Myanmar⑤ 猿の寺院ホッパ山へ一日観光、でも帰りのクルマ迎えに来なくてあわや野宿の危機に!

2017/7/21(金) ミャンマーの国旗フリー画像 旅は5日目

今日は、午前中は、ATM漆工房ニャンウーの街パゴダとローカル市場を見学してランチ、そして午後は、パガン郊外のホッパ山を訪れます。
昨日サンライズに連れて行ってくれたタクシーを、今日は一日チャーターしています。

08:00
今日は、ゆっくりと朝起きて8時に朝ごはん頂きました。
ではお決まりのオムレツをオーダーします。

オムレツは昨日のチェフのほうが美味しいかったかなぁ?今日のはやや固め。
スープはとってもアジアン・テイストで和む味、美味。ヨーグルトにトッピングするモノもいっぱいあるので◎。
そしてデザートもしっかり頂きました!!

お部屋に戻る前にホテル内のATMへ。
でも・・・・今日も働いていませんよ、故障中!!

本日は10時にtaxiが迎えに来るよう予約済み。
もう少し時間あるので、お部屋の前の小さなテラスで記念撮影!

<クスっ!>
バガン滞在中は、結局は初日の昼からこのサンダル履き!!
なぜかと言えば、ミャンマーではどこの遺跡やパゴダに行っても必ず絶対!!裸足にならなくてはいけません。靴下も×なんです。本当は裸足は好きじゃないんですが、郷にいったら・・です。もう面倒なので結局はどこ行くのもサンダル履きに!
そしてなんと95%位の観光客は、ホテルのお部屋に備え付けてあるビーサンで歩き回っているんですよ。ちょっと笑えるバガンの旅です。

10:00
今日も一日、バガンと近郊の町を遊びまわるぞ!!
約束ピッタリの時間にタクシーがお迎えに来てくれました。それでは出かけましょう。
まずはその前に、どこか近くのATMへ連れてって!!

ここはティリピセヤ・サンクテュリアリゾート内にあるATMです。
ゲートから奥に入るとレセプションがあって、奥の川沿いにコテージ造りの客室が点在しているようです。ここも素敵なリゾートですね。

では、ホテルを後に、次はドライバーが連れていきたい場所にいくようです?
どこかしら?

MYA THIT SAR LACAUER WARE HANDICRAFT

敷地の奥にある小さな漆工場を見学、器ができ上がる行程が、パッとひと目でよくわかる規模なので、コンパクトで良かったです。そのあと道路に面した漆の販売するお店に移動。いろいろと親切に紹介してくださるので、記念に珍しい緑黒のグラスを購入!!繊細で、手作り感のあるなかなかに良い品です、ちょっとお高いですが・・・

MYA THIT SAR LACAUER WARE HANDICRAFT < 60000 K >
大きめなグラス2コ

シュエズィーゴン・パゴダ

10:00
バガンを代表する黄金のパゴダです。11~12世紀頃の建築でビルマ型パゴダの元祖とされる仏塔です。今回訪れた時は、あいにく土台部分が修復中でした。
青空に映えた黄金色がまばゆく輝いていました。

バガン/ニャウンウー市場

11:30
ニャウンウーエリアにあるバガンでは大きな市場です。
かなりド、ローカルな雰囲気で、野菜・果物・肉魚などの生鮮食品や衣類品や日用品などのお店がびっしりと連なっています。所々にお土産品のエリアもありました。

活気が無いわけではないけれど、のんびりした空気が漂っています。時間が早かったのか?オープンしていない場所もチラホラあるし、おしゃべりしている店主たちも・・

こんなお金を賭けて楽しんでいる場面に遭遇・・
本当にのんびりムード!!羨ましい限りのローカルな市場ですね。市場の通路は土のままなので、雨が降った時は足元がドロドロ!!

