【 フライトの基礎情報 】
出発空港&時刻:Istanbul(IST)20:05
経由地&時刻:Phuket(HKT)+09:50 → 11:50
到着空港&時刻:Bangkok(BKK)13:20
航空会社・便名:TK172
使用機材:A330-300
搭乗クラス:ビジネス
経由地:Phuket(HKT)
区間マイル:5210
所要時間:13h15m
【 出発空港までのアクセス 】
イスタンブール市内からイスタンブール新空港までタクシーで向かいます。
空港に近くになると、新空港周辺はまだ未整備の状態、とっても殺風景で工事中だらけ。
丘を切り開いた様子がわかります。
道路の橋脚などの土木工事があちこちで行われています。
現在は、かろうじてアクセス道路と空港内の主要施設だけがオープンしたばかり、本格的な運用まではこれからもまだまだ整備が続きそうです。
どんな風に変わっていくのか???
16:15
カラキョイの中心地から空港までは約40km。タクシーでスイスイ走って40分ぐらい、無事にイスタンブール空港に到着しました。
イスタンブールに到着したときは、送迎車を頼んでいたので地下の車寄せから市内に直行でしたが、今度は地上部から空港施設へのアプローチ。空港のエントランスがこんな風に吹き抜けになっていたこと、知りませんでした。
【 チェックイン・イミグレーション・利用ラウンジ・搭乗口など 】
新しい空港の出発フロアを御覧ください。
天井が高く曲線をうまく利用したデザイン、外から自然光を取り込んだ構造。
イスタンブール新空港Map
(画像はTurkish Airlinesより)
イスタンブール空港のターミナルビルは、着いたときも感じましたが、通路がはるか遠くに感じワンフロアの面積がただただビックリするほど広いです。
Mapのグリーンの部分は国内線・グレー部分は国際線です。
国内・国際線が横に並んでいるので一見便利のようですが、移動距離が大変です。
チェックインカウンター
今日のフライトは、
トルコ航空、TK172(機体はA330-300)
イスタンブール/IST発 20:05⇒経由地プーケット/HKT +09;50着
乗り換えてバンコクへ向かう予定。
ターキッシュ・エアラインズのチェックインは、真ん中よりやや左にあるカウンターLへ。
ビジネスクラスのカウンターは、広くゆったりしたブースがいくつも用意され、混雑することなく何時でもチェクインすることができます。
カウンターの背後には、ホテルのロビーようなリラックスできるソファーが置かれていて、ミネラルウォーターが各テーブルに用意されていました。さすが自国のフラッグ・キャリアならではですネ。
あれっ、ボードの先に「FAST TRACK」が直結されています。
ここを通過するのはちょっと優越感に浸れる瞬間、おかげでイミグレとセキュリティー・チェックがあっという間にスルーできました。
後で気がついたのですが、フライト・インフォーメーションボードの下の方には、こんな親切なサインがありました。
ここからセキュリティーまで1分、ラウンジまで5~7分、それぞれのゲートまでの所要時間、そして搭乗の飛行機マークが掲示されていたんですネ。
空港内は面積があり広さの感覚がわからないので、搭乗時間までにゲートにたどり着くためには、この案内は親切で便利ですね。
すぐにラウンジへ直行する前に、トルコリラが多少残っているのでDUTY FREE SHOPなどを覗いてみます。
イスタンブールの定番おみやげをいっぱい売っているコーナーを見つけました。余ったトルコリラなんてこのあと持っていてもしょうがないので、割高なのは承知の上でイチジクのドライフルーツなどいくつかを購入、ほぼ使い切りました。
先程見えていた案内に沿って、ラウンジに向かいます。
ちらっと2階のラウンジが見えてきました。
Miles&Smiles Lounge (イスタンブール国際空港)
「Miles&Smiles Lounge」は、ゲートで搭乗券をかざす自動チェックイン方式です。ゲートを入ると、目の前には巨大なスクリーンが現れます。ターキッシュ・エアラインのCM。
ちょうど新空港の全体像の夜景が流れていました。キレイ!
さて、ラウンジ内をチェックします。
ここMiles&Smilesラウンジは、DUTY FREEショップの右側の2階全体がラウンジとなっています。
なんと広さが約5,000m²以上もあり、同時に最大800人が利用することが出来るとか!
