Myanmar④ 恐怖のサンライズ観賞、今日は馬車をチャーターして仏教寺院の遺跡めぐり

2017/7/20(木) ミャンマーの国旗フリー画像 旅は4日目

今日は朝ご来光を拝んだあとホテルに戻り朝食。その後は、一日馬車をチャーターして、オールド&ニューバガンの仏教遺跡を効率よく見て回ります。
突っ走りますぜっ!

下図は、本日巡る「バガン遺跡一日周遊Map」です。

05:00
日の出を鑑賞するために朝5時にtaxiを予約しています。
ただ、起きてみたら今朝は曇っていてご来光はどうも期待薄。でも、わかんないですね行ってみないと・・

時間通りタクシーが迎えに来て・・
乗り込もうとしたら、カメラをお部屋に忘れたのに気づき、部屋に取りに戻ることに

戻ってキーを鍵穴に入れて軽く回したら、
なに?何?なに~~ぃ
なんと・・・・こんな急いでる時に?????
こーゆーことって起こるんですよねっ!考えもしないことが、
ジャジャジャジャーン!!
なんと、鍵が折れちゃいました??

仕方ないのでフロントに言ったら、
まだ朝早すぎてエンジニアがいないから、帰って来るまで直しておく、とのこと。
ありえないよね??

もう行かないと!日が昇っちゃうよ!!

② Bulethi のパゴダ(プーリエビー)

taxiで20分くらいのところにある古い遺跡寺院のひとつ。上に上がって回りの遺跡群を見回しながらご来光を見る日の出ツアー。タクシードライバー曰く、知る人ぞ知る、穴場のスポットだそうです。

まだ暗闇の中、手すりもない古い寺院の石の階段を登って、日の出待ちします。

先客が3、4人来てますよ。みなさんバイクでやって来たみたい!

おっと!また日の出ツアーのお客さん到着したようです。
少しづつ薄明かりになってきて・・

今か今かと待っています・・
じわじわとあちらこちらが爽やかな空色に変化してきて・・

あと少しのような?気もするけど?!
なんだか一人二人と階段を下りていきますよ!

あ~あっ、折角日の出を待っているのに、どうも今朝の朝日は雲の中!!
みたいです、残念、グスン!

そして、
段々明るくなってきた時に、えっ!思ったよりも高い所に上がっているし、登ってきた石の階段を見下ろすと急に恐ろしくなって・・

動けなくなっているです?!ここから全然動けないようです、実は高所恐怖症だから!
登ってきた階段を下りられないと言い始めていますっ!どうするのっ?!
下りられないと困るよね。

もうすっかり明るくなったので、日の出は断念!
では、恐怖の石の階段を下りましょう。上から見ると真っ逆さま。気をつけてっ。

上からと下からの角度で見ると確かに、おぅ怖っと感じますが、まわりの子達は、ひょいひょい簡単に下りていきました。
さぁ、下を見ないようにして、ゆっくり下りれば大丈夫でしょ。
・・

なんとか無事に下までたどり着いて、一安心。
それにしても、残念でした!
早起きしたのでお腹空いてきました。ホテル戻って朝ごはんいただきましょう。

サンライズtaxiチャーター < 15 $ >

06:30
日の出ツアーからホテルに戻ったら、お部屋のKeyがそっくり交換してありました。

ではカフェテリアに一番乗り!!しましょう。

今朝はさすがにお腹が空いたぁ~。
朝のジュースコーナー、ヨーグルやミルクのトッピング、ジャム・・

ポテトやベーコン、チーズ、バナナなどフルーツ

いろんなパンがあり、卵料理はリクエストすると目の前で作ってくれます。

朝食メニューはそれなりに充実の品揃えです。さぁ、何にしようかなぁ~。
どれも美味しそう!
では、ミックスオムレツを頼みまして・・

朝の珈琲とオレンジジュースで覚醒して、手作りヨーグルトいただきます。
アツアツのオムレツも美味しい!

