■ スケジュール 『大連-ソウル-台北』
<2018年>
9月10日(月)成田発ANA特典ビジネスで大連へ
9月11日(火)ロシア人街、天津街、中山広場を散策
9月12日(水)星海広場、市電202+201号線、満鉄陳列館
9月13日(木)大連から一晩だけのソウルを堪能
9月14日(金)ソウルから台北へ、龍山寺や寧夏夜市散策
9月15日(土)慈聖宮へ昼呑み、夕方は基隆の居酒屋で、台風も
9月16日(日)もう一度基隆を散策し昼呑みで一杯 このブログ
9月17日(月)W台北無料宿泊、プール&信義新天地散策
9月18日(火)永春市場で豆漿の朝食&ホテルライフ満喫
9月19日(水)amホテルでゆっくりしブランチ楽しんで帰国
2018/9/16(日)旅は7日目 ☂☁☀ 台北
朝はホテルで朝食。今日は旅の休養日と予定していましたが、基隆へ再訪することに。市場を見てまた昼飲みです。台北に戻って夕食は台湾家庭料理。
09:00
おはようございま~す。
朝食はホテル最上階のエグゼクティブ・ラウンジでと思いましたが、ホテル・レストランのブッフェのほうが種類が多く豊富なのではと思いなおし、そちらでいただくことにしました。マリオットの上級会員は、好きな朝食会場を選ぶことができ、そして無料です。
レストランは、かなりの収容人数ある広いスペースです。
朝はブッフェスタイルで、多種多彩、美味しそうな数々のメニューが用意されていました。
こちらのコーナーは、好みの卵料理をオーダーすると、目の前でさっと作ってくれるんです。
目玉焼きやオムレツ、ゆで卵など。
酢豚やチャーハンなどの中華料理、ベーコンやビーンズの煮込み、サラダバー、太巻きやハム・チーズ、お粥はトッピングが何種類も、銀糸巻や小籠包、ヨーグルトにはナッツやグラーノラ、ドライフルーツにはちみつ、パンも何種類もなど、もう盛りだくさんです。
何を選ぶか、目移りして迷ってしまいます。
これいいでしょう!!
大皿に豆乳ボウルをセットし、そこに、油条・野菜・ビーンズ・お新香・かぼちゃの種などを盛り付け、いっしょにいただきます。
洋風も中華もパンもお粥も豆乳も・・もう、ごちゃまぜです。
さらに、
生野菜も不足気味だったし、お饅頭も美味しそう。
好きなものを片っ端からいただいちゃいます。
ほんとに盛りだくさん、種類豊富な朝食ブッフェを存分に楽しみました。
食後のコーヒーにはカプチーノ、立派なデザートコーナーがあったので、そこからグレープフルーツとホテル自家製プリンをチョイス。
今日は何の予定も入れていなかったため、ゆっくり優雅にいただきました。とっても幸せな朝食タイムでした。ごちそうさまでした!!
ところで、ゆっくりとカプチーノ飲んでいたら、昨日の夜の基隆の話になって、嵐のように行って帰ったので、まだまだ基隆を味わい尽くしていないし「もう一度基隆に行ってみようか」ということなりました。昼の基隆で、市場散策したり、昨日行かなかった港周辺をじっくり見てみるのも楽しそう。それに、さらに基隆グルメも味わってみたい。基隆にはまだまだ面白そうなところがいっぱいありそう。
ということで、急遽、基隆を再訪することになりました。
部屋に戻る際、朝食カフェの入り口に不思議なロボットを見かけました。お茶出しロボット??
10:30
今から基隆へ向かいます。今日の天気も今の所、☁曇りです。
向こうはどうかしら?
南港駅に着いたら、10:38分発基隆行にちょうど間に合いました。昨晩一度基隆に行っているので、電車に乗り込むのも手慣れてスムーズです。
(この時は元気で歩いている、ちなみに昨夜のコーラックが効いて無事に快便とのこと)
無事基隆10:15分に到着。また来たよ、基隆!
ホームにかわいい動物が描かれた電車が停車中。
駅について、女子二人がトイレ中なので、はトイレ前で待っているところ。
基隆も曇りのようです。まずは、港の反対側にある地元の市場に向かいます。
駅の裏側の外観がこんな風になっていたのですね。全体がよく見渡せます。
駅のすぐ横裏方向ですが、あちこち工事中でした。
この先を右に向かいます。やっぱり明るい時間はいいですね。昨晩、怖い経験をしているだけに、安心感があります。
おぉっと、台湾のポストは赤と緑なんですか?
