大人の休日・安代温泉と新潟居酒屋巡り その1

2021年11月・JR東日本の『大人の休日』の旅/ 前半

『大人の休日倶楽部パス』を利用した3泊4日のオトクな鉄道旅行。毎年2,3回は定例行事のように活用しています。
JR東日本エリアの主要観光地へはこのパスを利用して一通り行くことができたし、コスパを考え目一杯列車に乗りまくる旅も体験してきました。
『大人の休日倶楽部パス』の旅は、高齢者にとっては本当に有り難い割引制度で、この年齢になれば利用しない手はありません。
でも、これを続けると少々「飽き」がくるのも事実。各回ごとに、各人自ら旅行企画を本気に考え実行していかないとワンパターン、マンネリ化に陥ります。

JR東日本エリア内、3泊4日以内という縛りはあるものの、あとは、どのルート、どの列車を選ぶかなど旅の自由度は高く、逆に言えば、『大人の休日倶楽部パス』を利用するときは旅の企画力が試されることになります。

今回はどういう旅にしようか?
いつもなら旅行計画を練ること自体が大きな楽しみになるのですが、今回については、ここしばらくコロナ禍の生活が続く中で「肉体的・精神的に少々お疲れ気味」。なので、「いろいろ考えずとにかく温泉でのんびりしたいなあ」という気持ちが勝り、どこでもいいけどともかく行ってみるか、ということで私達にしては比較的に安直にエイヤッとプランを決めました。

行き先は長野・新潟方面、あまり人が集まるようなところでない落ち着いた温泉地で2連泊の湯治、あと一日は、せっかくのこの時期だし日本海のお魚は美味しいだろうから居酒屋で旨いツマミで一杯いきたいな、と次のようなプランを企画してみました。

今回の行程


今回訪れた都市マップと大まかな行程です。

【1日目】2021/11/28(日)
・大宮駅から[北陸新幹線・かがやき]利用、長野駅下車、善光寺にお参り
・昼食後、長野電鉄で湯田中駅へ、安代温泉山崎屋泊
【2日目】11/29(月)
・安代温泉&渋温泉 温泉でのんびり&温泉街散歩 山崎屋連泊
【3日目】11/30(火)
・湯田中駅~長野駅~上越妙高駅から[特急・しらゆき5号]で新潟駅へ、新潟市内ホテル泊、居酒屋めぐり
【4日目】12/01(水)
・日中は新潟市街観光、夕・新潟駅から大宮駅へ上越新幹線、大宮~池袋を経て帰宅

以上、3泊4日の大人の休日利用のルートです。

では出発します。
最初の目的地は長野県・長野駅、いざっ❗️

11月28日(日)一日目 東京☀ → 安代温泉 ☀

大宮駅発 10:47(かがやき509号) 11:43 長野駅着 12:10 善光寺にお参り 13:30 郷土料理『そば処 みよ田 長野本店』 14:27 長野電鉄・長野駅(特急ゆけむり号) 15:12 長野電鉄・湯田中駅 15:30 宿の送迎で安代温泉「山崎屋」泊

09:15
おはようございます!今日は大宮駅から大人の休日をスタートします。
昨日は長野方面に雪が降ったので列車の遅延などを心配していましたが、今日は晴天で絶好の旅日和となり、列車の方もほぼ定刻通り運行されているようです。良かったぁ

10:25
大宮駅に到着して、いつものように新幹線の待合室へ。
ここにはカフェ「BECKS」があるので新幹線にコーヒーなど買い込み乗車する時は便利です。今日は軽く朝食代わりにサンドイッチとコーヒーを購入して列車に乗り込みます。

今日は、北陸新幹線かがやき509号(大宮駅発 10:47)で長野市に向かいます。
ホームには乗客がちらほら、旅行客は依然少ないようです。

定刻通り列車が出発しました。
やっぱり旅のスタートはいつもの、「ビールでカンパイ!!」
そしてかんたんに朝ごはんのサンドイッチとコーヒーをいただきます。

『 BECKS 』 < 1,780円 >
BLTサンドイッチ、コーヒー2,生ビール

車窓は、青すぎる空が広がっていい旅になりそうな予感です。
真っ直ぐ進むよ、雪国へGO!GO!

