世界一周【ポルト編 ⑤】美しい本屋 ”Livraria Lello”、老舗 ”Majestic Café”、夕食は絶品の創作ポルト料理

■「世界一周」スケジュール <2019年5月8日~24日>
〈訪問都市1〉 ニューヨーク(2泊)
5月08日~5月10日 自由の女神、オペラ座の怪人、ベーグル

〈訪問都市2〉ポルト(4泊)
5月11日(土)昼ポルト着、サン・ベント駅、夕食は名物もつ煮込み
5月12日(日)トラムで郊外のポルティマン海岸へ、市電博物館
5月13日(月)ボルサ宮⇒ドン・ルイス1世橋⇒対岸・ワイナリー
5月14日(火)名物のレトロ本屋&カフェ、夕食は絶品の創作料理店 このブログ

〈訪問都市3〉 リスボン(2泊)
5月15日~5月16日 Bica線ケーブルカー、リベイラ市場、駅前食堂

〈訪問都市4〉 イスタンブール(3泊)
5月17日~5月20日 トプカプ宮殿、アヤソフィア、グランバザール

〈訪問都市5〉バンコク(2泊)
5月21日~5月24日 マッサージでリラックス、ホテルライフ、帰国

スターアライアンス・ビジネスクラス特典航空券を利用した、

熟年夫婦による『17日間世界一周の旅』

駆け足で、ニューヨーク、ポルト、リスボン、イスタンブール、バンコクの5都市をめぐりました。
このブログは、その中の『ポルト滞在編⑤』です。
ポルト滞在4日目と、5日目にポルトを離れる時間までの1日半を記事にしています。

・今回の世界一周の旅の企画や検討内容をまとめた【プランニング編】は、
次を御覧ください。

特典航空券で世界一周の旅【プランニング編】
太と豆の熟年夫婦2人は、陸マイラーで貯めたANAマイルを使用して、2019年5月、 スターアライアンス特典航空券によるビジネス...

2019/5/14(火)旅は7日目 ポルトガルの国旗 Porto

ポルト4日目です。
今日は、朝一番で世界でも最も美しいと言われるレトロな本屋「
レロ・イ・イルマオンへ、そして、聖グレゴリウス聖堂、リベルダーデ広場、旧市庁舎を巡り、有名老舗カフェで昼食。食後は、ポルトで一番賑わいのあるショッピングストリートをぶらぶら、トラム22号線で市街一周、そして昨日見つけたブリュワリーでビール休憩。一旦アパートに戻り休憩の後、今ポルトで話題となっているサン・ベント駅近くの人気レストランへ夕食に向かいます。
盛りだくさんですね。

では、ポルト4日目、スタートです。今日もどんな楽しみが待っているのか、ワクワク!

今朝も素晴らしい天気、ここ数日、空模様は絶好調が続いています。

10:00
ドウロアパートメントの斜め前にあるバス停に向かいます。

ドウロアパートは、玄関入口前にトラムの路線が走っていて停留所の”Infante”まで徒歩2分。また、道路を渡ったすぐ斜め前には、サン・ベント駅方向に向かうバス停があります。
このアパートは、ドウロ川に面して眺めが良いだけでなく、市内各所へのアクセスについても便利な場所にあるのです。

バス停に着くと、地元の先客が、500番のバスは
「もうすぐ来るよっ」と教えてくれました。
そして程なくバスが来て、乗り込みます。今朝は出だしから至って順調。

ポルトのバスの内部の様子です。ブルー椅子のファブリックと直線に黄色とのカラーコーディネートで、センスよし。雰囲気もなかなか。


車窓からエンリケ王子広場


サン・ベント駅


アズレージョのオブジェ

バス停500番~ サン・ベント駅 @2€ < 4 € >

10分ほどでサン・ベント駅に到着、下車します。
ここから緩やかな坂道を、西方向に歩いて登っていきます。

途中、右手に緩やかな傾斜の「リベルダーデ広場」、正面に見えるのはポルト市庁舎です。

大通り・クレーリゴス通りを歩いていると、ポルトガルの地元サッカーチームのオフィシャル店舗でしょうか、お店の前には真っ赤と緑の牛のマスコットが飾られていました。

📗 ロ・イ・イルマオン書店(Livraria Lello)

