Myanmar⑦ インド人街で本格カレーのランチ、夕食は初めてのシャン料理、みんなイケルよ!

2017/7/23(日) ミャンマーの国旗フリー画像 旅は7日目 ☁☂

昨夜にパガンからヤンゴン入りして、今日はダウンタウンエリアの観光&ショッピング、そして評判の美味しいレストラン巡りです。
午前中はボージョーアウンサンマーケットでお買い物、ランチはインド人街のカレー屋、そのあとスーレーパゴダを見て、夕食は少数民族シャンの高級レストランの予定。
さあ、一日、ミャンマー最終日を楽しむぞー!


08:00
今日の朝食はお部屋で、持参した「味噌汁」で軽く済ませます。でも、これが思いの外美味しいインスタント味噌汁で気に入っちゃいました。具のナスが生っぽく、イケるんです!

アサリもなかなかのいいお味です。インスタントものも近頃は馬鹿にできませんね、フリーズドライとは思えないクオリティー!!
次からは旅のお供、必需品になりそう!!

10:00
では、ミャンマー最終日、本日の最初に訪れるのはボージョーアウンサン・マーケットです。素直にtaxiで向かいますが、なんだか雲行きが怪しい天気。念のため傘を持っていこう。

ボージョーアウンサン・マーケット

1926年(イギリスの統治下)に建造されたミャンマー最大級のマーケットです。生鮮食料品以外を扱っていて、店舗数がおよそ1800店。最近は土産品を扱うお店も増えて、雑貨、衣料品、民芸品、宝飾品などを購入できます。雨の日にはもってこいのショピングエリア

市場の中に入る前の外周に小さなCafe発見!!
ちょうど朝のコーヒーを飲みたかったので、このCafeで休憩することにしましょう。

紙コップにでしたが、お店の前に細いカウンターがあって、その下に小さな長椅子。
そこで座ってコーヒー飲んだのですが、これがなかなかのいい感じの味で、案外レベルが高いかもと思います。コーヒー豆を育てている農園からの直営店?のような感じでした。
美味しかった!!

マーケット入口の簡易位置図!
じゃぁ、さっそくに建物内にGO!

このエリアは生地を扱っている店舗がズラリと並んでいます。
何気なく覗いていたら、何故かバティック生地などを購入することに!!

生地屋の奥にはミシンを置いて一生懸命縫っている女性達がいました。
中には美しい布でウェディングドレスを縫っている人も。

ここではG汰がTシャツを購入しました。数十種類の男物シャツが所狭しと並べて売られています。選ぶの大変、こちらは観光客用のお土産ようですね。

この看板のお店で、少数民族の布バッグが可愛かったので思わず購入。

色々と歩き回って買物しちゃいました。
外周に出てちょっと休憩しています。女性が頭の上に荷物を載せて、運んでいるところが珍しく感じました。彼女たちは果物「ドリアン」を運んでいますね。

もう少し市場内を散策しましょう。今はまだ午前中だし、雨も降りそうなので人はあまり多くないようです。宝飾や骨董エリアはほとんどお客さんがいないね。

おっと!なんだかんだで2時間もウロウロしちゃいました。
時間も良し、次はランチのためインド人街に移動することにしましょう。
これから行くお店は人気店なので、混まないうちに、急ぎましょう!

ヤンゴンのダウンタウンは、英国植民地時代にヤンゴン港辺りを埋め立て碁盤の目のように造成した街並みです。はじめて行っても分かりやすい道路構成です。アウンサン市場からほぼ真っ直ぐ港に向って歩いていきます。この通りは、メガネ屋が集まった専門街のようですね。

メガネ屋通りを抜けると、次は・・・・

インド人街には、電気水道工事関係のお店やインド料理の食堂が目立ちます。
でも、目指す食堂がなかなか見当たらなくって、あちこち迷います??

・・・・・・・
あっ、ここかしら、ようやくミッケましたよ、目指すお店!
かなりわかりにくい入口ですね?道路から見たお店の入り口の画像を日本でプリントアウトして持ってきたから良かったものの、これが無かったらムリだったかも?
ここかしらっ?と覗いていると、たまたま後ろから歩いて来た地元のカップルが親切に教えてくれました。
更にわかりにくいのは、3Fにお店があるんです。(下の写真の紫色にペイントしてある部屋が目指すレストラン)

Myint Family Indian Restaurant

細く暗い階段をずんずん上がった先の3Fに、お店の入口がありました。

お店の中はすでにお客さんで満席
どうしようかと思ったら、お店の人が我々に気づいて手招きしてくれました。一つだけ空いていた作業用のようなテーブルに案内されて、どうにか席を確保することができました。ふぅ~、良かったです。