Queen

このランチのお店は、本日のドライバーにどこかローカルな美味しいお店に行ってくれと頼んだところ案内してくれました。まぁ外人用のレストランみたいなんですが、味はどうなんでしょうか。
そして好きな席につくと、大っきなサーキュレーターをこちらに運んできてくれて風がこちらのテーブルに届くように設定してくれました。助かりました、ふぅ~~。

まずはピーナツとビールでカンパ~イ、そしてトマトいっぱいのスープ

海老のグリル鶏のグリルです。なんだか似たような雰囲気だったかしら?
グリル2種であんまり芸がなかったですね。お味はそこそこですね。

デザートに赤いスイカとバガンのレストランでよくでるキャンディーです。

このお店は、観光客がレストランで食べている間、駐車場の脇にドライバーたちのたまり場があって、そこで顔見知りのドライバー同士で情報交換しながらランチ(多分、タダで!)できる、観光客向けのお店!!
本当は、もっと地元の人が普段行くような美味しく評判のお店に連れて行って貰いたかったので、ちょっと残念!タクシードライバー任せにしたこちらが悪かった、と反省。

Queen < 23000 K >

えびとチキンのグリル、トマトスープ、ビール

さて、ここからはちょっと遠出になります。では、ホッパ山に向って出発!

と・・レストランから郊外に通じる道路を走っていると、何故かドライバーはとある工場の入口でクルマを停めて「ここで働く妹に渡す荷物があるからちょっと待ってね!」と???
どうも、妹が働いている工場に立ち寄ったらしい??この辺が自由ですよね。これはまぁいいとして・・

次は、

ヤシ工房

バガンとポッパ山のほぼ真ん中に位置しているところ、20分位走ったところに掘っ立て小屋の前に車が停まりました??
どうやら椰子酒とココナッツシュガーを作って売っているお店?のようですよ。
奥の方ではお酒を作る行程なのか?グツグツ沸騰させた大きな鍋がありました。
その後ろの軒には、幾つもの醸造しているような瓶が並んでいました。
聞くと、昔ながらの伝統的な製法が見られる工房のようです。

ここで愛想の良いおじさんから醸造した強烈に強い椰子酒の試飲を勧められて・・ちょっと口にしただけでビリッとくる感じ、危なくなぃ?
それにしても、ここを立ち去るにはなんだか何か購入しないと帰れない雰囲気だったので、超お手頃価格のココナッツシュガーを一袋購入。

ポッパ山途中の小屋 < 2000 K >
ココナッツシュガー

さぁ、先進もうー!

この道路沿いは、こんな風景が左右に果てしなく続いています。
小高い山に樹木と赤土・・未開拓の荒れ地が延々と。

あっ、ようやく小さな町に近づいてきたようです。遠くの小高い山の上に、何やら金色に輝く建物らしきものが見えます。これが目指すポッパ山寺院のようです。

14:30
ここが寺院の入口の階段のようです。
門前らしく階段まわりには果物やお花や猿の餌を売っていました。

ここで車を下車。
ドライバーは、階段登って下りてくるのに約1時間ぐらいと言うので、大体3時半頃にここで待ち合わせをすることに。ちなみにドライバーは、階段左手奥の道路を指差して、あのへんにに駐車しているとのこと。

では・・行ってきます。

ポッパ山寺院


<ミャンマー観光HP参照>

バガンより50Km離れた大平原にポツンと一際盛り上がった岩山がポッパ山、その山頂高さ73mの天空にある寺院です。俯瞰してみるととっても不思議な風景ですよ。

この果てしなく続いて上に伸びている階段を登って、登って、
ドンドン上に行って、

階段途中で休憩して、まわりの風景を見ながら、更に更に登って、

階段幅が広くなったり狭くなったり、急になったりしてもドンドン登っていきます。
そして、そこら中にウロウロと我が物顔ではびこっているのは、・・・・おサルさん

この寺院にお参りに来る人々から食べ物をたかるサルたちなんです。
もしスーパーの袋とか持っているとあっという間に取られちゃうそうです。そしてミャンマーの人達は、階段を登りながらサルたちに紙に包んだピーナツを与えるんです。それをちぎって中のピーナツを食べるのですがその紙をそちらこちらに撒き散らしている・・それがかなり汚れて汚いんです。