レロ・イ・イルマオン書店は、イギリスの新聞やロンリー・プラネットなどで〈世界の素晴らしい書店〉それぞれ第3位に選ばれてたほどの名物書店、そのレトロで美しく装飾された店内が見どころです。今やポルトの観光スポットの一つとなり、世界から多くの観光客を集めています。

現役の書店ですので今でも普通に本も売っていますが、訪れる人の大半は観光客。
書店の中に入るには、まずは別途入場チケットが必要となります。

チケットの購入方法は、


カルメリッタス通り


5,6軒先の角にあるチケットオフィス

カルメリッタス通りを歩いていくと、通りの先に多くの人集りが見えてきます。書店の前を通り過ぎて、5,6軒先の角にあるチケット・オフィスに向かいます。
すでにかなりの観光客が列をなしています。行列に驚かないで最初にチケットをGETしてください。

チケット・オフィスに入り中程の階段を降りて行くとカウンターがあります。
そこで書店の見学チケットを購入します。

レロイ・イ・イルマオン書店 @5 < 10 € >

改めてチケットを持って、書店前の行列に参加します。
訪れた時は10時半頃で50人ほど既に並んでいましたが、待つこと10分くらいで店内に入れました。
入口では、書店スタッフが人数制限をしながら、入場の指示・誘導をしています。
そしていよいよ私達の番になりました。

うわぁぉ~!ブラボぉ~!
最初の一歩は、ただただ立ち止まって、息を呑み、眼を見張るばかり!!
どこをとっても美しいの一言。

1階は高い天井と大きな吹き抜けの空間で、壁じゅうに本がスキ間なく整然と陳列されています。1階の天井には曲げ木模様が複雑に細工されていて優美さが漂っています。

大胆な設計のレロ・イ・イルマオン本屋の一番の見どころは、
本に囲まれた大きな空間の中央にある素敵すぎる階段

真っ赤な階段はユニークで、曲線の美を最大限に表現した優雅なステップで
「天国への階段」とも呼ばれているそうです。


階段の裏側にも木製の装飾が凄い


階段の入口でみんな記念撮影!


階段の後ろ側にも装飾

2階の天井には、自然光も取りこめる8×3.5mの大きなステンドグラス
ステンドグラスやネオゴシック様式のファサードなどは、色鮮やかな赤や青、黄色と水色など鮮やかな輝きを放っています。ちなみに天井のステンドグラスには「Decus in Labore(奉納は労働なり)」とラテン語でお店のモットーが刻まれているとか。

「レロイ・イ・イルマオン書店」は、映画ハリーポッターのロケ地として有名になり、それ以降、訪れる観光客が急増したといいます。

あまりに観光客が押し寄せるので、数年前から入場する時にはチケットを購入するシステムになったようです。
書店内で本を購入する際には、本の代金から入場料の5ユーロを引いてくれるとのことです。

私たちも、アズレージョなどの写真集かなにかの本をこの機会にと探しましたが、なにしろ写真を撮る観光客で店内は大混雑していて、本を落ち着いて選ぶ余裕や場所がありませんでした。残念ですが今回は本の購入は諦め、書店内部の見学だけにとどめることにしました。


ポルトガル作家の肖像画


ハリーポッター


本の背文字にオブジェ

面白かったのは、本の陳列の方法に楽しいアイディが満載!
本の背文字に作家の肖像画のオブジェなのか?飾ってありました。高い位置でよく見えなかったけど。

上の写真で見るように、数々の画像のどれもが美しすぎ・・・!お金を払ってでもココを訪れた甲斐がありました。
離れるのが名残惜しいほどの、素晴らしい書店でした。

外観はアートと科学を象徴しカラフルなネオゴシックの正面装飾
内部の装飾や色合いのインパクトを考えると、外観はシックで落ち着いた色合いのなので、フッと通り過ぎてしまいそなおとなしい雰囲気です。

BASE cafe

書店の前にある公園を横切って次のミッションに向かっていましたが、ちらりと見えたビール・サーバーに惹かれちゃって・・、「ここで一息入れよう!」ということに。

両サイドの注ぎ口はSUPER BOCK(スーパーボック)。これはポルトガルの代表的なビールですが、真ん中にある注ぎ口は、昨日のお昼に、cafeでビールと間違えて頼んだモノではありませんか。
えぇ~っ、なんなんだろう?

