世界一周の旅<フライトの実際> NewYork(EWR) ⇒ Porto(OPO)

【 フライトの基礎情報 】

            搭乗日:2019年5月10日(金)
         出発空港&時刻:New York(EWR)20:15
         到着空港&時刻:Porto(OPO)+8:00
        航空会社・便名:TP214
           使用機材:A330-200
          搭乗クラス:ビジネスクラス
            経由地:リスボン
          区間マイル:3,340
           所要時間:6h45m

【 出発空港までのアクセス 】

予定より少し早めにニューアーク・リバティー国際空港のターミナルBに到着しました。
所要時間はペンステーションでチケット購入してから約1時間掛かっています。

ニューアーク・リバティー国際空港のターミナルBのMAP

【 チェックイン・イミグレーション・利用ラウンジ・搭乗口など 】

チェックイン・カウンター

まずは、Tap Air Portugal (TAP)のカウンターを探します。
TAPのロゴは目立ちにくいカラーで、一番端っこLevel 3 , Zone A の前にありました。
このエリアはルフトハンザなどスターアライアンス各社のカウンターが並んでいます。

Tap Air Portugalのビジネス・カウンターからチェクインします。
本日のフライトは、TP214
出発時間は20:15発でポルト到着は+08:00の予定です(でした)。

イミグレーション
ビジネスクラスは Priority Lane からセキュリティーチェックができるので、思いのほか簡単に通過しました。
続いてイミグレーションに移動します。
これもあっという間に終了、10分もかかりませんでした。
ニューアーク空港 ターミナルB ラウンジ

私たちは「世界一周」の次の訪問都市をポルトガルの「ポルト」に向かいます。ターミナルBでのラウンジについて事前にあまり情報を持っていなかったので、このラウンジが使えるのか、TAPのカウンタースタッフに聞いて、「ルフトハンザ・ラウンジ」を教えてもらいました。ルフトハンザの反対側を見ると、同じスターアライアンスの「SASラウンジ」を発見。
時間もあるし、この際、2つのラウンジのはしごと行きましょう。

■ ニューアーク空港 ルフトハンザ・ラウンジ

最初は、EWRのルフトハンザラウンジでくつろぎます。
ちょうどルフトハンザは混雑する時間だったのか、座るところ確保するのが大変でしたが、15分もすると、みんないなくなちゃいました。


このエリアはファーストクラス


混雑のラウンジ

ソフトドリンクやアルコールも充実の品揃えで、もちろんビールサーバーもちゃんとあります。透明の容器に入っているのは「ストロベリーウォーター」?

お料理もスナックやおつまみだけではなく、食事もできる数種類のホットメニューが並んでいました。では、まずはビールサーバーの好みの生ビールを!

本場ドイツの生ビールで、期待が持てます。
駆け足で通り過ぎた「ニューヨークにカンパイ!!」し、
それから目移りするお料理からさっぱり系をチョイスしておつまみに。

ルフトハンザ・ラウンジは、種類豊富なアルコールとお料理が充実していますが、全体的にテーブルが多く通路が狭くて、ちょっと窮屈な雰囲気のラウンジです。

約1時間程滞在して、反対側にあった「SASラウンジ」も覗いてみます。

ニューアーク空港 SASラウンジ

SASラウンジの入口は通路から奥まったところにあり、入りにくい感覚です。
ラウンジ内は、北欧テイストのカラーコーディネートで、明るい雰囲気です。

フードコーナーは、ハムやチーズ、ピクルスなどコールドミールが中心ですが、中には簡単な温かいメニューも数種類ありました。

では早速生ビールでもう一度、
「楽しかったニューヨーク」にカンパイ!!

そして簡単なおつまみにロースト・ビーフやチーズ食べてみたくなりました。
最後に、なんか気になったセサミいっぱいのクリスピーなスナック、パリッパリでひとくち食べたらクセになる美味しさでした。

フードコーナーの奥にあるエリアは、人が少なく貸切になる時間もありました。
椅子もテーブルも北欧家具のショールームのような品揃え、なかなかにオシャレです。

SASラウンジは、食事のあとの静かな時間を過ごす時にピッタリかも。
私たちもここで、また1時間程ゆっくりとラウンジライフを楽しみました。

搭乗口など

少し早め19:15分にGates 67に移動します。が、円形のGateのために待機するエリアが重なっていて、空いている席がチョットしかありません。
航空券の搭乗時間19:30になっても全くインフォもありません、出発遅れなのでしょうか???
それから40分位経って、やっとアナウンスが有り、小さな赤ちゃんや車椅子の方から搭乗が始まりました。

機内に乗り込む時にチラッと見えたTAP A330-200機体をパチリッ!
ニューアークもすっかり日も暮れています。

TAP TP214 A330-200機内の様子・提供アメニティなど 】

今回搭乗したA330-200は、2017年3月から機内をリニューアルした機体です。

シートベルトが車のような肩から腰に斜めに掛けるタイプです。
最初肩からの位置が高すぎて首が苦しくって仕方なかったのですが、途中で肩からの部分が外せることに気がついて、ふぅ~。
シートは、就寝時はフルフラットにはなりますが、背の高い人は窮屈のようでした。