ところが、これをお掃除する人がいて、最初は「えらいわ」と思ったのですが、どうも「お布施を寄進して!」と書いたカードを持って外国人にすり寄って来るんです??
なるほどね、こういう仕掛けですか。

そして、まだまだ上に登る階段が続きます。
全部で777段の階段で約30分かけて登っています、ふぅ~~。
更にこの階段って、どこかしら濡れていて、どうやらサル達のオシッコ??のよう。
それなのに「裸足」じゃないといけないんです、グスン!
さぁ、頑張って頂上目指しますね!!

無事無事!777段を制覇してとうとう一番上にたどり着きました、やったぁ~!!

そしてちょっと不思議な空間に遭遇?

日本で言うと菅原文太風のおじさんが祀られたお部屋があって、「ボーミンガウンは生きたまま聖者になった凄い人」のようです。先程までベッドで寝ていたような雰囲気?でまわりに無数の像や写真が飾られていました。

その奥には大きなドラがあったのですが、観光に来たミャンマー人のおじさんが親切に『こうやって叩くと御利益があるんだ!』と教えて下さいました。Thank you!!
記念に一緒に写真を、といったらポーズをとってくれました。ミャンマー人は、気さくで面白い人多いね。

ものすごい絶景!!
階段を頑張ってのぼっってきた甲斐がありました。

ちょっと隠し撮りっぽく、お隣で遠くを見ていた僧侶をパチリッ!なかなか画になる、雰囲気あるお坊さんです。

では、そろそろ下りてきますよ。

この階段の幾重にも重なった屋根、屋根、屋根
そして、上りに出会って約束したおばさんのジュースブースに立ち寄っていきます。

多分ミャンマーのエナジードリンク風をごくごく頂きました。
さすがに喉カラッカラ。

降りるの早くって、あっという間、あっけなく下りてきました。
ここで、裸足の足を綺麗に拭いてサンダルを履きました。

寺院の前の門前には、お茶できるお店や土産物屋や洋服屋が一応あるんですね。

お迎えのドライバーがいないけど、少し早すぎたかしら?
探しにちょっとその辺を見てみましょう。

おっと!どこからともなく寺院から下りてきたお猿軍団が道路にはびこって餌をさがしているよっ、ちょっと怖いんですけど。

近くをウロウロして、気がついたら約束の時間をもう15分過ぎているんですが、ドライバーが来ませんよっ!!どこ行った???
仕方ないので、向かい側にある冷たいミネラルウォーター売っている所に椅子&テーブルあったんで、そこで一人は休みながら、もう一人はドライバーが左の道路の方にいると言っていたので、探して見ることに、そのあと反対側の道路の先まで行ったりと・・

・・
もう45分過ぎ、遂に小一時間も待っているのですが、まだ来ていません!!
どうすればいいの??この近辺を再度探すことに。

どこにもいないよ!これは困ったことになった。どうやったらホテルまで戻れるか・・・・・・ここで思案
小さなバスはすぐ近くの街までの近距離用のようだし、当然流しのタクシーなどもいない、お寺のそばには泊まれるようなホテルもないし、夕刻が迫り下手すると野宿ということにもなりかねない・・・・・・

それにしても一体、ドライバーはどこに行っちまったのだ、もー(怒)!!!

最後、もう一回、あたりを隈なく探してみよう。そして見つからなかったら、どこか近くのお店に頼んで自家用車を特別に出してもらいホテルまで送ってもらえるか交渉してみよう、ということに。(こんな山の中で言葉も通じなくって不安ではありますが・・何とか)

そして、再々度、左の方向の道を先程よりももっと先まで行ってみたところ・・・

じゃじゃじゃ~~~~ンん!
道路から見えないような建物の陰で、乗ってきた車を発見!!
なんと、なんと、ドライバーは車の中でグウグウ寝ているではありませんか!!