最後はフルーツと一口ケーキも。
のんびりプール見ながら、ゆったり時間が過ぎていきます。
プールサイド見ながら・・

この後、9時まで休憩しましょう。

09:00
今日は、バガンの遺跡群をグルっと駆け足で鑑賞する予定です。
昨日の内に馬車チャーター予約、9時にホテル前で待ち合わせです。
・・

あっ!ちゃんと待ってくれていますよ!
今日一日よろしくお願いします。

さっそくですが、下の写真は『この順番でいろいろと回ってください』と依頼しているところ。ちなみに、着ているグリーンのTシャツは、昨日ランチに行ったベジタリアン・レストラン ‘The Moon‘ のオリジナルで、記念に買っちゃいました。

この馬車の情報:HORSE CAR NO=28
おじさんの名前は、MYO。馬の名は、ウーシー。メスです。

ここがオールドバガンの中心広場、木の向こうに見えるのが昨日食べに行ったベジタリアンレストラン、その奥がビストロです。

さぁ、そろそろ出発です。ではバガン遺跡巡りスタート!!
最初は、パヤーンガーズー仏塔群へGO!
ウーシーもよろしくねっ!

③ パヤーンガーズー仏塔群

この建築年が13世紀で、5基の小寺院群で内部の美しい壁画が残っていました。


④ ウリン・テン

この建築年が13世紀で、建設者はウパリ僧で長方形に塔をのせた珍しい建築物。
建物内部の淡い緑色が美しく残っていました。

⑤ ティーローミンロー寺院

この建築年が1215年で、建築者はナンダウンミャー王で「傘の王に好まれた」の意。
高さ50mの大きさの大寺院は、2層構造の上下の内部に四方に向いた仏像が収められていました。外壁の「スタッコ装飾」は素晴らしい装飾です。

これがバガンの土の道路!!馬車での移動がぴったりです。所々デコボコ&ドロドロで、馬車に掴まっていないと振り落とされそう・・
馬車に乗っていると、風や土・樹木そして歴史の匂いを感じながら、爆走!!
それにしても大らかな歴史遺跡ですね。

⑥ スラマニ寺院

この建築年が1183年で、王がこの地で「ルビー」を発見したのでこの寺が感謝の気持ちで建立されたそうです。壁のフラスコ画を見ると当時の生活が伝わって面白い。

さて、お次は・・

ほんとにバガンでの移動は馬車が最高!!車が通れないところもへっちゃらなんですよ。
ねッ、ウーシー!!

⑦ タンブラ寺院

この建築年が1255年で、建設者はタンブラ。

⑧ ミンナントゥ村

バガンの内陸部にあるミンナントゥ村は、素朴な田園風景の集落。
織物や絵画などの工芸品をハンドメイドで作っています。

村に入ると案内人が付いて、村一周を見学させてくれました。
人の生活がひと目でわかるよう、家の入口まで連れて行ってくれます。
コットンの糸を紡ぐ所から織物までを家族で携わっていました。
手に取ると素晴らしく柔らか~い布で、記念に一枚GET!!

ミンナントゥ村でコットンスカーフ、漆の小コップ < 12000 K >

⑨ レイミャナー寺院

この建築年が1222年で、建設者はアーナンダトゥーラ大臣。
青空と茶色レンガの寺院と緑の中で、一際目を引く真っ白、白亜の寺院。
天井の緻密なフレスコ画も必見!!

のどかな風景に出会えました。ヤギ追いの少女が50頭位を適当な感じで移動させていました。ヤギの群れはそれなりにちゃんと同じ方向に行くんですね!

⑩ パヤトンズー

この建築年が13世紀後期、同じ寺院が3基並んだ珍しい風景。
内部のフレスコ画には密教系曼荼羅のようなモチーフが見られました。

オールドバガンエリア内の遺跡群見学のあとは、ニューバガンエリアに向かいます。
エーヤワディー川を見ながらランチの出来るお店を目指します。
徐々にニューバガンの街が近づいてきたようです。

Sunset Garden/サンセットガーデン

川風が通って気持ちがいい!!川辺のレストランに来ました。
ここはみんなで一緒にランチにします。
メニューが中華料理なので、ちょうど良いですね。

カシューナッツ炒め酢豚風炒め鳥の手羽生ビールでカンパイ!
運転する、MYOおじさんもちゃっかりビール飲んでいるけどいいのかしら???
でも美味しそうにグビグビっと飲んでいました。
土の道のかなりの悪路もあったので、なんだか乾燥して喉乾いたわぁ~。
お腹も空いていたのでみんなモリモリといきましたよ!!
この鶏の手羽も味があってとっても美味しかった!!