長野駅

長野駅に定刻通り到着しました。新幹線の出口からひとまず荷物を預けるコインロッカーを探します。「善光寺口入口コインロッカー」を見つけ預けます。
最近のコインロッカーのシステムは電子制御のキーレス方式が大半で、ロック/解除の際には慣れないと戸惑うような操作のものが多いのですが、ここのは従来型のローテク方式。私たちにはホッとする現金を入れる鍵付きロッカーなので、なんとなく安心です。

さて、最初の立ち寄り地・善光寺へはここから歩いてもさほど遠くないのですが、G太は依然リハビリ中の身、ここはタクシーを利用します。

タクシーは、善光寺といってもかなり手前の門前で下車します。
善光寺に向かって歩いていると、門前のお土産屋さんや質素な佇まいの宿坊が数件並んでいます。昨日の雪と完熟の柿が絵になりますね。

善光寺


山門正面から


山門裏からは雪が積もっている

善光寺は過去にも何度か訪れています。
でも、こんなにも雪が積もった風景を見るのは初めて。参門の屋根の日の当たる側と当たらない側がこんなにも違うんだぁ?

「コロナが早く終熄して、一日も早くもとの生活に戻ることができますように!」・・・A豆

「株とFXが上がってボロ儲け、そして、新潟で旨い酒と肴に出会えますように!」・・・G太

それぞれの願い事をしっかりお祈りして、さっと帰ります。

本堂からのこんな風景もちょっとおもしろいネ。
こんなに晴れ渡ってお参り日よりでした。

記念に本堂バックにパチりっ!
境内の枯れた木々に積もった雪も風情があります。

善光寺~長野駅 タクシー往復 < 2,500円 >

郷土料理『そば処 みよ田 長野本店』

こちらは、長野駅の駅ビルにあるお店です。駅構内ですが意外にも蕎麦好きには人気のお店と聞いて、ランチに伺いました。
新幹線や列車の待ち時間にも良さそうだし、蕎麦以外でも、昼から一杯いける酒肴が充実していて酒好きにもピッタリとのこと。イイじゃないですか!、これは楽しみ。

では電車の時間まで・・

久しぶりの善光寺参りを済ませて、まずは生ビールでカンパイです。
肴には、まずはそば屋らしく玉子焼きゲソ揚げです。玉子焼きは、出しが効いたジューシーな味付けです。

「鴨焼き」です。
これも蕎麦屋さんらしい一品で、柔らかくってタレが効いていて、美味しい!ネギがもう少しあったらなお良かったなぁ。

〆はざるそばでツルッと薬味でいただきます。
盛りはたっぷり多め、ごちそうさまでした!

『そば処 みよ田 長野本店』 < 6,350円 >
そば屋の玉子焼き、鴨焼き、天ぷら、ざるそば、生ビール

長野電鉄

長野駅から長野電鉄・特急ゆけむり14:27発に乗車します。
所要時間約45分で温泉地がある湯田中駅に向かいます。
ホームは地下となっており、もう電車が待っています。

特急ゆけむり号は、元は小田急のロマンスカーだった車体を長野電鉄が譲り受けたもの。
先頭車両はパノラマビューを楽しめるように総ガラス張りで、前から数席が指定席になっています。
私たちは事前に予約済、もちろん一番前の席で、前方が見渡せる特等席へ。
小田急ロマンスカーとして活躍していた時代には、子どもたちにも人気で憧れの電車でした。私たちは、当時、このロマンスカーに乗った経験がなく、今日は、昔時代にできなかったことへのリベンジです。

特急ゆけむりは定刻通り走り出し、地下道を数駅越えると、パッと明るい空が見えました。凄い青空が広がって、線路が走り前方には長野の山々がくっきり見えています。

しばらくすると、わあぉ~~!
見えるところ全部真っ白の「雪景色」と変わりました。
やっぱりこの一番の前のシートは、グットビュー!!
刻々と移り変わる景観がまるごと楽しめる素敵な時間でした!

15:12
湯田中駅に到着、ここが長野電鉄の終点です。
改札を出ると、本日から宿泊の宿から送迎車が出迎えてくれました。

安代温泉 山崎屋旅館


横湯川に面した玄関


石畳の通りに面した玄関

今日から2泊する家族経営の小さなお宿「安代温泉 山崎屋旅館」です。
こちらは信州湯田中渋温泉郷の中にある安代温泉に位置します。ちょうど石畳の通りに面した道を登っていくと風情ある渋温泉に繋がっています。

通されたお部屋は2階にあるお部屋で、10畳に広縁と洗面所、床の間、内庭に面した出窓などがあります。
お布団は端の方に用意してあり、好きなときに好きなように自分で敷くシステムです。
早速おこたに足入れて、いつでもゴロゴロできるようにおふとんはもう敷いて置きます。
湯治!湯治!!