先ほど見えたところを曲がったらこの通りに商店が並んでいます。
お茶屋さんや食堂、道路脇では文旦を売っています。
4粒100TWDって、日本円で350円くらいですね。
気になるのは4粒ってどの単位?皮を向いて中の4房のことじゃなく、文旦4個のことでしょうね?
安樂市場
歩いていたらすごい人混みが見えて、安樂市場の入口です。いかにも地元民のためのローカルマーケットという感じで、この雰囲気、大好きです。
市場で冷やかしながら歩いていると、また雨がポツポツと降ってきたぁ~!
卵の黄身がパイ生地で包まれているお饅頭を発見、これ、私達の大好物なんです。このパイ生地のおまんじゅうは、台湾に来て見かけたら即買います。このほかにも、かぼちゃの種のクッキー、文旦などをゲットして、市場散策は終了。
この市場は色んな種類のノモのが購入できるんですね。
鮮魚・肉、野菜にお菓子、下着などや日用品、鉢植えのお花だって売っていました。
安樂市場 < 377 TWD>
文旦@77、饅頭@100、かぼちゃクッキー@200
お土産など買い物も出来たし、次は市場近くのうどん屋へ行きましょう。ここは台湾食べ歩きに詳しい光瀬憲子さん一押しのお店。それなら、絶対行ってみなくっちゃ。
「安楽市場」の大通り安一路に戻り、左に進むと薬局「Watsons/屈臣氏」があり、道路の反対側に手すりがある階段を下に降りて道なりに進みます。
郭家巷頭粿仔湯
はい、ここがうどん屋の『郭家巷頭粿仔湯』です。持ち帰り中心のお店のようですが、奥にテーブル席がありここで食事もできます。
入口付近、青のレインコートのお客は持ち帰りの用紙に注文を記入しているところ。
入口付近が調理エリアで、ガラスケースの中には、鮮度の良い豚の内蔵モツ類が陳列されています。持ち帰りのお客さんが何人か並んで待っています。
おかーさん二人でテキパキ切り盛り中。お店は活気に溢れています。
この一皿は「ゆで豚の腸」。ここは、基本、うどん屋なのですが、うまいホルモンのお店としても有名なんです。
見るからに鮮度がいいってわかるでしょ!
甘めのタレと上に乗っている針生姜が絶妙の組み合わせで最高ぅ!
でもでも、このお店はアルコール類はなし。酒のつまみにピッタリなのに、あぁ~、なんでここはビール置いてないのぉ?
これは「燙青菜」
あっさりしたおひたしのような茹で野菜で美味。
そして、これがこのお店の名物「粿仔湯」
頼んだ大きさは「小」ですが、中でもOK!だったね。
いい塩梅の旨味のある優しいあっさり味のスープに、
具はモツと焦がし葱が、またいいアクセントでいい味出していて、
きしめんより幅のある柔らか~い米粉麺がツルゥ~っんとして、
ひらひらと浮かんでいるんです。
これがもう喉ごしも最高ぅ~!!
体験したことない気持ちの良い食感で、何度も食べたくなる後引きなうどん、美味し~い!
みなさん次から次へと食べては帰り、回転率の良い店内です。
お店の奥にもスタッフがいて、食べ終わったテーブルを次々と片付けていました。
帰りに会計すると凄いのは、なんとこれで約650円ですよっ!
お値段にも感動!
ごちそうさまでした、絶対リピで決まりっ!
巷頭粿仔湯 < 185 TWD>
粿仔湯 小@35×3、ゆで豚の腸@50、燙青菜@30
12:30
お昼過ぎになりました。
基隆駅方向に戻って、さらに海沿いの基隆海洋広場公園に向かいます。
基隆のガラス張り駅舎の外観と前面道路は工事中。
駅の中を通過して、海側に向かいます。
は駅を通過するときに、ちょうどトイレに行きたくなりました。
例のコーラックが少し効きすぎた感じ。
・・・
15分後戻ってきましたが、基隆駅の男子トイレは混んで洋式が全部ふさがっていて、唯一空いていたのが和式だったとのこと。
ここ何十年も和式に入ったことがなくって、さらに足腰が痛い状態でしゃがむ姿勢がキツイ!
そして、用を済ませ立ち上がった瞬間、腰に猛烈な痛みが走り、その後から足の膝から下が痛み出したとのこと。
は、すごく痛いけど、我慢しながら歩けることは歩けるので、せっかくだから基隆の港は見ておかなくては!!と、言います。本当に大丈夫?
