2011/1/11(火) <4日目>
[アパート朝食、バス乗り継ぎでコロッセ オ&フォロ・ロマーノ(ローマパスで入場)、エマニエル二世・ヴェネツィア広場、カンピドーリオ広場・カピトリーニ美術館、昼食、サンタ・マリア・ソプ ラ・ミネルヴァ教会、パンテオン、トレヴィの泉&ジェラート、ワイシャツ買う、スーパーBilla、一旦帰宅、夕食前にドルチェ・イデオでチョコレート買 う、夕食]
オハヨウゴザイマース。
ローマ早くも4日目。
午前中は、市内の有名遺跡巡りといきましょう。
まずは、バスに乗ってコロッセオへ。
● コロッセオ
ローマパスですんなりと入場。開場朝一番なので観光客はまばら。
かつてはローマ市民の熱狂と興奮に包まれたこの地は、今朝はより一層、静かな佇まいをみせています。
しばし感慨を持って昔を偲びます。
コロッセオ付近に住み着いているらしい「ローマの猫」。
観光客の人気者となっていました。
● パラティーノの丘、フォロ・ロマーノ
続いて、ローマ発祥の地「パラティーノの丘」に移動します。
東門から入り、通常とは逆コースで歩いてみましょう。
まずは、楕円形の「スタディオ」。
いにしえの石とあふれる緑のコントラストが綺麗ですね。
丘の上から街が見降ろせます。眺めの良いエリア。
この辺はあまり観光客来ませんね。
どんどん歩いて回りますよ。
「コンスタンティヌスのバシリカ」に着きました。
驚くほど大きな建物ですね。
丘を下って、「フォロ・ロマーノ」のエリアに入ります。
前にも一度訪れたところ、記憶をたどり当時を思い出します。
「フォロ・ロマーノ」の正面出入口から外に出て、近くのカピドーリオ広場まで歩いてみましょう。
● カピドーリオ広場、カピトリーニ美術館
階段を登って行くと、カピドーリオ広場に着きました。
ミケランジェロの作った美しい空間です。
3つの違った形の建物が台形に配置されていて、その中央に騎馬像。
そして、これを取り囲むように楕円形の石が敷き詰められているのですが、
その幾何学模様が実に美しい。
空間の広がりの感じさせ方、視線の誘導のさせ方、歩く方向への導き方、
すべてに計算されつくした演出なんですねー。
感心することシキリ。
やっぱ、ミケランジェロは天才だ~!!
さあ、そろそろ歩き疲れました。お腹もすいたよー。
今日のお昼は、パンテオン近くのレストランに向かいます。
あとひと踏ん張りの歩き。
頑張って行くぞー、ニンジンぶら下げられた馬のように!
● エノテカ コルシ(Corsi)
ここは、まさしくローマの食堂。
都心のど真ん中にあるのに、時代に流されることなく、昔ながらのスタイルを保っています。
この紙ナプキンもいつから変わらず続いているデザインなんでしょうか?
店内は落ち着いていて、気取るところが全くない。この雰囲気、かなり好きです。
(この写真はお店のHPから拝借。私達がお店に入った時は満席、写真を撮るのが憚れました。)
ローマの伝統的な料理ですので、肉類が中心、内臓系もいろいろあるようです。
まずはハウスワインとミネラルウォーター。
そして、日替わりメニューの中から、閃きでピピっときたものを幾つかセレクト。
さあ、どんなものがくるのでしょうか?お楽しみ。
早速、いただきましょう。
絶品パスタです。
これまであちこちで食べた中でも、ベスト3に入るお味!
他の料理も、みなハズレ無し、イケます。
見かけより味、直球勝負!そんな感じの盛り付けです。
ああ~、美味しかった!
〆て< 65 >也。
都心の真ん中だから、お昼でもお値段はそれなりにします。
でも、十分満足しました、文句なし!
こんな食堂、いつまでも変わらず生き残って欲しいですね。
今度来たら、また絶対来るからね!
● サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
お腹も満たされたし、街歩き再開です。
まずは、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会に立ち寄り、
すぐ近くの、パンテオンに行きます。
● パンテオン
しか~し、あいにく外観の修理工事中でした!
中に入って天井に向かってパチリ!
パンテオン近くには、小さいながらも魅力的なお店がところどころに。
前回来た時は、住宅小物専門店で自宅玄関用に真鍮製のドアノッカーを買ったっけ。
ショピング・ストリートをウロウロし、
足の向くまま、
アウレリウスの記念柱のある広場に出ます。
その広場に面した「ガッレリア・コロンナ」のショッピング・モールを抜け、
やって来ました「トレヴィの泉」!
世界中から観光客が集まるお決まりのSPOT。
そして、やっぱりここに来たらやっちゃいますね、例のコイン投げ!
恥ずかしながら、私達も隅のほうで目立たずに・・・
(オシッコではありませんよ!)
● Il Gelato di San Crispino/サン・クリスピーノ
ここに来たら、セットで行かなくちゃならないのが、ジェラートのお店。
評判の「San Crispino」、トレヴィの泉からかなり近いはずですが・・・
小さなお店で見つけにくかった!違う通りを一生懸命探してしまいました。
間口が狭い上に、建物・玄関おもいっきり普通!
へぇー、ローマで一番だって!
リモーネ、チョコレート、バニラの3種を食します。
探した甲斐ありました。美味しかったですよ。
このあとも、足の向くままショッピングを続けます。
ワイシャツなどいくつかGET。
そして、スーパーBILLAではワインやおつまみなどを買い込み、
やっと、トレステヴェレまで戻ってきました。シスト橋を渡ります。
地元トラステヴェレでは、小さなチョコ専門店「ドルチェ・イデオ」に立ち寄り、
おみやげ 用にチョコレートを予約注文、後日ピックアップすることに。
(このお店のチョコレートは全て手作り、いろんな種類がありますが、みな少しづつしか商品棚に はおいてありません。ある程度の数を買うのなら、事前に予約しておかなければならないんです。)
日が暮れる頃、ようやくアパートに到着。
今日も目一杯歩きまわりました。あー、疲れた!ひと休み。
・・・
夜ご飯の時間となると、どうしてこんなに元気回復となるのでしょう。
今日は、地元でいつも混みあう庶民のトラットリア、評判の店に行ってみましょう。
● TRATTORIA DA AUGUSTO(トラットリア・ダ・アウグスト)
アパートから歩いてから5分くらいのところ。
昨晩、すでに下見済みなので迷わずお店へ直行。
PM8時オープンで、オープンと同時にすぐに席がうまってしまう?と聞いていたので、10分前には店前にスタンバイ。
噂はほんとう!!
開店直後にはもうこのようなお客の埋まり方。
早く来て正解でした。
店内はいたってシンプル、まさに庶民のための街の食堂風です。
期待が高まります。
メニューが手書きでよく読めず、何を注文すればよいのか分からない。
料理名のいくつかのキーワイドを頼りにテキトーに注文。
パスタはリガトーニ、
カラマリ(烏賊)、
カルネ (豚肉)、
ポッロ(鶏肉)
上のお料理とハウスワイン、ミネラルウォーターで、
全部で< 39 >。
庶民のためのトラットリアだけあって値段はとても安い!!
人気の大きな理由は、まずはこの安さにあるのでしょうね。
お味の方は、これも庶民向けのためなのか、全体的に味付けが濃く塩辛いように感じました。イタリアのレストランは、どこも塩味が強い傾向にあるようですが、ここのはそれが特に顕著。
私達の好みとはちょっと離れているようで、評判とは違う印象。
でも、これは今日のお昼を食べたお店(『エノテカ・コルシ』)と比較してしまうから、かも知れないですね。
食事終わってお店の外にでると、あいかわらす並んで待つ人がいっぱい・・・
トラステヴェレの夜は、レストランを探して歩いている人があちこちに。
それでは、今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。