横湯川が見える広縁


広縁に洗面台と冷蔵庫


入口


浴衣やタオル


最初はこたつがなかった

最初お部屋に通された時には、こたつが用意されていませんでした。すぐにお願いしてこたつのセッテイングしてもらいました。やっぱりこの時期、コタツが欲しくなりますし、コタツのあるお部屋のほうが絵になります。これで今日から2日間、快適な湯治の日々になりそうです。

16:45
安代温泉は開湯1350年余、湯田中・渋温泉の一角にある温泉です。
安代(あんだい)大湯の起源は約300年前まで遡り、地元の安代組には「村民こぞって1つの浴槽をつくる」との記述が残されてるそうです。歴史があるんですね。効能は、リューマチ・神経痛・肝臓病など効くということ。

今回は、コロナ禍のためにお風呂は一組貸切予約制のシステムでした。
幸いなことにゆっくりと家族で入れて、のんびりと温泉三昧できます。

18:00
夕食ん時間になったので、指定されたお食事処へ。
宿泊客が大広間に集まっていただきます。

大人数で宴会できるような大広間にいくと、各家族ごとにお膳がセッティングされていて、衝立で仕切りがありました。

私たちは二人なのでこんなセッティングでした。
コロナ禍のため対面には距離があるので、話がしづらいと思いました。
それからお膳に座って食べることがやや苦痛の年代です。

ではいただきます!

きれいなギンヒカリのお刺身カレー茶碗蒸しです!
鮮やかなサーモンピンクのお刺身が美しくお味の方も美味しかったですが、カレー味の茶碗蒸しはもう一つの感じ、私達にはあまり好みの品ではありませんでした。

岩魚の塩焼。事前の口コミチェックでは、熱々で美味しかったと聞いていたので期待していましたが、何故か今日は冷めていて残念!次に出てきた天ぷらも、アツアツ出来立てではありませんでした、うーん、どうしてでしょう???

小規模旅館で客数も少ないので、お料理の提供タイミングをはかるのはさほど難しくないはず。せめて料理だけは「熱いものは熱いうちに」を是非お願いしたいものです。

天ぷらが運ばれた後は、ご飯とお味噌汁を頂きました。
ごちそうさまでした。

この後は、まだまだ夜は長いので、温泉街散策に出かけます。

時間は午後7時20分頃、ノスタルジックな石畳の通りの様子です。宿の付近は誰も歩いていなくて時々クルマが通るくらい、ちょっと寂しげな路です。
ここ安代温泉から緩やかな坂を数分登っていくと渋温泉エリアに入ります。少し歩いていくと浴衣を着た渋温泉での宿泊客でしょうか、人影が少しずつ増えていきます。温泉街らしき雰囲気が出てきました。

渋温泉食堂『gonki』

先に行くと、旅館やお店が増えて明るくなった通りにでます。すると、昔ながらの温泉街には似つかわしくない、ちょっと粋な雰囲気のフレンチレストランが見えてきました。ここは、確か旅行に出かける前にネットで見ていたあのお店かも?

思わず店内に入り「明日の夜」の予約が可能か聞いたところ、あいにく明日は定休日とのこと。うーん、どうしよう。さっき旅館で夕食を済ませたばかりでお腹は空いていないけれど、去りがたい気持ちなので、軽くワインとアペタイザーだけいただくことにしました。

ワインは、フランス・アルザス地方で修行してきたというシェフおすすめのアルザス産赤ワイン数本の中から1本ををチョイス。選んだのは、「Pinot Noir 2019 Christian Binner」。アルザスのワインらしく細長くスラッとした瓶のシェイプです。

このワインのボトル値段は確か¥5000位だったと思います。(東京に戻ってから調べた小売価格は¥4000前後だったので、レストランでの提供価格としてはかなり良心的な方かもしれません。東京のフレンチレストランなら軽く1万円以上の品でしょう!)

そして、アペタイザーには、ワインのお供・肴に良さそうな自家製ジビエの2品を注文。

「ジビエのテリーヌ」

「猪のリエット カンパニューとともに」

この温泉街で本格的なジビエ!!に出会えるなんてびっくり!
確かに山があるからいい素材が手に入るようです。納得!