答えは、SOMERSBYサマーズバイ)はカールスバーググループが世界中で生産をしているシードルでした。アルコール度数4.0%あるんだそうです。昨日は、どう考えても普通のアップルタイザーとばかり思っていました。ビックリ!!

このcafeは面白いことに、もちろんイス・テーブル席もありますが、横の芝生の木陰に点々とちゃぶ台のような低いテーブルが置いてあって、そこに寝転ろんでもいいスペースも用意されていました。なるほどこれも面白いアイディア!!
みんな、芝生でリラックスの様子、イイね。

  BASE cafe  < 4 € >
生ビール2

聖クレリゴス教会

教会はビール休憩した芝生広場に面してありました。 塔の横にある聖堂の裏手側入口から内部へ入りました。中は吹き抜けの大空間で、まず目に飛び込んできたのは黄金に輝く美しい天井ドーム!

ズームで撮したらこんなきれいな画像が撮れました。
有料で塔の上に階段で上れるようですが、いかんせん最後は狭くて急な階段があると聞いているので、体力を考えてここはパス。

聖堂の正面側からの外観です。傾斜地に建っていて、中央が真っ白の壁が印象的です。
確かに塔の上部からはポルトの街並みが一望できるんですネ。

»»»»»
次は、クレーリゴス通りを下っていきます。

通りにはショップが並んでいます。
中でも・・

ここは、グレリゴス教会からリべルダーデ広場に行く途中で見つけたお店です。
通りに面したショーウインドーには、見るからに甘そう、でも美味しそうなお菓子がずらりと並んでいます。
ポルトガルの人はお菓子が好きみたい。

リベルダーデ広場

ポルトの中心となる広場・リベルダーデ広場(Praca da Liberdade)です。
上の写真は、
クレーリゴス通りから見上げた景観です。中央奥は現在のポルト市庁舎で、建物は6階建、1920年に建設されました。

逆に、広場中程から見下ろしてクレーリゴス通りを撮した景観です。
赤い屋根の建物は、「インターコンチネンタル ポルト」ホテルです。一等地ですね。

リベルダーデ広場に面した金融機関や高級ホテルなど。どの建物も、ポルトの繁栄時代を物語るように、アールヌーヴォー様式の格式ある建物ばかりですね。素敵!


Henrique Moreiraの作品「男の子たち」


マクドナルド

広場には、ところどころ屋外彫刻作品が設置されています。上の写真はその一つ、ポルトガルの彫刻家 Henrique Moreira の作品「男の子たち」です。
また、「世界一豪華なマクドナルド」と言われている McDonald が広場右側にあります。もともと1930年代にオープンしたアールデコ様式の「Cafe Imperial」を一部改装した建物だそうで、外観もいい意味、マックって雰囲気感じられません。

では、広場と交差するストリートであるパッソス・マヌエル通りを右方向に歩いていきましょう。

パッソス・マヌエル通りを進んで、サンタ・カタリナ通りで左に曲がると、今日のランチに予定しているお店が見えてきました。

 Majestic Café

創業1921年のポルトガルでは有名な老舗 cafe です。
入口を一歩入ると、素晴らしく優雅な空間が私達を迎えてくれます。アールヌーヴォー様式を取り入れた壁の豪華な鏡張りや、ガラスと木製のフレームの曲線を絡めた間仕切り・建具など、当時としては革新的なデザインのインテリア・設えです。
今日は、この優雅なカフェでお昼の食事を楽しもうという魂胆。