席に着いたら、注文したいカレーの種類を聞かれます。欲しいカレーを告げると、目の前のテーブルにバナナの葉が敷かれて・・

お新香・スプーンフォーク・ご飯、そして器に入ったカレーが次々とテキパキ運ばれてきます。上の写真がそうですが、なかなかに雰囲気あるでしょう?
あとでわかったのですが、バナナの葉で食べている人はどちらかと言うと観光客で、地元民はカレー皿で頂くようです。

このお店に来る前は、言葉も全然通じなくってハードル高いかなぁと心配しましたが、来てみたらとってもフレンドリーな対応で安心しました。
さすがに本場のお味、とっても美味しいカレーです!!

食べている途中で、この女性が挨拶に来られました。こちらのお店のオーナーの娘さんとのこと、美人で愛想よく、英語も通じました。
持参した日本語のこのお店の紹介記事・写真を見せて、日本でも評判ですよと教えてあげたら、とても喜んでいました。紹介記事プリントをぜひ欲しいと言われたので、快くプレゼントしてきました。店のどこかに張り出すのかも知れませんね。

おススメ、安くって美味しくてグッドです。ヤンゴンに行ったら、是非訪れてやってください。
この店は、道路から見上げると3Fに紫色のペンキの外装、お店の内装も紫、ともかく紫色のペンキが目印です。

Myint Family Indian Restaurant < 5500 K >

では、お腹いっぱいになったので、次行ってみましょうか!

インド街から大きな通りに出て遠くを見たら、もう遠くに次の目的地スーレーパゴダの上のほうが見えてきました。

スーレーパゴダ

2000年以上も前からある歴史が古いパゴダです。
ダウンタウンの中心に位置し、高さ約46mとヤンゴンのランドマークにもなっています。

ここを訪れた時に、チケット売り場で出会ったこの写真の僧侶?のような人が、「日本の横浜を知っている」と言って話しかけてきました。そして、あれよあれよと、パゴダの中をあちこち案内してくれまして、着いていったところ、小さな祠の中に誘導されました。そこで彼の口から、『自分はボランティア活動で孤児の支援している』という説明があり、その様子をスマホのビデオで見せられてました。

次に告げられたことが・・
孤児を救うボランティア活動支援のための「お布施がほしい」!!

ジャ、じゃじゃぁ~~ん!これだったのか?やっぱりね。
仕方ないのでほんの少し寄進したら、すぐに開放してくれました。
果たして、どこでどう使われるのやら??
でも、何でも善意に解釈しておきましょう。ここは、信仰の厚い国・ミャンマーだし・・・

気を取り直して再度ゆっくりとパゴダをお参りします。
ここは月曜日の神様!!我々ふたりとも同じ守護神なんです。

顔だけの?「幸運のダルマ」、ちょっと不思議な感じがします。

こちらは「ボーボージー(おじいさんの意味)」、仏塔を取り巻く祠に安置された守護神で、中でもここは特に重要視されているようです。

それにしてもミャンマーの人々にとってパゴダは生活の一部、誰もが信心深いと強く感じました。みな、熱心にお祈りしていますよね。

スーレーパゴダ 入場料2人 < 6000 K >

次は、すぐ近くにコロニアル建築が残るエリアがあるので移動します。

コロニアル建築群

英植民地時代の建築物で現在はシティーホール。ミャンマーで最初の近代建築家の作品でバガンの遺跡などの様式も取り入れた英緬折衷の代表作だそうです。
薄紫色?と言われていますが、白?に見えます。空模様で違って見えるのかも?

通りから移動して、マハバンドゥーラ公園に来ました。公園も周りのコロニアル様式建築群に合わせてヨーロッパを意識した植栽の刈り込みをしています。美しく、憩いの場となっています。
ここから周りを取り囲んでいる英国時代のコロニアル様式の建物がよく見えるんです。
教会や目の前に見える赤茶色の建物は「元最高裁判所」、ひときわ荘厳で迫力ある外観が目を引きます。

公園からそれぞれのコロニアル建築物を眺めていたら、とうとう雨が降り出してきました。
公園の階段に座ってお話していた人たちが、一斉に傘をさしてでもまた話し始めています。あぁ、今日って日曜日だから田舎から来た人達などがお休みなので、同郷の友達と会っているんじゃない??かしら。

この辺にして、そろそろホテルに戻りましょう。

公園の外通路には、屋台の食堂街が100mくらい立ち並んでいました。
鶏のから揚げや煮込み料理やカレー、お好み焼きのようなものなど、お店が続きます。
タクシー乗り場はどこかしら?