足を引きずりつつ向かったのは・・・
● 基隆海洋広場
海洋広場から左手山側の途中には、ハリウッドのように「KEELUNG」の大看板が表示されていました。
この海洋広場辺りは、かつて飛行機のない時代、台湾の海の玄関口でした。今は大型客船でのクルージングや貨物などの拠点となっています。
の父も、戦前、日本との行き来でこの港を利用したことがあるとのこと。父から話には聞いていましたが、実際ここに来るのは初めて。は、当時の父のことを思ってか、しばし感慨深けに港を見つめていました。
さっき、お昼ご飯でビールが飲めなかったので、どこか街なかでディープな居酒屋でも探し、基隆港訪問記念に、昼飲みで軽く一杯やることにしますか。
昨晩、同じ基隆で、台湾居酒屋の『三姐妹熱炒店』に行った経験から、基隆にはまだまだ面白そうな飲み屋はありそう、と勘を頼りに街なかを彷徨きます。
そして見つけたのが・・・
猪肝腸海鮮店
ここ『猪肝腸海鮮店』、どうです、かなりディープでしょう。商店街を奥に入った細い路地に面していて、黄色の小さな看板『猪肝腸』とはあるものの、曇りガラスドアで中の様子は全く窺えない非常に入りにくい感じのお店です。観光客が来るような場所でもなく、完全に地元民のための食堂兼酒場のようです。
私達がこの路地をウロウロしていたとき、たまたまお客さんが店前でタバコ休憩していて、変な日本人3人組がいると興味を持ってくれたためか、声をかけてくれて入口のドアも開けて店内を見せてくれました。
聞けば、この路地の斜め向かいにある鮮魚店と同経営で、魚料理と豚の内蔵料理が美味しいとのこと。
美味そうなツマミもありそうだし、それじゃー、ここで軽く一杯いくとしましょうか。
店内に入ると、珍客とばかりお店のスタッフにジロジロ見られましたが、それでも親切に応対してくれます。
では、とりあえずビールと「豬尾巴(豚の腸詰め)」をオーダー。
あっという間に運ばれてきて、
「基隆に!カンパ~イ!」
父の話にあった基隆港も実際この目で見ることができました。
一息ついて、さて他は何にしようか?
お隣の人が食べていたのを指差しで頼んだ「空芯菜炒め」
焼いたネギが香ばしくぱっと炒めた空芯菜。
近くの同経営の鮮魚店から運ばれてきた、店オススメの「白身の魚の天ぷら」
薄い衣の天ぷらは、ビールのつまみにピッタリ。付け合せのオレンジピンク白は揚げ煎餅。
さっきお昼にうどんを食べたばかりなので、他の料理もいろいろ試したかったのですが、もう限界。
この辺で昼飲みもそろそろフィニッシュにすることにしましょうか。
美味しくって、お腹がいっぱいすぎぃ~~、
ごちそうさまでした。
帰るときに改めて思いましたが、夜だったらこの入口は絶対わからないよ!
それに、もし見つかったとしても、入店するのを絶対躊躇するよ。
私達だけの穴場の居酒屋を見ーつけた、エヘン!
さて、基隆駅に戻りましょう。
14:45
基隆駅に行くとちょうど南港駅行がホーム停まっていたのでスムーズに乗り込みました。
そうだ、昨日迷子になったあの踏切が出発してすぐ隣の駅辺りだと思って、電車内から車窓をしばらく観察。
・・
あっ!見えたぁ~
ここぉ~、ここだった!!素早くパチリッ、
迷子の踏切で渡って左に曲がって坂を登って・・
昨夜のことが今は懐かしく思い出されます。それだけ強烈な体験の昨日でした。
▶▶▶
3時半頃南港駅に到着してホテルに戻ります。
急に思い立った2回目の基隆でしたが、もう一度お昼の時間に行ってとても良かった、正解でした。
17:10
基隆で昼飲みしちゃって3時過ぎにホテルに帰ってきました。しばし部屋で小休憩です。
夕飯は、昨日ホテルから予約してもらったレストランの予約時刻が5時半。なんか、朝から食べ続けですね。でも、食い意地の張っている私達はメゲずに、地下鉄でレストランにGO!
