密林の中にひっそりと佇む世界遺産のアンコールワット!
アンコールワットは日本人にとって最も行きたい海外の観光地・人気No.1であり、また、私たちにとっても『ここには死ぬまでには一度は行かねばならない旅行先』として、ずーっと長く胸に秘めていたところでした。
そして、はじめての海外旅行から30年の時を経た2012年1月、遂にその念願は叶うことになりました。
これまで、このブログ『INDIAN SUMMERなう!』では私たち太&豆の旅の様子を数々アップしご紹介してきましたが、その真打ちとも言える「アンコールワット旅行」を、以下、
まとめましたのでご覧ください。世界遺産アンコールワットとその麓町・シェムリアップ、そして往復のアクセスとしてのホーチミン、7泊8日の旅です。
ただ一つお断りしなくてはならないこととして、残念なことに、あれだけ憧れていたアンコールワットの旅だったのにも関わらず、ちょっとしたミスで撮影した写真や旅の記録の一部を失って、本来ブログ記事に盛り込むべき予定の大切な情報の一部が欠けてしまいました。
今、この記事を書いているのが2020年の6月。8年も前の旅行の様子を、残っている資料を元にできる限り記憶を絞り出して復元し、ブログとしてまとめるように努めましたが、一部に不正確なところや、8年の年月を経過して現状とは異なっている部分もあるかも知れません。
でも、皆様もご一緒に、いっときの間8年前にタイムスリップして当時のアンコールワットの旅をお楽しみいただければ嬉しく思います。
それでは、旅のはじまり、はじまり、で~す。
■ スケジュール 『シェムリアップ – ホーチミン』
<2012年>
1月08日(日)成田発ホーチミン経由シェムリアップへ このブログ
1月09日(火)アンコール・ワットなど世界遺跡観光
1月10日(水)スラ・スランのサンライズやマーケット
1月11日(木)ロリュオス遺跡、ラッフルズでハイティー
1月12日(金)シェムリアップからホーチミン、夜フレンチ
1月13日(土)ベンタイン市場・ドンコイでショッピング
1月14日(日)ショッピング、ハイティー、マッサージ
1月15日(月)夜中便、朝成田へ帰国
2012/1/08(日)旅は1日目 ☀ 東京~ シェムリアップ
今回は、成田空港からベトナム航空でまずはホーチミンに向かいます。ホーチミンで乗り換えてアンコールワット観光の拠点となるカンボジアのシェムリアップへ夕方到着します。
初日の今日は、ホテルにチェックインした後、シェムリアップのオールドタウンに繰り出して夕食と夜の散策を楽しみます。
06:00
おはようございま~す。
東京は寒い冬の朝、早い時間なので外はまだ真っ暗です。東南アジアに出かけるので、なるべく防寒着などは極力身軽にし荷物にならないようにします。今回はマイカーで空港まで行くので、そのへんは助かります。
成田空港の近くの民間パーキングに車を預けます。朝の早い時間なので東京の自宅から成田までは約1時間前後で到着しました。
今回のフライト・ベトナム航空は初めての利用です。
第1ターミナル 北ウイングからチェックイン。
09:00
成田の天気は爽やかな冬晴れ。ゲートの待合室のガラス窓が明るい日差しでいっぱいです。
時間になると搭乗をうながすアナウンスが有り機内に乗り込みます。
本日の最初のフライトは
成田 09:30発 [VN0301]→ ホーチミン14:25 着
一行は、G太&A豆夫婦と、いつものおじゃま虫・R心の3人。イザっホーチミンへ。
いよいよ旅の始まり!!
11:00
定刻通りTAKE OFF、
安定飛行になるとさっそくランチタイムです。カンパイ!
機内食
上:お肉料理の洋食、デザートがケーキ
下:煮物がつく和食、デザートがなんと大福が面白い。
メニューは2種類で、パンと果物は共通メニューです。ベトナム航空の機内食ははじめてですが、意外といけますネ!
»»»»»
食事の後は、朝早かったこともあって、映画を見ているうちにウトウトと・・・
気がつくと、窓の下にはもうホーチミンの街並みが見えてきました。
蛇行する遠くまで繋がっているのはサイゴン川でしょうか?
いよいよホーチミンに降り立ちます。
成田から所要フライト時間は約6時間20分。
ホーチミンの時間は14:55分です。
次のフライトまで約1時間です。
次のカンボジア・シェムリアップまでのフライトのチケットは発行済なので、到着ゲートから出発ゲートまで移動して待機中です。
ホーチミン・タンソンニャット国際空港の10番ゲートは、国内線のような感じの小さな待合室です。
確かにホーチミンからシェムリアップまではフライト時間が1時間の近さなんです。
本日の2回目のフライトは
ホーチミン 15:55[VN3821]→ シェムリアップ16:55 着
定刻通りTAKEOFF❗️
こんな近距離なのにとりあえず食事あり。
軽くサンドイッチとジュースが用意されました。
一応どんな味か気になりがぶりつきましたが、可もなく不可もなくって感じ。
そしてまもなく機体は着陸態勢に。
»»»»»
じゃ~ん!