でかいトルコ空港の Lounge、恐るべし。
いろんなシーン合わせたエリア
明るく座り心地の良さそうなエリアで、吹き抜け空間の下がショッピングゾーンになります。
いろいろなコーナーが用意されていて、雰囲気に合わせた場所を選ぶことができます。
こちらは私たちが選んだ場所。座り心地のいい椅子があり、あまり人がいないエリアでした。チャイのワゴンもすぐ近く、ゆっくりお茶をいただきます。
フード&ドリンクエリア
フードメニューは、豊富な種類が用意されています。
ここは美しく並んだボウルに、野菜中心のメゼが20~30種類、選ぶのに悩んでしまいますね。
いろんなブースで シェフが出来たてのお料理を提供してくれます。
全部見て回るだけでも時間がかかりそう。
バ~ンと並んだドリンクコーナーには、缶ビールを始めコーラやソフトドリンクがぎっしり、壮観ですネ。
ドリンクも幅広く、いろんな飲み物が用意されていました。
特にチャイの茶葉やコーヒー豆種類も豊富な品ぞろえ。
では、メゼや飲み物を選んできましょう。
では、「Miles&Smiles Lounge」&ターキッシュ・エアラインズに、
カンパ~イ!
何故かヨーグルトも味見します。
ちょっとづつ色々と楽しませていただきました。
まだまだ時間はたっぷりあるし・・・。とりあえずもう一度、デザートなどをチェックしておきましょう。
本当にこのラウンジは、考えられないほど豊かなメニューが揃っていますね。
トルコ人のお菓子好きが小躍りしそうなコーナーを発見です。バクラヴァを始め甘そうなお菓子がズラリと、お隣には果物とマナ絞りジュース類が揃っています。
オッと、お気に入りの「ザクロジュース」もミッケ!いただきます!
もう無理・・
あっ、そうだ、機内食が待ってるんだぁ~。
ラウンジで時間を有意義に過ごすメニュー
テレビに向かって座るエリア
美術鑑賞コーナー
ジオラマも展示
この他にも嬉しいメニューが用意されていました。
鍵付きロッカー、会議室 、ビジネススペース(コンセント完備)、シネマスペース、PCコーナー、シャワールーム、カーテンで仕切られた横になれるスペースなど、旅する人たちにありがた~いサービス満載なラウンジでした。
一回の利用ではとても回りきれないほど、盛り沢山でした。
搭乗口など
イスタンブール⇒プーケット便のゲートF17は、この一番端っこのずっと先のようです。
この世界一周の旅に出かける1ヶ月前、急にターキッシュ・エアラインズからメールが有り、当初予約してあったイスタンブール⇒バンコク直行便のこの日の運行が取りやめになったと連絡が来ました。ギョ、ギョ!!そんな事ってあるの?時間変更ならわかるけど。
というわけで、仕方なくイスタンブールからプーケット経由でバンコクに向かう便に変更。プーケットまではターキッシュ・エアラインズですが、プーケットからバンコクはタイ国際航空を利用することになりました。
歩いても、歩いても、ただただ先が見えない・・
そんな感じのFゲート直線を歩いて約10分ほど。
とりあえず出発ゲートを確認し、近くのベンチに座ります。
もっと移動に時間がかかるかと早めに出ましたが、あと30分弱待つことになりました。
19:30
TK0172便イスタンブール/IST発 20:05⇒プーケット/HKT+09:50着
の搭乗が時間通り開始されました。
【 TK0172 機体はA330-300機内・アメニティなど 】
シートは2×2×2配列、品の良い濃紺のファブリックにタン色のクッション、赤のシートベルト。
「アメニティー」はシンプルな濃紺のポーチに、靴下や歯ブラシ・クリーム・耳栓などと大きめのスリッパが用意されていました。ビジネス用そのものです。
休むときはフルフラットになるシートでゆっくりとくつろげます。
かなり長くって、183cmのにも足が伸ばせて気持ち良い。
こんな贅沢な空の旅が出来るんです。
では・・
機内に乗り込むと、早速のウェルカムドリンク。
色鮮やかなレモネードです。
ドリンクと一緒にフライト中のメニューが渡されました。
わぁぉ~、またまた『空とぶシェフ』に期待が膨らみますネ。
ようやくトルコの空もトワイライトを迎えてます。
そんな美しい瞬間!にTAKE OFF!
Seat Maps
A330-300のビジネスクラスのシートは、前から5列目までです。
席自体ゆったりなので、体が大きいにとっては居心地がいい。
私たちのシートは3J / 3Kです。
【 TK0172 機内食 】
さて、いよいよ「空とぶシェフ」夕食タイムです。
先程、メニューを見てリクエスト済み。
テーブルにクロスを掛けて一人ひとりに可愛い照明をセッチング、グッと雰囲気が優雅に感じた瞬間。スタートはピンチョスがサーブされました。
少しずつ味わって・・
次は、ほんのり温かいパンとバター、瓶入オリーブなどのお皿です。
そしてアペタイザー&スープ。
ガラスボウルにはプリプリのエビなどの冷たい前菜の一皿です。
スープをサーブするのは、各テーブルの側までワゴンで運び、スープボウルに注ぎます。
コクのあるパンプキンスープです。
いよいよメインが登場!