ここMajestic Cafe は それぞれの時代の文化人や著名人たちにこよなく愛されてきました。オープン当時は、ポートワインの商談や政治家たちの議論など「文化人の交流の場」として多くの人が集ったそうです。そして、それ以降も、おおよそ100年近くにわたるポルトの繁栄を見続けてきました。

中でも近年では、ハリーポッターシリーズの著者である「J・K・ローリング」との関わりでこのお店が広く知られることになりました。彼女は、1991年~1994年までポルトに住んで英語教師をしていました。そして、ここMajestic Cafe に通って「ハリーポッターと賢者の石(1997)」の執筆を進めたそうです。
うわぁ~ん、なるほど!
あらっ、どの席がお気に入りだったのかしら?
もしかして、私たちが座るこの席ぃ??

今日は カフェ に到着したのが12時半でした。人気のお店、しかも一番混む時間帯だけに席が空いているかなぁと心配していましたが、ちょうど回転する時間だったのか?一番奥の特等席が空いていました。Lucky!

ここでは、ポルト・グルメの名物料理をオーダーします。

ではいつものようにビールで「カフェ・マジェスティック」にカンパイ!

テーブルには紙クロス(レトロなデザインで昔のモノクロ写真が映っている)とナイフ・フォークが2人分セッティングされました。

ハイ!噂のポルトのB級名物料理「フランセジーニャ」
これはパンに牛肉やハム、チーズなどを挟み、さらにチーズをかけてオーブンで焼いたものに、トマトとビールを煮込んだソースをたっぷりかけます。

サーブされた時にそれぞれの紙クロスの上にお皿が載せられました。
実は、この料理はボリュームがあるので2人で1個がちょうどいいと知っていたので、1個だけをオーダーしました。
でもそんな人が多いのか?親切にちゃんと半分にして、最初から2皿に分けてくれていました。
いただきま~す。


ボリューム感たっぷりの「フランセジーニャ」


付合せのフレンチポテト

ポルトガル語で、「フランス人の女の子」という意味のフランセジーニャ。
フランスの国民的な軽食・クロックムッシュをポルトガル人の口に合うようにアレンジしたのが元祖のようです。それにしてもボリュームが凄い。半分でもお腹いっぱい!


ガラスドアの曲線フレーム


天井や壁の石膏装飾


店内奥にある素敵な中庭

店内をさらに眺めると、ガラスドアの曲線フレーム、天井や壁の石膏装飾など、随所にベル・エポックの華やかな時代が蘇って来るようです。
奥にある中庭もオフホワイトの手すりや階段があり、素敵なしつらえなんです。

カフェのスタッフの制服も、レトロながら老舗の格式が感じられます。
また、店内のトイレはキレイな曲線の木製手摺から階段を下りたところにあります。

パリなどヨーロッパの老舗のカフェと同じ、古き良き時代の雰囲気に浸れます。
とにかくポルトで大人気のカフェ、地元客や観光客で連日賑わっているようです。
やはり、ココに来てよかった。存分楽しませていただき、良き思い出となりました。
オススメ!

マジェステックカフェ  < 34 € >
ビール2,フランセジーニャ1

»»»»»

カフェを出ると、ポルトのショッピング街の一つ、歩行者天国になっているサンタカタリナ通りで、今日も観光客や多くの買い物客が行き交っています。ちょっとだけ、ウィンドウ・ショッピングでもしてみましょうか?

サンタ・カタリーナ通り

サンタカタリーナ通りは、約1.5km 続きブランドショップや書籍や電器製品、お土産物などいろんなお店が軒を連ねています。歩行者天国の通りでは観光客などに帽子や小物を販売するスタンドなども並んでいるので、気軽に立ち止まって楽しんでいます。

あらっ、ついつい誘われて「ちょうどほしいなぁ」と思っていたところ、旅のお供に白い麦わら帽子(実は紙製で5€)をGET!
なかなかお似合いですよっ。

では次に、サンタ・カタリーナ通を下ってバターリャ広場方向へ向かいます。

この急傾斜の通りにはトラムが走っています。
バターリャ広場には、ポルト市街をぐるっと一周するトラム22号線の始発・停留所があります。では、ポルトの中心地を駆け抜けるコース、ゆっくりと観光を兼ねて車窓から街並みを感じることにしてみましょう。

トラム22号線 @3.5  < 7 € >

いいでしょ、この雰囲気。幸いなことに乗り込んだトラムは空いていて、座って落ち着いて車窓を楽しめます。アップダウンがきつい坂のあるポルトの街を見て回るのに、トラムはベストチョイス、最高!