自家製テリーヌは美味しいし、ヒメ竹や人参・菊芋?の酢漬けも楽しい組み合わせ!!
そして、リエットを乗せる器「備前焼」も理にかなっているし素敵!!添えられた自家製天然酵母を使ったパン・ド・カンパーニュも美味しい、どんどん食べてしまいます。

ただ、これらジビエを更に美味しくいただくには、もっと力強いワインの方がマッチしたかも。
お店でオーダーしたワインはピノ・ノワールなので上品な味わいなのはいいのですが、個性の強い肴のジビエには負けてしまっている感じ。これなら、私達が自宅で普段飲みしているボルドー産カベルネ・ソーヴィニヨンの1,000円の安ワインの方が合っている・・・なんて、勝手な講釈を垂れつつ、ワイングラス片手に、いっときを十分に楽しみました。

少しだけ野菜がほしいと頼んだら、モリモリサラダが届きました。
このサラダには地元の野菜の変わった大根、そして一番の感想は完熟柿の使用でとってもまろやかなドレッシングとなっていました。いいアイディア!!

でももうお腹いっぱい!!


外観とは違っておしゃれな内装


思ったよりも客席がいっぱい

店内は、外観と違っておしゃれな空間ですが、エントランスを入って右と左では部屋のインテリアが違い、雰囲気も異なるようです。私たちは今回席についた右側のお部屋のほうが好みかな。

とにかくこのお店にはこだわりのメニューがあり、フランスの田舎町にある食堂っぽくって、なかなかにグッドです。
でも昔ながらの湯治場・温泉街の客層にうまく受け入れられるか、どうなんでしょうか?
いつまでも続いてほしいお店です!
渋温泉に湯治される方は是非一度食べてみてはいかがでしょうか!

ちょっと食べすぎました!ごちそうさまでした!

渋温泉食堂『gonki』 < 10,800円位 >
猪のリエットカンパニュー添、ジビエのテリーヌ、サラダ、赤ワイン

22:00
お店から出て、夜の温泉街の石畳通りをあちこち様子見ながら帰ってきました。
体が冷えたので、温泉に入ります。

こちらは女性用のお風呂、思ったよりもこじんまり小さめです。
こちらもこの時期は貸切なので、ゆっくりと温泉を楽しめました。

部屋に戻ると体がポカポカと温まって、風呂上がりに窓を開けてキンキンに冷えた風が気持ちよくて・・・

盛り沢山な一日でした。
おやすみなさい。

11月29日(月)二日目  安代温泉

温泉2日めの朝、おはようございます!
わぁぁ~!
窓から見えた幻想的な朝日の景観をしばしボッーとしながら楽しんでいます。
ちょうど志賀高原方向の山々から登る朝日が横湯川に反射し、川岸の雪も美しい。

とりあえずお楽しみ「朝風呂」頂いてきます!

・・・

08:00
朝食の時間となり、昨夜と同じ広間に移動します。
宿泊客の数だけお膳が家族ごと並んでいました。
私たちはちょっと並び方を変えて横並びでセッティングします。
何故なら横のほうが小さな声でいいので、色々と都合がいいと思います。

朝食のメニューは、焼き魚・サラダ・玉子焼き・煮物・佃煮・豆腐・お新香・ご飯・味噌汁などでした。あったかい料理もあり、程よい量で美味しかったです。
ごちそうさまでした。

今日は温泉街を散策するだけなので、ちょっと館内をチェックしましょう。
この方向にある玄関は、横湯川側になります。旅館の車両などが停まっています。
右に見えているのは2階に上がる階段です。


男性用のお風呂の入口


右手前が食事する広間、奥がメインの玄関

画像右の奥に見えるのは、フロントもあるメインの玄関です。
外に出ると、対面に「安代大湯」がある石畳通りの温泉街に繋がっています。

旅館の2階、階段部分が吹き抜けなので空間が広がっています。
見えているドアは客室で、石畳通りに面しています。
左手にトイレが有り、右手は2階なのに坪庭があります。

土が見えていますが、2階の坪庭です。
坪庭の右手側にあるのが、今回宿泊している私たちの部屋、横手川に面しています。
この庭の下にあるのは、男性用のお風呂だと思います。ちょっと変わった構造ですね。

・・・

10:30
わぉー!!美しすぎる山々が見えてます。
こちらは戸隠方面になるのかしら?橋の赤い欄干とうっすら雪の積もった山々と青すぎる空が見事です。

ここから湯田中渋温泉の温泉街のお散歩にでかけます。
川に面している道から石畳通りへ。


空き家の洋館?