Seat Maps

A330-200のビジネスクラスのシートは、ちょっと不規則な配列です。
右は一人席、真ん中は2人席、左は2,1席が交互に配列されています。

私たちのシートは5E / 5Gで赤○で囲んだシートです。

アメニティー

アメニティポーチには、アーガイルのかわいい靴下、ペン、リップクリーム、アイマスクなどが揃っています。ポーチのイラストには「ポルト」の街並みが描かれ、ソフトタイプの柔らかい生地は使い勝手が良さそう。

TAP航空 TP214機内食

搭乗すると飲み物がサーブされました。
EWRからポルト行、TK214機は約40分遅れて 21:00無事にTAKE OFF!!

機内食・夕食

飛行機が水平飛行に入ると、食事のメニューが配られます。
飲み物を選んで、メインを選びます。

CANAPE’S は、ナッツミックスとパパイヤクリームチーズのカナッペ、
飲み物は白ワインをいただきます。
これから訪れるポルトにカンパイ!!

START は、スモークサーモン、エビのグリル、チャイブグリーンサラダ
SOUP は、セロリのクリームスープ、クルトン入り
サーモンとエビグリルは安心の組み合わせ、スープはクルトンは無いほうが良かった。

MAIN は、フィレミニオンステーキ ・スパイシーソース、ポテトグラタンと野菜添え
お肉に合わせて、赤ワインでいただきます。
小さなオリーブオイルが瓶ごと付いているなんてさすがTAP便。

DESSERT は、バニラアイスクリームとコーヒー。
フルコースの機内食は、1時間半とゆっくりといただきました。
飲んで食べてもうお腹がいっぱいです。
ごちそうさまでした。

»»»»»
このあとは猛烈に眠くって二人とも爆睡しました。
パッと目が醒めて???

機内はすっかり明るくなっています。
もうすぐ、着陸の様子。モニター見たらあと30分で着陸!が見えました。
・・・
えっ、??
次に現れた画面に釘付け?
何かの間違い?モニターの間違い?

えっ、どうして行き先が「リスボン」になっているのでしょうか
この飛行機はポルトへ直行便のはずなのに、なぜかリスボンに向かっているみたい、why?

・・・、モニターでは、どう見ても「PORTO」から「LISBON」に到着地がかわってるいぅ~~~。
何故ぇェ~、いつの間に??

二人で顔を見合わせて・・
ただ周りの人たちは何事もなかったように平然としています。

着陸15分前にアナウンスがあって
「当機は機体の都合のために止む無くリスボンに到着します!」
といとも簡単な告知がありました。
その後どうするの???


前の座席の女の子


タラップをみんなでおります

5/11のam08:40にリスボン空港に沖止めで到着しました。
フライトアテンダント(FA)に促されてタラップをおり、横付けされたバスに乗り込みます。

空港内に入り、みんなの後を見失わないように付いていくと、イミグレーションで入国手続き、更に付いていくと、セキュリティーチェックです。
ここのチェックは案外厳しく、一人通過するのに時間がかかりました。
出口では、チェックが終わって出てくるTP214乗客組に係員が
「Gate44!Gate44,, 」と叫んでいました。
ゲート44に行くんだねっ。

セキュリティーチェックまでは、一緒だったTP214乗客組がこの辺からがバラけてきて、ゲートに向かって歩いています

ここで私たちは素直に「Gate44」に到着しました。
ゲートに着いたら機内に乗り込む列が出来ていたので、何も考えず後ろに並びました。
???

なんか雰囲気違うような?と思っていたら、
そこへ事前にチケットをチェックするスタッフが現れました。

実は「チケット」は、EWRからOPO行のTP214のボーディングパスをそのまま使っています。席も一緒なんでしょうか?

ますますなにか違うような気がしてきました。
先程一緒に降りたTP214乗客組の人が誰もいないような?気がして、

するともう一度、今度はTAPのスタッフがチケットの事前チェックに現れました???
そこでスタッフから
「ここはボストン行きのゲートGate44だよっ
ポルト行きは向こうのゲート、Gate44Bじゃない??」
といわれて、
エエぇぇぇ~
・・・

あぁ~
ウソでしょう~
動揺しながら、慌てて『Gate44 B 』に飛んでいきました。
ふぅぅ~!よかったよかったぁ、TP214で一緒だった人たちがいたぁー!

結局『Gate44B 』のBが聞き取れなかったのか?言ってないのか?
とにかく私たちもGateのボードも見なかったのがいけなかったと深く反省でした。
あやうく、アメリカへ逆戻りするところでした。

15分ほど並んでいると、ボーディングが開始して・・・
ひと安心しました。

アレっ、
ほぼ1時間前にリスボン空港に着いてバスで移動しましたが、また同じようにバスに乗り込んで沖止めのTP214に向かているようです。
同じ機体じゃないよね???