んもぅ!!信じられないよ、もう!!
怒り心頭ですが、同時にホッとした気持ち。ここは、ミャンマー。こんなことはミャンマーでは普通の出来事、と自分の心を静めます。
しかし、普通ドライバーは約束の時間前には、戻ってこなくちゃいけませんよね!

ようやくオールドバガンに戻ることができそうです。
もうつかれたわぁ~

山を降りてドンドン戻って来ました。
そして、このゲートも通過したら、もうバガンエリアに戻ってきたねっ!

18:15
ようやくホテルに到着!!クレームいうのも疲れました。
しっかりしてほしいね、ドライバー!!
だけど仕方ないことに、この街にはtaxiが少ないので、明日もこのtaxiを空港までチャーターしています・・

taxi一日チャーター < 35 $ >
コットンパンツ < 4500 K >

18:45
お部屋でちょっと休憩しましたが、喉乾いていたので、夕飯を食べに行きましょう。
私たちが留守中に、例のパンツ屋おじさんから「電話があった」とメッセージあり。ちょっとびっくり!だって部屋番号教えたわけでもなかったから?
そしたらその時部屋の電話がなって、パンツ屋おじさんからでした。
今夜自分の家に来てほしいとのこと。でもかなり疲れているので、丁寧にお断りしました。

・・
そしてすぐにお部屋を出て、ホテル近くのレストランに行く途中、歩いていたら例のパンツ屋の女の子にたまたま出会って、「これから夕飯だ」と挨拶して別れたのですが・・・

Shwe Ou Food Garden

私たちがお店に入って、アボガドディップを食べ始めた時に、
びっくり!!例のパンツ屋の親子がお店に現れたんです?きっと、先ほどで出会った女の子から我々のことを聞いて、近くのレストランを探したのでしょう。
で、一緒にご飯食べましょうと誘いましたが、上の娘が家で夕食準備をしているので、ここでの食事はいらないとのこと。じゃぁ、飲み物だけでもと、みんな好きなモノ選んで乾杯することに・・・

おしゃべりして、そしてみんなの集合写真をお店の人に撮ってもらい、お別れしました。
ミャンマーの人はとってもフレンドリーですね、旅のいい思い出になりました。
女の子の名前は、Ei Shwe Zin 、一番英語が上手でした。またいつか会えるといいね。しっかり勉強頑張ってくださいね。

彼らが帰った後、トマトカレー、ナスカレーを食べましたが、写真は撮り忘れました。

Shwe Ou Food Garden < 17500 K >
トマトカレー、ナスカレー、アボガドディップ、ビール、コーラ

本日は遠出もしたし、トラブルもあったしで、一日お疲れモードです。
おやすみなさい!!


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2017/7/22(土) 旅は6日目 ☁☂☀ 早くもバガン最終日。夕方にはヤンゴンに戻らなくてはなりません。折角のリゾートホテル...

コメント

  1. EIJI より:

    私もポッパ山へ行ったので興味深く読みました。焼酎工場へ寄ったのも一緒でした。私はポッパ山の上で瞑想したこと、山への入口近くにチークの木が生えていたこと(そこで初めてチークの木を覚えました)を思い出しました。

    写真も多いし、文章も太字を入れたりと工夫していて力作ですね。作成に時間がかかったでしょうね。

    現地の女性の化粧で顔を白く塗るタナカは見かけなかったのですか?どこかに記述があるのかも知れませんが(全部は見てないので)。

    今、フランスのマルセイユにいます。日本を発つ日から悪化した足指痛(持病です)が、パリ放浪で無理したのでこじらせてしまって、マルセイユでホテル休養する羽目になりました。安静にすれば治ることが分かっているので心配無用ですが。

    2月の麻雀大会、2卓できて良かったですね。きっといつも通りの楽しい会になるでしょう。