温泉まんじゅう


薬師如来


昨夜訪れた本格ジビエ「gonki」


小石屋、カフェ&レストラン

安代温泉から5分も歩くとすぐに渋温泉エリアに入ります。
この辺には少し食事のできるレストランが集まっています。
昨日訪れた本格的過ぎるジビエ「gonki」や旅館とカフレストランが併設している「小石屋旅館」も本当は訪れたかったのですが、ちょうど館内のリフォーム中なので残念でした。


一番湯・初湯


二番湯・笹の湯


三番湯・綿の湯


六番湯・目洗い湯


七番湯・七操の湯


八番湯・神明滝の湯


九番湯・大湯


足湯

武田信玄の隠し湯、約1300年前に開湯した渋温泉には、昔なつかし佇まいの共同浴場が9ヶ所あり、「厄除巡浴九湯めぐり」を楽しむことが出来ます。源泉から直接引湯しているため湯の温度が高く、湯量もたっぷりで湯治客に人気です。
外湯を全部めぐり、高薬師さんにお参りをすると厄除け、安産、不老長寿のご利益があるといわれているそうです。歩いていて見つけたのは、7ヶ所と足湯、あと2つはどこだったんでしょう?


ゆで卵 1個50円


緑と真っ白な雪

歩いていたら旅館の前で温泉卵(ゆで卵)が売られていました。無人で1個50円なので、おやつに2個ゲット!

ここは渋温泉の老舗で有名な金具屋です。温泉街の道幅が狭いので全景がよく見えませんが、昭和11年に完成した木造4階建て、「金具屋斉月楼」と「金具屋大広間」が平成15年に国の登録有形文化財に認定された建物です。
古き良き時代を感じさせる佇まいが圧巻です。


石畳通りの来々軒


紅葉もまだあり


若葉屋でお土産購入

渋温泉街のお昼は曇だったのもありますが、ほとんど人がいませんね。
この温泉街は多分6,700mの長さで左右に温泉宿や外湯、お土産屋や飲食店などが軒を連ねて並んでいます。日本の原風景である「温泉街を浴衣を着てひやかし歩く」風情が残っていることが貴重ですね。
いつまでもこの雰囲気をキープしていてほしいと思いました。

・・・

12:15
旅館に戻るとちょうどお昼の時間です。
喉も乾いたし、つまみを食べながら
ワインとビールにしましょう。


キューリやゆで卵など


「信州」地域限定

ランチのおつまみは持参の、ゴルゴンゾーラと玄米クラッカーは黄金コンビ、キューリゆで卵(温泉街で購入)、ドライ納豆ドライエビなど少しづついろいろで
カンパイ!
川の見える広縁で日向ぼっこしながら、楽しみました。お腹いっぱいになったら敷きっぱなしのお布団にダラシなく横になって・・・

お昼寝になりそう、微睡んだその時・・・・ガサガサッ、ガァ~んっ!!えっ!!えっ!なにっ! 猿だー!!!!

嘘でしょう~、信じられないこの光景!!
どうやら猿は、閉じている窓の網戸の細いサンの所から部屋の中を覗いていて、
ガラスに当たる音がしたのでびっくりして?窓の方を見たら、
猿が素早く動いて旅館の屋根に移動、そこにはもう一匹小さい猿もいました。
慌ててスマホを撮りだして写しました。
猿はしばらく2匹でボッーと日向ぼっこしていました。

旅館のスタッフに聞くと、窓を開けていると猿が部屋に入ってくるそうです。
なんでも近くにある空き家に住み着いているとか?
そして先程のお土産屋「若葉屋」では、時々猿が食べ物を盗んでいくので気が気じゃない、と教えてくれました。猿被害もイタチごっこらしい!

猿騒動も一段落して、今のうちに温泉に入って、のんびりとTV見ながら「どら焼き」をいただきます。今回も台湾華語の復習をと思っていましたが、本を読み出すとあっという間に爆睡してしまう・・これが温泉三昧なのかも。

・・・

18:00
2泊目の夕食の時間です。
あまりお腹が空いていませんが、お食事処へ。
いつものようにお膳が並んでセッティングされていました。

鯉の薄造り、茶碗蒸し

サイコロステーキとエビとホタテのグリル
その他エビフライときのこ、お新香、味噌汁とご飯でした。
ごちそうさまでした。

・・・

今夜も9時頃、男性用お風呂にゆったりと二人で入って温泉三昧を堪能です。
その後はいつものように缶ビールにて、2次会でカンパイ!

静かな温泉街の夜に浸りながらゴロゴロと過ごして・・
おやすみなさい・・


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