ポルトへ向かう機体は、A330と同じ機種で、当然飛んできた機体とは違うと思いますが、
なんだか「狐につままれた感覚」でした。
それとも、なにか機体に不具合があったので、予定を変更して、ポルトへの飛行の途中、チェックのためリスボンに立ち寄ったということなのでしょうか?スタッフからはなんの説明もないので、全くわかりません。

乗客は、ニューヨークを出たときと周りもみんな同じ???
でも、隣の席の人が帰ってきていないけど・・
リスボンで降りたのでしょうか?予定のない空港で勝手に降りちゃってイイの?それとも、乗り遅れてしまったとか?
わからないことだらけです。

まあ、いいか。とりあえず、この後はポルトに連れてってもらえそうだし・・・

改めまして
TP214機は、リスボンを10:55発 でポルトに向かって、TAKE OFF!

ようやく分かったのは、ポルトに到着する予定時間は12:11ということ。
今度こそ本当にポルトに行くよね?!

水平飛行になり、軽いランチボックスが配られました。
甘そうなパンと袋に入っていた「りんご」、食べてみたら瑞々しくって美味しかった。

ホッと寛いでいると・・

まもなくポルトに到着するとアナウンスがありました。
よかったぁ、いよいよ、ポルトへ。

あっ、モニターを見ると
NEW YORKの時間が07:11。立ち寄ったLISBONは12:11。
結局EWRからなんとリスボン経由で4時間遅れ、約11時間も過ぎています。
わぉ~!

リスボンからポルトは、遅れることなく定刻でスムーズに到着しました。
数分後、フライトアテンダントが飛行機のドアを解除。

さぁ、今度は本当にポルトに第一歩踏み出すところです。

【 カルネイロ空港到着・ポルト市内へのアクセスなど 】

フランシスコ・サ・カルネイロ空港(Aeroporto Francisco Sá Carneiro)のゲートに横付けされました。
2~3番目に降りたので、前の女性の後をついて行き、通路を歩きます。
さらに長~い通路を歩きます。また狭くて派手な通路を進みます。
結構歩いて10分かかりました。

今まで飛行機に何十回も乗って海外に行きましたが、いきなり到着地変更は初めての経験でとても驚きました。ただ噂によると、TAP航空はよく出発が遅れる・到着も遅れているようです。今回のアクシデントで一番びっくりしたのは、周りの乗客たちは騒ぐわけでもなく淡々と受け入れていたから、もしかしてヨーロッパではよく起こることなんでしょうか?

次は「Baggage Claim」

すでにリスボンでイミグレーション通過しているので、カルネイロ空港では荷物をピックアップするだけです。荷物が出てくるまで15分ほど経って無事ゲットしました。

市内へのアクセスなど

本来ならば、ポルトには朝8時に到着予定でした。今回宿泊するのはアパートなので場所がわかりにくく、運営会社から空港に迎えのクルマを手配してもらっていました。アパートの鍵も、クルマがアパートに到着する頃を見計らって、スタッフから手渡ししてもらう予定でした。

でも飛行機が予定時刻に遅れ、もう4時間以上も経っているので、迎えの車がまだ待っているとは思えません。また、アパートのスタッフも私達が予定の時刻になっても来ないので、とっくにオフィスに引き払ってしまったに違いありません。
これは困ったことになった、・・・どうしようか~

空港出口でお客さんを待つ観光会社やホテルのスタッフがいっぱいいます。
でも、案の定、私たちの迎えのクルマのドライバーは探してもいないようです。
とりあえず、空港建物出口付近に移動し、さらに15分待ってみることに。
・・・

・・・・
これ以上待っても無駄なので、空港からタクシーでメールにあったアパートの住所に向かうことにします。

タクシー乗り場で順番を待って・・
私たちが乗ったタクシーは、初老の感じの良い親切そうなドライバーでした。
そこで考えました
ドライバーにアパートの住所を見せ、さらにアパート運営会社に電話してもらって、
「今からアパートに向かうよ 」と連絡してもらいました。

運営会社もヤキモキして、メールで何度も連絡してくれたようですが、私達にはメールが繋がらなかったので、互いに連絡不能の状態が続いていたわけです。
タクシーのドライバーのおかげで、やっと連絡が付きました。
これで安心して、ポルトの市内へ向かえます。


空港を後に


ポルト市内


海岸線のトラム


アパートの前のカフェ


タクシードライバーが荷物を

空港から約30分ほどで目指すアパート前のに連れてきてもらいました。
「アパート管理会社へ電話をしてもらって助かった」とドライバーにお礼を言い、チップもちょっと上積み。

ポルト空港~アパート < 20 $ >

この続きは、PORTOの初日のブログへ

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