
Cafeからすぐの広場は、まわりをトラムが走り、広場の中心にテラスCafeがあります。みんな窓口でオーダーして、美味しそうにオレンジジュース飲んでいたので、真似してフレッシュオレンジジュース飲んでみました。ん、やはり美味しい!!
オレンジジュース < 2.8€ >
次は、ちょっとお土産モノを買おうと雑貨屋さんに向かいます。
● ヴィーダ・ポルトゲーザ/Vida Portuguesa
ポルトガル人に昔から愛されている伝統的な小物や雑貨などが所狭しと陳列されています。センスの良いお店です。ここではアズレージョの鍋敷きタイルとレトロな包み紙の石鹸を購入。
Vida Portuguesa < 30 € >
石鹸、アズレージョ
● Manuel Tavares
1860年創業の老舗で、店内はワインやお菓子チーズ、パテなどが陳列されています。ロシオ広場に面しているので場所柄地元の人と観光客で賑わっています。
ここではパテを購入。
Manuel Tavares < 9 € >
バカリャウのパテ
Cafe Beira Gare
そして、いつものお店へ。もう何度目?でももう本当に最後の駅前ビールとなりました。リスボン5日滞在で5回通ったのかなぁ?本当に使い勝手の良すぎるお店です。
こんなにフレンドリーになっちゃったんです。
カウンターの中はコックさんで、肩を組んでいる彼は「トムハンクス似」のウェーター。いつもお店に入ったときからいろいろとお世話してくれて、ほんとに楽しく過ごせたわっ!!
この後の飛行機で帰国すると最後のご挨拶。いっぱい飲んで、チップはずんで、チャオ!!
Cafe Beira Gare < 3.5 € >
11:30
お部屋に戻ってもう一度荷物のパッキング。
その後13時にチェックアウトします。
そしてtaxiで空港へ
ビール、ホテル税など < 9 € >
ホテルからtaxi < 13 € >
ウンベルト・デルガード空港に到着して、広いTAPポルトガル航空のカウンターでチェックインしましょう。最初はここからロンドンにフライトです。
<TO356 319> リスボン15:05発 ⇨ ロンドン17:45着のスケジュールでこのフライトはエコノミーです。早速セキュリティーチェックとイミグレーションを通過しましょう!
セキュリティーチェックとイミグレーションが混雑していて時間かかりました。フゥ~。
さぁ、お決まりのラウンジを探しましょう。
実は、この旅行の前、2017年1月から3月にかけ、SFC獲得のためバンコク、シンガポール、シドニーの旅をして、3月末には50000プレミアムポイントを達成していました。達成するやいなやANAデスクに電話して、この旅行のスタート日である4月11日に間に合うよう『プラチナ・ステータスカード』の郵送をお願いしました。ANAデスクは、『郵送でのお届けには通常2週間程度の時間がかかるのですが今回そういう事情でしたら期日までにお手元に届くよう手配を急ぎます』とのありがたい対応があり、今回の旅行にこのプラチナカードを携行することができました。
なので、リスボンからの帰国便はチケットはエコノミーながらスタアラのラウンジを利用できるのです。
ポルトガル航空のラウンジです。ところが着いた時には満席状態でした!!広い割には椅子とテーブルの配置も悪くもっと空間を利用できるのに!!
軽食類など味はまあまあです。ただし時間的にかと思われますが、新しく追加されたお料理の一皿一皿は、瞬く間になくなってしまう状態!!
どうにか、いつもながらビールとおつまみでゆっくりと時間まで過ごします。
14:20にそろそろゲートに移動しますが、
この頃は、ラウンジからゲートまでが思ったよりも時間が掛かるところがあるので、気をつけて早めの行動を。
コックピット方向に向けてPhoto撮ったらなんときっと今日の飛行のパイロットと目があっちゃいました、ねッ!そして機内に乗り込みます。
・・と気がついたら2時間半経って、眼下を見るともうぅすぐ、ロンドンです。
さぁ、乗り換えをスムーズにしないと時間的に危ないかも??
急いで速やかに移動、
これは大変だぁ、まずはパスポートチェックがもう一度あるようです。
さっきリスボンで出国したのに??再びイミグレーションを通過ですが、それがまた係員が2人しかいなくて長蛇の列。さらにその上その前にも係員がいて、書類チェックする。
1時間15分しか時間がないんですけど・・
やっと済んだと思ったら、ここから15分歩きますって、掲示板が! ガァ~ん!遠い!
・・必死に歩いたら次なる難関が待つ受けていました!!
なんとしつこい魔のセキュリティーチェック!!ここにたどり着いた時にびっくりしたのは、またまた見たこともない長蛇の列!!一人ひとり徹底的なチェックが始まります。
殆どの人はTシャツ、裸足まで脱ぐんですぅ。
・・ところでまずが再検査に引っかかって!!なんでぇ~、
実はカメラ用のバッテリーを2人分10個を一緒にバッグに入れていたかららしい、バッテリーをしつこく機械にかけてチェック!ふぅ~。
・・ところが次のも再検査に引っかかって??どうしてぇ~、
なんと100ml以下の液体入れるジップロックの袋のサイズが少し(3cm位)大きかった!!