乗車したトラムの車内は、かなり古くからある木製で、運転席の屋根の丸みや照明器具、椅子やつり革なども博物館にあるようなレトロな内装です。

今日の朝から訪れたエリアのおさらいのようなコースです。
最後の画像は、急傾斜の登ったところで飛び乗った3人の若者達で無賃乗車?証拠写真!!
カメラを向けたら喜んでいた!!

そしてまたバターリャ広場に戻ります。ああ、面白かった!

・・・・・・・

毎日スコンといい青空が続きますが、結構乾燥しているのですぐに喉が渇きますね。
ここら辺で、例のいつもの休憩をしなくっちゃ!

確か、この近くにはポルト初日に偶然見つけた、あの穴場のお店があったはず・・・・

Cervejaria Artesanal Levare(ブルワリー)

今日も来てしまいました。
ビール休憩 TIME!

今日はメニューの一番上のビールにトライ!
少し濃いめの甘口でした!
このテラスは知る人ぞ知る、だから、のんびりと過すにはもってこいですね。
私達のお気に入りのお店となりました。

Cervejaria Artesanal Levare @3.7  < 7.4 € >

サント・イルデフォンソ教会

バターリャ広場の奥の階段上に美しい外観のフォルムが一際目立っています。
外観正面の壁のアズレージョもメリハリのある構図で素晴らしい景観です。

サント・イルデフォンソ教会は、バロック様式で18世紀に建設されました。
教会内部の窓や入口ドアのステンドグラスも面白く拝見しました。
夜にはライトアップで教会がさらに幻想的な雰囲気に包まれます。

»»»»»

これから橋横の階段を下りアパートに戻ります。

アルナルド・ガーマ通りをどんどん下っていきます。
昨日来たドンルイス橋の近く。

見えてきました。ここからは石の階段を下りていきます。
みんな高校生??階段に座って写生しています。

急な坂、さか、サカ道。ポルトは健脚でないと、街散策はできませんヨ!


途中の踊り場にあるカフェ


石の階段の水飲み場


振り返るとうわぁ~急!


川沿いに降りてきました


傾斜トラム駅


あっ、走ってきました

この傾斜トラムに乗って下りようかと思っていましたが、なんとなく階段を下りはじめたら坂の下の駅まで辿り着いちゃいました。
駅の横に出たので、上を見ると、ちょうど傾斜トラムが下りてくるところでした。
面白い構図でパシャッ!

»»»»»

にぎやかな一番人気スポットのドウロ川沿いの遊歩道へ戻ってきました。
ポルト滞在中、毎日一回はこの遊歩道に顔を出していますね。
今は、まだまだ陽がサンサンと降り注ぐ午後です。


テントが続く土産物屋さんも沢山出てます


ストーリートミュージシャン?

ここからはガイア地区が一望。一度行った処は、ただ眺めるだけよりもかなり親近感が湧いてきます。昨日訪れたワイナリーはあの辺かなぁ?などと・・

この住宅群は、ドウロ川のにぎやかなレストラン街・遊歩道のすぐ裏手にあります。遊歩道から石造りのアーチをくぐると中庭があり、その中庭に沿って小さな商店やアパートが連なっています。知らない風景がまだまだありそうー。