このレストランは、実はビールちびちび飲みながらサンセットタイムを楽しむのも素敵!
のようです。

トイレ借りて、さっ次行ってみよぉ~。

Sunset Garden < 46000 K >
ビール3本、酢豚、カシュナッツ炒め、手羽焼など

⑫ アベヤダナ寺院

この建築年が11世紀、建設者は、アベヤダナ。
内部のフレスコ画はバガン屈指と位置づけられていて、王冠や腕輪を身につけた菩薩像は芸術的にも高評価。

⑬ ナン・パヤー

この建築年が11世紀、内部のしっかりと残る優美なヒンドゥー教のレリーフは必見!!

⑭ マヌーハ寺院

この建築年が1059年、建築者はマヌーハ王。
建物内部には、狭い空間に窮屈そうな仏像が必見です。

・・・・・・・・・・

15:30

ここで一旦ホテルに戻って休憩することにします。
朝からずーっと遺跡巡りをしてきたからちょっと疲れちゃいましたね。

ホテルで身体を涼めて、ビールも飲んじゃぉ~。
MYOおじさん、ウーシーもご苦労様でした、夕方の部に備え、しっかり休憩とってくださいね。

17:00
今日は夕日鑑賞にトライするので、遅めの時間に再スタート!!
あと2,3ヶ所遺跡を回って、そのあとサンセットツアーに向かいます。

⑮ ローカテイパン

この建築年が12世紀、建築者は王族。
小さな寺院なのでついうっかり見落として戻りました。小さな寺院なのですが内部中が壁画で埋め尽くされていて、ここの壁画はバガンの最高クラスなので見逃さないで。

夕暮れ近くのこの美しく大らかな景色が、息を飲みますっ!!
こんなところって、今の時代なかなかないですよね。
きっと11世紀がそのまま同じ景色??だったりして・・・

⑯ シンヒンターリャウン

この建築年が12世紀、倉庫のような内部に18mの涅槃像が穏やかな表情。

うわぁ~、この土の道の交通状態が凄い!!この風景だって昔のまま・・

行き交う馬車が牛車が、スローな流れであくせくしないバガンの道が楽しいし、のんびりゆっくりと。

⑰ ダマヤンジー寺院

この建築年が1166年、建設者はナラトゥ王。「アーナンダ寺院よりも大きく美しく」の王命で建設。バガン最大の寺院。

さぁ、そろそろサンセットタイム近づいてきたのかなぁ?
自転車に乗って、バイクに跨って、なんだか皆さん急いでるの?

⑱ シュエサンドー・パゴダ

夕日鑑賞の大人気のスポットです。もうたくさんの観光客が待機してるよ。

ここは大きなパゴダなので、急な階段にも手すりがありました。
ここに来る前はは、上には登らないっと嫌がっていましたが、ここなら大丈夫そう。
では上からの眺めです!!

あれっ、もうこんなに日が影って・・夕日も雲の中みたい!!本日はついていませんね!!
お昼は結構日差しが強かったんですが、またまた空振りのサンセットでした。
諦めて、帰りましょー。

サンセットを待っていた多くの観光客がみんな諦めたぁ!!どんどん、どんどん下りていきます。
足元気をつけてね!

では、馬車でホテルまで戻ります。
バイクの観光客が多いですね。

かなり日没してきました。もう少ししたら真っ暗なバガンの中心部です!
ホテルまで馬車で戻って、あちこち一日中お疲れ様でした。
ウーシーもお疲れっ!

みんなで記念写真をパチリッ!!
MYOおじさんは、とってもご機嫌でフレンドリーでした。
ちょっとした日本からのお土産を渡して、またいつか!!

MYOおじさん一日貸し切り馬車(残金20000+チップ5000) < 25000 K >

さて今からお部屋に戻って、荷物置いたら夕食に出かけます。

⑲Be Kind to Animals The Moon

20:00
今日はまたお気に入りのレストランにします!!
そしてあのピーナッツカレー!!

今夜も外国人ばかりです。みんなニューバガンから来たのかしら?

今日は、ピーナッツカレー野菜カレーアスパラ・じゃがいも炒めビールです。
では、カンパ~~イ!!
やっぱりこの「ピーナッツカレー」最高!!!ハマちゃうわ!!
他の料理も美味しい!!バガン滞在でもう一度来たいなぁ!!
ごちそうさまでした。

Be Kind to Animals The Moon < 15000 K >
トマトカレー、グリーンカレー、アスパラとじゃがいも炒め、ビール

うわぁ~、暗闇のオールドバガンの中心地、ちょっと先は真っ暗な夜道です。
この辺でバガンの二日目はおしまい、おやすみなさい!!


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