それだけなのに、その中身の化粧水とクリームを何度も機械にかけていて、チェック、
はぁ~っ、まだ間に合うからいいけど、こんなに時間掛かるんだぁ!!
・・ここで一人の日本人の20代女子がバッグの再チェックされていたけど、その時に何かの書類がないからもう一度パスポートチェックのところからやり直し!!とか言われていた。
あんなに係員が事前チェックしているのに、ここから戻るぅ???もう15分歩いて戻って、また15分歩いて来たら、絶対間に合わない!!
B46ゲートでこの子のことが気になって待っていましたが、とうとう20代女子戻ってきませんでしたよ。やはり間に合わなくて飛行機に乗り遅れた様子。かわいそうに!
ロンドンで乗り継ぎは思った以上に時間がかかります。今回の乗り継ぎ時間は1時間15分ありましたが、これでは間に合うかどうかギリギリの時間。ちょっとでも乗継便が遅れたらアウトです。皆さんも十分にお気をつけくださいませ。
<NH212 77W>ロンドン発19:00 ⇨ 羽田着14:40、エコノミーで発券しました。
この便はプレミアムエコノミー席の設定があります。SFCを獲得し『ANAプラチナカード』を持っている我々は、この特典をフルに活用し、プレエコシートへの無償アップグレードに成功。出発24時間前にならないと席が開放にならないので果たしてうまい具合に2人分の空席が確保できるかヤキモキしましたが、当日のロンドン⇒羽田便のプレエコ席はガラガラ。ツイていました。ほっ!
24時間前に当たる前日の7:00PMに、リスボンのホテルで持参したノートPCの前に張り付いてアップグレード手続きをした甲斐がありました。
は~い!またまたのプレエコシート、3月のシドニー旅に引き続きですね。羽田までの長旅にはありがたいアップグレードサービスです。
しかもこの日の便は乗客が少なく5割程度の搭乗率、我々2人の席は最前列中央のプレエコ4人席を2人で独占できるという余裕の空間。隣席を小物置き場として贅沢に使ったうえ、隣を気にしなくて良いのでぐっすり眠れました。
ひさしぶり~な和食です。ワインと一緒にいただきます。
アイスクリーム付き。
無事、無事、羽田に帰ってきました。
4/11~4/25,久しぶりの長旅15日間、大きなトラブルもなく、健康に過ごせて良かった!
今回はずっと行きたかった3都市、とうとう訪れることが出来て、思ったよりも!思った以上!に素敵な時間を過ごせました。
それでは、バルセロナ・マラケシュ・リスボンの食歩記ここでEND。
<旅を終えて>のひとこと
今回の3都市バルセロナ~マラケシュ~リスボンと、念願かなって憧れだった都市に訪れたことが、嬉しくって感謝の気持ちでいっぱ~いこんなチャンスが持てたのも、ポイントでの無料航空券GET!が大きな要因。アフリカ大陸にも行き、ユーラシア大陸最西端のリスボンまで足を伸ばせたこの計画のスケジューリングが素晴らしかった!!
バルセロナでは興味津々でガウディのサクラダファミリアなど建築的な建物に魅せられて
マラケシュではリアドとメディナ地区の魅力に吸い込まれて
リスボンではトラムなどの足の良さと美食の素晴らしさに出会えて
また次は違う季節にも訪れたいお気に入りの3都市となりました。
<旅を終えて>のひとこと
陸マイラー活動を始めたのが2016年の春。それから半年経った2016年の暮にそれまでに貯まったANAマイルで特典航空券を発券し、2017年4月に実現したのが今回の【バルセロナ⇒マラケシュ⇒リスボン周遊2週間の旅】でした。
あっけないくらいに簡単にマイルが貯まり、それを使ってこのような素晴らしい旅ができるなんて、まさに『陸マイラー活動のおかげ、マイル様様』です。これまでいろんな制約(主に懐具合ですが・・)で躊躇し踏み出せないでいた、『あの国に遊びに行きたい!あの街であれを喰らいたい!』という願いが、夢物語ではなく現実のものとしてすぐ手に届くところにあるということを改めて認識した旅でもありました。
すっかり、味をしめてしまいました。基本タダの航空券、しかも行きはビジネスクラス、帰りはエコノミーながらSFCのご威光を発揮してプレエコへ無償アップグレード!こんなことって現実に『アリ』なのですね。
いま時点(2017年9月)で、夫婦二人して貯まった(時間をおいて貯まる見込み)の特典マイルは100万マイル以上。これを原資に、向こう3年間の海外旅行計画を作り上げました。だいたい3ヶ月に一回のペースで世界各地を訪れる予定です。
今回訪れた3都市ではいずれも素晴らしい体験ができましたが、なかでもポルトガル/リスボンは大いに気に入りました。1回きりではもったいない国、もっともっと深く知りたいと、早速、再来年に予定するヨーロッパ旅行ではポルトガルにミディアム・ステイするよう計画に組み入れました。
とりあえず当面の特典航空券を発券済みの旅行は、2018年1月香港&マカオ、3月上海、5月ナポリ&シチリア周遊の3つです。いずれの国も食い物天国、きっと美味しいものが我々を待ち受けていることでしょう。
さあ、旅はまだまだ続きます。お楽しみに!!!
はじめからもう一度