川沿いに長く続く石造りのcafe街/GOOGLEより


石造りのアーチをくぐると住宅エリア/GOOGLEより

川沿いの遊歩道の中ほどまで来ると、記念撮影する人たちや、ただぼっーっと川を眺める人など、それぞれ思い思いに穏やかな午後を楽しんでいます。

ええぇ~~~!中には・・

観光客がゾロゾロいるのに、近所の小学生たちが海パン一つで次々と川に飛び込んでいます??そして、また川から這い上がってきて、わぁわぁ騒ぎながら遊んでいました。
まるで、日本の昭和な風景を見ているよう。
周りも掛け声かけたりと微笑ましい場面でした。
今の日本じゃありえないですネ。

次に遭遇したのは、制服を着て演奏する軽音楽部の高校生らしき若者たちグループ!
ギターやベースなどの楽器と歌と軽い踊りで観光客にアピールします。
観光客も結構集まり、チップもなかなか!

»»»»»

18:45
さて、アパートで一休みしたあとはお楽しみ、これからポルト最後の夕食に出かけます。
川沿いからは、バス停500番でサン・ベント駅へ運んでもらいましょう。

バス停500番~ サン・ベント駅 @2€ < 4 € >

駅前でバスを下りて、今夜の食事のレストランは駅横すぐそこ。お店の開店時刻(と同時に私達の予約時刻)の午後7時までは後10分位あるので、もう一度、サン・ベント駅のアズレージョを見ておきます。


サン・ベント駅の構内


構内のかわいいホットドッグスタンド


左手前の駅カフェ

この写真一番手前の通りを右に3軒先が目指すレストラン。駅から歩いて30秒。

ポルトに到着した日の夕方にここを訪れて、本日の午後7時の予約をしておきました。
もうすぐオープン時間、他にもお客さんが集まってきてます。

Tapabento S.Bento

このレストランは、一見、カジュアルなごく普通のポルト料理店のように見えますが、伝統料理の良さを活かしつつ、一皿一皿がオリジナリティに溢れた創作料理を提供すると、今話題のお店です。特に、洗練された味と盛り付けは素晴らしいとの評判で、ポルトでもなかなか予約が取りづらい、人気レストランの一つとなっています。
私達も、前評判の高さを考慮して、ポルト入の初日一番でこのお店に出向き、今日の予約を確保したという次第です。

・・・

午後7時となりました。お店のオープンと同時に、私達は2階の席に案内されました。他の予約客も続々入店し、あっという間、開店から5分位で満席になりました。

テーブルはペパーミントブルーで、花柄の可愛らしい柄のランチョンマットと黄色のプレートにナイフとフォークがセットされています。
メニューには日本語もありました。結構、このお店は日本でも知られるようになっているのかもしれません。
でも、私達の他には日本人らしき客はいなくて、地元らしき欧米人がメインの客層のように見受けました。

では、まずはワインからオーダーです。
やはりポルトでは地元名産の「DOURO」のワイン

スープには Caldo Verde /カルド・ヴェルデ(ジャガイモのスープ)。
ポルトのこの定番のスープは、旅で疲れた時に胃にやさしく、食べても最高!

前菜に、ムール貝
少し小ぶりなのが残念ですが、程よい火入で鮮度がよくって、プリッ。

メインに、 フォアグラ・ソテー果物添え
トーストに、グリルしたフォアグラをのせ、絶妙な半ナマ感と酸味のあるベリーソースが絶品、目にも味もおいしい絶品の一皿です。

もう一つのメインは鴨肉のグリル
一皿にミディアムレアの食べやすくスライスされた鴨肉とミニ野菜と数種のベリーなど。
キャンバスに絵を描いたよう!に美しい、鴨肉もいい塩梅の柔らかさ。
付合せのポテトやミニ野菜も一つ一つ美味しくいただきました。

ベリータルト、アイスクリームのせ
もうどれもこれも美味しくってデザートも頼んじゃいます。
見た目もおいしいデザート!

ほろ苦いエスプレッソで最後まで楽しみました。

ここはメニューも種類豊富で、海鮮も充実しているし、どれもアートのような一皿で味も抜群です。オススメのお店!