運よくタクシーはすぐにつかまり、雨もザアザアまで降らずにホテルに戻れました。
少々休憩、喉乾いたから缶ビール飲みながら・・今日アウンサン・マーケットで購入した戦利品を眺めてみようー。

布バッグ3種、生地2種、TシャツをGET!
すこし荷物か増えました。またパッキングやり直さないとっ!

ベランダ/バー

ベランダBAR、ここは2回目です。宿泊客は、夕方4時以降になればベランダBARでウェルカムドリンクをいただけるサービスなんです。
前回はプールが見える中のテーブル席を選びましたが、今日は気分を変えてBAR通路に座ります。

このベランダBARは2Fにありますが、真ん中は吹き抜けで、見下ろすとエントランスすぐのロビーとレストランが見えるんです。

吹き抜けにある4本の立派な円柱とその左右にある幅の広いサーキュラー階段が見事です。

バーで一杯やったら、次にタクシーで今晩のレストランに向かいます。

Shan Yoe Yar

シャン・ヨーヤーは、シャン州の伝統料理を食べさせるレストランです。
大通りに面しているのですが、taxiでお店の中に入ると緑に囲まれた広い駐車場があり、その奥にミャンマーの伝統的な建物のレストランがあります。
雰囲気もとっても優雅で癒される空間に感じました。

あらっ、ちょっと嬉しかったには、ホテルから予約を入れてもらったのですが、エントランスのウェルカムボードにちゃんと私たちの名前とホテル名が記してありました。うふぅ!

店内も落ち着いた広い空間で、高級感が漂っていますね。この後5~6人ぐらいの単位で何組もお客さんが来ていました。スタッフもおそろいの民族衣装のユニホームで迎えてくれます。
奥には個室も完備、日本人の来店率も高いようなので接待用にぴったりですね。

テーブルに付くと、ランチョンマットにナイフ&フォーク、箸置き&箸、黒皿のテーブルセッティングされて、ミャンマーでは高級なレストランなのだんですね、メニューも日本語&写真付きでした。

ではとりあえず生ビールでカンパ~イ!!
では、野菜中心と言われるシャン料理で、日本食によく似た味付けや材料で日本人の口にあうと聞いているので、楽しみです。

まずは、ピーナツディップ、ビールによく合うおつまみ的な味わい。
いい感じのミソっぽい感じの優しい味付け。

これは東南アジアによく見られる強火でニンニクと野菜の炒め物、この野菜がタイのチェンマイでよく食べるチェンマイ野菜とそっくりというか同じだと思います。シンプルだけど、とっても美味しいんです。

つぎは、ハマグリのお料理。真ん中は付け合せの春雨で、ハマグリを香辛料と炒めて貝に入れた一皿、こちらもあっさりした味付け

この見た目厚揚げと同じに見えますが、ひよこ豆で作った豆腐を揚げたモノでトーフジョー。外はカリッしていて香ばしく、中はしっとりとろっとした食感です。豆は違いますがひよこ豆の旨みがいい味でビールのおつまみにピッタリです。

最後はニンニク味のソフトシェルの唐揚げ。これはどう間違っても美味な一品。
ニンニクとミャンマーの醤油に漬けた感じの味付けで、これもビールに最高!!

シャン料理は、日本人の味覚に違和感ない味付けで、びっくりです。
これまでアジアの各国で食した料理の中で、一番日本料理に近い感覚ではないででしょうか!
改めて見直してしまうミャンマーですね。

Shan Yoe Yar < 46000 K >
ホテル~Shan Yoe Yar タクシー往復 < 6500 K >

二人なので、品数多かったようで、もうお腹いっぱいです。
taxi呼んでもらって、ホテルに戻りましょうー!

ミャンマーは、ミャンマー語だけの看板が多いので、お店を探すにはちょっと苦労しますね。

最後のミャンマーの夜の風景、taxiの中からパチリッと。

夜のミャンマーらしいローズガーデンホテルの外観見納めですね。

ヤンゴンは、思ったよりも開放的で食べるものも美味しくって、ダウンタウンもかなりの活気ある街でした。明日は午前中にヤンゴンを飛び立ち、最後の訪問地バンコクに向かいます。

今夜はこの後、お部屋で残っている缶ビールを飲みながら、ミャンマーを振り返りましょう・・
では、おやすみなさい。


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