オーダーしたのは、フィレミニヨン・ステーキ。
では、いただきま~す!
うぅ~ん???
フィレミニヨンって普通はハズレがないはずなんだけど、今回はどうも大ハズレ!!
全然美味しくない!!肉がパサパサでした。肉の質の問題か、火の入れすぎか?
一口食べて終了!がっかりです。どうした、「空とぶシェフ」???
気を取り直して、
ワインと大好きなブルーチーズや野菜マリネ、ブドウなどを楽しみました。
最後はチャイと一緒にデザートをいただきました。
少しすると、フライング・シェフが来て、
「フィレミニヨン・ステーキを残されましたが、味はいかがでしたでしょうか?」と聞かれ
「焼き過ぎでパサパサし、美味しくなかった」と正直に答えると、
「それは誠に申し訳ございませんでした。すぐに他のお料理をご用意します。何でもお好みのものをお申し付けください。」と言われましたが、もうお腹いっぱいでお断りしました。
フライング・シェフは、自分の失態を大いに気にかけているようでしたが、まあ、こんなこともあるさ、次からは気をつけてね!
・・・・・
そして「空とぶシェフ」朝食タイムです。
これが朝食です。
メニューはコーヒー、トマトジュース、果物、サラダ。
一皿目にはハム・チーズ・パブリカ、クロワッサン、オリーブはミニボトル。
2皿目には、オムレツ、焼きトマト、マッシュルーム。
クロワッサンにふわふわ卵やトマトを挟んでいただきました。
「空とぶシェフ」は、ターキッシュ・エアラインズで最も力を入れている「食」分野の看板となっていますが、確かに他の航空会社に比べれば、このトルコの航空会社を選ぶ大きな要素になっていると思います。
リスボンからイスタンブールの便で食べた機内食(「ミートソース」、「フィレステーキ」)がとっても美味しかった経験をしているので、大概は評判通りだとは思いますが、今回のようにシェフの注意が行き渡らない時に、たまに失敗作となるケースも無きにしもあらず。
いくら専門の料理人が飛行機に同乗しているとは言え、限られた調理器具、限られたスタッフ数でフルコースに近い料理を作りサーブしなければならないので、致し方ない面もあろうかと思います。
まあ、それも含め飛行機旅の面白さの一つとして捉えるべきなんでしょうね。
【 経由地 プーケット空港乗り継ぎ 】
あっ、島が見えてきました。
経由地の「プーケット?!」ですネ。
乗り継ぎ経由地プーケット空港(HKT)には30分位遅れて到着しました。
時間大丈夫かなぁ?と心配して出口を出ると、私たちの名前を書いたプレートを発見!
国際線から国内線の乗り継ぎ時間がタイトなので、スタッフがアテンドしてくれるそうです、よかった。
ここまでを案内してくれました。
今回案内してくださったのは、タイ航空スタッフと、ボランティアで空港のサポートしている日本の青年。
たった10分弱の移動の間に、楽しい会話が弾みました。日本の若者、頑張って、良い経験をたくさんしてください!
プーケットからのフライトは、タイ航空国内線。
TG685 Phuket 11:50 → BKK 13:20
ラウンジは無さそうなのでゲートで待ちましょう。
・・
こちらは時間通りに機内へ案内されました。
機体は、777-200。
ここがプーケットの空港です。ものすごく良い天気。
日本を出発し、アメリカ、ヨーロッパを経由し、ついに東南アジアまで戻ってきたんだネ。
フライトが安定するとあっという間にランチです。
これはありがたいタイ料理・パッタイ!
・・
うとっとしたかと思ったら、もうバンコクに着陸態勢です。
早いっ。
【 スワンナプーム空港到着・市内へのアクセスなど 】
定刻通り、スワンナプーム国際空港に降り立ちました。
また来たよ、何度目になるでしょうか。
次は「Baggage Claim」
市内へのアクセスなど
今回バンコクの滞在ホテルはスクンビット通りにあるので、面倒なのでエアポートリンク乗換でなく直接TAXIで向かいます。
1Fのタクシー乗り場へ。
いよいよ世界一周旅行の最終訪問地。ここには過去何十回も来ているので、もう何も考えなくてもホッと安心のバンコク。
じゃー、スクンビットへGO!
続きは、バンコクの初日へ