2Fの室内


1Fのカウンター周辺


帰る時にはもう次のお客さん達

ポルトの最後にふさわしいお店で幸せ!!
ごちそうさまでした。

Tapabento S.Bento  < 75.2 € >
フォアグラソテー果物添え、鴨肉のグリル、ムール貝、野菜スープ、ベリータルトアイスクリームのデザート、コーヒー2

今日も朝からミッションを順当にこなし、早いもので、ポルト滞在は遂に今晩1泊でおしまいです。ポルトを離れる明日朝まで残すところあと数時間、最後の最後まで、世界遺産の街の夜景を楽しみます!!

駅から斜めに入るフローレス通りを川に向かって歩いてい行きます。
ここは歩行者天国のようで、路上にカフェやレストランのテラス席がいっぱい出ています。
夕食のお客さんでいっぱいですね!


立体的なポスター?


古本屋さん?


刺繍のコモノ

ずっと歩いていくと、途中にちょっとした小さな広場がありました。
ここでも、レストランのテラス席が集まり、ベンチもあり、パフォーマンスする人も。

彼の演奏は、この夜のポルトに溶け込むような心地よいジャズで、思わず聞き入ってしまいました。ブラボー&チップ!

夜も次第に暮れ、トワイライト・タイム。空が澄んだ暗い青に変わってきました。
ボルサ宮やエンリケ王子広場も夜のライトアップが素晴らしい。

エンリケ王子広場の向こうにドウロ川が見えてきました。

夜10時。
この夜景もドウロアパートの外観も見納めです。
ATMもバッチリ写っています。
来る前はわからなかったのですが、このアパートは、近くにトラム駅、バス停、ATM、カフェ、ミニスーパーなど一通り何でも揃っていて、かなり便利でした。

今日がポルト最後の夜!
しっかりと目に焼きつけて・・

今日も〈世界の素晴らしい書店〉など、素敵なポルトと出会いました!
では、おやすみなさい。

2019/5/15(水)旅は8日目 ポルトガルの国旗 Porto~

今日は午前中から荷物をパッキングして、午後はポルトからリスボンへ飛行機で移動します。
では、ポルト最終日、5日目です!

07:00
おはようございます!
テラスから撮したこの一枚!
川に架かるアハビダ橋がモヤがかかったような幻想的!

朝食は、昨日買ったパステル・デ・ナタ(エッグタルト)と味噌汁干し梅で、お部屋で簡単に済ませます。
異色な取り合わせと思いきや、なかなかおいしい。

このあと最終荷物のパッキングをして・・

今日はスーツケースを階段下まで運ばなくてはいけません。何しろ階段はかなり急傾斜で手すりがついていなのが困ったものです。昨日のうちにアパート管理にメールで、タクシーの手配とスーツケースを下まで運んでくれる人を頼みました。でも急な依頼でちゃんと来るのだろうか?心配です。

心配をよそに、依頼した通り、10時になる数分前にスタッフが来てくれてました。
迅速な対応で良かった!
そして「ドウロアパート」のキーをテーブルに置いて・・
短い時間でしたが、ポルトのプチ・スティを十分に楽しませてもらいました。


見上げたドウロアパート


トラムの線路を行くセグウェイ


見納めのトラム


am10時15分に来たタクシー


アハビダ橋に近づいて

チップ5€、空港までタクシー20€  < 25 € >

ではポルト旧市街を後に、フランシスコ・サー・カルネイロ空港へ。

次は、ポルトからリスボンへ

ポルト、リスボンでのToDo]で今日クリアしたのは

  • ポルトではホテルではなくアパートを借り、地元民生活の「さわり」を体験
  • 世界遺産・古都ポルトの歴史的町並み散策と建築散歩

世界一周【ポルト編 ⑥】 Ristorante & Cafe 採点★
Porto の Ristrante & Cafe ★ 採点 Portoはアパートに宿泊して、厳選したお店でランチや夕食など...

世界一周の旅<フライトの実際> Porto(OPO)  ⇒  Lisbon(LIS)
【 フライトの基礎情報 】             搭乗日:2019年5月15日(水)          出発空港&時刻...