田園台菜海鮮
大通りから曲がった所にある、台湾の家庭料理をつまみながら飲める今話題の海鮮レストランです。繁忙時間は予約がないと入店できないくらいの人気店です。
入口などはとてもカジュアルな雰囲気で店構えも仰々しいところはなく、至って庶民的で普通です。味の良さとリーズナブルなプライス、家庭的なサービスがきっと「売り」なのでしょう。
店内はあまり広くなく、4人から8人用のテーブルが全部で6つほど。全部のテーブルに、予約のピンクの紙が置かれていました。
ということは今は日曜の夜だし、予約でいっぱい!ということか、噂通りですね。
壁には手書きのメニューとマスコミで紹介・掲載の数々の記事が貼られていました。
黒板の手書きメニューには価格が書いてありません。海鮮レストランですから、当日入荷の魚介類は時価ということでしょうか?魚介類の調理法も、蒸したり、焼いたり、炒めたり、なんでもお客さんの要望に応えますよ、というように読めます。
あまりお腹空いていないと言いながら、あれこれ頼みました。
とりあえずビールでカンパイ!!
シジミの醤油漬けは付き出しのようです。
最初から思いつくままに頼みましたが、「魯肉飯」が最初に来てしまいました。
このお店の名物ですぐできるんですが、
ビールも頼んでいるんだからちょっと分かってよっーと思いました。
これは「田園海老のコロッケ」
衣がサクサクと香ばしくって荒く潰した感もいいお味です。
オススメの「タケノコのマヨネーズ和え」
台湾ではこの時期の旬にモノでしょうか?市場でも売っていましたね。
これもオススメの「肉スープ」
正式な名前はわかりませんが、やさしい味の野菜たっぷりの家庭的なスープ。
入口入った厨房の前に生簀があって、最初にメニューを考えるときにお店のスタッフに海老が鮮度いいとすすめられた「蒸し海老」
大きめな海老の蒸したてアツアツをあっさりとワサビ醤油で、甘みがあって美味。
これもオススメ「肉付き肋骨」
台湾風のパンチの効いたスパイスが独特の唐揚げです。
肋骨は骨ぎわにしゃぶりつくのがいいネ。
もう結構お腹いっぱいですが、次は「酸甜的炒鱔魚/タウナギあんかけ炒め」
タウナギに野菜と甘酸っぱいタレがからんだ一品は、ボリュームがあります。
ここで〆の「魯肉飯」を食べたかったネ!!
まだまだいろんな種類のお料理があるようで、奥の深いお店です。
それにしても、「今夜はあまりお腹が空いていない」などとほざいた割には、今夜も猛烈に食べましたね。食い意地に限りがないのは、自分でも驚いちゃいます。
このお店、評判通り、何を食べても美味しい!人気店なのも頷けます。
ごちそうさまでした!
帰るとき、調理場を覗くと、
厨房では女性シェフがたった一人で一生懸命に鍋を振っている姿が見られました。
そして他の補助スタッフもみんな女性、昨晩の基隆の居酒屋もそうでしたが、台湾では女性だけで切り盛りしているお店って多いですね。男はどこで何をしているんだ??
田園台菜海鮮 <1790 TWD>
肉付き肋骨、蒸し海老、肉スープ、タケノコのマヨネーズ、田園海老のコロッケ、魯肉飯、酸甜的炒鱔魚、ビール
この後は、しばし夜風にふれながら腹ごなしにぶらぶら歩いて、タクシーで戻りました。
今日は、急に思い立った基隆行でしたが、充実しすぎのグルメ三昧の一日でした。
そして、トドメは・・・・
この「蛋黄酥」は、お昼に雨の降る基隆の安樂市場でみっけた大好きなパイ黄身饅頭(名前知らなかったのでそう呼んでいた)。これって今日中に食べないと固くなるのではと、寝る前にお茶しています。蛋黄酥の切り口は見るからに美味しそうでしょ!!
一口入れるとパイ生地がサクッとスッキリあんど塩味の黄身が三位一体の抜群の美味しさ◎
もっと買っとけばよかったと思うほど!!
そして、これも市場で購入の「文旦」
大粒の房で、瑞々しくジューシーで味の濃い文旦です。
どちらもローカルマーケット基隆での買物は大正解でした。
では今日も一日歩きまわって、お疲れ様。
<今振り返る・・コーナー>
この日のは、朝からちょっとお腹スッキリ気味で意気揚々と基隆へ出かけました。市場散策やお昼を食べた後、基隆駅の和式男子トイレで起こった大激痛の悲劇(この時はまだ、あとあと大変なことになるとは夢にも思わなかったんですが・・・)にもめげず、夕飯もなんとかゆっくり行って帰って、どうにか一日は無事過ごしました。