無事にシェムリアップ国際空港に到着しました。
やっぱり沖止め、みんな機内から歩いて空港の建物を目指しています。
ワォ~!今まさにシェムリアップの夕日が隠れる時間、美しい。
空港内で手続きしているところで気がついて、パチリッ
空港の周りは何もなさそうな雰囲気ですね。
空港からはタクシーで宿泊するホテルまで約15分で到着します。
● Golden Temple Hotel
18:20
夕暮れのシェムリアップの街並みを通り抜けて、タクシーで到着したのは人気の繁華街のパブストリートから少し離れた大通りに面した場所にあるホテル『Golden Temple』です。
ホテルの周辺は画像(googleより)のようにまだまだまだ発展途上のようなエリアですが、通りの先10分くらい歩き、川を渡ると繁華街のあるパブストリートです。
ではチェックインへ。
ホテルはぐるりと緑の樹木で囲まれていますが、建物自体独特な・・
ちょうど日本で言えば鳥居と同じような濃いオレンジ色です。
ホテルは全部で29室とこぢんまりしていて、プールを取り囲むように客室が並んでいます。
雰囲気は緑に囲まれたリゾートホテル風で悪くありません。ここに決めた一番の理由は、シェムリアップのホテルでは珍しくトリプルルーム(3人用)があることでした。
部屋にはシングルベッドがずらっと3つ並んでいます。
部屋中ベッドだらけという感じで、ちょっと狭く感じます。
とりあえず機能的には、天然木の家具、エアコン、テレビ、専用バスルーム(ヘアードラヤー、バスローブ、スリッパ付)、ミニテーブルと椅子、ドレッサーや金庫なども備わっています。
部屋に入ると、テーブルの上には、なぜか2人分のウエルカムドリンクセット(タマリンドジュース、ピーナッツなどお菓子、お手拭きがセットされていました。
さっそく荷物を広げようとしますが、あっ、スーツケースが180度に開けな~い、狭いんだ❗️
スープドラゴン
最初の食事は、レストラン「スープドラゴン」に決めていました。
ここはホテルから歩いて10分くらいのところにある繁華街の一角、パブストリートの入り口に位置しています。
観光客の大部分の人は一度は立ち寄るくらいに、シェムリアップでは人気のあるお店です。
生ビール / Tiger Beer
では、明日から憧れの世界遺産アンコールワットに行くぞぉ~、カンパイ❗️
もう夕方からずっと飲みたかったビール・・
カンボジアではシンガポールはじめ東南アジアでよく飲まれているTiger Beerが一般的なようです、喉に染み渡ってとても美味しい。
春巻き
間違いのない一品です。
中の具が人参などの野菜中心ながら、アツアツで美味しい、付け合せ野菜のミントなどのハーブ類はタイやラオスの野菜と同じみたいですネ。
鍋料理「チュナン・ダイ」
スープドラゴンの一番人気の鍋料理「チュナン・ダイ」。ここに来たらほとんどの人がこの名物鍋を頼むようです。
素焼きの鍋に出汁が入っていて、具はいろんな種類から好きなものを選びます。
チュナン・ダイの具
初めてなので、定番の豚肉、きのこ、野菜は空芯菜やかぼちゃの花、麺、玉子のセットを注文しました。
出汁が沸騰したら、卵をからめた野菜やお肉などをドンドン入れていきます。
ここまではスタッフがテキパキと指導してくれました。
味付けは数種類のスパイスから好みのものを選び、自分でカスタマイズして、好きな味のタレを作ります。それに付けながら食べる、これって東北タイのチムチュム鍋と似ています。
食べてみると味は、優しい味付けでタレに左右されるから自分でさらに好みに変えてみます。
最後にきしめんのような麺を入れて、〆のラーメン的にいただきました。
[注]最近の情報によると、
2018年に「スープ・ドラゴン」の建物の改装工事を行っている最中に、突然建物が崩壊する事故が発生し、現在は取り壊され閉店となりました。独特の雰囲気があって観光客には「あぁ~シェムリアップに来たぁ~」と感じる建物だったのに、残念ですネ
»»»»»
しばし夜のシェムリアップのメインストリートをブラブラっと散策します。
通りには雑貨を扱うお店が並び、バラマキ土産に手頃な手作り布製小物入れやバッグなどを探しながらショッピングします。
The Balcony Café
午後9時半です。
食後の後のおやつ・スムージーをCafeで飲んで休憩します。
まだまだこの周辺は、人で溢れかえっています。
そして日が暮れてもムシムシなシェムリアップです。
»»»»»
シェムリアップ川沿いを散策します。
アートマーケット橋は屋根付の人が歩いて渡る橋、✨キレイにライトアップされています。
川沿いに立ち並ぶレストランやCafeやお土産屋などの明かりが川面に反射して写っています。川の中央にもランタンを灯して、素敵なライトアップ✨ です。
一年中熱いカンボジアでもこの時間になるとさすがに過ごしやすい気温になってきました。
シェムリアップのこの時期(1月)は東南アジアの乾季の前半で、旅するのには一番適当な時期です。夜の賑わいも若者にとっては、まだまだこれからの様子ですが・・
さあ、明日からの遺跡巡りに備えて、そろそろTukTukに乗ってホテルに戻ります。
東京→ホーチミン→シェムリアップと移動して長い一日でした。
お疲れ&おやすみなさい
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